せいけつ刺絡の実技講習会、初級をやっている一日講習会では、午前中にせいけつ刺絡解説をして午後はご参加された先生方を皆さんで治療しています。
初級のカリキュラムはやりますが、実際の治療実技では毎回患者さん役になる先生方の体調が違うのでいろんな症例を見ることができます。
4人限定の講習会なので、参加された先生方は他の三人の先生の症例となりますが、私はたくさんのまーまー健康な人の症例、治療に来るまでもないくらいの症例を見ることができるチャンスです。
■尿管結石と虫垂炎が多いのにビックリ!
今回の北海道の講習会でも左尿管にあると思われる小さな石、腹診で押さえるとツーン!とする痛みがあります。
鑑別診断も考えて腎臓の治療を右F3せいけつ刺絡をすると少し軽くなる=泌尿器系の症状である。
患側の左F3井穴刺絡をやっていると、だんだん尿管の石と思われるツーンとした痛みが少しずつ下に降りて行って、最後に無くなる!?を経験します。
今回の講習会では虫垂炎の症状と思われる先生もいらっしゃいました。
腹診で最後に診る右下腹部の圧痛=虫垂炎の痛みがあります。
右F1F6井穴刺絡をすると、痛みは解消しました。
尿管結石、虫垂炎ともに相当ひどい痛みが出なければ病院に行くことは無いと思うのですが、動診や腹診をすることによって潜在的にこんなにたくさんの人にあるのがわかりました。
いつから始まったかわからない腰痛や腹痛の原因になっているかもしれませんね。
初級のカリキュラムはやりますが、実際の治療実技では毎回患者さん役になる先生方の体調が違うのでいろんな症例を見ることができます。
4人限定の講習会なので、参加された先生方は他の三人の先生の症例となりますが、私はたくさんのまーまー健康な人の症例、治療に来るまでもないくらいの症例を見ることができるチャンスです。
■尿管結石と虫垂炎が多いのにビックリ!
今回の北海道の講習会でも左尿管にあると思われる小さな石、腹診で押さえるとツーン!とする痛みがあります。
鑑別診断も考えて腎臓の治療を右F3せいけつ刺絡をすると少し軽くなる=泌尿器系の症状である。
患側の左F3井穴刺絡をやっていると、だんだん尿管の石と思われるツーンとした痛みが少しずつ下に降りて行って、最後に無くなる!?を経験します。
今回の講習会では虫垂炎の症状と思われる先生もいらっしゃいました。
腹診で最後に診る右下腹部の圧痛=虫垂炎の痛みがあります。
右F1F6井穴刺絡をすると、痛みは解消しました。
尿管結石、虫垂炎ともに相当ひどい痛みが出なければ病院に行くことは無いと思うのですが、動診や腹診をすることによって潜在的にこんなにたくさんの人にあるのがわかりました。
いつから始まったかわからない腰痛や腹痛の原因になっているかもしれませんね。
風邪には二種類ありまして…
一つは普通風邪・通常感冒とも言われている心身の疲労、ストレスによって高位中枢の交感神経が異常興奮したものです。
もう一つは、流行性感冒と言われるウイルスなどの感染症による風邪です。
北海道の井穴刺絡一日実技講習会に参加された先生、マスクをされてすごい咳をされています。
二年前だったら外出もできないくらいの状態ですが、高熱も出ていない、いつもは喉がヒリヒリするのに今回の風邪は黄色い痰と咳が酷い。
普通の風邪と考えて交感神経の抑制をする治療です。
動診をすると首の斜め前の動きなどで違和感、胃経左F6が考えられます。
咳が酷いので呼吸器系の治療に胃経左右H1、それに高位中枢の交感神経を抑制する手の人差し指H6と足の小指F4です。
風邪は一週間前からで、今ある症状は交感神経異常興奮の風邪症状の二次的なものが残っていることが考えられます。
いつもは喉がヒリヒリするのが、咳が酷いし痰が出る→のどの違和感が咳を出しているようです。
胃経の左F6井穴刺絡をすると咳が止まりました。
5分、10分と止まっています…10分を過ぎる頃に少し咳が出たので呼吸器系の治療に左右H1井穴刺絡をすると、もう、ほとんど咳が出なくなっています。
1時間、2時間、3時間と待っていますが、それほどひどい咳も出ませんし、呼吸も楽になって咳をしたいと言う違和感もなくなっています。
通常風邪の治療では高位中枢を抑制するH6F4せいけつ刺絡をするのですが、おそらく高位中枢の交感神経の興奮は収まっていて、低位中枢(脊髄神経)の興奮が残っている状態だったのだろうと推測できます。
風邪でも動診は重要ですね。
一つは普通風邪・通常感冒とも言われている心身の疲労、ストレスによって高位中枢の交感神経が異常興奮したものです。
もう一つは、流行性感冒と言われるウイルスなどの感染症による風邪です。
北海道の井穴刺絡一日実技講習会に参加された先生、マスクをされてすごい咳をされています。
二年前だったら外出もできないくらいの状態ですが、高熱も出ていない、いつもは喉がヒリヒリするのに今回の風邪は黄色い痰と咳が酷い。
普通の風邪と考えて交感神経の抑制をする治療です。
動診をすると首の斜め前の動きなどで違和感、胃経左F6が考えられます。
咳が酷いので呼吸器系の治療に胃経左右H1、それに高位中枢の交感神経を抑制する手の人差し指H6と足の小指F4です。
風邪は一週間前からで、今ある症状は交感神経異常興奮の風邪症状の二次的なものが残っていることが考えられます。
いつもは喉がヒリヒリするのが、咳が酷いし痰が出る→のどの違和感が咳を出しているようです。
胃経の左F6井穴刺絡をすると咳が止まりました。
5分、10分と止まっています…10分を過ぎる頃に少し咳が出たので呼吸器系の治療に左右H1井穴刺絡をすると、もう、ほとんど咳が出なくなっています。
1時間、2時間、3時間と待っていますが、それほどひどい咳も出ませんし、呼吸も楽になって咳をしたいと言う違和感もなくなっています。
通常風邪の治療では高位中枢を抑制するH6F4せいけつ刺絡をするのですが、おそらく高位中枢の交感神経の興奮は収まっていて、低位中枢(脊髄神経)の興奮が残っている状態だったのだろうと推測できます。
風邪でも動診は重要ですね。
みかノート2、1冊だけんですがお願いします。
以前ご意見をお伺いしたいケロイドの患者さんですが、本日来院、以前の写真と比較して、明らかに改善しています。患者さんが写真を撮って持ってきてくれました。漢方薬、塗り薬も併用していますが、井穴刺絡の効果は大きいと思っています。大学の形成外科で、見放された患者さんです。
以前ご意見をお伺いしたいケロイドの患者さんですが、本日来院、以前の写真と比較して、明らかに改善しています。患者さんが写真を撮って持ってきてくれました。漢方薬、塗り薬も併用していますが、井穴刺絡の効果は大きいと思っています。大学の形成外科で、見放された患者さんです。
野間先生、こんにちは。
稲舛が出張に出ておりますので、代理で清水里恵がお返事しております。
みかノート2販売しております。
必要部数をメールでお知らせください。
scinamasu@ybb.ne.jp
宜しくお願いいたします。
稲舛が出張に出ておりますので、代理で清水里恵がお返事しております。
みかノート2販売しております。
必要部数をメールでお知らせください。
scinamasu@ybb.ne.jp
宜しくお願いいたします。
都城の川添です。井穴刺絡実技講習会の終了に伴うお礼が大変遅くなり申し訳ありませんでした。
井穴刺絡実技講習会には、8名(学生2名含む)が参加されました。全員が、初めての講習会でしたので、個々の動作を注視していましたところ、全員がノートとペンを持ちスタンバイされていましたので、受講者の意気込みを肌で感じました。
モデルになられた方々に対する施術で諸症状の改善すると、井穴刺絡の有効性・素晴らしさが分かられたようでした。
また、受講者からの各質問に、分かりやすく、丁寧な回答にも「イヤー凄い」と言う言葉が飛びかっていました。
参加者全員が、井穴刺絡の有効性を確認した講習会だったと思います。
これを機に、参加された先生方とこの地域の方々の身体と心のケアに努力してまいります。
井穴刺絡実技講習会には、8名(学生2名含む)が参加されました。全員が、初めての講習会でしたので、個々の動作を注視していましたところ、全員がノートとペンを持ちスタンバイされていましたので、受講者の意気込みを肌で感じました。
モデルになられた方々に対する施術で諸症状の改善すると、井穴刺絡の有効性・素晴らしさが分かられたようでした。
また、受講者からの各質問に、分かりやすく、丁寧な回答にも「イヤー凄い」と言う言葉が飛びかっていました。
参加者全員が、井穴刺絡の有効性を確認した講習会だったと思います。
これを機に、参加された先生方とこの地域の方々の身体と心のケアに努力してまいります。
副業でマジック・手品をやっている男性、もう一つの職業は農業と野外活動の指導員です。
味噌作りの仕事で長時間スコップで煮豆を移動させてから、左肘の内側小腸経上に痛みがあります。
押さえると痛みを感じていますが、来院時は少し良くなっています。
動診では、手を握って肘を屈曲させると痛みが出ています。
圧痛点を探すと、肘の親指側大腸経上に4カ所の強い圧痛があり、これに円皮針を貼ると痛みは半減しています。
大腸経上なのでH6井穴刺絡をすると肘の屈曲をしても痛みが感じられなくなって、小腸経上の圧痛も解消されています。
肘の大腸経上の圧痛点に貼った円皮針も4個の中の3個には痛みを感じなくなっていますので外します。
アレルギーの症状もあるのでH5F5をやった後、もう一度残った円皮針を押さえると痛みは無くなっていたので、この円皮針も外しました。
今日はありませんが、左の腰痛、圧痛点を調べると股関節の前側・肝経上に腸腰筋の激痛の圧痛があります。
患者さん自身で押さえてもらっても激痛!!!
これを確認し、圧痛点に患者さんの指を置いたまま左F2井穴刺絡をすると「えー、痛く無い!」と、マジシャンが驚きました。
治療前には、この痛みはこれで、この井穴を刺絡して…と、種明かしを全部やって井穴刺絡、結果はビックリです。
再現性のある井穴刺絡だからこそ、これができる。
いつもは観客を驚かせているマジシャンの驚く顔は、格別でした。
味噌作りの仕事で長時間スコップで煮豆を移動させてから、左肘の内側小腸経上に痛みがあります。
押さえると痛みを感じていますが、来院時は少し良くなっています。
動診では、手を握って肘を屈曲させると痛みが出ています。
圧痛点を探すと、肘の親指側大腸経上に4カ所の強い圧痛があり、これに円皮針を貼ると痛みは半減しています。
大腸経上なのでH6井穴刺絡をすると肘の屈曲をしても痛みが感じられなくなって、小腸経上の圧痛も解消されています。
肘の大腸経上の圧痛点に貼った円皮針も4個の中の3個には痛みを感じなくなっていますので外します。
アレルギーの症状もあるのでH5F5をやった後、もう一度残った円皮針を押さえると痛みは無くなっていたので、この円皮針も外しました。
今日はありませんが、左の腰痛、圧痛点を調べると股関節の前側・肝経上に腸腰筋の激痛の圧痛があります。
患者さん自身で押さえてもらっても激痛!!!
これを確認し、圧痛点に患者さんの指を置いたまま左F2井穴刺絡をすると「えー、痛く無い!」と、マジシャンが驚きました。
治療前には、この痛みはこれで、この井穴を刺絡して…と、種明かしを全部やって井穴刺絡、結果はビックリです。
再現性のある井穴刺絡だからこそ、これができる。
いつもは観客を驚かせているマジシャンの驚く顔は、格別でした。