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21世紀の医学より「薬物副作用の治療法」の解説

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月13日(金) 09時37分03秒
本日、午後1時より配信いたします
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転倒 膝の打撲 横座りで痛む

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月12日(木) 15時15分53秒
40歳代、女性。雨で濡れたところで転倒、膝をぶつけて股関節を捻ってしまいました。

 一昨日の夜は寝返るするのにも足腰が痛んでいましたが、今最も痛む姿勢は横座りです。
 もちろん、転倒時にぶつけた左膝にはちょっと触っただけでもギャッ!と言うほどの痛みがあります。
 まずはこれから、最も痛む圧痛点にパイオネックス0.6、右膝の同位置に5番針でシーソー法10回…鎮痛しました。

 膝の開脚だけで痛んでいたのが楽になったのですが、横座りの痛みはあります。
 最も痛む場所の経絡を考えながらF2→F6→F3→F4→F5とやって横座りの痛みを確認、痛みは半減しています。
 ただ、強く傷めた所・圧痛点がありそうです。

 股関節の圧痛点を探すと、恥骨の外側と腸骨に圧痛点があります。
 恥骨の外側の圧痛点にパイオネックス0.6を貼りましたが、それほどの変化無しです。
 腸骨の圧痛点にパイオネックス0.6を貼ると痛みがほとんど感じられなくなりました。
 井穴刺絡でも胆経F5の井穴刺絡が最も鎮痛していますので、大きな原因はこれであることがわかりました。

 患者さんは年末にお酒が原因で肝臓を傷めた腰痛で来院した患者さん、その時よりも良いのですが、まだ右季肋部に圧痛があります。
 肝臓の治療に右F2、交感神経を抑制する右F4井穴刺絡をしてアミノ酸のサンプルをプレゼントしました。

膝の治療 今夜のライブセミナー

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月11日(水) 11時28分38秒
今夜は、膝の治療の井穴刺絡ライブセミナーです。

 若い先生から「膝の治療はどうするんですか?」とたずねられることがありますが
 「膝はコレとコレの井穴刺絡で治ります」という答えはありません。

 膝の痛みの原因となっていることは多数ありますので、“膝の治療法”はこれですは無いのです。
 ありそうな条件を考えて、原因別に解説します。
 原因別の治療などでも20項目ほどあります。

 お時間のある方は、どうぞ、ご視聴ください。

チック 喘息 気管支拡張剤

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月09日(月) 16時20分49秒
男子高校生のチック症状、瞬き、首の動き、うっと声が出る、唇を曲げるなどの症状があります。

 患者さん本人は全く気にしていませんが、家族が気にして連れて来られました。
 チックの症状は常時出ているわけでは無く、良い時期と悪い時期があります。
 このように、良い、悪いがある病気や症状では、その条件を探します。

 症状が出る時の条件は、自分の部屋にいる時が多く、特に春先には毎年やや症状がひどくなっています。
 逆に運動している時には出ない、風邪で高熱が出ている時なども出ません。
 これらの話を総合すると副交感神経が働きを強めている時に出る傾向があるようです。

 既往歴として、鼻水、喘息、片頭痛などがあり、お父さんは甲殻類のアレルギー、現在はバネ指があります。
 患者さんは1か月ほど前に喘息の症状が出たので気管支拡張剤を使っています。
 気管支拡張剤は交感神経を興奮させるのですが、チックの症状には良い影響とはなっていません。

 喘息も今は薬で抑えている(気管支拡張剤で交感神経を働かせてバランスを取っている)ので出ませんが、薬の影響で心臓の交感神経の亢進がないか、深呼吸させると空気が入るのは胸です。
 バスケットをやっているのですが、スロースターターで試合中に息切れする、今まで走って負けたことが無い兄に負けるようになっています。

 深呼吸後、試に喘息の治療で左右H5せいけつ刺絡をしましたが変化ありません。
 心臓の治療の左右H3井穴刺絡をすると胸にしか入らなかった空気がお腹に入るようになっています。
 ただ、座位になるとまだ胸となります(座位=交感神経が亢進)
 左右のH3せいけつ刺絡をすると、お腹に入るようになりました。
 チックの症状を考えて、最後に左右F5せいけつ刺絡をしています。

水曜日のライブセミナーは「膝の治療」

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月09日(月) 14時42分07秒

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右肩の痛み 虫刺され

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月09日(月) 14時40分02秒
工場の仕事で、同じことばかり毎日やっている女性の右肩の痛みです。

 ベルトコンベアで流れてくるものを取って並べての作業を1日やられています。
 機械の調子がおかしくなって(速くなった?)、流れていく物を追いかけて取って、また追いかけて取ってをやっているうちに右肩が痛くなってしまいました。
 現在は、機械の調整ができてそんなことは無くなったのですが、担当部署に患者さん一人、流れ作業を止めるわけにもいかず…

 右肩は、前方と後方の拳上、肩の水平屈曲伸展に痛みが出ますが、副交感神経の五十肩の様な全方向なんだか痛むのとは違っています。
 前方後方拳上では、H1H6H4で改善、次の痛みが肩の外側三焦経上にわかるようになっています。
 三焦経H5井穴刺絡をすると、腕の開きで腕の内側の違和感がわかります。
 腕の内側のメインは心包経なのでH2せいけつ刺絡をすると、だいたい良くはなったのですがまだ少し残っています。
 圧痛点を探すと、肘の前側と手首に強い圧痛があり円皮針を貼るとほとんど解消しています。

 肉体労働、身体を動かして痛くなったのは意外に反応が良く治ることが多いですね。
 長期間同様の痛みが続いてしまうとなかなか改善しにくくなるので、できれば部署を時々変わってもらうようにお願いしました。

 患者さんは数日前に虫に刺され、右前腕が腫れています。
 カユミはほとんど無くなっているのですが、H5F5井穴刺絡を追加して終了しました。
 これから虫が出るので、こんな治療も増えると思います。

チック症の治療

投稿者: TON
投稿日: 2025年06月09日(月) 12時02分54秒
こんにちは。

稲舛先生、お忙しいところ早速のお返事ありがとうございます。

症状に対する交感神経と副交感神経の見極めについて、詳しくお教えいただきありがとうございました。
早速パイオネックスゼロでH5 F5の刺激を行ってみます。
現在の治療間隔が2週に1回なので、自宅でも本人にH5 F5の場所を覚えてもらい、刺激をしてもらおうと思います。

今後ともよろしくお願いいたします

右下腹部の虫垂炎 交感神経の症状が感受性の高い虫垂に出る

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月09日(月) 10時44分29秒
この学生さんは、以前一度井穴刺絡の治療をした方です。井穴刺絡の体験をされて、もっと学びたいと日曜日の1日講習会に参加されました。

 以前の症状は改善されていて、動診も問題なく、腹診をしました。
 お腹も良い感じなんですが、1カ所、右下腹部にツーンとする強い痛みがあります。
 腎臓よりももっと外側、虫垂です。

 これが虫垂の炎症であれば、右F1F6井穴刺絡で改善します。
 以前、別の1日講習会の治療でも虫垂炎の参加者がいて、その時は右F1井穴刺絡からやりましたので、今回は右F6からやってみることに。
 右F6井穴刺絡をした後は、、、痛みを感じなくなっています。
 右F1井穴刺絡をしましたが、ちょっとだけ変化したような?痛みは、虫垂の炎症であることがわかりました。

●虫垂炎・盲腸の症状は、意外にもたくさんの方で見ることができます。
 誰もわからない、虫垂炎の治療の必要性を感じていないのは、腹診をしていないからかもしれません。
 交感神経の亢進があると虫垂の感受性が高い人では虫垂炎を起こすことはたくさんあるのです。
 激痛で、強い炎症となると病院へ行きますが、それまでない虫垂炎は腹診をしなければわからない。

福岡 1日講習会初級 鍼灸学校の学生 脂肪肝 酒

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月09日(月) 10時35分43秒
昨日は福岡・ぎんなんホールで井穴刺絡1日実技講習会を開催しました。

 参加されたのは鍼灸学校の生徒さん達(30歳から40歳)です。
 社会人を経験され、自分の体にもいろんな変化があり、様々な治療を受けた経験もある人が思うところがあって鍼灸学校に入学されているので探究心も旺盛、学ぶ力も強いのです。

 午前中は井穴刺絡の解説を行って、午後から治療の実技です。
 モデルになっていただいた男性は、筋肉質でどこも悪いところは無さそうだと言われる方です。
 動診をすると首に軽い張り感と可動域制限があり、右肩が落ちています。
 振り向きで気が付いたのが、左の胸鎖乳突筋の腫れ、触ると強い痛みがあります。
 腹診すると右の季肋部にも強い痛み=肝臓です、検査では脂肪肝、ずいぶんとお酒を飲んだようです。

 右肩は自転車で転倒した時にぶつけて以来何週間も痛みが続いています。
 患者さんの要望は、肝臓の治療です。
 初めての井穴刺絡、内臓の治療ができるのが興味津々です。
 右F2井穴刺絡40回で右の季肋部の圧痛が改善しています。
 今夜はお酒は止めてノンアルで養生するように、今日、アミノ酸をプレゼントすることに。

 右肩は打撲の痛みは取れていますが、動かすと痛みがあります。
 いくつもの動きで痛みがあるので、それぞれの井穴刺絡をするとほぼ問題なく動けるように、痛みもずいぶんと解消されました。
 治療の最後は、頭の刺絡を体験してもらうことに、肩コリに百会の横、百会の頭部刺絡をするとクルクル首が回るようになっています。
 
 どんな治療を勉強するにしても、自分で治療するときも、このように治療前の問診、動診、腹診をやって治療を行う、治療後には治療前との変化を確認するこのプロセスがあってこそ治療が成り立つことを説明しました。
 現在2年生、これからいろんな講習会に参加して、時間とお金を使うことになるかもしれませんが、自分の進む道を決める時の指標となるものです。
 限りある時間とお金、どれだけ有効利用できるか!
 スタートをどちらに向かって進むか大切です。

20世紀の医学から21世紀の医学へ

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月09日(月) 09時33分32秒
昨夜は、野口先生と山村先生の症例発表でした、両先生、ありがとうございました。

 野口先生のH5F5の作用の考察、とても興味深いものでした、先生の探究心に脱帽です。
 まだまだH5F5の治療効果には研究する余地がたくさんありそうですね。
 山村先生の症例をお聞きしていると訪問されたところで効率良く、スパッスパッと井穴刺絡で効果を上げられ患者さんとの治療効果の共有ができているクオリティの高さを感じる症例発表でした。
 お二人の次回の症例発表も楽しみにしております。

 両先生の発表で気が付いたので「H5F5井穴刺絡をどのくらいの割合で使われているのか」おたずねしたところ70%~80%はやっているとのことでした。
 皆さんは、どのくらいの割合で副交感神経を抑制するH5F5井穴刺絡をやっていやっしゃるでしょうか?

 戦後の高度成長期の1980年頃までは交感神経の異常興奮の患者さんがほとんどでした。
 しかし、子どもの副交感神経症状のいろんなアレルギーが増えてきた頃でもあります。
 大人は“24時間働けますか!”と、企業戦士でしたのでので交感神経の異常興奮状態が続き炎症を起こした疾患が多かった。

 ただ、確実に平和な日本、とりあえず明日の心配が無くなったこのによる副交感神経の興奮した症状(大人のアレルギー症状)の片頭痛や帯状疱疹、花粉症、潰瘍などが増えつつありました。
 日本人、患者さんが変わったと感じた頃でした。

 この頃の治療は、主に交感神経を抑制する治療、過労で痛みや悪くなった動きを改善させる治療でした。
 鍼灸の治療では、刺せば何とかなる?(交感神経の抑制効果)でしたので、方向は交感神経抑制で良かったと思います。
 20世紀の医学は、交感神経を抑制する治療、鍼灸、漢方薬、癒し、ヨガ、温泉などで良くなった時代だった。
 私も患者さんには交感神経を抑制する黒酢を飲んでもらって…それだけでもずいぶん体調が改善されていました。

 さて、時代は21世紀、浅見先生が「21世紀の医学」に書かれていたように副交感神経も興奮する症状がたくさん出てきて、今までと同じ治療では対応できないことになってきました。
 20世紀までは古典を読んで、1900年前後に流行っていた治療法を踏襲すれば良かったのですがそれでは患者さんを治すことが難しくなっています。
 交感神経の興奮と副交感神経の興奮、それに様々出てきた病気や感染症、薬害などに対応するため…H5F5井穴刺絡を使って、井穴刺絡学を駆使して治療する時代、21世紀です。

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