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上を向けない 内臓

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年12月01日(月) 08時25分33秒
首の動診 上の向けない
江戸川橋の講演会の参加者5人、真上を向けたのはお一人だけでした。
中でも45度も向けてない=顎が上がらない先生をモデルに治療実技を行いました。

腹診するとお腹がカチカチで押さえられない!それでも力を抜いてもらって、右季肋部、左季肋部、左上腹部、ミゾオチの圧痛を確認しました。

座位で背中をトントン叩くと右のお腹に強く響きます。
肝臓右F2、腎臓左右F3、膵臓左F6
せいけつ刺絡でカチカチだったお腹もやや柔らかくなりました。

せいけつ刺絡の治療中、何度かお腹がゴロゴロとなった→交感神経が抑制された。
背中トントンでは右側だった響きが、だんだん真ん中へ、最後はミゾオチだけになりました。

ミゾオチなので胃の痛みを考えて左F1せいけつ刺絡をしましたが完全には取れません。
お腹のカチカチはどこでも指摘され「腹筋が強いの」と、言われてたそうですが、内臓の弱りをガードして自動的に硬くしていたのだと思います。

長くこの不調があるので胃痛を記憶している!?記憶を消すのに百会を頭部刺絡をするとミゾオチの圧痛はほぼ解消

首の動診、顔が水平になるまで上を向けるようになりました。

カカトの痛み

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年12月01日(月) 08時03分56秒
カカトの痛み
江戸川橋の講演会に参加された先生、左足のカカトが痛くて歩くにも不自由されてます。

カカトの圧痛点はそれほど強いものはありません。
カカトなので膀胱経F4、腎経F3をせいけつ刺絡しましたら少し良くなってます。

カカトの痛みは足の裏側なので小指の先端 十宣を3か所刺絡するとまーまー良くなっています。

痛みが出る姿勢を見ると胆経を伸展させるようにするとカカトに痛みを感じてます。
胆経上の圧痛点を探すと太もも外側に顕著な圧痛がありました。
胆経F5をせいけつ刺絡するとずいぶん鎮痛、恥骨の左にある圧痛点にもパイオネックスを貼り、百会の左2センチを頭部刺絡すると歩いてもそれほど痛みが出なくなりました。

講演会が終わって駅まで歩きましたが良さそうです😊

Re:神経伝達物質のコントロール

投稿者: 橋本
投稿日: 2025年11月30日(日) 20時20分06秒
お世話になっています。
移動しながら5日連続の講習会とは、ただただ驚きです!神の領域におられるとしか思えません。

前記「神経伝達物質のコントロール」を興味深く拝読し、さすがぎんなん先生!と思っておりました。
これに関して我々に関係するかもしれないのは、薬剤で迷走神経を遮断させると、パーキンソン病の進行が抑制されるらしいという情報です。
ということは、H5F5で副交感神経を抑制すれば、パーキンソン病の進行を抑制できるのかもしれません。
また、迷走神経というと我々は遠心性のものと考えますが、どうも9割は求心性だという説を目にするようになりました。
つまり、迷走神経は臓器に情報を送るよりも、臓器から情報をフィードバックする作用の方が大きく、かつ情報だけでなく物質を脳に送る働きも担っているようなのです。
各臓器から余計な物質が脳に送られないよう、臓器の環境を清浄にすることが大切かもしれませんね。

5日連続の講習会出発!

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年11月30日(日) 05時38分42秒
今日から5日間、まずは東京まで飛行機で行って、新幹線で名古屋、大阪、広島です。

一日講習会とたくさんの治療を見ていただく実技講習会をやっていきます。
お天気は良さそう、ご参加いただく皆さんも寒くないようにして来てください。
乾燥で声がつぶれるのが心配なので加湿器持参で行きます。

なんでこんなスケジュールなのか!?経費削減です。
行って、帰っての交通費、JALやANAには乗りませんが、それでも往復となると万円単位です。
講習料3倍じゃないと黒字にはなりません、イベントやインバウンドでカプセルホテルが高い!これも困ったものです。

でも、井穴刺絡を治療に取り入れていただける皆さんのため、浅見先生に恩返しもあり、出張の講習会楽しみに出かけています。
なので、今日も、明日も、明後日も…とても楽しい

膝の痛み 圧痛点 下り坂 ウンコ座り

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年11月29日(土) 20時27分38秒
ゴルフが好きな男性、左膝が下り坂で痛みます。トイレでしゃがむのが辛いウンコ座り苦手です。

 ゴルフで傷めるのが右膝が多いのですが、左膝の痛みの治療です…おそらく、右も。
 動診では、座位で左膝を持ち上げる動き、反対の膝に足を乗せる動きで痛みが股関節に出ています。
 ウンコ座りと坂道でも痛みが出ます。
 座位で、膝を曲げてもそれほど痛みは出ませんが、病院では膝が損傷しているような診断です。

 膝の内側に痛みを感じている=脾経なので親指から足首の圧痛を調べると足首の「商丘」に圧痛があるのでパイオネックス0.6を貼ると膝の痛みが軽減。
 腰の動診ではお尻の外側に張った痛みを感じるので胆経の足の甲4-5中足骨の圧痛を調べパイオネックス0.6を貼ると改善。
 この二つの治療で膝の痛みはほとんど解消していますが、開脚での痛みがあるので肝経=足の親指F2の圧痛点にパイオネックス0.6を貼ると、ほぼ膝の痛みは鎮痛しています。

 膝の痛みが解消されると、腰の張りを訴えます。
 真ん中の痛みが広がったような症状なので百会に5番針を刺すと鎮痛、「動診でも張りが無くなったみたいだ」と、言っていたら、右の膝もなんか重たいような?
 通常のゴルファーの膝の痛みなので右足の親指F2の圧痛点にパイオネックス0.6を貼って鎮痛です。

 圧痛点の円皮針治療と頭の針でした。

朝目が覚める 血圧高いの解説 チコちゃんに叱られる

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年11月28日(金) 20時22分34秒
今日の患者さん、高血圧とめまいで悩んでいました。

 ところがめまいは前日低血圧になっていると翌日に起こっている傾向にありました。
 病院では、毎日、朝イチ、血圧を計るようにと言われてますので、計るとやや高いのです。
 血圧を下げる薬を飲むように診断と投薬です。

 さて、なんで病院の指示は「朝計る」のだろう?と、患者さんとお話しました。
 患者さんの血圧が高い方が何か良い事があるのかもしれないと考えてしまいます。

 私が読んだ本の血圧の正しい計り方は、「就寝前、頭を枕につけて、もう何もすることがなくなって落ち着いた寝る直前に測る」でした。
 先ほど偶然見たNHKの「チコちゃんに叱られる」に、私が患者さんに説明したまんまのことを解説していました。

 目覚ましが無くても目が覚める→交感神経の働きが強くなる→血圧が高くなる時間帯

★福岡では、日曜日の午前8時15分から再放送があります。
 見逃した場合でも親切なNHKはネットでも見ることができるようになっています。

 血圧測定は、寝る直前に!

メガネのレンズのひずみが眼精疲労の原因にも

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年11月28日(金) 09時50分03秒
メガネのレンズのひずみが眼精疲労の原因や眼精疲労を助長させることになっています。
肩コリ、首コリ、頭痛、眼の奥の痛み、精神的にイライラする、やる気が出ない、無気力、胃痛などは眼精疲労の治療、眼鏡のひずみも確認してください。
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顔面の麻痺 頬の重たさ 相反作用

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年11月26日(水) 19時21分53秒
組織検査後の後遺症で右顔面の麻痺となった患者さんです。

 手術後の後遺症の耳の痛みが三焦経H5と胆経F5で副交感神経を抑制すると改善するので、まずは、H5F5井穴刺絡をすることにしました。

 麻痺、耳の痛み共に右ですので、副交感神経が原因なのか?と耳の経絡上の痛みの問題なのか?の鑑別診断をするために、左H5井穴刺絡をやってみることにしました。
 左H5で副交感神経を抑制すると徐々に耳の痛みが軽くなってきました。
 右H5を始める頃には、痛みはずいぶん改善したのと麻痺している頬の重たさも取れてきました。
 左右のF5井穴刺絡をすると、ほぼ耳の痛みは鎮痛、頬の重たさも取れて動きもやや良くなっています。

 次は、麻痺している顔面の経絡、右胃経F6のせいけつ刺絡をすることにしました。
 今回は、患者さんと話し合って右F6をしっかりやることにしました、ので、300回ほど出血させました。
 ところが、途中で「頬が重たくなってきました」と患者さん。

★胃経の筋肉の動きを改善させる意味の右F6でもありますが、交感神経を抑制する効果もあります。
 右F6せいけつ刺絡をたくさんやったので相反作用を起こして副交感神経が働きを強めたようです。

 右F6井穴刺絡が終わったところで、左H5せいけつ刺絡を40回ほどやって副交感神経を抑制すると、頬の重たさが取れてきました。
 右H5と左右F5も40回やったところで治療終了、頬の重たさはずいぶん改善しました。

●副交感神経抑制のH5F5をやってから胃経F6をやったのですが、逆の方が良かった…治療の順番って大切ですね。

膝の痛みの圧痛点

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年11月26日(水) 06時28分33秒
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神経伝達物質のコントロール

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年11月26日(水) 04時56分03秒
生命維持に欠かせないものは、神経やホルモン、免疫などありますが、指令を送っているのは神経で全身的にも局所的にも活動の方向をコントロールしている部分があります。
 井穴刺絡療法は、神経(自律神経・体性神経)のコントロールを目的にした治療法であり、神経伝達物質の分泌などにもかかわることが考えられ、臨床応用されています。
 副交感神経に関係するアセチルコリン、交感神経に関係があるアドレナリン・ノルアドレナリンについて
★副交感神経を抑制するのは手足の薬指H5F5 交感神経を抑制するのはH6F4と脊髄神経のコントロールに各々井穴刺絡

昔はわからなかったこれらの神経伝達物質の作用、現在の鍼灸治療においてはこの作用に注目して治療する必要があります。
井穴刺絡療法は、神経伝達物質の分泌や作用を考えて治療できると考えられています。

●アセチルコリンは、神経伝達物質であり、神経細胞から放出されて他の細胞(筋肉や他の神経細胞など)に情報を伝える役割を担っています。
主に副交感神経や運動神経の末端で機能し、脈拍の遅延、骨格筋の収縮、学習や記憶、集中力のサポートなどに関わっています。
脳内でのアセチルコリンの減少はアルツハイマー病の原因の一つとされ、その作用を増強する薬が治療に使われます。

主な役割
神経伝達:神経細胞間の信号伝達を助け、神経刺激を伝えます。
体の機能調整:副交感神経:心拍数を遅くしたり、唾液の分泌を促したりします。
運動神経:骨格筋の収縮を引き起こします。
脳機能:記憶、学習、集中力の維持に不可欠です。

関連疾患と治療
アルツハイマー病:脳内でのアセチルコリンの減少が原因の一つとされ、その分解を阻害してアセチルコリンを増やす「コリンエステラーゼ阻害薬」が治療薬として使われます。
パーキンソン病:ドパミンが減少しアセチルコリンが相対的に増加することで運動機能が障害されるため、アセチルコリンの働きを抑える「抗コリン薬」が用いられることがあります。
消化器系の疾患:副交感神経の働きが活発になりすぎると、アセチルコリンが消化管の運動を過剰に亢進させ、痙攣や腹痛などを引き起こすことがあります。この場合、アセチルコリンの働きを抑える薬が使われることがあります。

●ノルアドレナリンは、ストレスを感じた際に放出される神経伝達物質・ホルモンで、集中力や覚醒を高め、血圧を上昇させる作用があります。
不足すると集中力や意欲の低下につながる一方、過剰になるとパニック障害の原因となることもあります。
医薬品としては、ショックなどの緊急時に血圧を上げるために使用されます。

体内での役割
神経伝達物質:ストレスや恐怖を感じた際に、交感神経を介して情報を伝達し、心身を「戦闘モード」に切り替えます。
ホルモン:副腎髄質から分泌され、血圧上昇作用を持ちます。
脳内での機能:覚醒、注意、記憶、学習などに関与しています。

ノルアドレナリンの不足・過剰による影響
不足:やる気や集中力が低下します。
過剰:パニック障害を引き起こす一因になるといわれています。

医薬品としての使用
用途:急性低血圧やショック(敗血症性、アナフィラキシー、心筋梗塞など)の補助治療に用いられます。
作用:主に血管を収縮させることで血圧を上昇させます。

アドレナリンとの違い:どちらも血圧を上げますが、ノルアドレナリンは血管収縮、アドレナリンは心臓のポンプ機能を強化する作用がより強いといった違いがあります。

●アドレナリンは、副腎髄質から分泌されるホルモンで、ストレスなどにより心拍数や血圧を上昇させ、心と体を「闘うか逃げるか」の状態にする役割を担います。
血糖値を上げ、筋肉や脳にエネルギーを供給すると同時に、気管支を拡張させて酸素の取り込みを助けます。
この強力な生理活性を持つことから、医療分野ではアナフィラキシーショックや心停止、気管支ぜんそくなどの治療薬としても使用されます。

体内での働き
心臓と血圧への影響: 心拍数を速くし、血圧を上昇させます。
エネルギー供給: 肝臓に蓄えられたグリコーゲンをブドウ糖に変えて血液中に放出し、筋肉や脳に素早くエネルギーを供給します。
呼吸器系への影響: 気管支を拡張させ、呼吸を楽にします。
その他: 痛覚を一時的に麻痺させたり、瞳孔を広げたりする作用もあります。
医療での使用
アナフィラキシーショックや心停止: 心拍数や血圧を上げる作用により、生命の危機的状況での治療に使われます。
気管支ぜんそく: 気管支ぜんそくによる気管支の痙攣を鎮めます。

AI による概要

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