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冷え症、低血圧、眠たい、片頭痛、胃の不快感・圧痛

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年05月01日(木) 15時42分07秒
30歳代の女性。主訴は胃の不快感、片頭痛、眠たい

 動診をしますがこれと言って可動域宣言も痛みもありません。
 腹診では、左の上腹部に圧痛があります。
 ミゾオチに胃の圧痛があります。
 腰をトントン叩くと、左はお腹に響く鈍痛があります。

 腎臓の治療から、足は冷たいのですが、左右F3の刺絡ではだんだん血が出るようになったので良くなっている…左上腹部の圧痛はほとんど解消、背中トントンも痛みが無くなりました。

 眠たい、特に食後は1時間以上寝ることがあります…副交感神経が働くので正常ですが、やや敏感に働いて眠気も強いです。
 胃の圧痛と不快感、こちらは交感神経の胃炎か?副交感神経の胃潰瘍か?
 空腹時も不快だし、食べ終わると胃が重たい感じがあります、さて、どっちだろう?

 左手H5せいけつ刺絡をすると胃の圧痛は解消しました。
 左F1井穴刺絡をしてもそれほどの変化・改善はありません。
 右H5と左右F5井穴刺絡をやって終了しました。

 が、もう一度背中トントンしてもらうと、少し左の腎臓の症状が出ています。
 調整する意味で左F3せいけつ刺絡を30回やって終わりました。
 遠くからの来院でしたので、F3とH5F5を様子を見ながらせんねん灸をやってもらうようにしました。

血を出すコツ 井穴刺絡

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年05月01日(木) 15時20分25秒
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手Hと足F、どちらを使うのが多いか?

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年05月01日(木) 15時10分49秒
井穴刺絡の治療では、足の指の井穴F1からF6までを使うことが多い。

 これは患者さんにとって最も重要な内臓の治療、腹診をした後、肝臓や腎臓・膀胱・尿管、膵臓、婦人科などの治療をすることが多いので足のF1からF6を使って治療が多くなります。
 手の治療では、心臓や肺の治療がメインとなるので使用頻度は少なくなります。

 また、運動器疾患でも腰痛、膝の痛み、肩コリでも足の井穴を刺絡することが多く、手の井穴を刺絡するのは肩コリ首コリがメインです。
 経絡上の痛みを取る目的で、経絡の末端の井穴を刺絡する治療でもやや足の井穴を使うことが多いです。

 なので、せいけつ刺絡では足の指の井穴を出せる練習が重要、がんばって練習してください。
 足湯たんぽも使ってしっかり温めて(100℃の熱湯を入れて20分以上)からやってください。

尿路結石

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年05月01日(木) 10時34分00秒
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カカトの痛み 立ち上がると痛む 飛び降りたら硬かった

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年04月30日(水) 18時04分06秒
50センチほどの段差、軟らかいと思って飛び降りたら意外に硬く、右カカトを傷めた患者さんです。

 足首の動診をしても痛む動きや姿勢はありませんが、外クルブシの下=胆経上「丘墟きゅうきょ」あたりに圧痛があります。
 カカトが痛いと感じていますが、足首の関節を傷めた、捻挫のような事です。

 胆経上の痛みなので、右F5せいけつ刺絡を50回しました。
 立ち上がると、カカトの痛みは解消されていました。

鍼灸学校の生徒さん、体験 浮腫み 心臓・息切れ

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年04月30日(水) 14時10分33秒
里恵先生のフェイシャルを受けた鍼灸学校の女性の生徒、せっかくだから井穴刺絡の治療も体験することになりました。

 学校の勉強では習わない事ばかりなので、これはこれ、学校の勉強は勉強でしっかりとやりましょう…で、せいけつ刺絡治療の実技です。

 と言っても特別な事をやるわけでは無く、健康上まったく問題が無いと言われているので首と腰の動診からやりました。
 どこにも痛むところはありません、が、上を向くのが少し可動域が狭い、顎の上りが悪いのが気になります。
 深呼吸では、空気は胸までしか入りません。
 腹診すると、左のヘソの斜め上3センチが硬く、深く押さえると痛みがあります。
 やや浮腫みがあって、足の甲が丸くなっています。

 左のヘソの斜め上3センチの圧痛に指を置いたまま、腎臓(尿管・石)の治療に左F3井穴刺絡を40回すると、圧痛は解消しましたが、2センチほど下に痛みを感じるようになっています。
 再度、左F3井穴刺絡をして確認するとまた少し下がって圧痛は臍の横になっています。
 再度、左F3井穴刺絡をすると臍の下2センチほどになって…「縦に硬くて押さえると痛かったのが、上の方は痛く無くなって下の方になっている、これってなんですか?」
 まだ、入学して直ぐなので、経絡も、内臓の位置も習っていませんが、里恵先生が腎臓や尿管の話をすると「え~、そーなんだ、そーですね」と納得されていました。

 小走りや階段で息切れするので心臓の治療に左右H3せいけつ刺絡をすると胸にしか入っていなかった空気がお腹に入るようになって「えー、これって気のせいですか?」いやいや、心臓の治療の効果です。
 「こんなに直ぐに効果が出るんですね」そーです、これを勉強しているんですよ。

 腎臓と心臓の治療後少し浮腫みが減っています。
 血圧が低いのでH5F5井穴刺絡をしましたが、それほど浮腫みには影響ありませんでした、問題は腎臓と心臓。
 3年後、待ってます。

明確な痛み・圧痛点が無い首と背中の痛み

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年04月30日(水) 11時53分02秒
左の首から背中・肩甲骨の横(膀胱経上)に痛みを感じている50歳代の男性。

 どこが痛いかたずねても、ココ!と言う痛みやコリ感を限定できません。
 押さえても激痛の圧痛点もありません。
 なので、首と背中の痛みはどこか別の所の痛みを表現している、首や背中に痛みの原因は無いと考えました。

 左腕の圧痛点を探すと、大腸経の合谷、肘の尺沢に強い圧痛点がありました。
 パイオネックス0.6をそれぞれに貼ると直後から楽になっていますが、なんだか信じられない様子です。

 今朝、お会いしたら「あれから左の首も背中も肩も調子が良くなった」でした。
 圧痛点、痛みを探すことはとても重要です。

 

刺絡の練習は、自転車に乗るのと同じかも

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年04月29日(火) 03時12分35秒
やってるのを見るとできるような気になりますが、見るのとやるのでは違いますね。

 自転車に乗るのも同じで、自転車を買ってもらって、いざ乗ろうとしてもなかなか乗れない、倒れてしまいます。
 直ぐに乗れる人もいれば、一週間の練習後に乗れるようになる人もいます…個人差があります。
 ただ、乗れない人も“補助輪”を付ければ乗れますし、そのうち補助輪がいらなくなります。

 一輪車に乗るほどの難しさはありませんので、刺絡も自転車も練習です。
 補助輪の代わりになるのは“足湯たんぽ”、私は患者さんの足が冷たければいつでも使っています。

 せいけつ刺絡の初級の解説と実技を行う「一日講習会」でも、自転車に乗る方法を解説しているわけで、これが理解できて練習が重要です。
 一回の参加者が4人限定なので手取り足取りの講習ですが、それでもなかなか出せない!
 ?私(稲舛)がやっているのを見ると簡単に出しているのになー、です。

 福岡での講習会は、今後は中級以上のレベル、運動器疾患と内科疾患に限定してやろうと考えています。
 福岡まで来て、血を出す練習するのは時間がもったいない、一日講習会に参加すれば簡単ですが、動画を見てもOK、ハイタッチを買って、練習してください。

 「せいけつ刺絡、修行はいらない、練習は必要」

ライブセミナーは、呼吸器疾患・副交感神経

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年04月28日(月) 18時02分18秒

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ZOOM茶話会のお知らせ 鍼灸師 学生

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年04月27日(日) 12時48分34秒
✅次回のZoom茶話会のお知らせ
4月27日(日)20:00
対象: 鍼灸師・鍼灸学校学生

「ハイタッチの使い方あれこれ」をメインテーマに稲舛先生の刺鍼法を指導して頂きます。皆さんハイタッチをお手元にご参加ください。

入室は、井穴刺絡学会ウェブサイト、オンラインイベントページの一番下の『Zoomミーティング』ボタンから
https://www.seiketsushiraku.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88

途中参加、途中退出自由です。
初めての方、大歓迎です。

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