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チック症の治療

投稿者: TON
投稿日: 2025年06月07日(土) 14時16分51秒
はじめまして。
井穴刺絡については初心者で、これから勉強していこうと思っています。
さて、2年半程前からチック症で受診されている、現在11歳の男子についてです。2021年夏頃からチックの症状が出始め、瞬きや首を上に向ける、鼻をすするなどの動作チック及び、「あっあっ」など声を出す音声チックが続いているとのことで来院されました。週1回の治療で4ヶ月ほど通われ、一時はチックの症状は自宅、学校ともゼロではないもののほとんど気にならない程度まで収まっておりました。治療は肩背部の筋緊張が強く、大変くすぐったがりでもあったため、背部の小児はりのみ行っておりました。その後、症状は落ち着いたり強くなったりの繰り返しで現在に至っております。
傾向として、長期の休み明けなど環境の変化があった後に症状が悪化するように感じます。性格はやや神経が細やかなところもあり、学校でもストレスを感じることがあるようです。
チックの症状以外に軟便、前頭部痛(季節の変わり目など)、鼻水(季節の変わり目)がみられます。
学校より自宅でゆっくり過ごしている際にチックの症状は強く出るようです。
最近の治療は筋肉の動きをコントロールしている肝経の経穴を中心に大衝、山陰交、太谿、関元、身柱、肝兪にパイオネックス、後頭部〜腰部にかけて小児はりを行っています。
子供の疾患や症状では交感神経の異常興奮とされており、H6F4にパイオネックス0で刺激を数回試みてみたのですが、あまり症状に変化はみられませんでした。痛みに非常に敏感なお子さんなので、井穴刺絡は難しくパイオネックスを使用しました。
以上、これまでの経過と現在の施術について記載いたしました。
症状が強く出ている時を10とすれば、現在は5〜6くらいの状態です。今後どのように治療を進めていけばよいのかご指導の程、どうかよろしくお願いいたします。

8月3日「内科疾患」プログラム

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月05日(木) 09時30分16秒
8月3日(日曜日)開催  井穴刺絡実技強化実習「内科疾患の治療」

・井穴刺絡の特徴は、内臓や婦人科の治療を再現性高く行うことができることにあります。
・腹診をすると中高年の多くに腎臓や肝臓、胃腸、膵臓などを傷めている患者さんが多い。
・女性の体調、病気とは言えないのですが、婦人科の不調で悩んでいる患者さんがいます。
・内科的な手術、帝王切開、会陰切開などで手術をされた後遺症が原因の腰痛や肩こりが
 ありますが、患者さんは「まさか20年も前の手術が原因!?」、手術後の後遺症の
 治療が井穴刺絡や圧痛点の治療で改善されます。
・中高年の腰痛、通常の腰痛治療で改善しないのは、内科婦人科疾患が原因の腰痛。
・肩コリが肝臓や胆のう、心臓、膵臓が原因だった症例は多数です。

■8月3日「内科疾患の治療」プログラム

ご参加の先生方のリクエストや下記の病気や症状の中から、または、ご希望の病気や症状の治療の解説、実技を行います。

1.井穴刺絡の治療の手順…問診、動診、腹診 どの井穴を選んで治療を始めるか
2.様々多数の症状を持った患者さんの治療
3.交感神経の症状も副交感神経の症状もある患者さんの治療
4.原因が副交感神経のアレルギーに交感神経の炎症もある患者さんの治療
5.頭の刺絡をしなければ改善しない症例
6.患者さんの症状病歴の何を第一選択肢とするか
7.現状はここまでと判断する場合…器質的変化、壊れている患部への対応、説明
8.寝姿で診断する内科疾患の井穴刺絡
9.腰や背中をトントン叩くことでわかる臓器の腫れや炎症
10.内臓疾患で記憶された痛みや違和感の解消
11.手術でなくなった臓器の違和感(幻肢痛の様な症状)
12.妊娠出産にまつわる症状や治療、養生法(つわり、逆子、帝王切開、会陰切開、授乳など)
13.眼、視覚、眼精疲労と肝臓や胆のう、頭の刺絡
14.患者さんのデーター(問診、動診、腹診)から導き出される井穴の選定、治療の組み立て
15.患者さんができる養生法、治療法の解説…治療効果を維持してさらに効果を上げる
16.心身のストレスが高位中枢の自律神経を興奮させた治療と鑑別診断
17.鑑別診断とは病気や症状の原因の探究をする治療診断法…肺と心臓、肝臓と胆のう、胆のうと腎臓
     子宮と膀胱、大腸と卵巣、胃と膵臓と十二指腸、普通風邪と感染症の風邪、胃潰瘍と胃炎
     冠動脈→狭心症と攣縮、喘息と心臓の呼吸、パーキンソンとそれ以外の症状
18.認知機能の改善…血圧の下げ過ぎ、食品で改善する場合
19.薬の副作用の治療…交感神経の症状、副交感神経の症状の改善法
20.健側の治療で観測が改善するか、確定診断と治療。
21.肺・呼吸器疾患の治療…喘息、肺炎、気管支炎、風邪、鼻水[呼吸器の肩コリ]
22.心臓疾患の治療…狭心症、心筋梗塞、動悸、息切れ、胸の痛み[心臓の肩コリ]
23.肝臓疾患の治療…急性肝炎、肝肥大、肝硬変[肝臓の腰痛・肩コリ]
24.胆嚢疾患の治療…胆のうの炎症、胆石の痛み[胆嚢の腰痛・肩コリ]
25.腎臓疾患の治療…腎炎、膀胱炎、頻尿、尿モレ、浮腫み[腎臓の腰痛]
26.膵臓疾患の治療…膵炎、糖尿病[左腰痛、左背中や肩の痛み]
27.胃の疾患の治療…胃炎、胃潰瘍、食欲不振[ミゾオチの痛み、背中の不快感]
28.腸の疾患の治療…便秘、下痢、潰瘍性大腸炎、腹痛、下血、痔、十二指腸潰瘍
29.婦人科疾患の治療…卵巣、子宮、生理痛、片頭痛、帝王切開や会陰切開の後遺症[婦人科腰痛]

 これらの疾患の治療法の解説、治療実技を行います。
 上記の中から(以外でも)先生のご希望に応じて質疑応答、実技を行います。
 モデルを希望される患者さんをお連れいただいてもけっこうです。
 お連れ頂く場合は、事前にお電話などで連絡してください。

 ご参加されるには、誰かに井穴刺絡の治療をやっておいてください。
 患者さんでなくても家族でも結構ですので、道具はお送りしますのでやってみてください。
 “実技強化実習の日に井穴刺絡を初めてやった”とならないようにお願いします。
 初級の実技講習会をご受講されなくても、治療経験があればご参加いただけます。
 8月3日の強化実習は、井穴刺絡のステップアップのための講習会です。
●井穴刺絡の初級実技指導講習は、各地で開催しております。

参加費/お一人 6,000円
定員/4名(清水里恵先生出席時8名)
開始/10時 終了/18時
●月曜日は希望者で座談会・質疑応答

8月3日福岡井穴刺絡実技強化実習について

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月04日(水) 18時07分58秒
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喘息、肩コリ、婦人科・卵巣、左腎臓、気管支拡張剤の副作用 心臓

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月04日(水) 17時22分21秒
上記の症状多数ある50才代女性です。

 肩コリが最もつらい症状は、頭が右後ろになる姿勢で右肩にコリと痛みを強く感じています。
 腹診では、左の上腹部から臍の横(腎臓)、右下腹部臍斜め下(右卵巣)、臍の下にも圧痛があります。
 肩コリが内臓の影響があるのか?単なる肩コリなのか?診ながら治療をすすめることにしました。

 深呼吸は「普通に入っている」状態ですが、寝るよりも起きて深呼吸する方が楽=喘息の症状がある。
 深呼吸で空気は胸にしかい入っていません。

 患者さんの指を左の腎臓と右の卵巣の部位に指を置いたまま、左の腎臓F3せいけつ刺絡の治療からせいけつ刺絡をすると腰にまで響いていた痛みが緩和、右下腹部の圧痛の変化はありません。
 100回ほど左F3井穴刺絡をすると、ちょっと圧痛の位置が変わった、元の位置より少しだけ下に強い圧痛が感じられています。
 考えられるのは小さな石が尿管を下りているのかもしれません、今夜、明日の圧痛を調べてもらうことにしました。
 呼吸はやや楽になっていますが、右肩コリに変化はありません。

 右下腹部の圧痛が婦人科・右卵巣のものか三陰交にパイオネックス0.6を正確に貼ると、痛みは解消しました。
 右F3せいけつ刺絡もやったところでヘソ下の圧痛も少し楽になっています。
 呼吸がまた少し楽になっています。

 喘息の治療に左右H5井穴刺絡をすると大きく深呼吸をすることができるようになっています。
 空気はミゾオチまで入るようになっています。
 喘息の治療の続きで左F5井穴刺絡をしましたが、さらなる呼吸の改善はありません。
 右F5井穴刺絡をすると呼吸の変化はありませんが、右肩コリが改善されています。

 交感神経を亢進させる気管支拡張剤を使っているので心臓の影響を見るために左右H3井穴刺絡をすると深呼吸で空気がお腹、身体全体に入るようになっています。
 肩コリにそれ以上の改善はありません。
 左臍の横の圧痛があるので、交感神経を抑制するF4井穴刺絡をしました。
 
 右の肩コリに右F5井穴刺絡をやりたいのですが、先ほどF4で交感神経を抑制したばかりなので、副交感神経を抑制する胆経のF5せいけつ刺絡はせずに、頭の胆経上(側頭部)を刺絡しました。
 右の肩コリはずいぶんと改善してグルグル首もまわるようになっています。

 鍼灸学校の生徒さんだったので、いろいろと面白い体験をしていただきました。

クロールで傷めた肩 鍼灸師・患者さん自身の矯正

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月04日(水) 09時49分33秒
今年の正月に肩を傷めた60歳代の男性。右肩の腱を傷めておとなしくしていたので少し改善しています。

 壊れた所の修復には、やや痛みがある方がブレーキがかかって良い事もあります。
 患者さんによって違うので、なんとも言えませんが、自分でセーブできる人だったらサッサと痛みは鎮痛させた方が良いと思います。
 しかし、できない人にとっては痛みがある方が運動制限ができて結果的には良い事になると思います。
 治療後にそのスポーツが好きでやってしまう人、タクシーできた膝の痛みの患者さんが鎮痛すると帰りにデパートでぐるぐるウインドショッピングする人…こんな患者さんには痛みを少し残すのが得策です。

 昨年から痛みがあった右肩の痛みと新たに正月に傷めた右肩の痛みがあると考えられました。
 昨年からの痛みは仕事で傷めた前方拳上ができない痛み、これは数回のせいけつ刺絡をすることによって鎮痛、運動制限も改善しました。
 正月に傷めた肩は、サーフィンをやった時にパドル(水泳のクロールのような動き)を無理にやったためのもので、こちらの痛みが腱を傷めた原因です。

 身体の使い方を修正して、それから痛みは少なくなっています。 
 昨日時点では、痛みよりも可動域制限の方が大きくなっています。
 これでしたら安全に、自分でもできる肩関係の矯正をやれば可動域が広がると思われました。

●胸鎖関節と肩鎖関節の矯正
 あくまでも患者さん自身でやってもらうのが前提で、折れやすい鎖骨を他人が無理に動かすのは骨折のリスクが高いです。
 やるばあいには、充分に練習してください。
 胸鎖関節は鎖骨の先端を押さえて腕を平泳ぎや上下に動かします。
 5回くらいやって、悪くなっていないかを確認、良くなっていたらまた5回やって確認と、慎重に行います。
 これでは改善はありませんでした。

 次は肩鎖関節で鎖骨を持って斜め前方に引っ張りながら、平泳ぎや上下を5回やって確認しました。
 直後から肩の可動域が広がってクロールの動きが痛み無くできるようになりました。
 肩の痛みはほとんど無くなったのですが、左とはまだ違いますが、半年痛かったので違って当たり前です。
 圧痛点はそれほど無く、いろいろ治療しましたが、現時点では肩鎖関節の矯正が最も効果があるようです。
 帰ってから自分で毎日やってもらうことにして終了、肩の動きが良くなって大喜びの患者さん、セーブできるかな?と思ったのですが、これから夏の日本海は凪(サーフィン無し)ですから、この夏でしっかり治すことにしました。

 サーフィンでのパドルは水泳のクロールに似ているのですが、クロールでは体を回転させているのに対して、サーフィンはボードに胸を付けているので回転させません。
 回転させないのに親指でパドルするように肩を使うと、若い間は良いのですが50歳くらいからは肩の腱などを傷めてしまいます。
 患者さんも治療中、パドルの動きをした時に、親指からパドルすると肩に痛みが少し出るけど、小指からパドルすると痛みが出ないことで理解されました。
 もちろん、水をかくのは手のひらなので、小指から入れた手を途中で自然に掌でかくように(肘を引くように)動かしています。
 サーフィンのパドルは、ランニングしている時の腕の動きと似ています。
 ランニングで手の甲を上にしている人はいませんよね、親指が上、小指が下になった自然の姿勢、これであれば傷めることは無いと思います。

 中高年のサーファーがお友達や患者さんでいたら教えてください。

家庭治療通信6月号 腎臓・膀胱 オシッコトラブル

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月02日(月) 18時18分30秒

水曜日のライブセミナー「ギックリ腰」

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月02日(月) 14時48分50秒

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医師の帯状疱疹の治療

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月02日(月) 10時43分00秒
昨日の茶話会では、圧痛点の治療や帯状疱疹の治療についてでした。

 患者さんは痛みがあるので鍼灸治療院を訪れることは多く、そのためには痛みの治療、圧痛点を探して治療することも重要です。
 もちろん、痛みの原因がどこにあるか?内臓が原因であれば腹診など行って内臓を治療する井穴刺絡をします。
 圧痛点の取り方等、いろんなお話が出て、帯状疱疹や神経痛の話題になって…

 参加されていた、うぐい先生の最近の帯状疱疹の治療についてお話をされました。
 患者さんは医師で親戚にも医師が多い家系、いろいろ治療するが鎮痛しないのでとうとう診療を休むことに。
 相談を受けた私は、近くのうぐい先生を紹介させてもらいました。

 なんと、うぐい先生も以前その病院にかかったことがあり、自分の帯状疱疹を自分で治した経験をその先生に話されていたそうで「帯状疱疹は、鍼灸の治療で治せるんですよ」とご自分の体験を離されていたそうです。
 いやいや私の疑問がパッと解決しました。
 医師が鍼灸治療を受けるのはなかなかハードルが高い、「あんな非科学的な治療」と思っている医師もいるのではないかと思うのですが、なんであの先生が素直にうぐい先生の井穴刺絡を受けることになったのか?

 自分の帯状疱疹を自分で治したという話以上に信憑性が高い話はありません。
 危ない薬を飲むことも無く、指先に鍼をして刺絡するだけですからリスクもありません。
 しかも自分が診たことがある患者が治療してくれる鍼灸師です。
 すべての治療が自分の体験だけで判断できることはありませんが、やはり、体験は重要です。
 私が知っている優秀な治療家は、ほぼすべて病人でした。
 
 先日来院された鍼灸学校の生徒さん、近年経験したことが無い強い腰痛だったのが、帰りには良くなっていた!?
 良い経験をされたのです、帰り道では「思い出して鳥肌が立った」と
 誰がやっても同じ答えが出せる、再現性の高い井穴刺絡だからこその治療効果ですね。

茶話会 始めます

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年06月01日(日) 19時48分47秒
午後8時からです、下記より御入室ください。

せいけつ刺絡の茶話会のお知らせ

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2025年05月31日(土) 07時06分49秒
Zoom茶話会は、6/1(日)20時からです。

鍼灸師さん、鍼灸学校学生さんが対象です。
初めての方も大歓迎です。

治療のお話をしましょう😊
テーマは、「治療が楽しくなる運動器疾患」です。
下記URL、一番下のzoomミーティングボタンからご入室下さい。
https://www.seiketsushiraku.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88

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