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帯状疱疹

投稿者: みやを
投稿日: 2023年12月09日(土) 00時43分13秒
稲舛先生、お忙しい中早速ご回答下さり有難うございます。

>帯状疱疹がおさまっているかは、新たな水泡が出ているか?です。
来院された翌日に聞いた時は新たな水泡は出来ていないと仰っていました。

>痛みが再燃するには、帯状疱疹後神経痛となっているからではないかと思います。
やはりそうなのですね。体の中の方というか奥の方に痛みを感じると仰ったので帯状疱疹後神経痛が始まっているのかと考えました。

>帯状疱疹の治療と言うより、神経痛の治療なので、おやりになった“井穴刺絡を一週間、毎日続ける”ことが必要だと思います。
明日(9日)来院される予定ですので強く話します。

帯状疱疹がテーマのライブセミナーで帯状疱疹の痛み・水泡が破れた後の傷の痛み・帯状疱疹後神経痛の痛みの3つが複合している場合が有ると仰っておられたのを見ましたので、3つの可能性を考えて治療してみようと思います。

こ の方は元々アレルギー体質で現在もアトピー性皮膚炎の薬を使っているそうです。そして3か月位前にコロナ感染し、体調が不完全なまま仕事を続け疲れが溜ま り、そこに気候の変化が追い打ちをかけて帯状疱疹が出たのではないかと思われますので、生活改善の話もしておきました。

最近は誰かに会うたびに、帯状疱疹は鍼灸で早く良くなるよと話しています。今回も色々と教えていただき有難うございました。

帯状疱疹

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年12月08日(金) 15時33分52秒
みやをさん、こんにちは。

 帯状疱疹の治療はうまく行って良かったですね。
 帯状疱疹後神経痛が出始めているのではないかと思います。
 11月21日から鈍痛を感じている…おそらく、発症はそれより一週間くらい前だと思います。
 次回、帯状疱疹が出た時には、おそらく気が付かれると思いますので、病院に行っても良いからみやを先生の所にも来てくださいと、お伝えしておくと良いと思います。
 10年後に「あの時と同じような痛みが出たから早めに来た」と言われる帯状疱疹の患者さんもいます。

 帯状疱疹がおさまっているかは、新たな水泡が出ているか?です。
 痛みが再燃するには、帯状疱疹後神経痛となっているからではないかと思います。
 帯状疱疹の治療と言うより、神経痛の治療なので、おやりになった“井穴刺絡を一週間、毎日続ける”ことが必要だと思います。

 お腹から背中まで回っている帯状疱疹は、広さから言えばとても強い帯状疱疹だと思います。
 年齢が41歳と若いので、神経痛が出る可能性は低い、出でも激痛になるか?です。
 ただ、患者さんのなかには40歳代出てた帯状疱疹後神経痛が60歳でも痛み続けていることもありました。

 もう一つ、水疱が破れて、傷の痛みがあるかもしれません。
 ラップフィルムを巻いて、それで鎮痛するようだと、傷の痛みです。
 これには傷が治るまで、ラップフィルムを巻いててください。

帯状疱疹

投稿者: みやを
投稿日: 2023年12月08日(金) 12時54分30秒
稲舛先生、いつも勉強させていただき有難うございます。

先日質問させていただいた気管支喘息の方は、その後徐々に咳が少なくなり、現在は朝方の咳と少し胸苦しさが残る程度まできています。

今回は帯状疱疹について教えて頂きたく投稿させていただきます。

41歳、男性。
11月21日 右腹部に鈍痛を感じる
11月23日 右胸、たまに左胸にも鈍痛を感じる様になり、時々は鋭い痛みを感じる事がある
11月24日 呼吸器内科に行き心臓と肺を調べてもらったが異常なし。肋間神経痛かなと言われた。
11月26日 水疱が右腹部に出てきた
11月27日 皮膚科へ行き薬を7日分処方してもらった
12月4日 痛み止めを処方してもらう。医者からは「日薬ですね」と言われた

12月5日朝に電話で話していると帯状疱疹になって痛みがひかないと言うので、出来るだけ早くおいでと言って来てもらいました。
見せてもらうと右腹部から脊柱付近まで赤くなっており右腹部と脊柱の右側に水疱が破けた痕が見えました。
施 術は右腹部の触った感じを確認しながらH5F5を3回やりました。それで表面の痛みは半分以下になったが中の方の神経痛の様な痛みが残っているとの事。背 中の痛みもあるのでここで右F4をやってみました。それで痛みが減った様なのでもう一度行うと背中の痛みはほぼ無くなりました。腹部から胸の痛みに右F2 を行ったのですが、それで少し良くなり次に右F6を行うとさらに良くなったとの事。これで来た時より8割くらい痛みが取れました。仕事の合間に来てもらっ たので残り時間が少なくなり、最後にH5F5をもう一度行って終了しました。

帰る時はだいぶ動きやすくなったと仰っていたのですが、翌日電話して聞いてみると昼間は良かったが夜になって痛みが出てきたとの事でした。

こ こで質問なのですが、最後のH5F5はやらない方がよかったのでしょうか?水疱が破れているという事は既に神経痛が始まっているのかと思いF4F2F6を 行ったのですが、それならH5F5よりH6F4が良かったのかとも考えています。それと他にこれもやってみればというのが有りましたら教えて頂けると有難 いです。自分としてはお灸も使ってみようかと考えています。宜しくお願い致します。

手も足も冷たい

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年12月08日(金) 11時58分17秒
今朝の福岡は、とても寒い!昼間は暖かくなりそうですが、午前中の患者さん足はもちろん、手も冷たい。

 病気の治療で来られているのですから、血行が悪くなっている、特に、問題がありそうな臓器や組織、経絡の交感神経の興奮によって血管は狭窄!
 井穴刺絡をする前に、温めなければお互い辛い。
 患者さんは何度も刺され、ギューギュー押されて辛い。
 鍼灸師は、出ない指を何とかしようと力が入って辛い。

 足は足湯たんぽ、手は遠赤美人で温めると、短時間で治療が終わります。
 これから福岡は本格的に寒くなるので、ちょっと早めに来てもらって手足を温めてもらおう。

柔軟性

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年12月08日(金) 11時52分48秒
gakuさん、おはようございます。

 柔軟性は大切ですね。
 身体もですが、心・頭の柔軟性は治療において大切だと思います。
 既成概念?に縛られること無く、患者さんにたずねて結果を教えてもらうこと、簡単な事なんですけどね?
 
 外国の患者さん、私がいろいろたずねるので「なんでそんなに聞かなければわからないんだ!」と、怒った人がいました。
 「答えは患者さんの中にあるので、患者さんのことを知るためにたくさん聞くんですよ」と言ってもなんだか理解できないようで?
 なんとか宗教団体の偉い人でした。

 だんだん加齢に従って硬くなるのが体と頭、無くなるのがバイタリティ、いやはや、困ったもんです。
 毎日のトレーニングで、身体の柔軟性は何とかなっていますが、これから先、石頭のジジイになりはしないかと心配です。

喉の違和感

投稿者: gaku
投稿日: 2023年12月08日(金) 07時37分01秒
おはようございます、稲舛先生。
アドバイスをありがとうございます。

>患者さんののどの感受性は高く、交感神経、副交感神経、どちらも症状を現わしている。

そういうことなのか!と納得しました。

交 感神経か副交感神経か、切り分けなければいけないと思い込んでいました。交感神経だけ人間、副交感神経だけ人間はいないし、交感神経も副交感神経もともに 異常興奮しているということもあると分かっていたことですが、こうやって説明されるまで思いつきませんでした。体験として理解を深めることができそうな気 がします。

>なので、交感神経の興奮症状はある程度改善しているので、次回からは副交感神経を抑制する一週間をやってみてはどうだろう?です。

なるほど、今度は徹底的に副交感神経の抑制でやってみるということですね。患者さんの協力も必要なので、よく話し合ってみます。


>お腹の傷の圧痛を調べる時は、立位でされましたか?

はい、この基本は守ってます。

>順番をこうすれば良かったな?は、次の治療時にやれば良いと思います。ときどき入れ替えて治療すると、患者さんの一番の原因をつかめると思います。

続けて治療に来てくれる人には、稲舛先生のアドバイスを受けて、治療順番を変えたり、井穴刺絡ではなく圧痛を診てみたりしています。

この掲示板でも何度もアドバイスをいただいた喘息の基礎疾患のある50代女性の方ですが、帝王切開の手術痕の置き針や井穴刺絡の治療で首の痛みがだいぶ良くなってきたときに、首斜前屈での首の痛みが残るので、H4を刺絡したら痛みは取れました。

次 の治療の時にまた斜前屈の首の痛みがあるので、H4井穴刺絡が効くことは分かっていたので、今度は小腸経の指から手首までの圧痛を調べたら、2か所あり、 そこに置き針を貼ると取れました。この方はマッサージセラピストさんでもあったので、揉むなら親指か人差し指に痛みが出ると思うのですが、どうして小指側 に圧痛ができるのでしょうねぇと私が言うと、その方が揉み方を見せてくれたら、なんと推拿セラピストさんだったので、小指から小指球を使って揉むことが判 明!

痛みが出るには何か原因があるんだなと思いましたし、メインの痛みが取れたから、残った痛みにアプローチでき、患者さんも納得してくれました。


話がそれてしまったのですが、この方の治療の進む方向が見えてきたので、患者さんへの説明ももう少しうまくできそうに思います。

今回も詳しくご指導いただき、ありがとうございました。心強いです。

喉の違和感

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年12月07日(木) 17時49分02秒
gakuさん、こう考えてはいかがでしょう。

 患者さんののどの感受性は高く、交感神経、副交感神経、どちらも症状を現わしている。
 なので、交感神経の興奮症状はある程度改善しているので、次回からは副交感神経を抑制する一週間をやってみてはどうだろう?です。

 のどは、風邪で炎症を起こして腫れて痛みますが、アレルギー物質をのどで感じて飲みこまないようにするセンサーでもあります。

 H5F5井穴刺絡を30×3回をやって、この一週間だけは早寝早起き、できれば酒も止めて、運動する、パソコンは時間を決めて立ち上がって体を動かすなどにします。
 一週間だけジムに行ってできる運動をやってみる。
 一週間は、H5F5にアルミ玉やパイオネックスゼロを貼って過ごす。

 来院時の治療も、H5F5以外はやらない。

 お腹の傷の圧痛を調べる時は、立位でされましたか?
 順番をこうすれば良かったな?は、次の治療時にやれば良いと思います。 
 ときどき入れ替えて治療すると、患者さんの一番の原因をつかめると思います。
 たくさんの症状、原因、加齢となると、いくつも考えなければならないので、興味深いですよね。

喉の違和感

投稿者: gaku
投稿日: 2023年12月07日(木) 14時17分26秒
こんにちは、稲舛先生。
立て続けで申し訳ありませんが、今一番、悪戦苦闘している症例があり、アドバイスをいただきたいです。

50 代男性、右肩甲骨の内側の肩こりというかだるさと、喉のつまりというか違和感(右寄り)が主訴。3回治療しています。既往歴として、20代で潰瘍性大腸炎 のため大腸摘出し、人工肛門の袋を右下腹部に装着してて、その時の手術痕がミゾオチから臍左を通って下腹部まである。


右肩甲骨の内側のだるさは、パソコン作業が多いと辛い。ずっと前からあって、いつからかは不明。眼精疲労と手術痕の圧痛を診てみましたが、どちらも反応なく、腹診も圧痛無し。

1回目の治療では、肩の動診は異常なく、首の動診で痛むところがあり、その中に主訴の右肩甲間部あたりの痛みもあったので、体制神経的にF6、H6と、喉のために左F1と、首と喉のために百会で終了。交感神経の抑制主体でやりました。

1 週間後の2回目の治療の時、1回目の治療の後、疲れて昼寝したとのことでしたが、本人曰く、治療の前に庭の力仕事をしたせいで疲れたんだと思うとのことで した。右肩甲間部のだるさはだいぶんいい、喉の違和感は週の前半は半分くらい良かったが、また戻ってきた感じ。もう少し喉の違和感を問診すると、喉の違和 感は右寄りにある、指が届きそうな感じのところ、喉の出口に近い奥の壁側ということが分かりました。

潰瘍性大腸炎とアトピーの既往歴、夜中に体、特に足がかゆい(体中に掻き壊しの傷があるから聞いた)、花粉症がある、毎晩飲酒などから、副交感神経の可能性も考え、試しに右H5×30滴をやって喉の感じがどうかを聞くと変化なし。

ま だ右肩甲間部のだるさはあるから、まずその治療でF6でだいぶん楽になる。先にやればよかったのですが、この時点で、右の人工肛門の関連を考えて、右F3 をするも首に変化なし。右F4で首がほとんど違和感なくなる。腹診で圧痛は無かったのですが、右の肝臓部が少し左に比べると張ってる感じだったので、右F 2をするもこの時点では首は楽にっているから変化が分からず、喉には変化なく、でも右肝臓部は緩んでいました。最後に百会をして終了。

右の肩甲間部、喉の違和感は右寄り、人工肛門は右に装着などから、右側の臓器の関連を見たくて、右F2、右F3をやってみたのですが、あとで振り返ると、治療の順番がめちゃくちゃで、最初にやっておけばよかったと反省しました。

2週間後の3回目の治療で、右肩甲間部はほとんど気にならなくなったので、今週は喉の違和感が気になる。ただ今日は多少楽で、違和感の程度は5くらいで、今週はずっと7くらいだった。今日は仕事が休みということもあるが、10時くらいまで寝られたとのこと。

こ こで右肩甲間部のだるさが無くなっているので、喉の違和感をメインに治療をしようということになり、改めて喉の違和感の問診をする。どういう時に喉の違和 感がきつくなるのか、楽になるのか、全くわからないとのことだったのですが、朝起きた時が喉の違和感がきつい、夕食後に服用する胃酸を抑える薬を飲むと楽 な気がするとのことが判明。

ちなみに、喉の違和感(右寄り)は、1年位前から感じるようになり、病院で見てもらっても異常はなく、ただ喉 が赤くなっているから逆流性食道炎のせいじゃないかとのことで、胃酸を抑える薬を処方され飲んでいるがあまり効いている気がしないと、これまではおっ しゃっていました。

朝起きた時が喉の違和感がきつい、胃酸を抑える薬で楽は副交感神経、でも朝10時までぐっすり寝たら喉の違和感が楽、 休みの日に治療に来るときは楽なことが多いは交感神経ではないかと悩み、患者さんとも話し合い、1回目の治療の後が喉が楽だったからもう一度、交感神経抑 制で治療することにしました。

左F6(100滴)、左F1(100滴)、右F1(60滴)、右F6(60滴)、F4(30滴)、右H1(30滴)、H6(30滴)、百会。1回毎に喉の感じを聞くも、悪くはなってないが、変化を感じず。

この他、治療には活かせてない情報が、2回目の治療の時、深呼吸がミゾオチまで、トイレが近い方で2時間おきに行く、毎晩ではないが夜間排尿も1回あることが多い。

3回目の治療で喉の違和感に変化が無かったら、副交感神経の抑制をしようと思っていますが、この後、4回目の治療はどのようにするのが良いでしょうか?具体的な質問ではなく、漠然とした質問ですみません。よろしくお願いいたします。

お仕置きの痛み

投稿者: gaku
投稿日: 2023年12月07日(木) 14時04分48秒
稲舛先生、お返事をありがとうございます。

>見逃さない問診、治療前の症状の確認、適切な治療、患者さんへのアフターフォロー、完璧じゃないですか!

いつも頂く稲舛先生からのアドバイスと動画のおかげです!


>後は、患者さんがどれだけ「悔い改めるか!」ですね。ちなみに、悔い改めるは、食い改めるとも言います。在野の治療家は、ある程度は実践家でもありたいものです。

耳が痛い。。。
私自身も生活改善に取り組み中で、先の自分自身の治療ではないですが、自分自身が変われれば、説得力が増すかなと思っています。

鎮痛とシーソー法

投稿者: gaku
投稿日: 2023年12月07日(木) 13時52分16秒
こんにちは、稲舛先生。
お返事をありがとうございます。

稲舛先生もやってしまったのですね。

稲舛先生がいつも言われることですが、自分の治療は勉強になるとのことで、自分で実験しています。ただ、針をされるのはいいのですが、自分に針するのはどうも苦手です(汗)

や はり鎮痛しているところに、パイオネックスなどの貼りものをずっとしているのは良くないですね。身をもって経験しました。空気に触れると痛いというのもあ るかと思ったので、絆創膏代わりにハペパッチ貼ったままにしたのですが、ラップの方が良かったかもしれないし、ハペパッチは問題なかったけど、反対側に 貼ったソマセプトが良くなかったかもしれないなとも考えました。

張る場所の状況によっては、シミが残ることもある。ここでも感受性が関係してくるとのこと、特に顔の貼りものは注します。

ありがとうございました。

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