おはようございます、稲舛先生。
またご教示お願いします。
患者さんの幼稚園児のお子さんが、片目にガーゼを貼っていたので、聞いたら、右目の視力が弱いから、左目にガーゼを貼って右目を使って視力が出るように治療中とのことでした。
このお子さん自体を治療しているわけではないのですが、大人の眼の治療とは違うと思うのですが、このようなお子さんの治療の後押しになるような治療はありますでしょうか?
よろしくお願いいたします。
またご教示お願いします。
患者さんの幼稚園児のお子さんが、片目にガーゼを貼っていたので、聞いたら、右目の視力が弱いから、左目にガーゼを貼って右目を使って視力が出るように治療中とのことでした。
このお子さん自体を治療しているわけではないのですが、大人の眼の治療とは違うと思うのですが、このようなお子さんの治療の後押しになるような治療はありますでしょうか?
よろしくお願いいたします。
患者さんは、右の肩コリがあります。
首もこっていて、背中側も、胸もコリコリとなっていて、こんなにいろんなところに症状があるのは、スポーツや肉体労働で傷めているのではなさそう、頭に引っ掛けている眼鏡かな?
視覚を確認後、眼のまわりに左右で10個の円皮針パイオネックス0.6を貼りました。
眼を開けてもらうと、明るく、ハッキリ見えるようになっています。
肩コリも取れて、残りは横倒しの肩コリが少しだけです。
治療は、横倒し=H5F5井穴刺絡ですが、腸の治療で下痢を考えて左F5をやった後に症状が悪くなっていますので、H5F5は使いたくありません。
頭の胆経上の側頭部の頭部刺絡をすると、横倒しの首、肩のコリは取れました。
足の指の末端部分、胆経F5を使いたくないので、頭の胆経上の頭部刺絡で対応しました。
首もこっていて、背中側も、胸もコリコリとなっていて、こんなにいろんなところに症状があるのは、スポーツや肉体労働で傷めているのではなさそう、頭に引っ掛けている眼鏡かな?
視覚を確認後、眼のまわりに左右で10個の円皮針パイオネックス0.6を貼りました。
眼を開けてもらうと、明るく、ハッキリ見えるようになっています。
肩コリも取れて、残りは横倒しの肩コリが少しだけです。
治療は、横倒し=H5F5井穴刺絡ですが、腸の治療で下痢を考えて左F5をやった後に症状が悪くなっていますので、H5F5は使いたくありません。
頭の胆経上の側頭部の頭部刺絡をすると、横倒しの首、肩のコリは取れました。
足の指の末端部分、胆経F5を使いたくないので、頭の胆経上の頭部刺絡で対応しました。
15時間飛行機に乗って4年ぶりに来日、来院された女性です。
いくつか症状があるのですが、今は、とにかく腰が痛い!
立位の後屈で腰の痛みがひどい。
仰向けで寝ると腰の痛みを感じて、膝を立てると少し改善します。
長時間の飛行機で座っていたために、股関節の前側にコリを作ってしまったのか?
腹診をすると、左の下腹部に圧痛があります。
婦人科かな?と、三陰交の軽い圧痛に円皮針パイオネックス0.6を貼りましたら、腹部の圧痛は少し改善?でも、まだ、痛みはあります。
立位での後屈の腰痛は少し改善=腰痛は婦人科?
左F2F3井穴刺絡で後屈はまた少し改善しましたが・・・
●股関節の筋肉系と思っていたので、ハズレだろうと可能性の低いのからやってましたが
しかし、まだ、左の腹部の強い圧痛があります。
押さえているところが、卵巣と思われるところから、少しだけ上がっています=腸?
昨日は、下痢をしたそうで、これは腸なのか、左F6井穴刺絡をすると、痛みは瞬時に解消しました。
腰痛も改善、原因が婦人科と腸の二つでした。
昨日は下痢をしたとのこと、下痢の原因の副交感神経を抑制する左F5井穴刺絡をすると、お腹の痛みが少し戻っています。
今日は、下痢はしていないとのことです。
直ぐに、交感神経を抑制する左F4井穴刺絡を10回、20回と確認して…20回で調整が取れたので終了としました。
いくつか症状があるのですが、今は、とにかく腰が痛い!
立位の後屈で腰の痛みがひどい。
仰向けで寝ると腰の痛みを感じて、膝を立てると少し改善します。
長時間の飛行機で座っていたために、股関節の前側にコリを作ってしまったのか?
腹診をすると、左の下腹部に圧痛があります。
婦人科かな?と、三陰交の軽い圧痛に円皮針パイオネックス0.6を貼りましたら、腹部の圧痛は少し改善?でも、まだ、痛みはあります。
立位での後屈の腰痛は少し改善=腰痛は婦人科?
左F2F3井穴刺絡で後屈はまた少し改善しましたが・・・
●股関節の筋肉系と思っていたので、ハズレだろうと可能性の低いのからやってましたが
しかし、まだ、左の腹部の強い圧痛があります。
押さえているところが、卵巣と思われるところから、少しだけ上がっています=腸?
昨日は、下痢をしたそうで、これは腸なのか、左F6井穴刺絡をすると、痛みは瞬時に解消しました。
腰痛も改善、原因が婦人科と腸の二つでした。
昨日は下痢をしたとのこと、下痢の原因の副交感神経を抑制する左F5井穴刺絡をすると、お腹の痛みが少し戻っています。
今日は、下痢はしていないとのことです。
直ぐに、交感神経を抑制する左F4井穴刺絡を10回、20回と確認して…20回で調整が取れたので終了としました。
21世紀の医学を教科書に 右首の痛み、枕が合わない「マイ枕を買おうかな?」
眼鏡をかけているので、検眼をして動診をすると右の首に横倒し、斜め下、下向きで痛みが出ます。
右目の見え方が悪いので、眼精疲労の治療にパイオネックスゼロを目の周りのツボに5枚貼って、5分ほどして眼を開けて見え方の確認
眼を開けてすぐに「あー、きれいに見える、右眼がハッキリ見える」です。
右肩のコリもほとんど解消されて、枕を高くしなければ辛かったのに低くしても辛さが無くなりました。
枕が合わないのではなく、首の辛さがあったのです、原因は、眼、眼鏡、視力、視覚の問題です。
右上腹部に若干痛みがあり、肝臓の治療に右F2にパイオネックスゼロを貼って40回トントンと刺激をしました。
すると、さらに、見え方も、首も良くなりました。
マイ枕、いらないですね。
眼鏡をかけているので、検眼をして動診をすると右の首に横倒し、斜め下、下向きで痛みが出ます。
右目の見え方が悪いので、眼精疲労の治療にパイオネックスゼロを目の周りのツボに5枚貼って、5分ほどして眼を開けて見え方の確認
眼を開けてすぐに「あー、きれいに見える、右眼がハッキリ見える」です。
右肩のコリもほとんど解消されて、枕を高くしなければ辛かったのに低くしても辛さが無くなりました。
枕が合わないのではなく、首の辛さがあったのです、原因は、眼、眼鏡、視力、視覚の問題です。
右上腹部に若干痛みがあり、肝臓の治療に右F2にパイオネックスゼロを貼って40回トントンと刺激をしました。
すると、さらに、見え方も、首も良くなりました。
マイ枕、いらないですね。
毎月やっている「21世紀の医学」を教科書にした勉強会と実技指導です。
41と42ページ、血圧や運動器系疾患の治療です。
21世紀の医学を読んで、参加者の困ったところがあれば治療する企画です。
五十肩の章を読んでいると「私、左肩が痛いんです」と、女性の参加者から。
急遽、治療することにしました。
腕を水平に広げる動きで肩に痛みが出るので、まずは、パイオネックスゼロを心包経H2→変化無し
次に、肺経かな?パイオネックスゼロをH1→変化無し
痛みが大腸経上だったのでH6にパイオネックスゼロ→ちょっとだけ良いかな?
ここで、本題の"五十肩はH5F5"手足の薬指にパイオネックスゼロを貼ると、あらまっ、肩の痛みは解消されました。
41と42ページ、血圧や運動器系疾患の治療です。
21世紀の医学を読んで、参加者の困ったところがあれば治療する企画です。
五十肩の章を読んでいると「私、左肩が痛いんです」と、女性の参加者から。
急遽、治療することにしました。
腕を水平に広げる動きで肩に痛みが出るので、まずは、パイオネックスゼロを心包経H2→変化無し
次に、肺経かな?パイオネックスゼロをH1→変化無し
痛みが大腸経上だったのでH6にパイオネックスゼロ→ちょっとだけ良いかな?
ここで、本題の"五十肩はH5F5"手足の薬指にパイオネックスゼロを貼ると、あらまっ、肩の痛みは解消されました。
おはようございます、稲舛先生。
詳細に解説していただき、ありがとうございます。
>最初にH5F5井穴刺絡からやってみるメリットは、喘息の薬で効きもらしているところがあるか?井穴刺絡で喘息を改善するところがあるのか?などの鑑別診断には、呼吸を調べた後にH5F5井穴刺絡をされるのが良いと思います。
このように考えてH5F5を最初にするのですね。
> 喘息、咳の症状など呼吸器系の症状は、肩コリと関連が強いと考えられます。喘息の症状がある時、肩コリの治療をすると改善する症例がいくつかありました。 肩のこっている、押さえて痛い圧痛点に円皮針を貼っただけで呼吸が楽になりました。もちろん、その後、井穴刺絡の治療をしましたが。
喘息 から肩が凝るという一方向ばかり考えて治療を考えていたので、肩こり治療をするということも頭に入れておきます。ちなみにこの患者さんは、肩甲間部がつら くなってくると、自分でパイオネックスを貼られています。貼っていると楽だと言っています。稲舛先生の説明を読んで、話が繋がった気がしました。
> 気管支拡張剤は、言い換えれば"交感神経興奮剤"なので、気管支を広げる効果だけでなく、心臓の交感神経を興奮させ続けて息苦しさが出てきます。なので、 H3H1H2などの井穴刺絡はとても有効、患者さんを楽にします。また、H5F5井穴刺絡は、高位中枢の副交感神経抑制効果なので、H3H2H1などの低 位中枢の治療では、それほどの影響はないものと考えられます。H6F4井穴刺絡をすると、自律神経の反応が敏感な方は相反作用が出るかもしれません。
また高位中枢と低位中枢を分けて考えられていませんでした(汗)そして交感神経興奮剤は肺、気管支だけでなく、心臓にも作用してしまい、それが返って息苦しさを出してしまうのですね。こういうのが薬の副作用ということですね。
>呼吸器系の感受性の高さ、呼吸器に弱さを持った患者さんですから、あれもこれも(交感神経も副交感神経も)呼吸器系に症状が出ることは考えられます。
心 身のストレスが、交感神経に影響しても、副交感神経に作用しても、最終的に弱い呼吸器に症状を出してしまうということですね。そうすると、その呼吸器の症 状が、交感神経の異常興奮か副交感神経の異常興奮かを見極めないといけないから、やはり治療の順番が大事になってくるのかと思いました。
> ゴルフをがんばってやっている50歳代の女性、練習に通っているのは、ゴルフの打ちっぱなしに行ってたくさんボールを打っているのではないかと思います。 左肩、首、肩甲骨に症状が出ているのは、それが原因かもしれませんね。50歳で、そんなに毎週、たくさんの数を打つのはどうかと思います。基礎トレーニン グを毎週、何度かやるのだったら良いのですが、片方回転ばかりするゴルフは、やればやるほど左右差ができて、ねじれがひどくなることが考えられます。その 年齢ではおススメしないスポーツで、熱心に練習場に通うような性格の人には向かないです。
この掲示板で相談させていただいたこれまでの運 動嫌いの患者さん達と違って、ゴルフの練習をしっかりやっている人だから、運動をしているということになるのかと思っていましたが、ゴルフという動きの特 性と真面目に取り組む性格が、かえってあだとなって肩甲間部の凝りを作っている可能性が高いということなのですね。
>おそらく、 左手のグリップがよく無いのかもしれません。親指と人差し指に力が入ってしまっているのかな?クリップは、小指と人差し指で握るのが基本と、誰かに聞いた ことがあります。子どもの頃から鍛えていれば違うかもしれませんが、30歳を過ぎてやると親指、人差し指=合谷、魚際、に強い痛みを作り、特に、合谷に痛 みを作ると肩甲骨の内側に痛みができてしまいます。
動診での肩の痛みの位置から、三焦経か小腸経かと思い、手の甲の圧痛をみてみたのですが、どこを押しても気持ちがいいとのことで、圧痛を見つけられませんでしたが、肺経や大腸経の方に圧痛を探した方が良かったのすね。
た だ、手の甲の圧痛を探したのが、すでに井穴刺絡で呼吸を楽にした後だったので、体制神経的に圧痛を消してしまっている可能性もあるのかと思ったのですが、 三焦経H5と小腸経H4は刺絡をしていないから、やはりもともと圧痛は無かったのだろうと思います。でも、今後、肺経や大腸経の圧痛を探すときは、その経 絡の井穴刺絡をやる前に探そうと思います。
>そして、最初に述べたように、肩の凝り、首の痛みが出ると咳が出やすい、呼吸器系の症状が出 やすくなります。副交感神経が優位な人でしたら、喘息が出てもおかしくないですね。また、前かがみで胸を閉じる(肩甲骨が開く)胸筋を使い過ぎる運動を続 けると、これまた呼吸器系に悪影響があるかもしれません。ゴルフのスイングって、考えてみると…でしょうね
またここでも生活習慣というこ とになってくるのだと思うのですが、唯一の趣味のゴルフをどうやったら、身体を壊さずできるのか、悩みます。またこの方は喘息を発症した時に精神的なスト レスが原因じゃないかと医師に言われたそうなのですが、ゴルフを始めた時期を今度、聞いてみようとも思いました。
詳細に解説していただき、ありがとうございます。
>最初にH5F5井穴刺絡からやってみるメリットは、喘息の薬で効きもらしているところがあるか?井穴刺絡で喘息を改善するところがあるのか?などの鑑別診断には、呼吸を調べた後にH5F5井穴刺絡をされるのが良いと思います。
このように考えてH5F5を最初にするのですね。
> 喘息、咳の症状など呼吸器系の症状は、肩コリと関連が強いと考えられます。喘息の症状がある時、肩コリの治療をすると改善する症例がいくつかありました。 肩のこっている、押さえて痛い圧痛点に円皮針を貼っただけで呼吸が楽になりました。もちろん、その後、井穴刺絡の治療をしましたが。
喘息 から肩が凝るという一方向ばかり考えて治療を考えていたので、肩こり治療をするということも頭に入れておきます。ちなみにこの患者さんは、肩甲間部がつら くなってくると、自分でパイオネックスを貼られています。貼っていると楽だと言っています。稲舛先生の説明を読んで、話が繋がった気がしました。
> 気管支拡張剤は、言い換えれば"交感神経興奮剤"なので、気管支を広げる効果だけでなく、心臓の交感神経を興奮させ続けて息苦しさが出てきます。なので、 H3H1H2などの井穴刺絡はとても有効、患者さんを楽にします。また、H5F5井穴刺絡は、高位中枢の副交感神経抑制効果なので、H3H2H1などの低 位中枢の治療では、それほどの影響はないものと考えられます。H6F4井穴刺絡をすると、自律神経の反応が敏感な方は相反作用が出るかもしれません。
また高位中枢と低位中枢を分けて考えられていませんでした(汗)そして交感神経興奮剤は肺、気管支だけでなく、心臓にも作用してしまい、それが返って息苦しさを出してしまうのですね。こういうのが薬の副作用ということですね。
>呼吸器系の感受性の高さ、呼吸器に弱さを持った患者さんですから、あれもこれも(交感神経も副交感神経も)呼吸器系に症状が出ることは考えられます。
心 身のストレスが、交感神経に影響しても、副交感神経に作用しても、最終的に弱い呼吸器に症状を出してしまうということですね。そうすると、その呼吸器の症 状が、交感神経の異常興奮か副交感神経の異常興奮かを見極めないといけないから、やはり治療の順番が大事になってくるのかと思いました。
> ゴルフをがんばってやっている50歳代の女性、練習に通っているのは、ゴルフの打ちっぱなしに行ってたくさんボールを打っているのではないかと思います。 左肩、首、肩甲骨に症状が出ているのは、それが原因かもしれませんね。50歳で、そんなに毎週、たくさんの数を打つのはどうかと思います。基礎トレーニン グを毎週、何度かやるのだったら良いのですが、片方回転ばかりするゴルフは、やればやるほど左右差ができて、ねじれがひどくなることが考えられます。その 年齢ではおススメしないスポーツで、熱心に練習場に通うような性格の人には向かないです。
この掲示板で相談させていただいたこれまでの運 動嫌いの患者さん達と違って、ゴルフの練習をしっかりやっている人だから、運動をしているということになるのかと思っていましたが、ゴルフという動きの特 性と真面目に取り組む性格が、かえってあだとなって肩甲間部の凝りを作っている可能性が高いということなのですね。
>おそらく、 左手のグリップがよく無いのかもしれません。親指と人差し指に力が入ってしまっているのかな?クリップは、小指と人差し指で握るのが基本と、誰かに聞いた ことがあります。子どもの頃から鍛えていれば違うかもしれませんが、30歳を過ぎてやると親指、人差し指=合谷、魚際、に強い痛みを作り、特に、合谷に痛 みを作ると肩甲骨の内側に痛みができてしまいます。
動診での肩の痛みの位置から、三焦経か小腸経かと思い、手の甲の圧痛をみてみたのですが、どこを押しても気持ちがいいとのことで、圧痛を見つけられませんでしたが、肺経や大腸経の方に圧痛を探した方が良かったのすね。
た だ、手の甲の圧痛を探したのが、すでに井穴刺絡で呼吸を楽にした後だったので、体制神経的に圧痛を消してしまっている可能性もあるのかと思ったのですが、 三焦経H5と小腸経H4は刺絡をしていないから、やはりもともと圧痛は無かったのだろうと思います。でも、今後、肺経や大腸経の圧痛を探すときは、その経 絡の井穴刺絡をやる前に探そうと思います。
>そして、最初に述べたように、肩の凝り、首の痛みが出ると咳が出やすい、呼吸器系の症状が出 やすくなります。副交感神経が優位な人でしたら、喘息が出てもおかしくないですね。また、前かがみで胸を閉じる(肩甲骨が開く)胸筋を使い過ぎる運動を続 けると、これまた呼吸器系に悪影響があるかもしれません。ゴルフのスイングって、考えてみると…でしょうね
またここでも生活習慣というこ とになってくるのだと思うのですが、唯一の趣味のゴルフをどうやったら、身体を壊さずできるのか、悩みます。またこの方は喘息を発症した時に精神的なスト レスが原因じゃないかと医師に言われたそうなのですが、ゴルフを始めた時期を今度、聞いてみようとも思いました。
gakuさん、こんにちは。
最初にH5F5井穴刺絡からやってみるメリットは、喘息の薬で効きもらしているところがあるか?井穴刺絡で喘息を改善するところがあるのか?などの鑑別診断には、呼吸を調べた後にH5F5井穴刺絡をされるのが良いと思います。
喘息、咳の症状など呼吸器系の症状は、肩コリと関連が強いと考えられます。
喘息の症状がある時、肩コリの治療をすると改善する症例がいくつかありました。
肩のこっている、押さえて痛い圧痛点に円皮針を貼っただけで呼吸が楽になりました。
もちろん、その後、井穴刺絡の治療をしましたが。
気管支拡張剤は、言い換えれば"交感神経興奮剤"なので、気管支を広げる効果だけでなく、心臓の交感神経を興奮させ続けて息苦しさが出てきます。
なので、H3H1H2などの井穴刺絡はとても有効、患者さんを楽にします。
また、H5F5井穴刺絡は、高位中枢の副交感神経抑制効果なので、H3H2H1などの低位中枢の治療では、それほどの影響はないものと考えられます。
H6F4井穴刺絡をすると、自律神経の反応が敏感な方は相反作用が出るかもしれません。
呼吸器系の感受性の高さ、呼吸器に弱さを持った患者さんですから、あれもこれも(交感神経も副交感神経も)呼吸器系に症状が出ることは考えられます。
ゴルフをがんばってやっている50歳代の女性、練習に通っているのは、ゴルフの打ちっぱなしに行ってたくさんボールを打っているのではないかと思います。
左肩、首、肩甲骨に症状が出ているのは、それが原因かもしれませんね。
50歳で、そんなに毎週、たくさんの数を打つのはどうかと思います。
基礎トレーニングを毎週、何度かやるのだったら良いのですが、片方回転ばかりするゴルフは、やればやるほど左右差ができて、ねじれがひどくなることが考えられます。
その年齢ではおススメしないスポーツで、熱心に練習場に通うような性格の人には向かないです。
おそらく、左手のグリップがよく無いのかもしれません。
親指と人差し指に力が入ってしまっているのかな?
クリップは、小指と人差し指で握るのが基本と、誰かに聞いたことがあります。
子どもの頃から鍛えていれば違うかもしれませんが、30歳を過ぎてやると親指、人差し指=合谷、魚際、に強い痛みを作り、特に、合谷に痛みを作ると肩甲骨の内側に痛みができてしまいます。
そして、最初に述べたように、肩の凝り、首の痛みが出ると咳が出やすい、呼吸器系の症状が出やすくなります。
副交感神経が優位な人でしたら、喘息が出てもおかしくないですね。
また、前かがみで胸を閉じる(肩甲骨が開く)胸筋を使い過ぎる運動を続けると、これまた呼吸器系に悪影響があるかもしれません。
ゴルフのスイングって、考えてみると…でしょうね
最初にH5F5井穴刺絡からやってみるメリットは、喘息の薬で効きもらしているところがあるか?井穴刺絡で喘息を改善するところがあるのか?などの鑑別診断には、呼吸を調べた後にH5F5井穴刺絡をされるのが良いと思います。
喘息、咳の症状など呼吸器系の症状は、肩コリと関連が強いと考えられます。
喘息の症状がある時、肩コリの治療をすると改善する症例がいくつかありました。
肩のこっている、押さえて痛い圧痛点に円皮針を貼っただけで呼吸が楽になりました。
もちろん、その後、井穴刺絡の治療をしましたが。
気管支拡張剤は、言い換えれば"交感神経興奮剤"なので、気管支を広げる効果だけでなく、心臓の交感神経を興奮させ続けて息苦しさが出てきます。
なので、H3H1H2などの井穴刺絡はとても有効、患者さんを楽にします。
また、H5F5井穴刺絡は、高位中枢の副交感神経抑制効果なので、H3H2H1などの低位中枢の治療では、それほどの影響はないものと考えられます。
H6F4井穴刺絡をすると、自律神経の反応が敏感な方は相反作用が出るかもしれません。
呼吸器系の感受性の高さ、呼吸器に弱さを持った患者さんですから、あれもこれも(交感神経も副交感神経も)呼吸器系に症状が出ることは考えられます。
ゴルフをがんばってやっている50歳代の女性、練習に通っているのは、ゴルフの打ちっぱなしに行ってたくさんボールを打っているのではないかと思います。
左肩、首、肩甲骨に症状が出ているのは、それが原因かもしれませんね。
50歳で、そんなに毎週、たくさんの数を打つのはどうかと思います。
基礎トレーニングを毎週、何度かやるのだったら良いのですが、片方回転ばかりするゴルフは、やればやるほど左右差ができて、ねじれがひどくなることが考えられます。
その年齢ではおススメしないスポーツで、熱心に練習場に通うような性格の人には向かないです。
おそらく、左手のグリップがよく無いのかもしれません。
親指と人差し指に力が入ってしまっているのかな?
クリップは、小指と人差し指で握るのが基本と、誰かに聞いたことがあります。
子どもの頃から鍛えていれば違うかもしれませんが、30歳を過ぎてやると親指、人差し指=合谷、魚際、に強い痛みを作り、特に、合谷に痛みを作ると肩甲骨の内側に痛みができてしまいます。
そして、最初に述べたように、肩の凝り、首の痛みが出ると咳が出やすい、呼吸器系の症状が出やすくなります。
副交感神経が優位な人でしたら、喘息が出てもおかしくないですね。
また、前かがみで胸を閉じる(肩甲骨が開く)胸筋を使い過ぎる運動を続けると、これまた呼吸器系に悪影響があるかもしれません。
ゴルフのスイングって、考えてみると…でしょうね
おはようございます、稲舛先生。
自分のした治療と結果と、薬の関係について悩んでいます。ご教示いただけますと幸いです。
喘息の基礎疾患があり、肩甲間部の凝り感がつらいととおっしゃる50代後半の女性。ゴルフ好きで仕事が休みの日は熱心にゴルフの練習に通っている。
首の動診では後屈、左側屈、左回旋、左斜前屈で、左天髎より少し膀胱経寄りに少し痛みあり。ただこの痛みは動診をしたから気づいたが、日常生活やゴルフで感じることはないとのことで、今一番つらい肩甲間部の凝り感とは違う。
①まず眼精疲労もあると本人がおっしゃったので、置き針治療をしたのですが、見え方は良くならず、首の動診の痛みも変化なし
少し喘息が出てるとのことだったので、喘息の治療をすることにしました。深呼吸で空気が入るのは胸(膻中あたり)だけ。
②左H1井穴刺絡×3セット→胸に入る空気の範囲が1セットするたびに、少しずつ遠心状に広がる感じだが、深くはならない
③右H1×3セット→胸に入る空気の範囲が1セットするたびに、更に少しずつ遠心状に広がっていくが、やはり深くはならない
④左H3×2セット→胸に入る空気の範囲が1セットするたびに、更に少しずつ遠心状に広がっていき、胸いっぱいまで空気が入るようになる
⑤右H3×2セット→ここで初めて空気が胸の下のラインくらいまで、少しだけ深く入るようになる
⑥右H2→更に少し深くみぞおちくらいまで空気が入る
⑦右H2をもう1回井穴刺絡→空気の入り方に変化が無くなる
一番つらかった肩甲間部の凝り感が無くなるが、首の動診には変化なし。
⑧うつ伏せ治療。
⑨最後にH5F5を井穴刺絡→首の動診、深呼吸に変化なし
質問1:このうつ伏せになってもらう時に、少し咳をし始めたので、上記②から⑦までの治療で、交感神経を抑制しすぎて咳が出たと思ったのですが、どうでしょうか?
質 問2:治療が終わって話をしていると、喘息の薬をもう10年以上飲み続けていて、発作予防のために朝晩吸引しているとのことでした。質問1ともかぶるかも しれないのですが、喘息の薬で気管支を広げようとしているなら、私のした②から⑦の治療は、交感神経を抑制するから、薬の作用と相反することになったと思 うのです。
でも肺と心臓の井穴刺絡で空気が広く深く入って、肩甲間部の凝り感も無くなっているのだから、良かったのかな?と、悩んでいます。
そもそも、喘息の治療なら、最初にH5F5をやってみるべきだったのかもとも思っています。
よろしくお願いいたします。
自分のした治療と結果と、薬の関係について悩んでいます。ご教示いただけますと幸いです。
喘息の基礎疾患があり、肩甲間部の凝り感がつらいととおっしゃる50代後半の女性。ゴルフ好きで仕事が休みの日は熱心にゴルフの練習に通っている。
首の動診では後屈、左側屈、左回旋、左斜前屈で、左天髎より少し膀胱経寄りに少し痛みあり。ただこの痛みは動診をしたから気づいたが、日常生活やゴルフで感じることはないとのことで、今一番つらい肩甲間部の凝り感とは違う。
①まず眼精疲労もあると本人がおっしゃったので、置き針治療をしたのですが、見え方は良くならず、首の動診の痛みも変化なし
少し喘息が出てるとのことだったので、喘息の治療をすることにしました。深呼吸で空気が入るのは胸(膻中あたり)だけ。
②左H1井穴刺絡×3セット→胸に入る空気の範囲が1セットするたびに、少しずつ遠心状に広がる感じだが、深くはならない
③右H1×3セット→胸に入る空気の範囲が1セットするたびに、更に少しずつ遠心状に広がっていくが、やはり深くはならない
④左H3×2セット→胸に入る空気の範囲が1セットするたびに、更に少しずつ遠心状に広がっていき、胸いっぱいまで空気が入るようになる
⑤右H3×2セット→ここで初めて空気が胸の下のラインくらいまで、少しだけ深く入るようになる
⑥右H2→更に少し深くみぞおちくらいまで空気が入る
⑦右H2をもう1回井穴刺絡→空気の入り方に変化が無くなる
一番つらかった肩甲間部の凝り感が無くなるが、首の動診には変化なし。
⑧うつ伏せ治療。
⑨最後にH5F5を井穴刺絡→首の動診、深呼吸に変化なし
質問1:このうつ伏せになってもらう時に、少し咳をし始めたので、上記②から⑦までの治療で、交感神経を抑制しすぎて咳が出たと思ったのですが、どうでしょうか?
質 問2:治療が終わって話をしていると、喘息の薬をもう10年以上飲み続けていて、発作予防のために朝晩吸引しているとのことでした。質問1ともかぶるかも しれないのですが、喘息の薬で気管支を広げようとしているなら、私のした②から⑦の治療は、交感神経を抑制するから、薬の作用と相反することになったと思 うのです。
でも肺と心臓の井穴刺絡で空気が広く深く入って、肩甲間部の凝り感も無くなっているのだから、良かったのかな?と、悩んでいます。
そもそも、喘息の治療なら、最初にH5F5をやってみるべきだったのかもとも思っています。
よろしくお願いいたします。
頭の治療、頭の症状、頭の治療点、顔の治療点など解説します。
爪楊枝を10本持ってご視聴ください。
うぐい棒をお持ちの方は、ご準備ください。
治療法は、刺絡、円皮針、うぐい棒、爪楊枝
?si=nf9JXmrd2IHyEplL
爪楊枝を10本持ってご視聴ください。
うぐい棒をお持ちの方は、ご準備ください。
治療法は、刺絡、円皮針、うぐい棒、爪楊枝
?si=nf9JXmrd2IHyEplL
おはようございます、稲舛先生。
解説をありがとうございます。
>多くの病気や症状の原因は、患者さん自身が作っています。ほとんどが、患者さんにしかできない事ばかり。
生活習慣病ってよく聞く言葉ですが、肥満など、限定的な病気、病状に使われている気がするのですが、ほとんどの症状が生活習慣によるものなんだなと思いました。
>さて、患者さんに本気になってやってもらうにはどうしたら良いか?治療家自身がやってみせる、体験を話すことかもしれません。良いことだったら、治療家自身も健康になれるのですから、一石二鳥ですね。
井穴刺絡学を学び始めて、生活習慣というものへの認識が変わったので、私も色々と実践し始めています。患者さんと一緒に健康になれるように、続けていきたいです。
解説をありがとうございます。
>多くの病気や症状の原因は、患者さん自身が作っています。ほとんどが、患者さんにしかできない事ばかり。
生活習慣病ってよく聞く言葉ですが、肥満など、限定的な病気、病状に使われている気がするのですが、ほとんどの症状が生活習慣によるものなんだなと思いました。
>さて、患者さんに本気になってやってもらうにはどうしたら良いか?治療家自身がやってみせる、体験を話すことかもしれません。良いことだったら、治療家自身も健康になれるのですから、一石二鳥ですね。
井穴刺絡学を学び始めて、生活習慣というものへの認識が変わったので、私も色々と実践し始めています。患者さんと一緒に健康になれるように、続けていきたいです。