小学生の女子、前に倒れて膝をぶつけてから、歩くと足が痛い。
体重やや多目です。
圧痛点を探すと左足の親指から土踏まず、カカトの内側にあります。
歩く時は、足を外向きにして、足の指が曲がらないようにして歩きます。
立ち上がり時にも痛みがあります。
痛みは、脾経上なのでF1にパイオネックスゼロを貼ってトントン、圧痛点にパイオネックスゼロを5枚貼ると、左足をついて立ち上がり、歩行の痛みは半減しています。
大人だったら、シーソー法で5番針の治療するのですが、子どもなので?
プラスドライバーの先端でツンツン200回!痛みは、小さくなりました。
横で見ている母親は、針を刺してもらえば早いのに!
父親は、普通に歩いてみなさい、と
いやいやそれは間違ってます、お父さん!
痛い足に負担がかからないように歩くと痛みは取れやすいのですよ。
発想を変えると、痛みの無い足に強く負担をかけるほうが、痛みが取れやすい、シーソー法の考えを発展させると、そうなんです!
痛みが無い右足で片足ケンケンを20回、さらに痛みは少なくなりました。
体重やや多目です。
圧痛点を探すと左足の親指から土踏まず、カカトの内側にあります。
歩く時は、足を外向きにして、足の指が曲がらないようにして歩きます。
立ち上がり時にも痛みがあります。
痛みは、脾経上なのでF1にパイオネックスゼロを貼ってトントン、圧痛点にパイオネックスゼロを5枚貼ると、左足をついて立ち上がり、歩行の痛みは半減しています。
大人だったら、シーソー法で5番針の治療するのですが、子どもなので?
プラスドライバーの先端でツンツン200回!痛みは、小さくなりました。
横で見ている母親は、針を刺してもらえば早いのに!
父親は、普通に歩いてみなさい、と
いやいやそれは間違ってます、お父さん!
痛い足に負担がかからないように歩くと痛みは取れやすいのですよ。
発想を変えると、痛みの無い足に強く負担をかけるほうが、痛みが取れやすい、シーソー法の考えを発展させると、そうなんです!
痛みが無い右足で片足ケンケンを20回、さらに痛みは少なくなりました。
小学生の男子、1ヶ月前からカカトが痛くなって病院へ、成長痛の診断。
簡易なギブスをして松葉杖で一週間、すると反対側のカカトが痛くなるを繰り返しています。
昨日は、左カカトが痛いのを治療する予定。
が、圧痛はなく?聞けば、電話した時は痛かったけど、今は、右のカカトが痛い?
カカトなので足の小指F3F4にパイオネックスゼロを貼ってトントン、カカトの圧痛点にパイオネックスゼロを貼ると鎮痛しました。
何で一週間交代でカカトに痛みが出るのか?
松葉杖で一週間の間、片足は簡易なギブス、反対側の足はスリッパやサンダル!
ギブスの足が良くなった、と、言うよりサンダルやスリッパで歩いた足が痛くなっている、と、考えられます。
10分もすると、痛みなく歩き回ってました。
簡易なギブスをして松葉杖で一週間、すると反対側のカカトが痛くなるを繰り返しています。
昨日は、左カカトが痛いのを治療する予定。
が、圧痛はなく?聞けば、電話した時は痛かったけど、今は、右のカカトが痛い?
カカトなので足の小指F3F4にパイオネックスゼロを貼ってトントン、カカトの圧痛点にパイオネックスゼロを貼ると鎮痛しました。
何で一週間交代でカカトに痛みが出るのか?
松葉杖で一週間の間、片足は簡易なギブス、反対側の足はスリッパやサンダル!
ギブスの足が良くなった、と、言うよりサンダルやスリッパで歩いた足が痛くなっている、と、考えられます。
10分もすると、痛みなく歩き回ってました。
おはようございます、稲舛先生。お返事をありがとうございます。
考えながら、色々試してみるのが一番ということですね。自由自在にできて、見所があるから効果判定もできるし、効かなかったことも次に考える材料になる。
これからも試行錯誤していこうと思います!
●ここが悩ましいところで、井穴刺絡は、あれも、これも、いっしょに良くなってしまいます。これもあって、最初にどの井穴を刺絡するか?考えなければならないし、順番も考えた方が良いな?と、なってきます。
今の少ない知識でも、少しだけ考えられるようになってきたのですが、先日の稲舛先生のめまいの症例の治療解説を読むと、自分の知識の範囲でしか読みとれていないと思いました。まだまだまだ、奥が深いと感じました。
とても勉強になります。ありがとうございました。
また質問させていただきます。
引き続きよろしくお願いいたします。
考えながら、色々試してみるのが一番ということですね。自由自在にできて、見所があるから効果判定もできるし、効かなかったことも次に考える材料になる。
これからも試行錯誤していこうと思います!
●ここが悩ましいところで、井穴刺絡は、あれも、これも、いっしょに良くなってしまいます。これもあって、最初にどの井穴を刺絡するか?考えなければならないし、順番も考えた方が良いな?と、なってきます。
今の少ない知識でも、少しだけ考えられるようになってきたのですが、先日の稲舛先生のめまいの症例の治療解説を読むと、自分の知識の範囲でしか読みとれていないと思いました。まだまだまだ、奥が深いと感じました。
とても勉強になります。ありがとうございました。
また質問させていただきます。
引き続きよろしくお願いいたします。
質問2,昨日、先生が投稿されためまいの患者さんの治療を読んで思ったのですが、この患者さんの場合も眼精疲労が原因だと思ったのなら、両方のF2を井穴刺絡した方が良かったでしょうか?
●どうぞ、お試しください。
左首が痛くて目・眼精疲労がかな?と言う症例に右F2井穴刺絡やったり。
眼の症状にF6から先にやったり。
パイオネックスからやってみたり・・・自由自在に
質 問3,手術痕癒着は治療せず、眼精疲労と三陰交の処置、右F2で、9割がたは首の痛みが取れたのですが、最後、側屈で右の首に痛みが残っていました。そし て最後にH5F5の井穴刺絡をして治療を終了としました。これで首はほとんど気にならないくらいになりました。これは刺激量が多すぎますでしょうか?
この患者さんは喘息の基礎疾患があり、暴飲暴食で少し前に喘息の発作を起こしそうになったそうです。H5F5アルミ玉を教えていたので、アルミ玉で発作を起こさずに済んだと言っていました。
●刺激量は、患者さんによって違うので、良かったのではないかと思います。
なので副交感神経の抑制をして終わりにしようと思っていたのですが、体制神経的にも首に効くんじゃないだろうかとも思った次第です。
●ここが悩ましいところで、井穴刺絡は、あれも、これも、いっしょに良くなってしまいます。
これもあって、最初にどの井穴を刺絡するか?考えなければならないし、順番も考えた方が良いな?と、なってきます。
●どうぞ、お試しください。
左首が痛くて目・眼精疲労がかな?と言う症例に右F2井穴刺絡やったり。
眼の症状にF6から先にやったり。
パイオネックスからやってみたり・・・自由自在に
質 問3,手術痕癒着は治療せず、眼精疲労と三陰交の処置、右F2で、9割がたは首の痛みが取れたのですが、最後、側屈で右の首に痛みが残っていました。そし て最後にH5F5の井穴刺絡をして治療を終了としました。これで首はほとんど気にならないくらいになりました。これは刺激量が多すぎますでしょうか?
この患者さんは喘息の基礎疾患があり、暴飲暴食で少し前に喘息の発作を起こしそうになったそうです。H5F5アルミ玉を教えていたので、アルミ玉で発作を起こさずに済んだと言っていました。
●刺激量は、患者さんによって違うので、良かったのではないかと思います。
なので副交感神経の抑制をして終わりにしようと思っていたのですが、体制神経的にも首に効くんじゃないだろうかとも思った次第です。
●ここが悩ましいところで、井穴刺絡は、あれも、これも、いっしょに良くなってしまいます。
これもあって、最初にどの井穴を刺絡するか?考えなければならないし、順番も考えた方が良いな?と、なってきます。
先ほど投稿した中の質問3が少し文章が前後して、意味がおかしくなっていたのに気づいたので、質問3だけ、訂正させてください。
質 問3,手術痕癒着は治療せず、眼精疲労と三陰交の処置、右F2で、9割がたは首の痛みが取れたのですが、最後、側屈で右の首に痛みが残っていました。そし て最後にH5F5の井穴刺絡をして治療を終了としました。これで首はほとんど気にならないくらいになりました。これは刺激量が多すぎますでしょうか?
この患者さんは喘息の基礎疾患があり、暴飲暴食で少し前に喘息の発作を起こしそうになったそうです。H5F5アルミ玉を教えていたので、アルミ玉で発作を起こさずに済んだと言っていました。
なので副交感神経の抑制をして終わりにしようと思っていたのですが、体制神経的にも首に効くんじゃないだろうかとも思った次第です。
※最後の確認不足で投稿してしまって、申し訳ありませんでした。
質 問3,手術痕癒着は治療せず、眼精疲労と三陰交の処置、右F2で、9割がたは首の痛みが取れたのですが、最後、側屈で右の首に痛みが残っていました。そし て最後にH5F5の井穴刺絡をして治療を終了としました。これで首はほとんど気にならないくらいになりました。これは刺激量が多すぎますでしょうか?
この患者さんは喘息の基礎疾患があり、暴飲暴食で少し前に喘息の発作を起こしそうになったそうです。H5F5アルミ玉を教えていたので、アルミ玉で発作を起こさずに済んだと言っていました。
なので副交感神経の抑制をして終わりにしようと思っていたのですが、体制神経的にも首に効くんじゃないだろうかとも思った次第です。
※最後の確認不足で投稿してしまって、申し訳ありませんでした。
おはようございます、稲舛先生。ご指導をありがとうございます。
>良い治療されてますね。患者さんも喜ばれていることでしょう。治療前後の確認をすると、患者さんは「良くなった!」と、理解されますね。
産 後からあった10年来の首の痛みは、もうそんなものだと思っていたらしく、学んだばかりの井穴刺絡学の動診をやってみて、実は首が痛いということを知りま した。首の痛みが無くなったら、背筋が伸びている感じがして猫背が少し良くなったように思うともおっしゃっていました。
>手術部 位の圧痛は、一回では全く取れませんのでご安心ください。例えば、円皮針で痛みが取れたとしても、貼った円皮針の間に痛みが存在することは多く、次回は、 それに貼って治療することになります。手術痕が大きな原因となっていれば、毎回、それが解消するまではやることになりますね。
やはり手術痕の圧痛は、動診と一緒で、毎回ちゃんと診るということですね。肝に銘じておきます。
>円皮針で取れなかった痛みを井穴刺絡である程度解消できると思います。
質問1,円皮針で取り切れなかった手術痕・癒着の圧痛のところを通っている経絡を考えて、井穴を選択すればよいのでしょうか?
>できることなら、運動で柔軟性を保ってもらって改善させる方がお互いのためになると思います。患者さんは筋力、柔軟性などが上がり、治療者は、次の治療に取り組むことができます。
この方はとても理解が早い方なので、手術痕・癒着の影響の話から運動、柔軟性の重要性を話したら、そうですよね~と納得されていました。あとは実践して続けられるかだと思います。
質問2,昨日、先生が投稿されためまいの患者さんの治療を読んで思ったのですが、この患者さんの場合も眼精疲労が原因だと思ったのなら、両方のF2を井穴刺絡した方が良かったでしょうか?
腹診で肝臓の圧痛があったので、肝臓と眼精疲労の両方への効果を考えて右F2を刺絡したのですが、左F2までは考えが及んでいませんでした。
質 問3,手術痕癒着は治療せず、眼精疲労と三陰交の処置、右F2で、9割がたは首の痛みが取れたのですが、最後、側屈で右の首に痛みが残っていました。首は ほとんど気にならないくらいになりました。なので最後にH5F5の井穴刺絡をして治療を終了としましたが、これは刺激量が多すぎますでしょうか?
この患者さんは喘息の基礎疾患があり、暴飲暴食で少し前に喘息の発作を起こしそうになったそうです。H5F5アルミ玉を教えていたので、アルミ玉で発作を起こさずに済んだと言っていました。
なので副交感神経の抑制をして終わりにしようと思っていたのですが、体制神経的にも首に効くんじゃないだろうかとも思った次第です。
ご教示いただけますと幸いです。
>良い治療されてますね。患者さんも喜ばれていることでしょう。治療前後の確認をすると、患者さんは「良くなった!」と、理解されますね。
産 後からあった10年来の首の痛みは、もうそんなものだと思っていたらしく、学んだばかりの井穴刺絡学の動診をやってみて、実は首が痛いということを知りま した。首の痛みが無くなったら、背筋が伸びている感じがして猫背が少し良くなったように思うともおっしゃっていました。
>手術部 位の圧痛は、一回では全く取れませんのでご安心ください。例えば、円皮針で痛みが取れたとしても、貼った円皮針の間に痛みが存在することは多く、次回は、 それに貼って治療することになります。手術痕が大きな原因となっていれば、毎回、それが解消するまではやることになりますね。
やはり手術痕の圧痛は、動診と一緒で、毎回ちゃんと診るということですね。肝に銘じておきます。
>円皮針で取れなかった痛みを井穴刺絡である程度解消できると思います。
質問1,円皮針で取り切れなかった手術痕・癒着の圧痛のところを通っている経絡を考えて、井穴を選択すればよいのでしょうか?
>できることなら、運動で柔軟性を保ってもらって改善させる方がお互いのためになると思います。患者さんは筋力、柔軟性などが上がり、治療者は、次の治療に取り組むことができます。
この方はとても理解が早い方なので、手術痕・癒着の影響の話から運動、柔軟性の重要性を話したら、そうですよね~と納得されていました。あとは実践して続けられるかだと思います。
質問2,昨日、先生が投稿されためまいの患者さんの治療を読んで思ったのですが、この患者さんの場合も眼精疲労が原因だと思ったのなら、両方のF2を井穴刺絡した方が良かったでしょうか?
腹診で肝臓の圧痛があったので、肝臓と眼精疲労の両方への効果を考えて右F2を刺絡したのですが、左F2までは考えが及んでいませんでした。
質 問3,手術痕癒着は治療せず、眼精疲労と三陰交の処置、右F2で、9割がたは首の痛みが取れたのですが、最後、側屈で右の首に痛みが残っていました。首は ほとんど気にならないくらいになりました。なので最後にH5F5の井穴刺絡をして治療を終了としましたが、これは刺激量が多すぎますでしょうか?
この患者さんは喘息の基礎疾患があり、暴飲暴食で少し前に喘息の発作を起こしそうになったそうです。H5F5アルミ玉を教えていたので、アルミ玉で発作を起こさずに済んだと言っていました。
なので副交感神経の抑制をして終わりにしようと思っていたのですが、体制神経的にも首に効くんじゃないだろうかとも思った次第です。
ご教示いただけますと幸いです。
11月の予定が入りました。
11月26日(日曜日)午後1時から
沖縄で鍼灸師会主催の井穴刺絡講習会を行います。
会場などの詳細は、後日お知らせできると思います。
11月26日(日曜日)午後1時から
沖縄で鍼灸師会主催の井穴刺絡講習会を行います。
会場などの詳細は、後日お知らせできると思います。
50歳代、女性。三日前の夜中にめまいが始まって、翌日の朝もめまい。
シャワーを浴びて、右を下に寝たとたんズドンと落ちた感じがして、グラグラっと眼が回り始めてしばらくすると少し落ち着きました。
左を下に寝返りすると、また、グルグル回り出してしまいました。
トイレに行きたくなったので、少し落ち着いたところでトイレまで行って帰ってバッタリ布団に倒れ込んで朝です。
朝もまだグルグルのめまいがあったので、病院に行くと「加齢と耳石が原因のめまいですね、しばらく時間がかかるでしょう」の診断、吐き気もあったのでそれらの薬が出てます。
少し落ち着いているので、今の間に行こうと来院です。
動診では、立ち上がると不安定です。
首を左に倒すと右に強い肩コリがあります。
座位で身体ごと左に倒すとめまいが出ます。
左目の見え方が悪い、近視も老眼もあります。
手足に湿疹が出ています。
これらのことを考えてH5F5F2F6頭の刺絡の順番で治療をすることにしました。
①H5…眼の問題が大きいかもしれないけども、湿疹があることを考えると副交感神経の興奮しためまいかもしれない。
F5井穴刺絡をすると、眼の治療、眼精疲労の治療となるので、眼とは関係のないH5井穴刺絡からやることに。
しかし、もし、耳石が原因?と考えられる場合は、H5は、耳の治療に関係があるので、それかもしれないと考えられる。
②F5…H5井穴刺絡で変化が無くてF5井穴刺絡をする、と、胆経上にある目に関係するツボの刺激で見え方、眼精疲労の改善が考えられる。
H5だけでは改善なかった副交感神経の症状がF5までやることによって抑制効果が働き頭痛の改善があるかもしれない。
頭痛が胆経上にあれば、経絡上の痛みの改善があるかもしれない。
患者さんの頭痛は、主に後頭部膀胱経上でした。
③F2井穴刺絡で眼の治療をすると、眼精疲労や眼の治療による症状の変化を確認することができる。
F5の効果を考えながらF2でさらに良くなることがあれば、原因の一つに"目・視力・眼精疲労"
④F2井穴刺絡で眼の改善があれば、眼の治療を補完する意味でF6井穴刺絡。
⑤頭の刺絡では、眼の原因を考えれば、コメカミの刺絡、後頭部玉枕の刺絡を行う。
右肩コリが強かったので、百会と百会の右横=胆経上の刺絡。
と、この順番でやって①改善なく、②片頭痛が徐々に改善、徐々に改善を考えると胆経上の痛みより、副交感神経抑制の効果(ゆっくり現れる)ことが考えられる。
③の治療をすると、眼の状態が改善④の治療でさらに改善しています。
⑤の頭部刺絡で、患者さんのめまいや眼の症状はほぼすべて改善、右の肩コリの位置が胆経上から膀胱経上になりました。
足の小指の膀胱経上の圧痛を探すと、小指の井穴F4よりも3ミリほど下・腹側に強い圧痛があります。
この圧痛を押さえると、肩コリが楽になるので、これに刺絡をしましたら、肩コリは解消しました。
患者さんのめまいの原因は、副交感神経の異常興奮、眼精疲労、適正なメガネをかけてない と、考えられます。
シャワーを浴びて、右を下に寝たとたんズドンと落ちた感じがして、グラグラっと眼が回り始めてしばらくすると少し落ち着きました。
左を下に寝返りすると、また、グルグル回り出してしまいました。
トイレに行きたくなったので、少し落ち着いたところでトイレまで行って帰ってバッタリ布団に倒れ込んで朝です。
朝もまだグルグルのめまいがあったので、病院に行くと「加齢と耳石が原因のめまいですね、しばらく時間がかかるでしょう」の診断、吐き気もあったのでそれらの薬が出てます。
少し落ち着いているので、今の間に行こうと来院です。
動診では、立ち上がると不安定です。
首を左に倒すと右に強い肩コリがあります。
座位で身体ごと左に倒すとめまいが出ます。
左目の見え方が悪い、近視も老眼もあります。
手足に湿疹が出ています。
これらのことを考えてH5F5F2F6頭の刺絡の順番で治療をすることにしました。
①H5…眼の問題が大きいかもしれないけども、湿疹があることを考えると副交感神経の興奮しためまいかもしれない。
F5井穴刺絡をすると、眼の治療、眼精疲労の治療となるので、眼とは関係のないH5井穴刺絡からやることに。
しかし、もし、耳石が原因?と考えられる場合は、H5は、耳の治療に関係があるので、それかもしれないと考えられる。
②F5…H5井穴刺絡で変化が無くてF5井穴刺絡をする、と、胆経上にある目に関係するツボの刺激で見え方、眼精疲労の改善が考えられる。
H5だけでは改善なかった副交感神経の症状がF5までやることによって抑制効果が働き頭痛の改善があるかもしれない。
頭痛が胆経上にあれば、経絡上の痛みの改善があるかもしれない。
患者さんの頭痛は、主に後頭部膀胱経上でした。
③F2井穴刺絡で眼の治療をすると、眼精疲労や眼の治療による症状の変化を確認することができる。
F5の効果を考えながらF2でさらに良くなることがあれば、原因の一つに"目・視力・眼精疲労"
④F2井穴刺絡で眼の改善があれば、眼の治療を補完する意味でF6井穴刺絡。
⑤頭の刺絡では、眼の原因を考えれば、コメカミの刺絡、後頭部玉枕の刺絡を行う。
右肩コリが強かったので、百会と百会の右横=胆経上の刺絡。
と、この順番でやって①改善なく、②片頭痛が徐々に改善、徐々に改善を考えると胆経上の痛みより、副交感神経抑制の効果(ゆっくり現れる)ことが考えられる。
③の治療をすると、眼の状態が改善④の治療でさらに改善しています。
⑤の頭部刺絡で、患者さんのめまいや眼の症状はほぼすべて改善、右の肩コリの位置が胆経上から膀胱経上になりました。
足の小指の膀胱経上の圧痛を探すと、小指の井穴F4よりも3ミリほど下・腹側に強い圧痛があります。
この圧痛を押さえると、肩コリが楽になるので、これに刺絡をしましたら、肩コリは解消しました。
患者さんのめまいの原因は、副交感神経の異常興奮、眼精疲労、適正なメガネをかけてない と、考えられます。
gakuさん、こんにちは。
良い治療されてますね。患者さんも喜ばれていることでしょう。
治療前後の確認をすると、患者さんは「良くなった!」と、理解されますね。
さて、手術痕の治療についてですが、gakuさんのお考え、ほぼ、間違いはないと思います。
手術痕の治療で次に出てきたのは、gakuさんの治療で悪くなってできたとは考えにくい、二番目の痛みがわかるようになったのだと思います。
手術された方の傷と癒着は、硬くならないように運動が必須で、ピラティスやヨガをずーっとやってもらうことになります。
「えっ、ずーっとですか!?」と言われる患者さんもいますが、一病息災、一つ、気になることがあって健康に注意して、運動を続けられることができれば、大きなメリットではないかと思います。
手術部位の圧痛は、一回では全く取れませんのでご安心ください
例えば、円皮針で痛みが取れたとしても、貼った円皮針の間に痛みが存在することは多く、次回は、それに貼って治療することになります。
円皮針で取れなかった痛みを井穴刺絡である程度解消できると思います。
手術痕が大きな原因となっていれば、毎回、それが解消するまではやることになりますね。
できることなら、運動で柔軟性を保ってもらって改善させる方がお互いのためになると思います。
患者さんは筋力、柔軟性などが上がり、治療者は、次の治療に取り組むことができます。
良い治療されてますね。患者さんも喜ばれていることでしょう。
治療前後の確認をすると、患者さんは「良くなった!」と、理解されますね。
さて、手術痕の治療についてですが、gakuさんのお考え、ほぼ、間違いはないと思います。
手術痕の治療で次に出てきたのは、gakuさんの治療で悪くなってできたとは考えにくい、二番目の痛みがわかるようになったのだと思います。
手術された方の傷と癒着は、硬くならないように運動が必須で、ピラティスやヨガをずーっとやってもらうことになります。
「えっ、ずーっとですか!?」と言われる患者さんもいますが、一病息災、一つ、気になることがあって健康に注意して、運動を続けられることができれば、大きなメリットではないかと思います。
手術部位の圧痛は、一回では全く取れませんのでご安心ください
例えば、円皮針で痛みが取れたとしても、貼った円皮針の間に痛みが存在することは多く、次回は、それに貼って治療することになります。
円皮針で取れなかった痛みを井穴刺絡である程度解消できると思います。
手術痕が大きな原因となっていれば、毎回、それが解消するまではやることになりますね。
できることなら、運動で柔軟性を保ってもらって改善させる方がお互いのためになると思います。
患者さんは筋力、柔軟性などが上がり、治療者は、次の治療に取り組むことができます。
稲舛先生、いつもお世話になっております。
質問1,手術痕や手術の癒着の痛みの治療をし、それが適切であれば、しばらくはその影響は無くなると考えていいでしょうか?
手術痕や癒着が、年を取ってからどこかの痛みの原因となっている場合、治療で手術痕や癒着の痛みを取っても、またその部位が硬くなれば、痛みが再発するので、その手術部位の柔軟性を高めておくようにしなければいけないと理解しています。
この疑問の発端は、盲腸と縦の帝王切開がある方(ここで刺激量の質問をした喘息の基礎疾患のある方)が、10年来の首の痛みがあり、ここで学んだ通り置き針治療をやって、首の痛みが無くなりました。
そ の1週間後に治療にいらしたときに、10年来の首の痛みとは違うが、少し細かい作業をやりすぎてまた首が数日前から痛くなったとのことでした。首の痛みの 感じや部位は違うが、私のやった手術痕癒着の治療がいまいちで、また手術痕癒着が影響して、首の痛みを生じさせたのかと思ったのです。
ただ、今回は手術痕癒着は治療せず、眼精疲労と三陰交の処置(臍に近い右下腹部と臍の下の圧痛があったので)、腹部の圧痛が肝にあったので右F2で、9割がたは首の痛みが取れました。
なので、手術痕癒着は今回の痛みにはあまり影響していなかったのかと考えたのですが、1回の手術痕癒着の治療でどれくらいその効果が持続するものなのか疑問に思いました。もちろん治療技術によるところもあると思いますが。。。
質問2,今回、手術痕癒着の圧痛を確かめなかったのですが、ここで圧痛を確かめて圧痛が残っていたら、前回の私の手術痕癒着の治療では取り切れなかったところが新たな圧痛として現れてきていると考えて、手術痕癒着の治療をするということになるのかと考えました。
この考え方で良い場合、定期的に治療にいらしてる方で、手術痕がある方は、毎回、手術痕癒着の圧痛を確認して、圧痛があればまずは最初にその影響を排除するようにした方が良いということになりますでしょうか?
ちょっと答えにくい質問になってしまったかもしれません。すみません。よろしくお願いいたします。
質問1,手術痕や手術の癒着の痛みの治療をし、それが適切であれば、しばらくはその影響は無くなると考えていいでしょうか?
手術痕や癒着が、年を取ってからどこかの痛みの原因となっている場合、治療で手術痕や癒着の痛みを取っても、またその部位が硬くなれば、痛みが再発するので、その手術部位の柔軟性を高めておくようにしなければいけないと理解しています。
この疑問の発端は、盲腸と縦の帝王切開がある方(ここで刺激量の質問をした喘息の基礎疾患のある方)が、10年来の首の痛みがあり、ここで学んだ通り置き針治療をやって、首の痛みが無くなりました。
そ の1週間後に治療にいらしたときに、10年来の首の痛みとは違うが、少し細かい作業をやりすぎてまた首が数日前から痛くなったとのことでした。首の痛みの 感じや部位は違うが、私のやった手術痕癒着の治療がいまいちで、また手術痕癒着が影響して、首の痛みを生じさせたのかと思ったのです。
ただ、今回は手術痕癒着は治療せず、眼精疲労と三陰交の処置(臍に近い右下腹部と臍の下の圧痛があったので)、腹部の圧痛が肝にあったので右F2で、9割がたは首の痛みが取れました。
なので、手術痕癒着は今回の痛みにはあまり影響していなかったのかと考えたのですが、1回の手術痕癒着の治療でどれくらいその効果が持続するものなのか疑問に思いました。もちろん治療技術によるところもあると思いますが。。。
質問2,今回、手術痕癒着の圧痛を確かめなかったのですが、ここで圧痛を確かめて圧痛が残っていたら、前回の私の手術痕癒着の治療では取り切れなかったところが新たな圧痛として現れてきていると考えて、手術痕癒着の治療をするということになるのかと考えました。
この考え方で良い場合、定期的に治療にいらしてる方で、手術痕がある方は、毎回、手術痕癒着の圧痛を確認して、圧痛があればまずは最初にその影響を排除するようにした方が良いということになりますでしょうか?
ちょっと答えにくい質問になってしまったかもしれません。すみません。よろしくお願いいたします。

