クラクラする症状、昼間も夜もあります。
動診では、立位での後屈ができません。
座位では後屈はできます。
何度か治療して、昼間は少し改善、夜が気になります。
毎日あったクラクラ、めまいは、3日に一度程度になっています。
夜が気になるのは、悪い夢を見ているから?「夢は五臓の疲れ」とも言います。
この3回くらいは、クラクラ・めまいの治療に副交感神経を抑制するH5F5井穴刺絡をしていました。
腹診では、お腹のどこも張って少し痛みがあります。
最も痛むのが、左の下腹部=左卵巣?
三陰交の円皮針パイオネックス0.6を正確に貼って鎮痛しました。
ヘソの斜め上にも軽い腎臓の圧痛、左右F3井穴刺絡で鎮痛しました。
腹部の圧痛はほとんど消失、右上腹部に軽い圧痛があります。
肝臓を考えて右F2井穴刺絡で鎮痛。
最後に、交感神経を抑制するF4井穴刺絡です。
今回は、いつもとは逆の治療なのでH5F5井穴刺絡はしませんでした。
患者さんには、以前の喘息の治療で好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(チャーグ・ストラウス症候群)を発症して歩けなくなったことがあります。
立位でのフラフラの原因の一つに、この症状が残っているからかもしれないとのことです。
立位での後屈では、上を向いただけで倒れます。
●前後屈でのフラフラ・めまいは百会の頭部刺絡
今日は、交感神経を抑制する治療の身なので、百会の頭部刺絡をやってみました。
立位での後屈、少し良い感じです「もっとできそうな気がする」
百会の前2センチ、頭頂部の頭部刺絡をすると、さらに良い感じです。
百会の2センチ後ろの頭部刺絡をすると「もう、満足です」
今まで見たこと無い、後ろの景色が見えたそうです。
これで四日間、症状の変化を見てもらうことにしました。
動診では、立位での後屈ができません。
座位では後屈はできます。
何度か治療して、昼間は少し改善、夜が気になります。
毎日あったクラクラ、めまいは、3日に一度程度になっています。
夜が気になるのは、悪い夢を見ているから?「夢は五臓の疲れ」とも言います。
この3回くらいは、クラクラ・めまいの治療に副交感神経を抑制するH5F5井穴刺絡をしていました。
腹診では、お腹のどこも張って少し痛みがあります。
最も痛むのが、左の下腹部=左卵巣?
三陰交の円皮針パイオネックス0.6を正確に貼って鎮痛しました。
ヘソの斜め上にも軽い腎臓の圧痛、左右F3井穴刺絡で鎮痛しました。
腹部の圧痛はほとんど消失、右上腹部に軽い圧痛があります。
肝臓を考えて右F2井穴刺絡で鎮痛。
最後に、交感神経を抑制するF4井穴刺絡です。
今回は、いつもとは逆の治療なのでH5F5井穴刺絡はしませんでした。
患者さんには、以前の喘息の治療で好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(チャーグ・ストラウス症候群)を発症して歩けなくなったことがあります。
立位でのフラフラの原因の一つに、この症状が残っているからかもしれないとのことです。
立位での後屈では、上を向いただけで倒れます。
●前後屈でのフラフラ・めまいは百会の頭部刺絡
今日は、交感神経を抑制する治療の身なので、百会の頭部刺絡をやってみました。
立位での後屈、少し良い感じです「もっとできそうな気がする」
百会の前2センチ、頭頂部の頭部刺絡をすると、さらに良い感じです。
百会の2センチ後ろの頭部刺絡をすると「もう、満足です」
今まで見たこと無い、後ろの景色が見えたそうです。
これで四日間、症状の変化を見てもらうことにしました。
24日の沖縄の治療は、私は動画を撮っていないのですが、参加していただいた後閑先生が丁寧に解説まで入れてフェィスブックに上げていただいてます。
https://www.facebook.com/groups/739677409816648/?ref=bookmarks
「井穴刺絡学会」で検索していただくと出てきます。
https://www.facebook.com/groups/739677409816648/?ref=bookmarks
「井穴刺絡学会」で検索していただくと出てきます。
gakuさん、わかりやすいですね。
この掲示板を見ていただいている皆さん、とても理解が深まっていると思います。
あなたのような質問をしていただける方、とても大切です。
わかっているつもりなんだけど、あそこが少しわからないなー、でも、"いまさら聞けない"gakuさん、キッチリ質問していただけるので、お答えしやすいです。
私自身、なにを書いたら良いのか、わからなくなってしまうことがあります。
この掲示板も結構長くなっているので、あれも、これも、書いたよね。
初心忘るべからずですね。
この掲示板を見ていただいている皆さん、とても理解が深まっていると思います。
あなたのような質問をしていただける方、とても大切です。
わかっているつもりなんだけど、あそこが少しわからないなー、でも、"いまさら聞けない"gakuさん、キッチリ質問していただけるので、お答えしやすいです。
私自身、なにを書いたら良いのか、わからなくなってしまうことがあります。
この掲示板も結構長くなっているので、あれも、これも、書いたよね。
初心忘るべからずですね。
おはようございます、gakuさん。
心臓ほどではないのですが、胃も被害者ですよね。
他臓器の交感神経の興奮が、胃の交感神経を刺激し、胃が痛みを発するというふうに理解したのですが、よろしいでしょうか?
自分は悪くないのに、誰かのとばっちりを食ってしまう、割に合わない役が胃ですよね。
胃は「なんで俺が!」と、激怒の状態だと思うのですが、それを文句言えないのが胃の悲しいサガなんでしょう。
そんなストレスを抱えた胃(交感神経↑)長くその状態が続くと胃に穴が開く=胃潰瘍
ここまでなると、原因を作った臓器の治療と胃の治療も必要となってきますね。
心臓ほどではないのですが、胃も被害者ですよね。
他臓器の交感神経の興奮が、胃の交感神経を刺激し、胃が痛みを発するというふうに理解したのですが、よろしいでしょうか?
自分は悪くないのに、誰かのとばっちりを食ってしまう、割に合わない役が胃ですよね。
胃は「なんで俺が!」と、激怒の状態だと思うのですが、それを文句言えないのが胃の悲しいサガなんでしょう。
そんなストレスを抱えた胃(交感神経↑)長くその状態が続くと胃に穴が開く=胃潰瘍
ここまでなると、原因を作った臓器の治療と胃の治療も必要となってきますね。
おはようございます、稲舛先生。お疲れのことと思いますが、ご丁寧にお返事をいただき、感謝しております。
①眼精疲労や光ストレスによる交感神経の興奮は、目という臓器の低位中枢の交感神経の興奮と理解してよいでしょうか?
●光や激しい動きのストレスによって眼精疲労(低位中枢の興奮症状)を起こす…ことによって、高位中枢の交感神経の興奮となる、眼精疲労が原因となっている度合いが強いと考えられます。
低位中枢の交感神経の興奮が、高位中枢の交感神経の興奮を引き起こすということですね。この説明を読んで、これまでよくわからなかったところが、理解できそうです。
交感神経の異常興奮というとカゼの症状がすぐに思いつくのですが、その他がいまいちピンときてません。世間一般に言われる交感神経を鎮めるためにリラックス法がたくさんありますから、なんとなく脳の興奮的なものが交感神経なのかなという感じでした。
②西洋薬による胃痛の薬だけでは痛みが解消しきれなかったのかと推測してみたのですが、どうでしょうか?
「胃は、被害者」なのですから、胃薬を飲んでも、ちょっと良いかな?程度にしか変化ありませんよね。
原因を治療して改善すれば、胃、そのものの治療をしなくても、胃の症状は改善されます。
井穴刺絡の治療してみて、わかるようになってきました。
③腎臓の傷みの影響だけでは、胃潰瘍にまではならないでしょうか?
●潰瘍は、それが長期間続いた時、または、強い刺激にさらされたときに発生しますので、腎臓がある程度の期間、悪い状態が続けば、その影響買いに出ることは考えられます。
私は、胃が他の臓器の痛みの影響を受けるのは、ただ鏡のように胃の部位に痛みが反射しているのかと思っていました。つまり胃はそんなに影響を受けていないのかと思っていました。
でも稲舛先生のこの解説を読んで、他臓器が損傷していてその影響を受けて胃が痛みを出すということは、他臓器の交感神経の興奮が、胃の交感神経を刺激し、胃が痛みを発するというふうに理解したのですが、よろしいでしょうか?
もしくは他臓器の交感神経の興奮が、胃にとってストレスとなり、胃の交感神経もしくは副交感神経を異常興奮させることになると考えた方がよろしいでしょうか?
理解がどんどん深まっていきます。よろしくお願いいたします。
①眼精疲労や光ストレスによる交感神経の興奮は、目という臓器の低位中枢の交感神経の興奮と理解してよいでしょうか?
●光や激しい動きのストレスによって眼精疲労(低位中枢の興奮症状)を起こす…ことによって、高位中枢の交感神経の興奮となる、眼精疲労が原因となっている度合いが強いと考えられます。
低位中枢の交感神経の興奮が、高位中枢の交感神経の興奮を引き起こすということですね。この説明を読んで、これまでよくわからなかったところが、理解できそうです。
交感神経の異常興奮というとカゼの症状がすぐに思いつくのですが、その他がいまいちピンときてません。世間一般に言われる交感神経を鎮めるためにリラックス法がたくさんありますから、なんとなく脳の興奮的なものが交感神経なのかなという感じでした。
②西洋薬による胃痛の薬だけでは痛みが解消しきれなかったのかと推測してみたのですが、どうでしょうか?
「胃は、被害者」なのですから、胃薬を飲んでも、ちょっと良いかな?程度にしか変化ありませんよね。
原因を治療して改善すれば、胃、そのものの治療をしなくても、胃の症状は改善されます。
井穴刺絡の治療してみて、わかるようになってきました。
③腎臓の傷みの影響だけでは、胃潰瘍にまではならないでしょうか?
●潰瘍は、それが長期間続いた時、または、強い刺激にさらされたときに発生しますので、腎臓がある程度の期間、悪い状態が続けば、その影響買いに出ることは考えられます。
私は、胃が他の臓器の痛みの影響を受けるのは、ただ鏡のように胃の部位に痛みが反射しているのかと思っていました。つまり胃はそんなに影響を受けていないのかと思っていました。
でも稲舛先生のこの解説を読んで、他臓器が損傷していてその影響を受けて胃が痛みを出すということは、他臓器の交感神経の興奮が、胃の交感神経を刺激し、胃が痛みを発するというふうに理解したのですが、よろしいでしょうか?
もしくは他臓器の交感神経の興奮が、胃にとってストレスとなり、胃の交感神経もしくは副交感神経を異常興奮させることになると考えた方がよろしいでしょうか?
理解がどんどん深まっていきます。よろしくお願いいたします。
おはようございます、稲舛先生。沖縄から帰ってきたばかりで、お疲れのところ、お返事をいただきありがとうございます。
生理周期の影響を色々受ける女性の方は多いと思っていたのですが、これを自律神経で考えていくととても面白いです。もっと勉強していこうと思います。
> ニキビと吹き出物の違いは、ニキビは副交感神経、吹き出物は交感神経(ちょっと、ざっくりですね。)ところが、生理痛が始まると痛みによる交感神経の興奮 作用も現れてくるので、患者さんが困っているのが生理前からの副交感神経症状なのか?それとも、痛みによる交感神経症状なのか?
副交感神経の働きが強まることで出た痛みで、交感神経が興奮してくるということも起こるのですね。
こ の患者さんは、生理前からニキビが出てきて、生理が来ると徐々に無くなっていくとおっしゃっていました。また生理痛は無いのですが、生理1日目に頭痛がす ることがあるとのことです。あと生理前には寝付けない時があると言っていたので、交感神経の異常興奮かと思い、そんな時はH6F4のアルミ玉を貼るように アドバイスしたのですが、今回は使わなくてもよく眠れてるとのことでした。他の症状などから、この患者さんは交感神経、副交感神経どっちが優位になってい るのだろうかと探っているのですが、いまいち掴めていない状況です。
でも先日は、副交感神経ではないかと思い、H5F5をやって治療を終 えてみました。その時の見所として手のグーパーをしてもらいました。井穴刺絡をやる前は特に握りにくくないと言っていたのですが、井穴刺絡をやった後の方 が握りやすいとは言っていました。ちなみに治療したのは高温期の中頃です。
もう少し考えを整理させてください。
①生理的な体の反応として、生理前(高温期)は、生理的に副交感神経の働きが強まる。その結果、以下のような体の反応が起こり、不快な症状として現れることがある。
a、分泌されるアセチルコリンの量が多く出やすい人がいる→生理痛などの痛みを起こしやすい
b、分泌されるアセチルコリンの量はそれほど多くなくても、子宮の感受性が高い人がいる→生理痛などの痛みを起こしやすい
c、そもそも生理的に副交感神経が高まる高温期に、何らかの誘因により副交感神経が異常興奮して、アセチルコリンの分泌が多くなることがある→生理痛などの痛みを起こしやすい
d、どの原因にしても、結果として生理痛などの痛みがあるとその痛みにより、交感神経が刺激されて、生理痛などの痛みがひどくなる
稲舛先生の説明を、このように理解したのですが、合っていますでしょうか?ご教示のほど、よろしくお願いいたします。
生理周期の影響を色々受ける女性の方は多いと思っていたのですが、これを自律神経で考えていくととても面白いです。もっと勉強していこうと思います。
> ニキビと吹き出物の違いは、ニキビは副交感神経、吹き出物は交感神経(ちょっと、ざっくりですね。)ところが、生理痛が始まると痛みによる交感神経の興奮 作用も現れてくるので、患者さんが困っているのが生理前からの副交感神経症状なのか?それとも、痛みによる交感神経症状なのか?
副交感神経の働きが強まることで出た痛みで、交感神経が興奮してくるということも起こるのですね。
こ の患者さんは、生理前からニキビが出てきて、生理が来ると徐々に無くなっていくとおっしゃっていました。また生理痛は無いのですが、生理1日目に頭痛がす ることがあるとのことです。あと生理前には寝付けない時があると言っていたので、交感神経の異常興奮かと思い、そんな時はH6F4のアルミ玉を貼るように アドバイスしたのですが、今回は使わなくてもよく眠れてるとのことでした。他の症状などから、この患者さんは交感神経、副交感神経どっちが優位になってい るのだろうかと探っているのですが、いまいち掴めていない状況です。
でも先日は、副交感神経ではないかと思い、H5F5をやって治療を終 えてみました。その時の見所として手のグーパーをしてもらいました。井穴刺絡をやる前は特に握りにくくないと言っていたのですが、井穴刺絡をやった後の方 が握りやすいとは言っていました。ちなみに治療したのは高温期の中頃です。
もう少し考えを整理させてください。
①生理的な体の反応として、生理前(高温期)は、生理的に副交感神経の働きが強まる。その結果、以下のような体の反応が起こり、不快な症状として現れることがある。
a、分泌されるアセチルコリンの量が多く出やすい人がいる→生理痛などの痛みを起こしやすい
b、分泌されるアセチルコリンの量はそれほど多くなくても、子宮の感受性が高い人がいる→生理痛などの痛みを起こしやすい
c、そもそも生理的に副交感神経が高まる高温期に、何らかの誘因により副交感神経が異常興奮して、アセチルコリンの分泌が多くなることがある→生理痛などの痛みを起こしやすい
d、どの原因にしても、結果として生理痛などの痛みがあるとその痛みにより、交感神経が刺激されて、生理痛などの痛みがひどくなる
稲舛先生の説明を、このように理解したのですが、合っていますでしょうか?ご教示のほど、よろしくお願いいたします。

