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刺激量の見極めについて

投稿者: gaku
投稿日: 2023年09月18日(月) 22時07分45秒
こんばんは、稲舛先生。解説をありがとうございます。

>ただ、喘息のような副交感神経異常興奮の症状を持った患者さんでは、刺激量が多くなっただけでも副交感神経が異常興奮することがあります。ここは注意すべき所ですね。

副交感神経が異常興奮しやすい症状を基礎疾患に持っている患者さんは、腹診や動診などで治療をした最後に、副交感神経抑制の井穴刺絡H5F5をやって終了にするというのもありでしょうか?


> 仕事が休みになったので、今日はしっかり体のメンテナンスをするぞ!と、来られた患者さん、ぎんなん治療院に来る前に他所でアロママッサージを受けて来て ました。しばらく治療して様子がちょっと変わったなと思い治療を中止しました。患者さんはめまいの症状があるのですが、それが私も治療したことによって過 剰になってしまったのですね。

この患者さんはテンション高く色々なことに挑戦したり、イベントに参加したりする活発な方なのですが、そんな日々が続いていると、ある日突然、朝から喘息が出るというようなことが起こります。

なので何か症状があるわけではないので交感神経の異常興奮ではないが、交感神経を楽しくたかぶらせて活動していると、ある時反動?で副交感神経の異常興奮が起こるのかなと考えているのですが、この考え方はおかしいでしょうか?

>帝王切開と腎臓の関係、癒着で尿管などの泌尿器関係の臓器を引っ張っていることも考えられますね。治療で不具合を取るのと、硬くならないように運動は欠かせません。

今日、別の患者さんで初めて虫垂炎と帝王切開の両方の手術痕があり、いつも下腹部に圧痛があるので、勉強したばかりの手術痕の圧痛を探して、円皮鍼を貼るのをやってみました。1つの円皮鍼で、動診の痛みが変化しているのを患者さんと共に驚きながら実感しました(喜)。

硬くならないように運動というのは、一般的な全身運動をしておくことが、ひいては手術痕の硬さの改善にもつながるということでしょうか?それとも、手術痕の部位別にその部位の改善につながる個別の運動などがあるのでしょうか?

重ねての質問で恐縮ですが、ご教示のほど、よろしくお願いいたします。

初診の重要性

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年09月18日(月) 12時12分09秒
gakuさん、治療がうまくいっているようで、良かったですね。

 しかし、二回目となるとある程度良くなっているために、どこに原因があったのか?見つけにくくなっていることもあります。
 すでに、前回のgakuさんの治療でずいぶん良くなっているのでわかりにくいのかもしれませんね。

 初診時が最も患者さんの原因となっているものを探すには重要なタイミングで、問診、動診、腹診、圧痛点を探すなどをやってどの井穴刺絡を最初にやるか?
 これは重要です。
 30分間、問診と動診、腹診をやって、その後、しばらく考えて、円皮針を一枚貼っただけだったという症例もあります。

 井穴刺絡では、一つの井穴でいくつかの治療効果を発揮することがあり、その場合、動診、腹診、圧痛点などやっていなければ、いったいどれが、どのようにして良くなったのかがわからなくなります。
 なので、いきなり本命と思われる井穴からやらずに、ハズレかな?から順番にやってみることも、意外な結果が出ることもあって面白い治療になります。

 gakuさんが次回やろうとされている「今度、腎臓が関係しているのか判別するために、F3井穴刺絡を右から」良いですよね。
 
 浅見先生は、体のあちこちのツボは、それで治療効果(自律神経の調整、痛みや動きの改善)はできるけど限定されている、井穴刺絡は、その経絡上の痛みや動き、関係する内臓の治療ができるところが違うと言われています。

刺激量の見極めについて

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年09月18日(月) 11時57分41秒
gakuさん、おはようございます。

 ご質問いただいたのは、その通りで良いと思います。
 お尋ねの刺激量、これは患者さんによって違いますので、一概のこれくらいというのはありません。

 ただ、喘息のような副交感神経異常興奮の症状を持った患者さんでは、刺激量が多くなっただけでも副交感神経が異常興奮することがあります。
 ここは注意すべき所ですね。

 仕事が休みになったので、今日はしっかり体のメンテナンスをするぞ!と、来られた患者さん、ぎんなん治療院に来る前に他所でアロママッサージを受けて来てました。
 しばらく治療して様子がちょっと変わったなと思い治療を中止しました。
 患者さんはめまいの症状があるのですが、それが私も治療したことによって過剰になってしまったのですね。

 帝王切開と腎臓の関係、癒着で尿管などの泌尿器関係の臓器を引っ張っていることも考えられますね。
 治療で不具合を取るのと、硬くならないように運動は欠かせません。

パイオネックスゼロの使い方

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年09月18日(月) 11時49分51秒
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頭部の圧痛について

投稿者: gaku
投稿日: 2023年09月17日(日) 17時25分26秒
稲舛先生、ご指導をありがとうございます。

勉強も治療も楽しいのでここまで続けられていますが、井穴刺絡を知って、更に楽しく治療をできるようになりました。

前回の治療の情報と反省を生かせるように、今回の治療に臨みました。

腹 診ではやはりどこにも圧痛が無かったです。他の患者さんの時には圧痛を見つけられているので、今の私の技術で見つけられる範囲では、この患者さんの腹部に は圧痛が無いです。股関節前側の筋肉や恥骨のところは診慣れていないので、特に気を付けて診てみたのですが、やはり圧痛は見つけられませんでした。腰をと んとんしてもらっても、痛みなど無しで、痛い左腰も痛くありませんでした。

前回の治療から2日経っているのですが、前回治療後は少し良く なった状態が続いていて、完全に良くはなっていないが、悪くもなっていない。いつもはこんな感じにぎっくり腰をすると、次の日には更に痛みが悪化していた とのことで、その痛みを我慢しながら仕事や家事など必要最低限のことをして、あとはじっと痛みが無くなるのを待つというのが流れだったそうです。左F4に アルミ玉を貼ることも教えていたので、やってみていたそうです。

腰の動診で、前屈を30度、60度、90度と区切りをちゃんと意識してやると、60度くらいの時に左腰に痛みではないが、違和感があるとのこと。側屈は左右とも痛みが無くなっていました。

左F4を刺絡すると、前屈の痛みは全く無くなりました。前回、もう少ししっかりと刺絡を続けていたら、前回の治療の時点でもっと良くなっていたのではないかと思いました。また今回の方が前回の刺絡時より足が冷えていたのですが、今回の方が血が出やすかったです。

この後、背部の治療などをして終了としました。

とりあえず、今回の腰の痛みはとれたと思うので、今度、腎臓が関係しているのか判別するために、F3井穴刺絡を右からやってみようと思います。

内 臓の問題でなく、筋肉の問題なら、もっと他の診察を追加して圧痛点を探っていくということでしょうか?稲舛先生のお返事を読んで思い出したのですが、この 患者さんは治療でうつ伏せに寝るとき、首を必ず右に向けています。以前、左に首を曲げるのが痛いですかと聞いたことがあったのですが、痛くはないがつい左 向きになる方が楽とのことでした。

空のバケツの持ち上げ動作は、しゃがみこまずに立ったまま上半身を腰から前になとして手を伸ばして持ち 上げようとしたそうです。前回の治療後に見た動画で、薬指と小指に力を入れる、脇を締める動作が大事とあったので、早速その話を患者さんにしたら、思い当 たる節があると納得されていました。ただぎっくり腰は意識しない何気ない動作で起こるので、意識していない時に身体に負担のかかる動作をしないように、常 日頃のトレーニング?などが必要ということになるのでしょうか?

ちなみにこの患者さんは数か月前からピラティスの個人レッスンを月2回くらい受けられています。

お忙しい中、いつも丁寧に説明をして頂き、とても有り難く思っています。そして、なんでも質問してくださいというお言葉に甘えて、どんどん質問させていただこうと思っています。

引き続き、よろしくお願いいたします。

刺激量の見極めについて

投稿者: gaku
投稿日: 2023年09月17日(日) 13時14分32秒
こんにちは、稲舛先生。

「頭部の圧痛について」の患者さんについて、解説をありがとうございます。この患者さんは後程、治療にいらっしゃるので、先生のアドバイスを参考に、治療の経過も含めて、またあとでご報告させていただきます。

今回は別の患者さんの症例で質問させてください。

喘息の基礎疾患のある患者さん。しばらく発作は出ていない。今日は久しぶりに1日予定のない休みでなんだか疲れが出てる感じ。喘息になりそうなのか、胸がなんか変な感じがする。それと関係あるのかわからないが、のどが昨日からイガイガしてる。

腹診で、ミゾオチからおへそまでの間で上から4/5くらいまでは圧痛あり。季肋部は右の1番上と2番目のところにきつくはないが左より圧痛あり。へその左横1cmくらいのところ(肓兪くらい)は圧痛と硬さあり。

座位になって、深呼吸してもらって、ミゾオチまで吸えるのを確認する。膏肓、厥陰兪、肩外兪にお灸してから、深呼吸してもらうとお腹まで空気が吸えて、胸の隅々にまで空気が広く入るようになった。

うつ伏せで背部の鍼灸治療をする。

仰向けになって、腹診をすると圧痛は、ミゾオチの一番上(巨闕あたり)と左肓兪あたりだけになる。これらの圧痛も最初よりも半減はしている。深呼吸でお腹まで吸え、のどのイガイガも減ってほんの少し残ってる。

ミ ゾオチ、臍周以外にも、患者さんに他に痛いところないかも含めてお腹を押さえてもらって、左肓兪あたりが1番痛みが残ってるとのことなので、腎か尿管と考 えて、鑑別診断のために右F3を刺絡すると、巨闕の痛みも左肓兪の痛みも両方とも取れる。左肓兪あたりの硬さは残ってるが減っている。のどのイガイガは全 く無くなる。

これまでの井穴刺絡の勉強で、治療は8割くらいで終わるようにとあったので、ここで終わりにしてもいいのかと思ったのですが、患者さんももうちょっとやってみようとのことで、もう少し治療をすることとしました。

この患者さんは喘息持ちでもあるし、話を聞けば聞くほど副交感神経が優位な方だと感じたので、副交感神経抑制の治療をすることとしました。

先日見た動画で副交感神経優位の人にやっていた手のグーパーの感じの変化を見ることにしました。手のグーパーの感じを覚えておいてもらって、左H5刺絡し、手のグーパーを再度してもらうと全然違う感じでよく握れるとのこと。巨闕や左肓兪も更に柔らかくなったとのこと。

次に右H5の刺絡をすると、手のグーパーも巨闕・左肓兪が更に柔らかくなったとのこと。ここで深呼吸もしてもらうが、さっきと呼吸やのどの感じには変化がないとのこと。

ここで治療終了としました。


質問1,症状は自律神経が出しているから、井穴刺絡で自律神経を整えることができるから症状が消えていくと理解しているのですが、井穴刺絡でない治療でも、井穴刺絡の腹診などの見所が改善しているとき、その治療が自律神経の異常興奮を抑制したと考えてもいいでしょうか?

この考え方が間違ってないとした場合、井穴刺絡でなくても自律神経の調整はできるが、背部兪穴に複数穴を同時に使って置鍼などで治療した場合、井穴刺絡のような鑑別診断が難しいのかと思いました。

井穴刺絡のいいところの一つは、その症状の中心の責任となっているものを判別できる、鑑別診断を付けられるところかと感じています。


質問2,この治療の流れで、どの時点を治療終了と判断すれば良かったでしょうか?主訴の胸やのどの感じが無くなっているので、やりすぎにならないように手のH5だけで終了としたのですが、H5でまだお腹の硬さが取れているので、足F5までもやった方が良かったでしょうか?

ち なみにこの症例をまとめていてふと気になったのですが、この方は帝王切開の傷が縦にありますが、この傷が左肓兪の圧痛、硬さに影響している可能性は考えら れますか?右F3で圧痛が取れているので腎臓の問題かと思ったのですが、硬さがあるというのはベースに帝王切開が影響している可能性もあるのかと思いまし た。

ご教示のほど、よろしくお願いいたします。

頭部の圧痛について

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年09月17日(日) 08時20分36秒
gakuさん、おはようございます。

 リエ先生が作られたグーグルクラスルームは素晴らしい、これなら誰でも井穴刺絡をやることができる!と、感謝しています。
 いろんな使い方があって、井穴刺絡の勉強にはもちろんですが、若い先生方は、患者さんの予約時にだいたいの症状を聞いて、それと同じようなものをクラスルームで探して、テキストと動画で予習、治療に活用されています。

 治療の組み立てを難しいと思わないでください。
 推理小説で犯人捜しをやっている探偵になったつもりで楽しくやってください。

①頭部刺絡は左側だったんですね。
 一つ治療しては、反応を動診や腹診などやって、患者さんの感想を聞くと良い治療ができるようになりますよね。
 治療後に、なぜ、患者さんに聞かないのだろう?変化を感じているのは患者さんなのに、なぜ、聞くように先輩たちは教えないのだろう?
 痛みなどは検査で調べることはできず、患者さんの顔の表情や回避行動で判断もできますが、聞くのが最も正確で早いと思います。

②腹診は最初にしていて、痛みは無かったです。
 また股関節の前面も診たのですが、痛みがありませんでした。
 ただちゃんと診察できているかわかりません。
 そして、背中を叩くのは診忘れています。

 10月29日に福岡で開催する「井穴刺絡実技強化講習会」では、私の治療をただ見ていただくのではなく、ご参加いただいた皆さんがお互いに、また、参加された一般の方への治療をしながら、ベテランの先生方に質問や実技指導を受けることができるようにしています。

③患者さんは10年以上前に左腰をぎっくり腰をして以来、疲れると痛みが出ていました。
 これは左腎兪あたりです。自発痛の痛みが無い時でも圧痛がありました。

 この患者さんの腰の問題が、腎臓であればF3井穴刺絡で改善すると思われます。
 もし10年以上、腎臓を悪くしての腰痛であればパッと改善するのは難しいかもしれません、が、患者さんにたずねれば、変化しているのはわかると思います。

●ここで、ホントに腎臓なのか?できれば、腹診で左の腹部にでも圧痛があればわかりやすいのですが…
 右F3井穴刺絡をやってみます。
 左の腎臓に右の腎経F3井穴刺絡です。
 腎臓は左右にあるのですが、心経は、腎臓と尿管と前立腺と生殖器の一部を一括りにしているようですので、左の治療に右の井穴刺絡でも、完全に治ることは無くても、半分くらい良くなることがあります。
 これで、左の腹部の圧痛が腎臓であることは理解でき、さらに、腰痛が改善すれば、原因が腎臓であったことを類推することができます。
 その後、左F3井穴刺絡を行います。

④ちなみに腰の部分は、左が硬く、右は削げるように力がなく、左右差が明瞭にあります。

 これが、腎臓・内臓の問題ではなく、筋肉系が問題の左右差であればどうでしょう。
 腰にかかわる筋肉群で左右差ができると腰・骨盤の位置は左右対称にはならないことが考えられます。
 腰を矯正しても、直ぐに戻るのは原因が骨の並びでは無く筋肉の問題が大きいから、かな?
 他の関節でも同じようなこともあれば、関節の接合部分の問題もあるので考えなければならないところですが、腰は…

⑤空のバケツを地面から持ち上げようとした時

 以前の腰痛と今回の腰痛が同様のこと、場所であるか、患者さんにたずねてみないとわかりませんが、"空のバケツを持ち上げる姿勢"を考えなければならないと思います。

★しゃがみ込みからの立ち上がりで使われる筋肉群です。

 これは、患者さんがどのように立ち上がったかを再現してもらって(できる範囲で)、同じことを治療家もやってみると、どの筋肉が使われているのか、腰痛の原因となる筋肉がどれなのか理解できると思います。
 一般的に「ギックリ腰の治療はこれ」と、教科書に書いてあるのは、あくまでも一般論、目の前の患者さんに当てはまるか?それ以前に、一般論の腰痛の治療が間違っていないか?ですよね。

 長時間しゃがみ込む姿勢からの立ち上がり「あー、腰が痛い」となるのですが、伸展されている腰の筋肉、よりも、痛みの原因筋となるのは縮んでいる筋肉→股関節の前側の筋肉=立ち上がる時に使う筋肉のことが多いと思います。
 腸腰筋や大腿四頭筋などの筋肉群が、立ち上がりの動きをやっていますのでまずはこれらの筋肉の付着部=恥骨の外側の圧痛、坐骨の下側(陰部横)の圧痛がないかが問題になると思います。

 それほど痛みは無いのに立ち上がれない、立ち上がりが辛い、力が入らないと言う患者さんもいて、胸やお腹の手術をされた方、また、腹筋群のとらぶるがあり、恥骨の中央部分に圧痛があることも。

 股関節の前側、立ち上がりの筋肉群のトラブルがある患者さんでは、仰向けに寝た時に膝を立てていることがあります。
 脚を伸ばしている患者さんに「膝を立てると腰の痛みはどんなですか?」とたずねます。
 先日やったライブセミナーの「動診法 応用編」でお話している、股関節の前側の圧痛点を押さえると立ち上がりやすい、腰の痛みが軽くなる、腰を曲げていると歩ける、痛みが少なくなる…症例です。

⑥治療の順番

 私たち開業鍼灸師は、治療前よりも治療後の方が良くなっていなければ生業となりません。
 なので、患者さんの主訴を考えて、結果、それが良くなることが重要です→気持ち良く治療代を払ってもらえる、次回の予約もOKに。
 ただ、患者さんのことを考えると、筋肉系の治療よりも、命にかかわる内臓の問題の治療は欠かせません。
 手術の後遺症、癒着などは、最初に解消させます→これで腰痛などが改善することは多いです。
 中高年の運動不足が原因となっている場合は、ピラティスなどの運動療法をすすめます。
 運動、食事、治療はの組み合わせは大切です。

 少し長くなりましたが、日曜日の朝、天気も悪くどこにも行かない休日なので長々と書いてしまいました。
 わからないところは、何でもおたずねください、知ってる限りお答えします。
 一緒に考えましょうね。
 治療は、、、楽しい。

頭部の圧痛について

投稿者: gaku
投稿日: 2023年09月16日(土) 22時29分18秒
稲舛先生、お返事と解説をありがとうございます。井穴刺絡の会には勉強するための道具がたくさん用意されていて、宝の山だと思います。久しぶりに興奮して勉強しています(笑)

グーグルクラスルームで基礎から順番に学ぶと自分の認識していなかったところや基礎の大事なところ、ポイントをちゃんと理解できるようになってきました。

youtubeの動画は、先生の実技を見て、治療を組み立てることの難しさを改めて感じたりしています。私自身は背部兪穴の治療を主にしているのですが、どのように井穴刺絡をしたら、より効果的に治療を進められるか模索中でもあります。

稲舛先生が、内臓は大事だから内臓の治療から先にするというのは、私の背部兪穴の鍼灸治療に通じるのではないかと勝手にと共感しております。このあたりのことも次の機会にまた少し質問させていただこうと思っています。

前置きが長くなってしまいましたが、
①腰痛の治療で、試しに百会の横1~2センチくらいを刺絡しようと取穴したら、刺絡したい場所に圧痛がありました。
●百会の横は、左右、どちらなんでしょうか?

左の腰の痛みだったので、百会の左横2センチのところに刺絡しました。

また腹診は最初にしていて、痛みは無かったです。また股関節の前面も診たのですが、痛みがありませんでした。ただちゃんと診察できているかわかりません。そして、背中を叩くのは診忘れています。

この患者さんが来た後から、腰痛の動画を勉強中で、ああした方が良かった、次はこうしようと色々と学ばせていただいています。

最後に新たな質問があります。

この患者さんは10年以上前に左腰をぎっくり腰をして以来、疲れると痛みが出ていました。これは左腎兪あたりです。自発痛の痛みが無い時でも圧痛がありました。ちなみに腰の部分は、左が硬く、右は削げるように力がなく、左右差が明瞭にあります。

今回、久しぶりにひどくはないけどギクッと左腰をやってしまったのは、空のバケツを地面から持ち上げようとした時でした。今回痛めたのは、左大腸兪あたりで、普段はない圧痛がありました。ただギャーというほどの圧痛ではないです。

10年以上持っている左腎兪の腰痛と、今回の左大腸兪の腰痛は、左腰に痛みを発しやすい何か原因があるのではないかと考えていけばいいのでしょうか?

例えば、手術歴や経絡の末端の圧痛や、もしくは疲れると出る腰痛ということから内臓の問題などを考えて、鑑別診断ができるように井穴刺絡の治療の順番を考えていくことになるのでしょうか?

長くなってしまってすみません。ご教示いただけますと幸いです。

コロナの治療で疑問点あります

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年09月16日(土) 17時39分26秒
ケンコロさん、こんにちは。

 そうですね、コロナの感染で風邪症状が出ている間、後遺症として交感神経の症状が出ていればH6F4H1H3H2など交感神経の抑制の治療をします。

 もともと、副交感神経優位な方では、コロナの風邪が終わった後、後遺症が副交感神経症状が出る可能性が高いですね。
 アレルギー症状が出ているようでしたらH5F5井穴刺絡も必要です。

 このチャンスに、禁煙ですね。

コロナの治療で疑問点あります

投稿者: ケンコロ
投稿日: 2023年09月16日(土) 16時46分30秒
稲舛先生、いつもお世話になっています。下記に述べていきます
●.56歳女性、9月6日にコロナ感染、副交感優位の体質です。最高血圧が100以下、お天気病み、片頭痛、朝起きられない、その上たばこ喫煙者です。
このような患者さんでも治療➡H6,F4の治療が主で
息苦しければ➡両H1
心臓なら➡両H3左H2
また前頭部の痛みがあれば➡両F4などで良いでしょうか。

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