gakuさん、おはようございます。
盲腸手術後の治療、良いですね。
この探究心こそ、治療に重要な要素だと思います。
治療とは、いくばくかの負担を患者さんに強いるものです。
その結果が、患者さんにとって喜ばしいことであるので治療は成り立つのですが、悪くなる、治療の前の方が良かったとなることもあります。
ただ、それも治療効果の答えであって、それをたずねることができるか?その答えから導き出された情報を精査して次の治療につなげることができるか?
ここは患者さんにとっても、治療家にとっても重要だと思います。
わからないことはココに書いてもらったらできる限りお答えいたします。
私もわからないことがたくさんありますので、いっしょに考えましょう。
盲腸手術後の治療、良いですね。
この探究心こそ、治療に重要な要素だと思います。
治療とは、いくばくかの負担を患者さんに強いるものです。
その結果が、患者さんにとって喜ばしいことであるので治療は成り立つのですが、悪くなる、治療の前の方が良かったとなることもあります。
ただ、それも治療効果の答えであって、それをたずねることができるか?その答えから導き出された情報を精査して次の治療につなげることができるか?
ここは患者さんにとっても、治療家にとっても重要だと思います。
わからないことはココに書いてもらったらできる限りお答えいたします。
私もわからないことがたくさんありますので、いっしょに考えましょう。
稲舛先生、早速のご返答をありがとうございます。しかも私の出した一つの症状から色々な可能性や考える方向を示していただいて、大変勉強になります。
肩を上げたり下げたりはして痛いところを確認していたのですが、右肩を下にして寝てもらうのはやっていませんでした。患者さん曰く、寝てる間に無意識に寝返りをうって、右肩が下になっていると痛くて目が覚めるとのこと。
定期的に健康管理的に治療にいらしているので、治療に来た時には肩の痛みが無いこともあり、また元々痛いと言っていたところが肩甲骨の外縁あたり(小腸経)だったのが、最近は肩から上腕の三焦経の方が痛いようです。
その都度、痛みがある時は痛みが取れたのを確認して帰っていただいていました。痛みが無い時もあるようなのですが、全く無くなるという状態にはなりませんでした。
今、井穴刺絡学を学び始めて、カルテを振り返ると、普段それほど歩かない患者さんが家族と日帰り旅行に行ってすごく歩いた次の日は痛みが無いと言っていました。
H5F5のアルミ玉を貼るようになって、2週間ほど経ちますが、痛みは1割くらいだけ残っているとのことでした。今回、患者さんとも話し合って、1回貼るのを止めてみてどうなるか様子をみてみようということになっています。もし痛くなったら貼ればいいからと。
またこの患者さんは子供のころに盲腸の手術をしています。おなか(おへそ回り)に圧痛と硬さがあることが多く、いつも治療では圧痛は取れるけど臍下の陰交あたりに硬さが残っていたので、試しにこの硬さが取れるか井穴刺絡を以下の順番でしてみました。
右F6→硬さゆるむ
左F6→ゆるんだ硬さが戻る
右F1→戻った硬さに変化なし
再度右F6→硬さゆるむ
ちなみに先日はまだ盲腸の圧痛の診方を知らなかったので、盲腸自体の圧痛は診れていません。
勉強をしたことで使えそうなことをすぐ使って、井穴刺絡をしてみると、効かないこともあるのですが、勉強を進めていくと、どういう風にやり方が悪くて効かなかったのかが分かってきています。
幸い、色々と試すことに協力的な患者さんなので、今回、稲舛先生に教えていただいたことを次に試してみようと思います。ありがとうございます。
肩を上げたり下げたりはして痛いところを確認していたのですが、右肩を下にして寝てもらうのはやっていませんでした。患者さん曰く、寝てる間に無意識に寝返りをうって、右肩が下になっていると痛くて目が覚めるとのこと。
定期的に健康管理的に治療にいらしているので、治療に来た時には肩の痛みが無いこともあり、また元々痛いと言っていたところが肩甲骨の外縁あたり(小腸経)だったのが、最近は肩から上腕の三焦経の方が痛いようです。
その都度、痛みがある時は痛みが取れたのを確認して帰っていただいていました。痛みが無い時もあるようなのですが、全く無くなるという状態にはなりませんでした。
今、井穴刺絡学を学び始めて、カルテを振り返ると、普段それほど歩かない患者さんが家族と日帰り旅行に行ってすごく歩いた次の日は痛みが無いと言っていました。
H5F5のアルミ玉を貼るようになって、2週間ほど経ちますが、痛みは1割くらいだけ残っているとのことでした。今回、患者さんとも話し合って、1回貼るのを止めてみてどうなるか様子をみてみようということになっています。もし痛くなったら貼ればいいからと。
またこの患者さんは子供のころに盲腸の手術をしています。おなか(おへそ回り)に圧痛と硬さがあることが多く、いつも治療では圧痛は取れるけど臍下の陰交あたりに硬さが残っていたので、試しにこの硬さが取れるか井穴刺絡を以下の順番でしてみました。
右F6→硬さゆるむ
左F6→ゆるんだ硬さが戻る
右F1→戻った硬さに変化なし
再度右F6→硬さゆるむ
ちなみに先日はまだ盲腸の圧痛の診方を知らなかったので、盲腸自体の圧痛は診れていません。
勉強をしたことで使えそうなことをすぐ使って、井穴刺絡をしてみると、効かないこともあるのですが、勉強を進めていくと、どういう風にやり方が悪くて効かなかったのかが分かってきています。
幸い、色々と試すことに協力的な患者さんなので、今回、稲舛先生に教えていただいたことを次に試してみようと思います。ありがとうございます。
gakuさん、こんにちは。学んだ傍から試す!とっても良いですよね。
浅見鉄男先生も「まずは、やってごらん、そんなに難しいことじゃないから、やってごらん」
さて、おたずねの右下にして寝ると痛い患者さん、いくつか考えるところがありますね。
(患者さんを前に、いっしょに考えたいところですが…)
この患者さんのことだけでなく、考えてみました。ご参考にしていただければと思います。
①右を下にして寝ると痛いのはどうしてだろう?その原因は?
右を下にする方が楽だと考えると、逆に、左を下にしたくないのはなぜ?
②夜だけ痛いのか?昼間、来院時、右下に寝て左との差を見るとどうなんだろう?
昼も、夜も、右下にすると痛むのかな?
③夜痛むのか、横に寝るから痛むのか
夜痛むのだったら副交感神経の症状と考えられますよね。
横に寝て圧迫するから痛むのかな?
④副交感神経の症状で右肩が痛むのであれば、左H5左右F5井穴刺絡で変化があるか確認します。
右手のH5以外で変化があるようでしたら、副交感の可能性もある。
⑤横に寝ると三焦経や胆経に圧痛点があるのでしたら、昼間も何らかの痛みがあるかもしれないので、三焦経や胆経の経絡上の圧痛点を探しても良いかもしれませんね。
⑥昼間も貼った方が良いのであれば、(三焦経?)の経絡上に圧痛点などの問題があるかもしれませんね。
⑦それでも副交感神経が興奮した症状と考えるなら、足のF5だけ貼って昼間の症状を確認してはどうでしょう?
⑧「腕を上げるとたまに痛い」では、前方拳上で伸展される心経H3小腸経H4も圧痛点を探します。
三焦経の圧痛点と、痛みが肩の前側の大腸経上であれば、H6や大腸経上の圧痛点を探すのはどうでしょう?
⑨アルミ玉は、毎日貼り換えれば一週間くらいは大丈夫、慣れはできないと思います。
⑩「痛みが動く」のは、治療がうまくいっている証拠です。
最も痛いのが解決すると、二番目に痛いのが"わかるようになる"から、動くように感じます。
ただ、何か、解消されていないのがあると、なかなか改善しない?
井穴刺絡で「この経絡に問題あるかな?」と感じたら、圧痛点を探したり、ケガや骨折、手術をしたところがないか調べます。
⑪副交感神経の夜の痛みと、なにかしら仕事や運動で傷めた筋肉や靭帯があって、副交感神経の痛みが痛めたところに出ている、と、なることは良くあります。
副交感神経の抑制と現場の圧痛点を円皮針などで鎮痛させることも大切です。
⑫肩の圧痛点を探すのは最後に
ぎんなん治療院には、なかなかの患者さんが多く、肩が痛い、腰が痛いと言われても、最初から訴えている患部に何かアプローチすることは、まずありません。
患部の治療をしないわけではなく、最後の選択肢に取っておけば良いと思います。
「肩が痛い」と言われたら、圧痛点は指先から、肘、または首や側頭部、顔などを診ることが多いです。
何か、お役に立てれば幸いです。
浅見鉄男先生も「まずは、やってごらん、そんなに難しいことじゃないから、やってごらん」
さて、おたずねの右下にして寝ると痛い患者さん、いくつか考えるところがありますね。
(患者さんを前に、いっしょに考えたいところですが…)
この患者さんのことだけでなく、考えてみました。ご参考にしていただければと思います。
①右を下にして寝ると痛いのはどうしてだろう?その原因は?
右を下にする方が楽だと考えると、逆に、左を下にしたくないのはなぜ?
②夜だけ痛いのか?昼間、来院時、右下に寝て左との差を見るとどうなんだろう?
昼も、夜も、右下にすると痛むのかな?
③夜痛むのか、横に寝るから痛むのか
夜痛むのだったら副交感神経の症状と考えられますよね。
横に寝て圧迫するから痛むのかな?
④副交感神経の症状で右肩が痛むのであれば、左H5左右F5井穴刺絡で変化があるか確認します。
右手のH5以外で変化があるようでしたら、副交感の可能性もある。
⑤横に寝ると三焦経や胆経に圧痛点があるのでしたら、昼間も何らかの痛みがあるかもしれないので、三焦経や胆経の経絡上の圧痛点を探しても良いかもしれませんね。
⑥昼間も貼った方が良いのであれば、(三焦経?)の経絡上に圧痛点などの問題があるかもしれませんね。
⑦それでも副交感神経が興奮した症状と考えるなら、足のF5だけ貼って昼間の症状を確認してはどうでしょう?
⑧「腕を上げるとたまに痛い」では、前方拳上で伸展される心経H3小腸経H4も圧痛点を探します。
三焦経の圧痛点と、痛みが肩の前側の大腸経上であれば、H6や大腸経上の圧痛点を探すのはどうでしょう?
⑨アルミ玉は、毎日貼り換えれば一週間くらいは大丈夫、慣れはできないと思います。
⑩「痛みが動く」のは、治療がうまくいっている証拠です。
最も痛いのが解決すると、二番目に痛いのが"わかるようになる"から、動くように感じます。
ただ、何か、解消されていないのがあると、なかなか改善しない?
井穴刺絡で「この経絡に問題あるかな?」と感じたら、圧痛点を探したり、ケガや骨折、手術をしたところがないか調べます。
⑪副交感神経の夜の痛みと、なにかしら仕事や運動で傷めた筋肉や靭帯があって、副交感神経の痛みが痛めたところに出ている、と、なることは良くあります。
副交感神経の抑制と現場の圧痛点を円皮針などで鎮痛させることも大切です。
⑫肩の圧痛点を探すのは最後に
ぎんなん治療院には、なかなかの患者さんが多く、肩が痛い、腰が痛いと言われても、最初から訴えている患部に何かアプローチすることは、まずありません。
患部の治療をしないわけではなく、最後の選択肢に取っておけば良いと思います。
「肩が痛い」と言われたら、圧痛点は指先から、肘、または首や側頭部、顔などを診ることが多いです。
何か、お役に立てれば幸いです。
初めて投稿させていただきます。井穴刺絡を学び始めたばかりの初心者ですが、学んだ傍から自分や患者さんに試している次第です。
寝てるときに右肩を下にして寝ると痛いという患者さんに、寝る前にH5F5にアルミ玉を貼って寝てみてはと教えたところ、貼って寝てると痛くないとのことでした。
夜 寝てるときに痛いとのことでしたので、朝起きたらアルミ玉は剥がして、また夜に貼るというつもりで教えたのですが、昼間も腕を上げるとたまに痛かったの で、昼間も貼ったままにしておくと痛くないとのことで、水仕事とかで剥がれたら張り替えながら、なんとなくずっと貼っているとのことです。
質問は、痛みが抑えられているなら、アルミ玉は貼ったままにしておいても良いものでしょうか?
ちなみにちゃんとした動診を知る前に、肩を動かして痛みを診た時には、その時々で痛みの位置が微妙に違うのですが、肩から上腕にかけての三焦経上に痛みを感じているようでした。本人も痛みが色々動くと言っていました。
まだまだ井穴刺絡学を学び始めたばかりで、とても初歩的な質問で申し訳ありませんが、ご教示いただけますと幸いです。
寝てるときに右肩を下にして寝ると痛いという患者さんに、寝る前にH5F5にアルミ玉を貼って寝てみてはと教えたところ、貼って寝てると痛くないとのことでした。
夜 寝てるときに痛いとのことでしたので、朝起きたらアルミ玉は剥がして、また夜に貼るというつもりで教えたのですが、昼間も腕を上げるとたまに痛かったの で、昼間も貼ったままにしておくと痛くないとのことで、水仕事とかで剥がれたら張り替えながら、なんとなくずっと貼っているとのことです。
質問は、痛みが抑えられているなら、アルミ玉は貼ったままにしておいても良いものでしょうか?
ちなみにちゃんとした動診を知る前に、肩を動かして痛みを診た時には、その時々で痛みの位置が微妙に違うのですが、肩から上腕にかけての三焦経上に痛みを感じているようでした。本人も痛みが色々動くと言っていました。
まだまだ井穴刺絡学を学び始めたばかりで、とても初歩的な質問で申し訳ありませんが、ご教示いただけますと幸いです。
ご好評いただいております、井穴刺絡Youtubeライブセミナーを文字お越しした森先生力作の"みかノート"あと、10冊となりました。
ご希望の方は、お早くお申し込みください。
今のところ、増刷の予定はありません。
ご希望の方は、お早くお申し込みください。
今のところ、増刷の予定はありません。
夜間に痛む五十肩、昼間も気になる程度の痛みはあります、70才代女性。
夜に痛みが強くなるのは、副交感神経の症状の可能性が高いので、筋肉系の五十肩と副交感の五十肩の鑑別診断をすることにしました。
●副交感の症状が、なぜその臓器や組織に出るのか?
その臓器や組織の感受性が高いから=以前、壊した、悪くしたことがあるかもしれない。
右肩なので、鑑別診断するには左手H5や足F5井穴刺絡をやって肩の症状が軽くなるか?確かめます。
ただ、治療したのが昼前の時間、症状は軽くなっている時間帯なので、ハッキリ違いが出るかは?です。
左H5左右F5井穴刺絡直後、肩の状態をたずねると…寝た状態ではわからなかったのが、起き上がって肩を動かすと、全体に軽くなっていることがわかりました。
どうも、副交感神経↑の五十肩は50%くらいではないか?夜の痛みを確認しなければわからないですが。
次に、筋肉系の五十肩を調べるために、肩の圧痛点を探しましたが、激痛の圧痛点はありませんでした。
それなりに"痛いかな?"はありましたが、肩を使う仕事や運動をしたことはありません。
肘の圧痛点が3か所、これに円皮針を貼ると肩の痛みは軽くなりました。
激痛の圧痛があった経絡の大腸経H6、肺経H1、心包経H2井穴刺絡をすると、痛みはほとんど解消、最後に、右H5と左H5井穴刺絡をしましたら、ほぼ、痛みは感じなくなりました。
夜に痛みが強くなるのは、副交感神経の症状の可能性が高いので、筋肉系の五十肩と副交感の五十肩の鑑別診断をすることにしました。
●副交感の症状が、なぜその臓器や組織に出るのか?
その臓器や組織の感受性が高いから=以前、壊した、悪くしたことがあるかもしれない。
右肩なので、鑑別診断するには左手H5や足F5井穴刺絡をやって肩の症状が軽くなるか?確かめます。
ただ、治療したのが昼前の時間、症状は軽くなっている時間帯なので、ハッキリ違いが出るかは?です。
左H5左右F5井穴刺絡直後、肩の状態をたずねると…寝た状態ではわからなかったのが、起き上がって肩を動かすと、全体に軽くなっていることがわかりました。
どうも、副交感神経↑の五十肩は50%くらいではないか?夜の痛みを確認しなければわからないですが。
次に、筋肉系の五十肩を調べるために、肩の圧痛点を探しましたが、激痛の圧痛点はありませんでした。
それなりに"痛いかな?"はありましたが、肩を使う仕事や運動をしたことはありません。
肘の圧痛点が3か所、これに円皮針を貼ると肩の痛みは軽くなりました。
激痛の圧痛があった経絡の大腸経H6、肺経H1、心包経H2井穴刺絡をすると、痛みはほとんど解消、最後に、右H5と左H5井穴刺絡をしましたら、ほぼ、痛みは感じなくなりました。
昨日、写真を撮って、今、編集作業しています。
なんとか、火曜日までに作ろうと頑張ってます。
どなたか、シロカSP-D131(2リットル)持っている方いませんか?
お持ちの方に、滅菌インジケーター無料で送ります。
なんとか、火曜日までに作ろうと頑張ってます。
どなたか、シロカSP-D131(2リットル)持っている方いませんか?
お持ちの方に、滅菌インジケーター無料で送ります。
いつもお世話になっておりますm_m
下記の動画では、シロカSP-4D131(4リットル)が紹介されていますが、これより小型のSP-D131(2リットル)という機種もあります。
スペックは、4リットルが使用最高圧が90kPaゲージ圧に対して、小さい2リットルは70kPaゲージ圧となっています。
4リットルの方は稲舛先生が検証されているので大丈夫ですが、2リットルをお持ちで、インジケーターで調べたことがある方がいらっしゃったら、120℃を満たすものか、お知らせ頂けますと幸甚です。
価格は大きくても小さくても、9千円台で大差ありません。
仕様的に大丈夫なら、小さい方を買いたいと思っています。
下記の動画では、シロカSP-4D131(4リットル)が紹介されていますが、これより小型のSP-D131(2リットル)という機種もあります。
スペックは、4リットルが使用最高圧が90kPaゲージ圧に対して、小さい2リットルは70kPaゲージ圧となっています。
4リットルの方は稲舛先生が検証されているので大丈夫ですが、2リットルをお持ちで、インジケーターで調べたことがある方がいらっしゃったら、120℃を満たすものか、お知らせ頂けますと幸甚です。
価格は大きくても小さくても、9千円台で大差ありません。
仕様的に大丈夫なら、小さい方を買いたいと思っています。