8月2日午後8時からYouTubeライブセミナーは「女性の痛みの治療」です。
全女性に知っていただきたい内容、誰にでもできることばかりです。
患者さんに教えると「こんなことで生理痛がなくなるの?!」と喜ばれたり、中高年女性の悩みが解消されたり!
高岡先生の「痛みのハリ治療」も参考にしながら、井穴刺絡の治療を解説いたします。
50歳代、女性。リウマチで手首に痛みがあります。右の手首の痛みが強い。グーを握ると痛みが出ます。
リウマチは、原因となっている副交感神経を抑制するH5F5井穴刺絡と痛みに対する治療が必要です。
痛みの治療は、井穴刺絡でも円皮針でもOKです。
ただし、人差し指が痛むときにはH6井穴刺絡をやった後に、もう一度、H6井穴刺絡をやって終わりにします。
H5F5井穴刺絡を一か所90回の刺絡をしました。
治療後は、少し軽くなったかな?程度でした。
現在は、副交感神経はある程度抑えられていて、痛みの治療が必要です。
この患者さんは、リウマチの初期なので、痛みの治療では関節部の痛みです。
少し進んでくると、炎症も強くなるので患部の炎症(活性酸素?)の治療もすることになります。
リウマチの治療で困るのが、原因が副交感神経の興奮なのに、症状が進んでくると交感神経の炎症の症状も出てくることです。
こうなると、なかなか効きにくくなってくるので、副交感神経を抑制しながら痛みの治療をして、炎症・活性酸素には「水素イオン」を使うなどの治療をすることになります。
患者さんは水素を飲み、患部の腫れや自発痛はそれほどなく、左右H5F5井穴刺絡後は握った時の右親指の治療右H1井穴刺絡をしました。
右H1井穴刺絡後は、右手を握っても痛みを感じなくなり、左の親指の軽い痛みが気になるので、左H1井穴刺絡をしました。
左の親指の痛みが解消すると、右親指付け根の人差し指側に痛みを感じるので右H1’(H1の反対側)井穴刺絡をしました。
親指の痛みは解消しました。
患者さんは、視力が弱く自分で井穴に刺激するのが難しいので、次回から、自分でできることを考えることにしました。
リウマチは、原因となっている副交感神経を抑制するH5F5井穴刺絡と痛みに対する治療が必要です。
痛みの治療は、井穴刺絡でも円皮針でもOKです。
ただし、人差し指が痛むときにはH6井穴刺絡をやった後に、もう一度、H6井穴刺絡をやって終わりにします。
H5F5井穴刺絡を一か所90回の刺絡をしました。
治療後は、少し軽くなったかな?程度でした。
現在は、副交感神経はある程度抑えられていて、痛みの治療が必要です。
この患者さんは、リウマチの初期なので、痛みの治療では関節部の痛みです。
少し進んでくると、炎症も強くなるので患部の炎症(活性酸素?)の治療もすることになります。
リウマチの治療で困るのが、原因が副交感神経の興奮なのに、症状が進んでくると交感神経の炎症の症状も出てくることです。
こうなると、なかなか効きにくくなってくるので、副交感神経を抑制しながら痛みの治療をして、炎症・活性酸素には「水素イオン」を使うなどの治療をすることになります。
患者さんは水素を飲み、患部の腫れや自発痛はそれほどなく、左右H5F5井穴刺絡後は握った時の右親指の治療右H1井穴刺絡をしました。
右H1井穴刺絡後は、右手を握っても痛みを感じなくなり、左の親指の軽い痛みが気になるので、左H1井穴刺絡をしました。
左の親指の痛みが解消すると、右親指付け根の人差し指側に痛みを感じるので右H1’(H1の反対側)井穴刺絡をしました。
親指の痛みは解消しました。
患者さんは、視力が弱く自分で井穴に刺激するのが難しいので、次回から、自分でできることを考えることにしました。
腰痛の動診で、前屈すると痛むものがあります。
①立位で前屈するときに、早く前屈すると痛む角度で痛みを感じないまま通り過ぎてしまいますので、なるべくゆっくり前屈します。
②前屈の腰痛では、角度によって痛みの違いがありますので、腰をゆっくりと曲げて“洗面の角度”で確認します。
洗面や台所の仕事、掃除機をかける姿勢で痛むのがこの角度で、股関節の前側に痛みの原因があり、腰で感じていることが多いです。
意外に、腰を90度くらいに曲げて脱力すると痛みは軽くなることが多い。
股関節前側を通る経絡F2F6F1井穴刺絡。
股関節前側の圧痛点に円皮針0.6、陰毛が濃ければ0.9のパイオネックスです。
③前屈すると、だんだん腰が痛くなって90度あたりは採光に痛みが強く出ます。
腰、お尻、足の背面、陽経の伸展、膀胱経と腎経の伸展による痛みが腰に出ている腰痛です。
圧痛点も膀胱経の足の小指、カカト外側、膝裏にあることが多です。
腎経も足の小指、カカト内側、膝裏、恥骨の外側にあることが多いです。
F4F3井穴刺絡と圧痛点があればパイオネックス0.6。
足の小指の圧痛を確認してパイオネックス0.6です、過去に骨折している患者さんもいます。
④座位で前屈しても痛む腰は、内臓原因の腰痛もあります。
座位と言うことは、足・脚を使っていないので、原因が股関節やお尻、腰にあることが考えられます。
内臓原因が考えられる場合、腹診で痛みを確認して内臓の治療後に腰痛の改善があるかを調べます。
また、足や腰に原因が無く、転倒などで過去にぶつけた頭に腰痛の原因があることも。
⑤仰向けに寝て起き上がる時の腰痛(仰臥位の起き上がり=前屈)を考えると、最も使われるのは腹筋などのお腹の前側の筋肉で、恥骨に付着しているので圧痛を探し円皮針0.9。
恥骨は体の真ん中なので百会の刺絡をします。
百会をやって良かったら、効果を上げるために前後左右1センチの所も刺絡します。
⑥手術痕があれば、傷痕と周囲の圧痛を確認して円皮針と井穴刺絡をします。
昔やった椎間板ヘルニアの手術痕の痛みが腰痛の原因だった患者さんも多い。
①立位で前屈するときに、早く前屈すると痛む角度で痛みを感じないまま通り過ぎてしまいますので、なるべくゆっくり前屈します。
②前屈の腰痛では、角度によって痛みの違いがありますので、腰をゆっくりと曲げて“洗面の角度”で確認します。
洗面や台所の仕事、掃除機をかける姿勢で痛むのがこの角度で、股関節の前側に痛みの原因があり、腰で感じていることが多いです。
意外に、腰を90度くらいに曲げて脱力すると痛みは軽くなることが多い。
股関節前側を通る経絡F2F6F1井穴刺絡。
股関節前側の圧痛点に円皮針0.6、陰毛が濃ければ0.9のパイオネックスです。
③前屈すると、だんだん腰が痛くなって90度あたりは採光に痛みが強く出ます。
腰、お尻、足の背面、陽経の伸展、膀胱経と腎経の伸展による痛みが腰に出ている腰痛です。
圧痛点も膀胱経の足の小指、カカト外側、膝裏にあることが多です。
腎経も足の小指、カカト内側、膝裏、恥骨の外側にあることが多いです。
F4F3井穴刺絡と圧痛点があればパイオネックス0.6。
足の小指の圧痛を確認してパイオネックス0.6です、過去に骨折している患者さんもいます。
④座位で前屈しても痛む腰は、内臓原因の腰痛もあります。
座位と言うことは、足・脚を使っていないので、原因が股関節やお尻、腰にあることが考えられます。
内臓原因が考えられる場合、腹診で痛みを確認して内臓の治療後に腰痛の改善があるかを調べます。
また、足や腰に原因が無く、転倒などで過去にぶつけた頭に腰痛の原因があることも。
⑤仰向けに寝て起き上がる時の腰痛(仰臥位の起き上がり=前屈)を考えると、最も使われるのは腹筋などのお腹の前側の筋肉で、恥骨に付着しているので圧痛を探し円皮針0.9。
恥骨は体の真ん中なので百会の刺絡をします。
百会をやって良かったら、効果を上げるために前後左右1センチの所も刺絡します。
⑥手術痕があれば、傷痕と周囲の圧痛を確認して円皮針と井穴刺絡をします。
昔やった椎間板ヘルニアの手術痕の痛みが腰痛の原因だった患者さんも多い。