両肩を上げる運動をやった直後から、左の肩、背中に痛みが出ています。
そのうち治るだろうと思っていたのですが、一か月以上鎮痛(だるさ)しません。
肩の動診では痛みは出ませんが、首の動診で上を向くと肩や背中に痛みが出ます。
痛みを感じているのは肩ですが、原因となっているのは首です。
首の圧痛が胃経F6、三焦経H5、小腸経H4、にあるのでそれぞれに井穴刺絡をしました。
胃経の足の甲、三焦経の肘の下、小腸経の手の甲に圧痛点があったので円皮針を貼りました。
最後に百会と百会の横5センチに頭部刺絡をして終了しました。
そのうち治るだろうと思っていたのですが、一か月以上鎮痛(だるさ)しません。
肩の動診では痛みは出ませんが、首の動診で上を向くと肩や背中に痛みが出ます。
痛みを感じているのは肩ですが、原因となっているのは首です。
首の圧痛が胃経F6、三焦経H5、小腸経H4、にあるのでそれぞれに井穴刺絡をしました。
胃経の足の甲、三焦経の肘の下、小腸経の手の甲に圧痛点があったので円皮針を貼りました。
最後に百会と百会の横5センチに頭部刺絡をして終了しました。
40歳代、男性。心臓・息切れがします。
父親もペースメーカーを入れてます、心臓の問題を遺伝しているようです。
階段を2階までは何とか登れますが、3階になるとエレベーターになります。
深呼吸では、空気は胸までです。
深呼吸後左右H3井穴刺絡で呼吸はミゾオチまで入るようになりました。
H2では変化ありません。
左H5を20回刺絡したところでたずねると「お腹まで入るようになってます」
続けて40回、右H5も40回井穴刺絡をしました。
●心臓の治療でH5F5で改善するのは注意して治療を継続
心臓の状態を確かめるため、階段を3階まで登りましたが、息切れはしませんでした。
父親もペースメーカーを入れてます、心臓の問題を遺伝しているようです。
階段を2階までは何とか登れますが、3階になるとエレベーターになります。
深呼吸では、空気は胸までです。
深呼吸後左右H3井穴刺絡で呼吸はミゾオチまで入るようになりました。
H2では変化ありません。
左H5を20回刺絡したところでたずねると「お腹まで入るようになってます」
続けて40回、右H5も40回井穴刺絡をしました。
●心臓の治療でH5F5で改善するのは注意して治療を継続
心臓の状態を確かめるため、階段を3階まで登りましたが、息切れはしませんでした。
前に動画を撮った斜頸の患者さんの2回目の治療です。
「なぜ、右斜め下になっているのか?」
左側とのバランスを取っているのかもしれない?
右の首の痛みがあるのは、左のバランスを取り続けているための結果かもしれない?
そう考えると、右の首の治療ばかりやっていても、バランスを取るための原因となっている左側の問題を解決しなければ、何度も治療しなければならない、うまくいかないのではないか?
そう考えて、2回目の今日は左側を治療することにしました。
腹診をすると左腹部に圧痛は無いものの腹筋の硬さがあります。
ヘソの横なので腎臓と考えて左F3井穴刺絡をしましたが変化ありません。
胃腸を考えて左F1F6井穴刺絡をするとお腹が少し柔らかくなりました、同時に、首も少し楽に動かせるようになっています。
次に、左の手の治療、心臓→深呼吸してもらって(胸)、左H3井穴刺絡で呼吸は(ミゾオチ)首の左側の痛みが少し軽くなっています。
さらに心包経の左H2井穴刺絡で呼吸は(お腹)、右の首の左振り返りが楽になっています。
呼吸器系の治療に左H1井穴刺絡をすると、呼吸は変化ありませんが、起き上がった途端に「上楽に向けるようになっている」です。
右首の痛みは、横倒しだけになっています。
左側の治療でこれだけの変化があったのを考えると、やはり、左とのバランスを取るための右斜頸があることは考えなければならないと思います。
その後は、右の首に関する井穴刺絡や頭部刺絡をやって終了しました。
「なぜ、右斜め下になっているのか?」
左側とのバランスを取っているのかもしれない?
右の首の痛みがあるのは、左のバランスを取り続けているための結果かもしれない?
そう考えると、右の首の治療ばかりやっていても、バランスを取るための原因となっている左側の問題を解決しなければ、何度も治療しなければならない、うまくいかないのではないか?
そう考えて、2回目の今日は左側を治療することにしました。
腹診をすると左腹部に圧痛は無いものの腹筋の硬さがあります。
ヘソの横なので腎臓と考えて左F3井穴刺絡をしましたが変化ありません。
胃腸を考えて左F1F6井穴刺絡をするとお腹が少し柔らかくなりました、同時に、首も少し楽に動かせるようになっています。
次に、左の手の治療、心臓→深呼吸してもらって(胸)、左H3井穴刺絡で呼吸は(ミゾオチ)首の左側の痛みが少し軽くなっています。
さらに心包経の左H2井穴刺絡で呼吸は(お腹)、右の首の左振り返りが楽になっています。
呼吸器系の治療に左H1井穴刺絡をすると、呼吸は変化ありませんが、起き上がった途端に「上楽に向けるようになっている」です。
右首の痛みは、横倒しだけになっています。
左側の治療でこれだけの変化があったのを考えると、やはり、左とのバランスを取るための右斜頸があることは考えなければならないと思います。
その後は、右の首に関する井穴刺絡や頭部刺絡をやって終了しました。
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打撲など、患者さんがココだ!とわかっている痛みは、患者さん自身に痛む所を探してもらいます。
それでも最大圧痛点とは1センチくらいズレていることが普通で、しかも、その圧痛点が有効な圧痛点であるかは疑問です。
●治療には、最大圧痛点で有効な圧痛点を探す。
手や腕、足やスネなどの圧痛点では難しい(治療者が行う)ですが、股関節や脇腹では、患者さん自身が押さえて、その押さえることによって鎮痛や可動域の広がりがある所を探すことができます。
①軽く押さえたままの動診で改善がみられる圧痛点=円皮針を貼る
②どの経絡上にあるかを考えて井穴刺絡を行う。
③手足頭など末端部分の圧痛点を治療者が捜して、弱刺激が有効であれば円皮針を貼、強刺激が有効であれば針治療。
④円皮針を貼った反対側の同位置にシーソー法を行う。
などの治療で鎮痛させます。
⑤まだ、痛みが残る場合、最大圧痛点・有効圧痛点が近くに存在していることが考えられるので、再度、患者さんに捜して①からの治療を行います。
それでも最大圧痛点とは1センチくらいズレていることが普通で、しかも、その圧痛点が有効な圧痛点であるかは疑問です。
●治療には、最大圧痛点で有効な圧痛点を探す。
手や腕、足やスネなどの圧痛点では難しい(治療者が行う)ですが、股関節や脇腹では、患者さん自身が押さえて、その押さえることによって鎮痛や可動域の広がりがある所を探すことができます。
①軽く押さえたままの動診で改善がみられる圧痛点=円皮針を貼る
②どの経絡上にあるかを考えて井穴刺絡を行う。
③手足頭など末端部分の圧痛点を治療者が捜して、弱刺激が有効であれば円皮針を貼、強刺激が有効であれば針治療。
④円皮針を貼った反対側の同位置にシーソー法を行う。
などの治療で鎮痛させます。
⑤まだ、痛みが残る場合、最大圧痛点・有効圧痛点が近くに存在していることが考えられるので、再度、患者さんに捜して①からの治療を行います。
1日に転倒して左脇腹を打撲した70歳代女性。
動診で腰の左回転、肩の水平位での腕の開きで左脇腹に激痛です。
痛みが脇腹=胆経にあるので左F5井穴刺絡をしましたがそれほどの改善はありません。
膀胱経左F4で少し動きは改善。
手の三焦経H5井穴刺絡で痛みはさらに改善して半分近くまでになりましたが、まだ、痛みと引っかかりがあります。
痛みは胆経上なので、足の甲・4-5中足骨間の圧痛点を軽く押さえると動きの引っ掛かり、痛み共に軽くなっていますので、パイオネックス0.6を貼りました。
パイオネックスで随分と改善しましたので、反対側右脚の同位置に5番針の即刺即抜、シーソー法を行うと鎮痛しました。
動診で腰の左回転、肩の水平位での腕の開きで左脇腹に激痛です。
痛みが脇腹=胆経にあるので左F5井穴刺絡をしましたがそれほどの改善はありません。
膀胱経左F4で少し動きは改善。
手の三焦経H5井穴刺絡で痛みはさらに改善して半分近くまでになりましたが、まだ、痛みと引っかかりがあります。
痛みは胆経上なので、足の甲・4-5中足骨間の圧痛点を軽く押さえると動きの引っ掛かり、痛み共に軽くなっていますので、パイオネックス0.6を貼りました。
パイオネックスで随分と改善しましたので、反対側右脚の同位置に5番針の即刺即抜、シーソー法を行うと鎮痛しました。