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茶話会のお知らせ 鍼灸師、鍼灸学校生徒

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年05月15日(月) 13時43分48秒
茶話会のお知らせ

5月15日(月)20:00

対象:鍼灸師/鍼灸学校の学生

ご入室は、井穴刺絡学会ウェブサイトのイベントページの一番下の『Zoomミーティング』ボタンから

https://www.seiketsushiraku.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88

圧痛とくすぐたい

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年05月13日(土) 17時02分54秒
改装工事に来てもらっている大工さん、車から降りるときに右膝が痛い。
低い椅子から立ち上がるときに膝に痛みが出ます。

アクセルを踏んでいるので右足を突っ張っているために負担がかかっているようです。
足の指、足の甲、足首の圧痛点を見ましたが、これと言って強い圧痛はありません。

アクセルを踏むのは、股関節の筋肉を使いますので右股関節前面に圧痛点を探そうとすると、くすぐったがって触れません!
左の股関節は、まったくくすぐったがることはありません。

セルフメンテナンスの方法で、親指で左股関節のくすぐったい部分(通常は、圧痛があるエリア)を押さえて歩いてもらって、筋肉をほぐしてもらいました。
低い椅子から立ち上がってもそれほど痛みを感じなくなっています。

まだある痛みには、右股関節のくすぐったいところを親指で押さえたままで立ち上がると、膝の痛みを感じない、安定して立ち上がれます。

さて、もう一度、仰向けに寝てもらって、右股関節の前側の、先程くすぐったがっていたところを押さえると、くすぐったさが解消されていました。

●圧痛もくすぐったさも、「触らないで!」ですね。

肩こりの治療

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年05月13日(土) 16時43分40秒
事務所の改装してもらっている大工さん、左の肩こりしています。

百会と百会の左側を爪楊枝でツンツンすると肩こりが改善しました。
でも、今度は、右肩のこりがわかるようになっています。

右の頭を爪楊枝でツンツンすると、肩こりが治ってしまいました。

左膝の歩行時の痛み

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年05月13日(土) 06時52分59秒
50歳代、男性。暴飲暴食、左膝の痛み、骨挫傷の診断、市会議員。
昨年12月、左膝がガクッ!となってから痛みが続いてます。

病院の診断では、骨挫傷でヒアルロン酸の注射、リハビリなどやっていますが、歩くと痛みが出ています。

仕事が市会議員なので、人と話す、歩くのが仕事で、暴飲暴食も仕事だと思っています。
1月の来院時は、暴飲暴食が続いて、もうヤバい!と感じて来院、膝の治療はあまりせずに内蔵の治療がメインでした。

なんとか当選! 落ち着いたので、膝の治療に来られました。
動診では、座位で膝を曲げると痛み、歩くと足が後ろにある時に痛みが出ています。

今日は、他の治療はせずに徹底的に膝だけ治療することにしました。
膝を伸ばして仰向けに寝ると膝の裏が痛みます。

F3F4井穴刺絡(150回)、指先腹側の刺絡(100回)やったところで膝裏の痛みは消失しました。
歩くと、膝の前側の内側=脾経上に痛みを感じます。
左F1井穴刺絡を200回やったところで、歩行時の痛みは半減、肝経左F2井穴刺絡を150回やってほとんど痛みを感じなくなっています。

百会の少し左側と乳様突起に5番針を刺すと、歩行がやや改善しました。
が、今度は、膝の前側、膝の皿に違和感を感じると言われるので、胃経左F6井穴刺絡を150回やると、ほとんど痛みを感じなく歩けるようになりました。

この患者さんの膝の痛み、ある程度、出血の回数が必要だったので、治療後の確認は50回やったところで確認しています。

親指と薬指 腰痛 腎臓

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年05月12日(金) 15時05分03秒

腰痛 腎臓 肝臓 膵臓 心臓 筋肉痛

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年05月12日(金) 14時55分47秒
40歳代、男性。運送業、バドミントン、C型肝炎。

 腰痛で来院、歩行では痛みはありません。
 少し前から、腰の痛みがありましたが、それに、お尻に痛みが出始めて一か月です。
 仕事やバドミントンで無理をした記憶はありません。
 病院では、坐骨神経痛だろうと診断されています。

 動診は、前屈痛み無し、後屈、左右側屈、左右回転で痛みがあります。
 腹診は、左上腹部に痛み(膵臓・胃?)、右上腹部は硬い(C型肝炎?)、左腹部に腎臓?の圧痛があります。
 まずは、左の腎臓の治療から。

①腎臓の鑑別診断
 左の腎臓の圧痛、患者さん自身で押さえても痛みを感じます。
 腎臓であるか鑑別診断するために右F3井穴刺絡をしました。
 右腎経F3井穴刺絡で、左腹部=腎臓と思われる圧痛が軽減しました。
 左F3井穴刺絡をやったところで、動診をすると後屈の痛みが解消しています。

②肝臓の治療・親指
 右上腹部の硬さと圧痛(腎臓の治療後にわかるようになった)を目安に右F2井穴刺絡をしました。
 右上腹部の圧痛はほとんど解消、回転の痛みが楽になっています。

③胆のうの治療・薬指
 側屈の痛み、右薬指の爪の形が悪い(関係の親指の爪の形も悪い)ので右F5井穴刺絡をしました。
 右上腹部のそれほどの変化はありませんでしたが、側屈が少し楽になっています。

④左上腹部の圧痛
 左上腹部の圧痛は肝臓の治療で半減していますが、まだ、膵臓か胃の痛みが残っています。
 左F6井穴刺絡ではそれほどの変化無し、左F1でやや改善しました。
 胃痛だったようです。

⑤左上腹部のさわっても激痛の圧痛!
 左の上腹部の胃の治療が終わって、もう一度、確認のために触ってもらうと、左上腹部に今まで感じられなかった、ちょっと触っただけでも激痛の圧痛点がわかるようになっています!?
 痛みは腎経上、または、胃経上にあるので左F3F6井穴刺絡をしますが、まったく鎮痛しません?
 過去にぶつけた打撲痛なのか?円皮針を貼りますが鎮痛せず、シーソー法で右の同位置に5番針で10回刺しましたがまったく鎮痛しません!

⑥患者さんが深呼吸で
 「深呼吸して押さえると痛みが軽くなる」と、患者さん。
 深呼吸で変化するのは肺と心臓?
 まずは肺左H1井穴刺絡をしましたが変化無し。
 心臓の治療に左H3井穴刺絡をすると、少し改善?!
 心包経H2井穴刺絡で、さらに改善!?
 もう一度、心臓の治療に左H3井穴刺絡で、ほとんど鎮痛しました。

 私も「えっ、ココに心臓の反応」

井穴刺絡と漢方薬

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年05月12日(金) 14時32分33秒
えむあんちゃさん、かきこみありがとうございます。

 漢方薬で交感神経の抑制、加齢で交感神経が働きを強め始める頃に良さそうですね。

糖尿病性認知症の治療について

投稿者: i_nozomi
投稿日: 2023年05月11日(木) 19時33分06秒
稲舛先生、アドバイスありがとうございます。
実は地方の方で、来週私が帰省するので、それなら一度診てということになりました。なので、治療するのは今回だけになると思います。
あれこれやりたくなってしまうのですが、そこはぐっと我慢して、初めての鍼治療で怖い嫌な印象を与えないように、また受けてみたいなと思ってもらえるように患者さんの一番困っている点を聞いて何ができるか考えます。

井穴刺絡と漢方薬

投稿者: えむあんちゃ
投稿日: 2023年05月11日(木) 15時08分04秒
井穴刺絡とは,関係ない話ですが。夜間頻尿に井穴刺絡+漢方の捕腎薬が効果的と言う話です。

私自身,ここ数年,夜間頻尿が出始めていました。一晩に三四回。ビ・・など飲み過ぎると,一時間に一回と言う酷い事にも。

その昔,神奈川在住時に,お世話になっていた漢方医に,加齢で腎虚になるので,老眼が出始めたら捕腎薬を飲み始めると良い,と言われていました。実際は,還暦頃から陰虚用の捕腎薬(六味丸等)を服用しました。

腎虚には,陰虚と陽虚があり,陰虚の捕腎薬は,虚熱を取る六味丸類で,陽虚には,暖める八味丸と牛車腎気丸(通称十味丸)。

昔若い頃,陰虚と診断されていたので,六味丸類の杞菊地黄丸を服用していたが,このところ冬期間は,どうも陽虚になっているようで,陰虚の六味丸では,頻尿が改善せずに酷くなった(自己分析)。

なので,今は冬は牛車腎気丸,高温多湿の夏は,杞菊地黄丸を服用し,春と秋は,様子を見ながら飲み分けています。

ちなみに,明治までの医者は,鍼灸を使い,患者に合わせた生薬を配合した薬(漢方薬)を調合し,鍼灸+漢方薬が治療の基本だったそうです。であれば,井穴刺絡+漢方薬も,より効果的なのではと思い投稿して見ました。

糖尿病性認知症の治療について

投稿者: ぎんなん治療院
投稿日: 2023年05月11日(木) 14時25分50秒
i_nozomiさん、こんにちは。

 問診できない、してもわからない、正確かどうか?意思疎通が、と、なると、難しいのですが、それでも患者さんが感じている困った、辛い症状をお話しいただくことは重要で、それを満足させることができたら、信頼関係ができると思います。

 なので、まずは患者さんの主訴に対する治療だけでも良いかもしれませんね。
 初診時に、針治療をされたことが無い認知症の患者さん、拒絶されたら二回目の治療自体難しくなるかもしれません。
 家族は認知症がどうにかならないかと思われているかもしれませんが、本人の希望は違うかもしれません。

 どこか痛い所、動きが悪いところ、困っていることを聞いて(認識できれば)、それを改善させてあげることができれば、次の治療につながるかもしれません。
 まずは、優しく寄り添う、患者さんに悪い人ではない、良い人だ、良いことをやってくれる親切な人と思っていただけるか?ですね。

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