井穴刺絡研究会 - 21～30件目

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全15587件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。

帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2021年 1月26日(火)17時27分52秒

来週の月曜日のライブセミナーは、「帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛」です。　帯状疱疹は発症しているときは辛いのですが、一か月以内におさまることがほとんどです。　ところが、その後、帯状疱疹が出た所に神経痛が出ることがあります。　帯状疱疹後神経痛は、一般の神経痛とは区別されるほど、なかなか手ごわい、厄介な神経痛です。　帯状疱疹後神経痛を出さないためには、極力早期に帯状疱疹を終息させることにあります。

先生。こんにちは。昨日のライブもとてもよかったです。毎回楽しみです。深呼吸して、心臓、肺と刺激をしたら、詰まりも違和感も無かったのですが、心臓肺が改善されたみたいで、空気がお腹の下までスウッーと入ってきました。で、ビックリしたのが朝起きて、洗面時にいつも痰が絡んでいるような感じがあったのですがそれが全く無いんです。昨日の刺激のお陰です。早速、起きたばかりの家族に深呼吸してもらい刺激。いつもありがとうございます。

胃もたれ

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2021年 1月26日(火)17時23分37秒

食べても、食べなくても、胃の不快感、胃もたれがある女性の患者さんです。　しもやけがあり、低血圧、頻尿ではないですが急にトイレに行きたくなることがあります。　副交感神経の症状がいろいろ出てますが、胃の症状もその一つかな？　食後に胃痛が来るわけではないので、通常の胃炎ではないと患者さんも理解されています。　ミゾオチに鈍痛があります。押さえると不快感と痛みがあります。　副交感神経を抑制するＨ５Ｆ５井穴刺絡をすると胃の症状は解消しました。　試に、胃の症状を軽くすることができる左Ｆ１井穴刺絡をやってみましたが、変化はありませんでした。 ●今夜から寝る前に、アルミ玉を手足の薬指に貼って寝るように指導、毎日貼り換えて一週間やっていただくことにしました。

喘息　気管支拡張剤後遺症？

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2021年 1月26日(火)15時19分21秒

風邪を引くと喘息が出る患者さん７０歳代。今までに、何度となく喘息の薬・気管支拡張剤を使用しています。　深呼吸では、喘息のような呼吸音はしません。　Ｈ５井穴刺絡をした後の呼吸音も変化はありません。　深呼吸で空気が入る所は＝胸、です。　気管支拡張剤を使うと喘息の苦しさは軽くなります。 ●気管支拡張剤は、交感神経の興奮剤なので、気管支が広くなります。　ところが、交感神経を興奮させる刺激が、心臓にとっては辛い症状、胸の重たさ、胸の辛さ、呼吸がたくさん入らなくなります。　心臓の治療のＨ３井穴刺絡をすると、気管支拡張剤の後遺症が改善されます。

腰痛　後屈

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2021年 1月26日(火)15時06分44秒

７０歳代、女性。長く事務仕事をしていましたが、一か月前から立位でパソコンをするようになりました。　座り過ぎで腰痛が出ていたのが原因です。　動診では、立位での後屈で腰の両側、特に、右が強く痛みが出ます。　患者さんに股関節の前側の圧痛点を自分で押さえてもらっても「ギャッ、痛い」と言うくらいに痛みがあります。　Ｆ２Ｆ６井穴刺絡を３回やったところで押さえてもらうと、痛みが解消、後屈でも痛みが出ません。　立位でパソコンＯＫです。運動不足をこれから解消、先週からピラティスにも行ったそうです。　ただし、そのピラティスを毎日やることを忘れないように！

左肩コリ　左下腹部の圧痛

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2021年 1月26日(火)13時41分35秒

３０歳代、女性。「主訴」には、何もありません。　「何か、今、最もつらい症状は、ありませんか?」とたずねたのですが「別に、これと言って悪いところは無いです」と、お返事です。　まったく、何もなければそれでいいのですが、動診、腹診と診断すると。。。　動診では、頭の横倒しでも振り向きでも左の肩にコリ痛みがあります。　腹診をすると、左の下腹部に激痛の圧痛点があります。右にはありません。　まずは、腹診で見つかった左腹部の圧痛点=婦人科かな?です。　左三陰交(通常のツボの位置よりも少し上)に円皮針を貼ると半減しました。　圧痛がまだあるのでシーソー法で右の同位置に即刺即抜の鍼治療をすると腹部の圧痛は解消しました。治療後も確認しましたが、圧痛は解消したままでした。　左の肩コリは、左に振り向くとコリと痛みが出てきますので、伸展側=右側の大腸経、人差し指のラインの圧痛を調べると、合谷に激痛の圧痛(マウスの使い過ぎ?)があるので、これにも円皮針を貼りました。　左の肩コリは半減しました。　まだ、左側に何かある？PCの仕事が多いとのこと、眼精疲労を考えました。　２メートル距離とパソコン距離で左右差を確認すると、左が見えにくくなっています。　左眼の周囲のツボに円皮針を４枚貼ると、パソコン距離での左右差は解消、肩コリも解消しました。 ●患者さんは初診、痛いのが怖いので、円皮針で治療しました。　信頼関係もできたようなので、次は、井穴刺絡です。　深呼吸をしていただくと、空気はミゾオチです。　心臓の治療に左右のＨ３と左Ｈ２井穴刺絡で、「ミゾオチに結んでいたリボンが取れた」しかし、まだ、ミゾオチに少し違和感があります。　心臓の症状が続いていたために、ミゾオチが記憶してしまったのかもしれません。　肩コリの仕上げとミゾオチ（正中線上の症状）の解消のために、百会とその２センチ前の頭頂部の刺絡をしました。　頭の治療後、首を回してもらうと、くるっとスムーズに回るようになって、仰向けに寝てミゾオチを押さえてもらうと、違和感も無くなりました。 ■次回は、三陰交の効果が、脾経なのか？肝経なのか？腎経なのか？井穴刺絡の鑑別診断で、患者さんと確認することにしました。

やっと便ができた(下剤で製造途中の便を出していた!)

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2021年 1月26日(火)10時05分8秒

８０歳代、男性。三日出ないと下剤を使っていました。下痢とも何とも言えない、ドロドロっとしたのが出てくるだけで、スッキリとも何ともしません。　製造途中の便が出ているから、と、お話して、頻繁に使っていた下剤をしばらく止められていたみたいです。　昨日、一週間ぶりに形がある便が出たそうです。　大腸に、排便するほどの便が作られるまでに一週間くらいかかるようです。　以前、整形外科の看護師さん１０人に排便のアンケートをしたところ、二人が月に３回の排便、１０日に一回です。　ちょっとビックリしたのですが、数日に一回の看護師さんがほとんどでした。　１０日に一度の看護師さんは、やや強めの薬を出してもらって排便?していたようです。　食事の指導と、イヌリンを多く含む里芋やゴボウ、菊芋などを取っていただくようにしたらほとんどの看護師さんの排便回数が多くなりました。　下剤を使っていた看護師さんも自然に排便できるようになりました。