井穴刺絡研究会 - 71～80件目

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３０歳代、女性。症状は、疲労感です。　いろいろと家庭の事情もあって、くたくたの状態です。　問診票をみると、副交感神経の症状にたくさんの○が付いているので、Ｈ５Ｆ５かな？　しかし、お話を聞いてみると、どうも違うような？腹診をしました。　腹診では、右の上腹部、左の腹部に圧痛があります。　頭痛もあり、「頭痛がひどくなりそうなので、頭痛薬を飲んでもいいですか」ですが、ちょっと待っていただいて、眼精疲労の治療からやるようにしました。　右は肝臓で右Ｆ２Ｆ６、左の腹部圧痛は腎臓と考えてＦ３ですが、まずは、目の周りの眼精疲労のツボに円日針を貼ってみました。　直後、頭痛が半減したようです。　左目の見え方がわいるのですが、肝臓と目の関係を考えて右Ｆ２Ｆ６井穴刺絡をしました。　右上腹部の圧痛は改善、目もまた少し良くなりました。　左腹部の腎臓は両足のＦ３井穴刺絡で改善しました。　深呼吸をすると、胸にしか入っていませんので、心臓の治療に左右のＨ３左Ｈ２井穴刺絡をしました。　患者さんの疲労感が副交感神経が原因かもしれないので、深呼吸後にＨ５井穴刺絡を２０滴すると「この治療する前のほうが呼吸が良かった」と、すぐに、交感神経を抑制するＨ６井穴刺絡をしました。 ●心臓の症状が、副交感神経の興奮によることもあるので、試しにＨ５井穴刺絡をすることがあります。　その時は、３０滴刺絡するのではなく、２０滴やってみて患者さんの体調（呼吸）をたずね、悪くなるようでしたらそこでやめて、交感神経を抑制するＨ６や心臓の治療のＨ３井穴刺絡をします。　最後に、肩こりと眼精疲労の治療に、こめかみと後頭部「玉枕」、百会、百会の左（左肩こりがあったので）を刺絡して終了しました。

百会の威力

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2020年 7月 2日(木)16時11分41秒

編集済

ゆるおさん、お見事！　お役に立てたようですね。　年齢、仕方ないですね。。。でも、身体を毎日動かして、筋力を低下させない、バランスや柔軟性を維持することも、治療とともに大切ですね。　患者さんも、ですが、私も、もっと、大切なことです。

心身症　神経症

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2020年 7月 2日(木)16時09分45秒

百会の威力！！

投稿者：ゆるお投稿日：2020年 7月 2日(木)14時40分35秒

　早朝、妻がトイレに起きた時に、小さな柱を掴み損ねてドスーンとしりもちをつきました。さあそれから午前中尾骶骨の痛みをこらえて料理を済ませ、やっとこさでソファに腰を下ろしましたがとても辛そう。わたしもどうしたものかと（井穴刺絡をすっかり忘れ）思案に暮れる始末。しばらくしてハッと気が付き、早速百会を刺絡したら、即座に完治、信じられない即効性。家庭医の地位又しばらく安泰。こういう時節柄、病院には行き辛いので井穴刺絡に頼るだけです。本当に感謝の気持ちで一杯です。　稲舛先生がいつもおっしゃるように、「ハイハイしてトイレに行け」と怒鳴りましたが、わたしでさえも脚力に自信があっても若い時に比べて多少ふらつきなんかを感じるようになりました。「年齢相応の衰えなんかちっとも恥ではないんだ」と言って今後は慎重な行動をするよう説教しときました。

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