井穴刺絡研究会 - 21～30件目

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全9884件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。

舌痛　ハペシート　２年間の検査で切った痕の傷の痛みがハペシートで

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2016年 3月25日(金)14時35分8秒

私の所のスタッフのお話です。　数日前の引っ越しから、腰痛になりました。昨日は、立ったまま、前にも、後ろにも動くと痛いのでした。　いつもの仕事とは違う、引っ越しの動きで、どこか痛めてしまったようです。　左の腰に痛みがあり、前屈、後屈で痛みます。痛みは、膀胱経が主ですので、足の小指からカカトの圧痛を調べると、激痛の圧痛がカカトにあり、これに円皮針を貼ると、少し改善しました。　膝の裏や腰には、それほどの痛みはありません。　その後、痛みが外側になったので、胆経（４－５中足骨間）を調べると、足の甲＝中足骨間に圧痛があり、これに円皮針を貼ると、また、少し改善しました。　さて、昨日の治療はこんなことで、今日です。今日は、激痛や痛くて動けないと言うことはないのですが、何かやったら腰痛再燃！腰痛スタンバイ状態です。　昨日診てなかった、股関節前面の圧痛を探すと、左側には、一か所圧痛があり、脾経上なので、足の親指、土ふまず、足首と痛みを探し、土ふまずと足首の圧痛点に円皮針を貼りました。　これで、まずまず、仕事ができる、｢ああっ、また、やるかもしれない｣は、脱することができているようです。　次の痛みが出てくるのではないかと、待っています。

舌の傷　２年前に組織検査でさらに

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2016年 3月24日(木)11時45分32秒

舌の痛みがある患者さんです。以前から、少し傷があったのですが、２年前に組織検査をするために、患部を切り取りました。　検査結果では、癌の恐れありと言われ、舌の手術になったのですが、本人も家族も反対したので中止となりました。　その後、しばらくして舌の痛みが始まって、現在に至っています。話をすることが困難、食事では固形物が飲み込みがつらい、ツボを飲み込むのがつらい、一日中頭痛がします。　井穴刺絡では、頭の刺絡が良く、百会の横３センチの所を刺絡すると、舌の痛みが軽くなりました。　しかし、何より効いたのが、ハペシートです。　３センチ角に切ったハペシートを口の中に入れて、舌の傷の部分に当ててもらうと、数分で痛みが軽くなりました。　しゃべりが楽になり、つばを飲み込めるようになりました。　その後、しばらくして写真を撮るためにハペパッチを外してもらいましたら、痛みが再燃しました。　ハペパッチが効いている事を患者さんも認識されたようです。　写真を撮り終えて、再度、ハペパッチを口に入れて、傷にあててもらうと、数分後「あー、痛みが楽になった」です。

両膝の痛み　浮腫み　血圧の薬　６８歳　血圧126-80

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2016年 3月23日(水)14時43分41秒

一か月前に膝の痛みの治療をした患者さん、しばらく良かったのですが、膝の痛みが出て、ここ一カ月正座をすると痛み、だんだんシビレて、立ち上がろうとすると、うまく立てなくなっています。　前回の治療の最期は、下肢の浮腫みが膝の痛みの原因と、手足の薬指指Ｈ５Ｆ５井穴刺絡をしました。・膝を運動や仕事、事故などで傷めたことが無い・膝の痛みは左右どちらもそれほどの差は無く痛む・ゆっくり座れば正座が出来る、けども、つらくなる・目立った圧痛点は無い　圧痛があっても両側に有った　これらの事を考えると、膝の関節が悪いのではなく、膝の骨と骨の関係性が悪いところは無い、膝周囲の筋肉に痛んだところや強いコリがあるわけではないことがわかりました。　勿論、赤く腫れ、押さえると痛むような炎症はありません。　となれば、浮腫み、下肢の浮腫みが考えられます。患者さんも、最近は、ちょっと浮腫んでいるかな？と感じていたのです。来院時も足の甲の筋が見えません。　試しに、副交感神経を抑制する治療手足の薬指Ｈ５Ｆ５井穴刺絡のみ２回やってみることにしました。　正座で膝の痛みを確認し、膝の曲がり具合も覚えてもらって、Ｈ５Ｆ５井穴刺絡をした後、再度、正座をしてもらうと「ウソみたいに楽になっている！」です。　前回の治療では、いろいろやった後にＨ５Ｆ５井穴刺絡でしたが、今回は、最初にやって、それ以外の治療は何もやっていません。　患者さんと５分ばかりお話をして、もう一度、正座をしてもらうと、さらに楽になっています。　さて、なんで、副交感神経が異常興奮したか？どうも、血圧の下げ過ぎに原因がありそうです。　２０年前から飲んでいる薬、きっかけになったのは、お父様の死でした。まだ、４０歳代でしたので、不安から、血圧が上がってしまったのでしょう。　旅行にでも行ければ良かったのですが、大きな総合病院で薬をもらって、それから、ずーっと、同じ薬が（毎回３カ月分）出ているのでした。　最初は１２０台だった血圧が、１３０台に上がっていました。

喘息の治療　手のＨ５効果＞足のＦ５効果　呼吸器系Ｈ１効果

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2016年 3月23日(水)13時32分26秒

左脚の痛みで来院されている７０歳代、男性です。ほとんど痛みは無くなって、散歩でも、時々痛みが出るくらいになっています。　この患者さんの主たる治療は、喘息・呼吸器系の治療で、左脚の痛みは、来院されるためのキッカケだったと考えています。　前回、手の薬指Ｈ５でなければ治療効果が出ないように思いましたので、追試のために、足の薬指Ｆ５井穴刺絡からやってみました。　いろいろと治療した後では、治療効果が明確ではないので、治療の最初にＦ５井穴刺絡をしましたら、それなりに…胸の開いた（気管支が開いた）状態に改善しました。　次に、Ｈ５井穴刺絡を行うと、さらに、すっかりしっかり、胸の症状が改善しました。　改善の割合は、足４：手６くらいで、手の方がずいぶん治療効果があったようです。

動脈硬化では無い心臓症状　階段で息切れ

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2016年 3月23日(水)10時33分39秒

８０歳代、男性。前立腺癌の治療で月に一回来院されています。２年目、今では、腫瘍マーカーも限りなく０に近い状態です。　「ここ一年、時々、二階まで階段を上ると息切れする事がある」のです。　患者さんも、まー、心臓でポックリ行ければそれで天寿を全う、本望ですと言われるのですが、治療して良くなるものは、治療して快適な（それまでの）生活をすることになりました。　心臓の状態は、何度も病院で「異常無し！」の太鼓判だそうです。　深呼吸では、ミゾオチまで空気が入る、これを治療効果判定の目安にして、まずは、心臓の治療に手の小指Ｈ３井穴刺絡をしました。　症状の変化はありません。　次に、副交感神経を抑制する手の薬指Ｈ５井穴刺絡をしましたら、「空気がお腹まではいるようになった」です。　患者さんの心臓の症状は、“副交感神経の異常興奮状態の時の冠動脈の攣縮”と考えられます。　これは、簡単に言ってしまえば、心臓の血管のアレルギー症状なので、いくら心臓を調べても異常はありません。　花粉症の人の眼や鼻を調べても異常が無いのと同じ、副交感神経が働くと出る正常だけど、ちょっと強く出ている症状です。

左手のシビレ　握力低下　首の筋肉を傷めている

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2016年 3月23日(水)08時58分20秒

ラグビーの高校生、２週間前にぶつかってから、左手の指先がシビレて感覚が無く、握力が右手の３分の１程度、１５くらいになっています。　病院での検査、診断では、またまた、なんたら神経症候群と名前がつけられて、首に（昔むちうち症の患者さんがやっていた）カラーを巻いています。　症状の改善は、この２週間ほとんどなく、指先はジンジンとシビレたままです。　ラグビーは、毎日交通事故にあっているようなものですから、後ろか横からタックルを受けてむち打ち症状態＝首の筋肉が急激に突然引き伸ばされたのだと思います。　左の首の圧痛を見ると、首の前側（胸鎖乳突筋）と首の横側（僧帽筋の前側）に激痛の圧痛がありました。　一つ、一つ、丁寧に圧痛を探して円皮針を貼っていくと、傷んだ筋肉に直線的なラインが出来ました。　これでしたら、付き添いのお母さんにも「ああっ、この筋肉が痛んでいる」とわかりました。　シビレている左手の指をＨ１２３４５４６井穴刺絡をして、首の経絡の胃経左足人差し指Ｆ６井穴刺絡を行いました。　この数分の治療で、左手のシビレが減って、指を曲げる力が出てきました。 ●私の体験…昨年、波乗りをやっていて、背中から大きな波を受けました。直後に、左手に激痛？強いシビレを感じて、左腕から手を動かす事が出来なくなりました。　強いシビレは１０分ほど続き、それから２週間ほどはシビレていました。　自分自身を治療するのは、なかなか難しいのですが、治療したのは手では無く、首の前側の筋肉群です。　強くむち打ち状態をやったので、筋にくぎ引きちぎられたところもあると思いますので、これが修復できるまで症状は続いたのだと思います。　若い人だと、痛みの治療（左右のバランスを取る）をやっていれば、ずいぶん早く改善すると思います。

右足首靱帯損傷　捻挫　腫れと痛み

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2016年 3月22日(火)20時20分28秒

ラクビーをやっている高校生、昨日の試合で足を踏まれた直後に捻挫、直後から足首が腫れて、靴を脱いだら足首はパンパンに腫れあがっていました。　病院では、右足首の靭帯が切れていると言われ首の神経もおかしくなっているので、松葉づえは使えないと言われて、痛む足を引きずって来院されました。　赤羽先生も、「前後左右のバランスを取らなければ、治りが悪い」と言われているので、圧痛点を探して治療することにしました。　ところが、右の足首外側はあまりに多くの圧痛点が存在するので、まずは“ハペシート”をしばらく巻いておくことにしました。　足の外側の痛みなので、F4F5F6井穴刺絡を行いました。　ハペシートを外して、圧痛点を調べると１５か所、これに円皮針を貼ると、立ちあがっても痛みが半分くらいになりました。　最も痛い所は、外くるぶしの下です。左足の同位置に、３番針で即刺即抜の針治療で左右のバランスを取りました。　痛みは…なくなりました。　立ちあがっても痛みは無く、歩く時には、足首が腫れているので、まだ、引きずっていますが、痛みはありません。

Lower Crossed Syndrome（ローワークロスドシンドローム）

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2016年 3月22日(火)17時13分57秒

２１日の「腰再生プログラム」で、最も、直接的に私の治療と関係したのが、Lower Crossed Syndrome（ローワークロスドシンドローム）でした。　座業が多くなった現代生活で、腸腰筋などの下腹部、股関節前面の筋肉群が硬く、痛みを持つことによって腰痛が出る、これを井穴刺絡やハペパッチ、円皮針などで治療するとともに、運動療法によって改善させようとするものです。　この場合、拮抗筋であるお尻の筋肉群（臀筋）が弱ってしまうこともあり、合わせて殿筋の強化も必要であることが重要です。　ときどき、稲葉さんのホームページにある、臀筋の強化をやっていたのですが、実際に教えてもらうと、なかなか難しい！　殿筋を使う前に、ハムストリングを使ってしまうのでした。　座業が多い、座ってばかりの中高年の腰痛患者さん、皆さん…お尻が無い！　腰痛は、股関節前面の痛みを取り、さらに、関係ある井穴刺絡をするとずいぶんと改善するのですが、臀部の筋肉をつけるのは、患者さん自身でやらなければなりません。　何とか、ちょっと難しい、臀部筋肉の強化運動法をやらなければなりません。

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