井穴刺絡研究会 - 51～60件目

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腰痛　風邪の咳でギックリ腰

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2016年 2月15日(月)17時26分55秒

５４歳女性。昨年、夏風邪をひいて、咳をした途端にギックリ腰をやりました。その後は、立っていればそれほど感じないのですが、長く座っていると、だんだん腰が痛くなります。　お酒に弱く全く飲めません。親も飲めない＝肝臓の弱さを遺伝しているようです。　お腹を押さえようとすると、さわらせないほどの痛みがあります。　仕方が無いので、患者さんの手を私が持って、お腹を押さえました。上腹部に強い圧痛があります。　腰の痛みは、後屈のみ腰の真ん中あたりに出ます。　右脚は開脚で痛みがあります。肝経Ｆ２を押さえたまま、開脚するとやや開きが良くなります。　股関節前面の圧痛は、右＞左ですので、まずは、Ｆ２井穴刺絡をすることにしました。　Ｆ２井穴刺絡後は、右の上腹部の圧痛は半減し、開脚も楽になりました。　ミゾオチの痛みが強いので、左Ｆ１Ｆ６井穴刺絡をすると、上腹部の痛みは、ずいぶん楽になりました。　内臓の治療で、腰の後屈も半減しました。　次に、股関節前面の圧痛に、円皮針を貼って、再度、後屈をしてもらうと、真ん中に腰痛が集中しているようです。　首の動きをまわして確認、百会の刺絡をした後は、首のコリも取れてクルクル回るようになって、正中線上の腰痛も改善しました。　最初は、井穴刺絡を少し怖がって「痛い」と言われてましたが、百会の治療の頃には、すっかり慣れて「何度やっても治らない治療よりも、こっちが良い」となりました。　ギックリ腰の原因が、風邪の咳から…暖房の乾燥で咳が出ました。夏のクーラーの冷えと乾燥で風邪をひいたのかもしれません。　深呼吸後Ｈ１井穴刺絡をしましたら、呼吸が楽になりました。　肺の交感神経は興奮気味で、風邪のスタンバイ状態です。

乳癌　→　肝臓転移

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2016年 2月15日(月)17時15分27秒

編集済

５０歳、女性。帝王切開３回、子宮筋腫の手術をされています。乳癌も手術、抗癌剤、放射線とやって、先月、肝臓転移です。　今まで、言われるままにやってきた結果が、肝臓癌なので、これからどうしようかと考えていたところに、同じ乳癌の患者さんに出会い、ぎんなん治療院を紹介されました。　お腹を押さえて腹診をすると、右腹部に強い圧痛があります。Ｆ２井穴刺絡をすると少し楽になりました。　胆石もあるので、再度、右上腹部に残った圧痛を探してもらい、右Ｆ５井穴刺絡をしましたら、これも改善しました。　お腹は、まだ、右側に鈍痛があります。右の腎臓を考えて、右Ｆ３井穴刺絡をすると、右側の症状はすべて取れ、お腹も軟らかく“良くなった”状態です。　心臓にＨ３、肺にＨ１、肩コリや髪の治療に百会の治療をしました。 ●免疫を上げても、肝臓の交感神経が異常興奮していると効果が薄いのではないか？

膝の半月板損傷、手術の診断で

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2016年 2月15日(月)07時27分31秒

波乗りのポイントにあるレストランのオーナー、彼も波乗りをやるのですが、昨年からあまり海に入っていません。　膝の痛みがあり、病院では、半月板の損傷があり、膝に負担がかかる無理な運動をしないように、生活でも膝の痛みが出ないように、なるべくおとなしくしているようにとの診断です。　当然のように、手術をすすめられ…我慢できずに海に入る時も、おっかなびっくり、楽しくありません。　歩いてもしゃがんでもそれほどの痛みは出ませんが、正座だけ少し左膝に痛みが出ます。　半月板の損傷で、壊れていると診断されたのは右膝でしたが… 　二回の治療で、膝の痛み、不安感も解消、私の説明を信じる気になったのか？動きも軽やか「前回の治療から、まったく痛みが無いんです」と、驚きを隠せない!? 足の指を押さえると、指先と足の甲に数カ所の圧痛点、カカトの内側に圧痛点があり、これらに円皮針を貼って終了です。　膝には、まったく治療しなかった(膝は悪くないので)…私にとってはいつもの治療ですが、患者さんにとっては不思議な治療に思えたようです。

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