井穴刺絡研究会

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全7810件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。

糖尿病　血圧降下剤

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年11月 1日(土)06時33分22秒

糖尿病で治療中の患者さん、風邪をひいて血圧が上がった（交感神経の異常興奮症状）で病院に行ったら、血圧を下げる薬が二種類出ました。　どうも、それを飲んでしばらくしてから、食欲が無くなって、体がだるく、フラフラとめまいがするようになりました。　前回の治療で、薬のことをネットで調べて、強い薬が出ているようなので、病院で相談するようにアドバイスしました。（鍼灸師は薬を止めるように指示できないので）　治療では、最後に、副交感神経を抑制するＨ５Ｆ５井穴刺絡をしました。 ●血圧を下げる薬によって、交感神経が抑制され、相反作用で副交感神経が異常興奮、その結果、めまいやフラフラ、食欲不振となったものと考えられます。　患者さんも、前回の治療の後から、体がシャンとした、体がフラフラしなくなった、とのことでした。　病院で相談すると、やはり、強い方の薬を止めることになって、その後、フラフラは解消しました。　患者さんは、前立腺の薬を飲んでいて、これも血圧を下げる効果があるらしく、相乗作用となったようです。

勉強疲れ

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月31日(金)18時06分48秒

最期に検眼に来た高校生です。元気がありません。女子高生曰く「今日は、疲れている」　以前に、副交感神経異常興奮で治療したことがあるので、、、「あー、また、副交感かな？」と、先入観で！　Ｈ５井穴刺絡をしましたが、まったく改善しません。　この疲れが、テストの勉強で、しかも、風邪をひいたことも影響していることがわかり、Ｈ６井穴刺絡をしました。　顔の表情が変わり、「あー、少し元気が出た」です。　お母さんが、菊芋などお買い物のお支払いが終わった頃には、目がぱっちり開いて、お母さんも「あら、元気になったわね」でした。 ●若い人は効果が早い、治療に先入観はダメ！

膀胱経＝左目頭の痛み　眼精疲労の頭痛

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月31日(金)17時31分55秒

今日は、宮下先生の検眼の日なので、以前眼鏡を作った方も調整に来られています。ついでに、治療をされる方もいます。　斜位で頭痛の患者さん、眼鏡の調整に来られましたが、眼鏡はバッチリ合っています。が、まだ、ときどき（眼鏡を作る前の１０分の１以下）左に頭痛が出てきます。　今日は、調子が悪く（低気圧で？）、左頭痛、左目頭の痛みが出ます。副交感神経異常興奮もあるのでしょうが、膀胱経のトラブルもあるのではないかと探すことにしました。　すると、右足で立つと安定しているのに、左足で立つと安定しません。「これは、左足に何かある？」　足の指を押さえると、親指と小指に激痛の圧痛点があります。小指は膀胱経で目頭に、親指の人差し指側は関係で眼の関連がある経絡です。　小指と親指の圧痛点への円皮針で、脚の安定感が増し、右足とかわらないくらいになりました。　左の頭痛の感じも半分になっています。これを確認後、後頭部「玉枕」の頭部刺絡をすると、ほとんど頭痛、目頭の痛みは解消しました。

膠原病　左肩の痛み　血圧降下剤

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月31日(金)17時22分45秒

７０歳代、女性。膠原病で、左の上腕、肩の痛みがあります。数年前に、血圧が高くなったことがあり、その時血圧降下剤をもらってから…だんだんと体調が悪くなって、膠原病と診断され、左肩の痛みでブレドニンや鎮痛剤が出ています。　前腕や手の甲、手首にも圧痛がありましたので、これを円皮針で取り、副交感神経を抑制するＨ５Ｆ５井穴刺絡の治療を何度かやったところで、毎回良くなるのですが、また、次の治療の時には、症状が再燃します。　初回は、自宅に帰る途中で痛みが戻り、何度か治療するうちに翌日まで何とか持つようになって、前回の治療から、前腕部から先の圧痛なども感じられなくなっています。　もっと、原因を考えなければならないのではないかと、患者さんにたずねると、血圧が１１０、病院では、正常と言われるそうです。　血圧降下剤（血圧１１０で下げ過ぎ）→副交感神経異常興奮（膠原病のような症状）→ブレドニンと鎮痛剤　の　関係があるのではないか、血圧降下剤を病院で相談してくださいとアドバイスしました。　病院で、「手足も冷えるし…」と訴えたところ、「はい、じゃ、この薬止めましょう」と、あまりにあっけなく薬を止めることができたので、「私は、この数年間、まじめにこの薬を飲んできたのは、なんだったの？」となったそうです。　帰りに、看護師さんに「血圧って、どのくらいだったら？」とたずねると「まー、１４０くらいまでだったら」と言われて、これまたビックリ、今までは「１１０で正常」と言われていたのが、これまた、なんだったのだろう？になりました。　しかし、今日は、天気が悪く、朝から調子が悪いそうです。Ｈ５Ｆ５と左手と足の井穴刺絡をすべてやって、首の圧痛点を探し、円皮針を貼り、反対側の同位置に３番針で即刺即抜の針治療をしました。　腕の動きは、ずいぶん良くなったのですが、首の筋肉のコリがひどいので、２番針で刺針しました。　治療後の腕の痛みは、まずまず、良くなって帰られました。

爪水虫　と　診断された爪

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月31日(金)13時03分28秒

７０歳、女性。３か月前から来院され、腰痛、風邪、尋常性乾癬、いろいろな症状が改善してきました。　その中で、患者さんが気がついたのが、爪水虫と言われていた右足の薬指と小指の爪が、きれいな爪になってきたことです。　２ヶ月目あたりからきれいな爪になり始め、今日で３か月、ハッキリきれいになっています。

梅核気

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月31日(金)07時18分24秒

おはようございます。しまえびさん。梅核気、私も若い頃にやったことがあるのですが、なんとも不快ですね。　まずは、ストレスによる、胃の交感神経異常興奮状態と考えて治療されたらいかがでしょう？左Ｆ１Ｆ６Ｆ４をメインに、、、肝臓の右Ｆ２Ｆ６や腎臓のＦ３、交感神経を抑制するＨ６。　症状がのど、体の真ん中・正中線上にあることを考えると、頭の百会の刺絡も良いと思います。　しかし、原因の治療、そのストレスを解消することが重要ですね。または、そのストレスと見合うほどの喜び？で、バランスが取れれば、それでも良いのでしょうが… 　もしかすると、がむしゃらに体を動かす、激しいスポーツも良いかもしれません。体力との相談、体の準備も必要かもしれませんが、時々、自分の限界を超えるかもしれないくらいの運動（心臓がバクバクするほどの運動を続ける）は、これらのストレスをリセットできるかもしれません。

梅核気

投稿者：しまえび投稿日：2014年10月30日(木)23時30分17秒

お世話になっています。しまえびです。梅核気が最近ひどいのですが、刺絡で治療できますでしょうか？ご指導よろしくお願い致します。

アルコール　肝炎　腰痛

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月30日(木)17時41分21秒

５８歳、男性。農業。三日前から、なんだか腰が痛みます。山芋掘りで傷めたかな？と思うのですが、あの時やった！と言う痛みはありません。　肺癌の手術、両腕の火傷があります。２７歳の時に、アルコール性の肝炎をやって、それ以来、飲酒は止めています。　腰に押さえて痛む所はありません。　腰痛は、後屈のみ、右腰に出ます。お腹を押さえると、右の上腹部に圧痛があります。患者さんにも押さえてもらって、痛みを確認後、右Ｆ２井穴刺絡をしました。　治療後は、右上腹部の痛みは取れ、同時に、後屈の右腰痛も軽くなりました。　肝臓は、肝炎状態が続いていたようです。農家で野菜も作っているのですが、野菜は嫌いで食べていません。　肝臓が悪ければ、胆のうも・・・右Ｆ５井穴刺絡をすると、さらにお腹も腰も改善しました。　後ろにグッと反ると痛みがまだ少しあるので、今度は、右肺癌の手術の影響を調べることにしました。　手術部位に圧痛は全くありませんでした。しかし、深呼吸は浅く、Ｈ１井穴刺絡をすると、呼吸が楽になりました。　後屈も少し楽になりました。

左腹部の圧痛　胃＋左腎臓

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月30日(木)11時41分2秒

７０歳代、女性。触診・腹診で、お腹を押さえると、左側のお腹に押さえると痛む所があります。　患者さんは、数日前に、食べ過ぎて胃が痛くなったと言われますので、これは、胃痛・胃炎・胃の交感神経異常興奮と思い、左Ｆ１井穴刺絡をして、再度、お腹を押さえると、左のお腹の上の方は改善しましたが、へその横に、まだ、圧痛があります。　尿管の位置なので、Ｆ３井穴刺絡をしましたところ、押さえても痛みが感じられなくなりました。　左の腹部に、胃と腎臓の症状があったようです。

草取りと膝の痛み

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月30日(木)10時55分24秒

草取りが、とにかく大変、その後、右膝が痛くなりました。６０歳代、女性。帝王切開の手術があり、右足親指の爪は変形しています。　足の親指には、激痛の圧痛点が５か所ありました。これに円皮針を貼って、足の甲、足首の圧痛点、スネの内側の圧痛点に円皮針を貼ると、ずいぶん改善しました。　井穴刺絡は、足の親指Ｆ１Ｆ２、人差し指Ｆ６…治療後は、さらに改善しました。　しゃがみ込んで立ち上がりで膝の痛みが出ます。股関節前面には圧痛はなく、帝王切開の手術痕に圧痛があり、これに円皮針を貼ると、立ち上がりも改善しました。