井穴刺絡研究会 - 31～40件目

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皮内針・円皮針⑮

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月11日(土)09時04分23秒

治療の勉強会

膠原病でブレドニンを飲んでいる患者さん、女性６０歳代。左肩が痛み、どの方向にも痛みがあります。　特に前方挙上では、水平で痛みが出ます。左手を右の方に乗せるのもやっとです。水平に開くと、体の真横まで開いたところで痛みます。　後ろに両手を組むことが難しく、痛みもあります。　これらを確認して、前回治療をしました。Ｈ５Ｆ５井穴刺絡で改善しましたが、半日ほどでまたもどったそうです。　半日改善していたと言うことは、Ｈ５Ｆ５井穴刺絡が間違いなかったと言うことで、間隔をもっと短く、できれば、しばらく毎日治療するか自分でやるか、他に副交感神経を抑制することができないか考えなければなりません。 ●ブレドニンを飲んでいても、効かない症状が存在する。効いていない部分には、井穴刺絡Ｈ５Ｆ５が役に立つのでした。　しかし、ブレドニンがすべて効いている場合には、Ｈ５Ｆ５井穴刺絡で改善はない。すべて効かせるほど薬を飲むべきか（悪い副作用も考えて）、他の選択肢はないのか？　患者さんに同意を得て、研修会に参加されていた若い鍼灸師の先生にも治療を見ていただくことにしました。　前回同様、副交感神経を抑制して肩の症状の改善があるか？やってみることにしました。　症状が肩なので、影響が出ないように足のＦ５井穴刺絡から始めました。足の治療で肩の症状が良くなれば、足のＦ５が副交感神経を抑制し、その結果、肩の症状が改善したと考えられます。　この場合、手のＨ５井穴刺絡を行うと、手の治療を下から肩が良くなったのだろうとも考えられるので、それを回避するために、まずは足Ｆ５、次には、右手のＨ５井穴刺絡の順番でやります。　Ｆ５井穴刺絡で左肩の痛みは改善して、ずいぶん上げても痛みが出なくなり、全方向の改善がみられました。　次には、Ｈ５井穴刺絡。これで、症状の改善がある程度確定しています。　なぜ、左肩の痛みになっているのだろう？なぜ、右肩ではないのだろう？副交感神経異常興奮の膠原病、なぜ、左肩（両肩に出ても良いはず）と、考えれば、左が感受性が高い、左が右よりも弱い、左側に痛みなどの弱みがある？　前方挙上が最もつらそうなので、手や肩を押さえて圧痛点を探したのですが、ありません。　女性の患者さんなので、出産、母乳育児についてたずねると「忙しくて、おっぱいをあげてません」とのこと、おっぱいのトラブルは、左側に出ることが多いので、左の脇の圧痛を探すと、激痛の圧痛点が、２カ所ありました。　脇の圧痛は、患者さん最大の圧痛で、身をよじって逃げるほどでした。この２点に円皮針を貼ると、さらに、肩の動きは自由に、痛みも改善しました。

大工さんの肩の痛み

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月10日(金)07時08分42秒

６０歳代、男性、大工さん。筋肉隆々として力強く、毎日力仕事です。ここ数年、朝起きると肩の痛みでつらい、仕事をし始めると良くなります。 ①筋肉がウォーミングアップされるとだんだん動きが良くなるのか？ ②副交感神経異常興奮によって朝のこわばりがあるのか？ ③上記①②の複合型によるこわばり痛みなのか？　①の筋肉痛がひどい場合は、仕事をして夕方になってくると肩の痛みがひどくなることが考えられるのですが、治療した午後４時の仕事がある程度やったところでも、目立った肩の痛みは認められませんでした。　動診でも、肉体労働ですから、少しの疲れた感じはあっても特別に傷めている所はなさそうです。　お話をよく聞くと、●こわばった痛みが出る日と出ない日がある、●天気の悪い日がこわばりがひどい、●月曜日の朝がなんだか悪い、●午後になると良くなる、●同じ量の酒を飲んでも酔いがひどい日とある程度飲める日がある、●押さえて患部に顕著な圧痛点はない。　と、どうも、②の副交感神経異常興奮の割合が大きいようです。　原因の①対②が、２０％対８０％くらいの割合かな？　大工さんなので、手に少し疲労の圧痛点があり、数カ所の円皮針の治療で改善しました。　②の治療、副交感神経抑制の、Ｈ５Ｆ５井穴刺絡をやって、翌日の朝のこわばり感を次回教えていただくことにしました。

更年期障害

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月 9日(木)21時06分17秒

６０歳、女性。血圧も低く、季節の変わり目の体調が悪い。夜遅い仕事をされて、お酒も… 　更年期障害が１０年以上続いていると言われますが、そのような生活をしている結果、でしょうか。　副交感神経異常興奮の症状や誘因の話をすると、付き添いの御主人も「ここに書いてある通り、生活を見直して、夜の仕事を止めるべき」と、まったく、私の話、そのままだったようです。　患者さんも、うすうすこれに気が付いていて、「やっぱり」と言う感じ、ですが、今までの病院や治療院では、このような自律神経・副交感神経のお話は、されなかったようです。　ついでに、お腹を押さえてみると、夜のお仕事でのお酒が、肝臓の交感神経を興奮させ、軽い肝炎状態、右上腹部が硬くなっています。　肝臓の治療に右Ｆ２Ｆ６Ｆ４胆のうの治療に右Ｆ５井穴刺絡をしました。　肝臓と胆のうの症状が改善したのを確認して、そのまま、副交感神経抑制の治療に左Ｆ５、Ｈ５井穴刺絡を行いました。

バネ指

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月 9日(木)05時41分22秒

６０歳代、男性。バネ指は、副交感神経異常興奮＝関節のアレルギー状態でもあるのですが、その指にも問題があると思います。　その指とは、その指にもですが、その指を動かす筋肉にも何らかの問題があり、屈曲と伸展の筋肉のトラブル・圧痛点を調べて治療しました。　指に症状がある場合、指を最初に治療してしまうと、他のトラブルを探すのが難しくなります。　指を動かす筋肉の前腕部、肘近くを優しく手のひらで押さえて、グーパーと指を動かしてもらいます。　動かしている筋肉がわかったら、その筋肉の圧痛点を探し、軽く指で押さえて、再度、グーパーと指を動かして、指の動きやバネ指状態が解消するか確かめます。　良くなるようでしたら、それに、円皮針を貼ります。　その後、手首や手のひら、指に、そのようなバネ指状態が改善する圧痛点がないか調べ、円皮針を貼って、最後に、Ｈ５Ｆ５井穴刺絡、バネ指が出ている指の井穴刺絡などを行います。　これで、まだ残っている場合は、鎖骨の上、首の前側や側頭部の圧痛点を探し、押さえたままでグーパーをやって改善する所がないか探します。

右肩、腕のだる重い

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月 8日(水)20時06分36秒

３０歳代、男性。建築関係者。重いたハンマーで一日仕事をしたら、肩や腕が重たく、新にズーンとした痛みがあります。　今朝は、指先も痛みがあって、箸が持てないくらいだったそうです。　昨日は、あまりにつらいので、整骨院に行って肘や肩をマッサージしてもらっています。　以前にも右手首の腱鞘炎で手術をしています。右手の圧痛を探すと、拇指球、手の甲の親指と人差し指の間「合谷」に強い圧痛があり、以前手術したすぐ横にも圧痛があります。　これらに円皮針を貼ると、肘、肩の痛みは、７０％ほど解消しました。　残りの３０％を解消させるために、左手の合谷や拇指球にシーソー法の針・即刺即抜の針治療をやることにしました。　左手合計５カ所の針治療をやった所で９０％の改善、これで良しとして終了しました。

大阪井穴刺絡研究会　田尾先生のお話

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月 8日(水)18時21分34秒

大阪井穴刺絡研究会で、田尾先生に臨床発表していただきました。

ありがとうございました。

投稿者：Jin 投稿日：2014年10月 7日(火)19時45分33秒

是非試してみます。

大阪井穴刺絡研究会　田口先生

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月 7日(火)18時16分14秒

大阪井穴刺絡研究会の動画は、ＤＶＤ２枚組に編集の予定です。田口先生のお話の一部です。

肌荒れとアンチエイジング

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年10月 7日(火)16時52分9秒

Jinさん、こんにちは、肌荒れとアンチエイジングシリシアを飲んで、塗ってみてください。爪や髪の伸びるのが早くなって、艶が出たと言う方がけっこう、お話があります。　某エステサロンでは、シリシアを自社製品に混ぜてマッサージをしているそうです。今、使っている製品に、シリシアを少し混ぜて数日使ってみてください。　もちろん、飲むことも大切です。　先週来院された前立腺癌の患者さん（８０歳男性）、たくさんのホクロやアザがある（遺伝だそうです）これに、シリシアを塗っていたら、そのうちの半分くらいが白くなっていました。　ケイ酸は、日本ではあまり有名？ではありませんが、ヨーロッパでは、カルシウム以上に、必要性を教育されているそうです。