井穴刺絡研究会 - 61～70件目

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人工透析寸前

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年 6月12日(木)14時59分38秒

前回の治療までは、右腹部に塊を感じていました。治療後も、押さえた痛みは軽くなるのですが、この塊は残っていました。　患者さん自身でもせんねん灸をやってもらっているのですが、腎臓＝小指Ｆ３が他の指より鈍感で、５個くらいでやっと熱くなります。　右のお腹の腎臓の塊を指で押さえてもらって、右Ｆ３井穴刺絡をすると、痛みはずいぶんと軽減、塊も少し優しくなったようです。　左Ｆ３井穴刺絡をすると、塊があまり感じられなくなりました。でも、なんだか、そのあたりが、緊張しているような？硬い感じがあります。　肝臓や胃腸の治療もやって、もう一度、左右のＦ３井穴刺絡をしました。今度は、塊をほとんど感じられなくなりました。　前回までも、一度の治療時間中に、２回のＦ３井穴刺絡をやっているのですが、塊がこれほど柔らかくなっているのは初めてです。

リウマチと痛み

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年 6月12日(木)10時03分31秒

大学病院で「あれもパーキンソン、これもパーキンソン」と、腰痛、肩こり、便秘など、８０歳代男性の患者さんのあらゆる症状を担当の医師が「パーキンソンだからしかたないですね」と、優しく、諭したと言う話をしたことがあります。　付き添いの奥さんは、数年この状況を見て、疑問を持たれ、友人の紹介で来院、治療によって、いろんな症状がとれて、残ったパーキンソンの症状だけとなった時、まわりから「ご主人元気になって、パーキンソンも随分治りましたね」と言われたそうです。　さて、リウマチの患者さん、こちらも、どんな痛みがあっても、それはリウマチだからと、薬が増えるばかりなのです。　肩こりだって、腰痛だって、五十肩だって、強力な鎮痛剤を使えば、それなりに少しは鎮痛されるかもしれませんが、原因に対するアプローチ無しの鎮痛ですから、痛みの再燃、なかなか取れない痛み、などと、患者さんは感じるようになります。　この患者さんは、最初に来られたのは、友人の元看護婦さんから勉強会に誘われ、モデルになって膝の治療（完骨に吸玉）をやって、直ぐにしゃがめるようになった方です。　初めての参加者、カメラはあったのですが、いきなり撮影も…動画はアップしませんでした。　何度か治療（副交感神経抑制＝リウマチの治療＝アレルギーの治療）して、今日は、もう少し膝が曲がったらとのことです。　膝の痛みと曲がりの改善を考えてやってみることにしました。しゃがみ込みでは、不自由がないくらいには曲がり、痛みも感じませんが、欲を言えば…の治療、だそうです。　“体重をかけて曲げれば曲がる”の曲げ方から、次の段階、“座位で、膝を抱えてどれほど曲がるか、痛みは無いか”をやってみました。　右膝は全く痛みなく、カカトがお尻に着くほどに曲がりますが、左膝は、抱えるとお尻まで１０センチ以上あり、これを無理に曲げようとすると、少し痛みが出ます。　曲がらない、けども、痛みが原因ではない。　動き＞痛み　です。　痛みがとれたからと言って曲がるというものではない、動きを治療しなければならない状態です。　座位で膝を抱えて曲げると、「膝の裏から足全体の後ろ側に痛みが出ます」これは、膀胱経Ｆ４ラインですが、これを押さえても、まったく痛みはありません。　膝の裏もよくよく押さえたのですが、圧通らしきものはありませんでした。　となれば、脚の前面＝脾経Ｆ１と胃経Ｆ６のトラブル、伸展ができないための痛みが、脚の後ろ側に表現されているのではないかと考えました。　Ｆ１Ｆ６井穴刺絡と足の甲の圧痛点に円皮針を貼ると、「あらっ」と言う間に、膝が曲がり、カカトがお尻にくっついてしまいました。　リウマチに伴う痛みではなかった・・・　と、次は、右肩の痛みです。これも同様に、肩の痛いところに円皮針を貼って、Ｈ１Ｈ６井穴刺絡で鎮痛…あまりにあっけなく痛みが解消したので、患者さんは、気が抜けたようになっています。（たまたまかもしれませんが？）　「今まで、この痛みを調べてもらったこともありませんでしたし、肩や足に触ってもらったこともなかった、自分でもリウマチだからと思いこんでいました」でした。

帯状疱疹の続き　ピソマ　吸盤

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年 6月11日(水)21時14分35秒

少し症状が変わっています。ズキッと痛かったのは、無くなりました。夜も充分に寝られたそうです。　今までは、のんびり寝転がる、テレビを見る、じーっとしているのがとても痛みがあってつらかったのが、寝ているほうが楽になったそうです。　今日の症状は、数分歩くと、胸の前（帯状疱疹が出ていたところ）が固まってくる。まるで、強力なゴムが腹筋の中に入っていて、硬く縮まるようにひきつれるそうです。　歩いてもらうと、１分以内に引き連れが出てきます。　患者さんの感覚では、どうも筋肉ではなさそうだ、皮膚でもなく、その間かな？です。　井穴刺絡は、Ｆ１Ｆ２Ｆ６中指Ｆ５Ｆ３Ｆ４を確認しながらやってみました。Ｆ６と中指が最も効いているようです。　しかし、治療後歩いてもらうと、また、引きつれが出ます。　これは、自分で解消法をお教えしなければ、今夜はつらいだろうと、Ｆ６と中指にピソマを貼って歩いてもらいました。　数分で引きつれが出たので、ピソマを指でモミモミしてもらいました、、、軽くなりました。　ピソマで解消できることがわかったので、次の一手を考えました。　患者さんが感じている“皮膚と筋肉の間”は、間違っていないだろう？これを解消するには、皮膚の自由度を増す方法＝吸盤をくっつけて動くのが良いのではないかと考え、最も痛むところに吸盤をくっつけて動いてもらいました。　引きつれは出ないのですが、帯状疱疹の痕がまだ痛みがあるので、ちょっとつらそうです。　皮膚を動かすのであれば、引きつれが出るあたりに支点を作れば良い、何も、帯状疱疹で痛む患部でなくても良いだろうと、上下に位置を変えてやってもらうと、下のお腹にくっつけると痛みが出ないことがわかりました。　明日まで、これで過ごしてもらうことにしました。

右肩の痛み

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年 6月11日(水)17時35分57秒

踊りのプロ（どんな踊りかわかりませんが）、数日前から、右肩が上がらない！発表会があるのに、これは困った！！！の状態で来院されました。　原因となるものが、肩の前側の痛み、肘の内側の痛み、拇指球の痛み、子どもの頃に骨が曲がった左前腕部の痛み、２年間の歯の治療で痛めた右首やコメカミにある痛み、副交感神経異常興奮の五十肩状態（じんましんも進行中）、鎖骨周囲の痛みなどでした。　東京からの患者さん、ちょっと時間がかかりましたが、支障なく上がるようになりました。 ●プロフェッショナルの治療では、いきなり患部・痛みを訴える筋肉に針をしないほうが良いと思います。ある程度針が有って、少し痛みを感じるくらいは、本番間近で、体を追い込んでいる状態であることが多いのです。　これに針を刺すと、痛みは取れるかもしれませんが、グダグダになってしまうこともあります。

むずむすむ脚

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年 6月11日(水)14時00分18秒

そうですね、やっぱり、井穴刺絡で少し出血させた方が、何百倍、何千倍の効果があると思います。　どうぞ、チャレンジしてみてください。

むずむず脚症候群

投稿者：はるはる投稿日：2014年 6月11日(水)13時50分55秒

ぎんなん先生、こんにちは。前回、浮腫みなどのアドバイス頂きましたが、どうにも感覚が変になり、ザワザワむずむずでとうとう寝られなくなりました。おとつい、内科受診で『むずむず脚症候群』と診断されました。薬はトリプタノール（副作用がよくある体質のため妥協案？！）。動画を観て、昨夜はF5 H5 に円皮鍼を貼りました。やはり井穴刺絡が良いのでしょうか？何かアドバイスがありましたら、ぜひお願い致しますm(__)m

帯状疱疹の続き

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2014年 6月10日(火)18時37分6秒

この患者さんの帯状疱疹の治療が終わって、体を動かしてもらうと、まずまず、鎮痛していますが、よくわからない部分もあるようで、ご近所なので、次の患者さんが終わった頃、１時間後にもう一度来院していただくことにしました。　患者さんの痛みに、数分間に一度、刺さった釘をギュっーとひねるような痛みがあったそうです。　・・・ところが、約束の５時になっても来院されません？おかしいなーと電話をかけているところに来られました。　なんと、時間があったのでテレビを見ていたら寝てしまってたとのことです。　今まで最もつらいのは、何もせずに寝ること（体を動かしていれば、痛みを紛らわすことができていた）だったのですが、治療後は、寝ていることができた、と言うことは、それまであった痛みが緩和されていた、のだなーと言うことになりました。　それと、数分間に一度、ズキーっときていた痛みが、治療後からは無い、二回目の治療の間も痛みは来ませんでした。　二回目の治療では、帯状疱疹が出ている右側・右足のＦ１Ｆ２Ｆ３Ｆ４Ｆ５Ｆ６井穴刺絡をしました。

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