井穴刺絡研究会 - 51～60件目

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中枢性症状なれど片側のみの場合？

投稿者：なっちゃこ投稿日：2013年 5月20日(月)11時06分26秒

こんにちは。お久しぶりです。いつも掲示板とYoutubeで勉強させて頂いております。ありがとうございます。本日はまたベンゾジアゼピン（抗不安薬）離脱症候群の患者さんです。この方は服薬中常用量依存となり様々な離脱症状で苦しみその際に井穴刺絡（H5F5？百会）もやりましたがやはり服薬中は難しくこれといった効果がなく中断していましたが、半年ほど前にようやく断薬が完了し再度井穴刺絡にチャレンジしようとしています。現在の悩ましい症状は右半身の違和感・痛みです。病理学的機序は不明ですが、ベンゾ離脱の患者さんにけっこうある症状でなぜか半身（多分自分の弱い方？）に不快な症状（関節の痛み・内臓痛のような腹痛・筋痛・アカシジア様の不快感）が現れるのです。この方の場合は右半身で、下肢の違和感・不快感、股関節の痛み、脇腹痛、上肢の違和感・不快感、肩こり、首筋のつれ、歯と眼の奥の違和感・痛み、などなどです。この方はある程度体のことに関する理解があり、井穴刺絡や経絡に関する知識もあります。で、今回井穴刺絡を再開するにあたり、症状は右なのでH5F5を右だけやればよいのではないか？とこの方は言います。しかしベンゾ離脱症候群は中枢性感作に伴う症状。左右差は単なる現れであって本質は違うのでは？と言うと、脳卒中などは中枢性だがその病巣は脳内で左右特定されるのでは？と言います。う～んそれとこれとは器質と機能の違いで・・・なんかよくわからなくなってしまいました。まあもちろんやってみればいいのですが、先生はこのような場合どのようにお考えになりますか？