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甲状腺↑交感神経興奮

 投稿者：ぎんなん治療院  投稿日：2009年11月27日(金)10時18分30秒
  この患者さんは、治療に熱心で、今日まで毎日来院される予定です。昨日は、いつもの交感神経抑制のＦ１Ｆ２Ｆ３Ｆ４Ｆ６Ｈ１Ｈ３Ｈ６の井穴刺絡をしました。それぞれに治療直前に比べると、やや改善があるので継続することにしています。
　ただ、上腹部の治療でＦ１Ｆ２Ｆ６が終わった時点で、押さえると、右の上腹部に重たい痛みがあるといわれました。これは、位置からして胆のうの疑いがありました。
　胆のう炎、胆石などの症状（鈍痛）があるので、体性神経（経絡上の痛みや動きなどの治療を目的に）Ｆ５の井穴刺絡をやってみたところ、直後に痛みがなくなりました。
　Ｆ５は、自律神経では、副交感神経を抑制するツボ（相反作用として交感神経がやや興奮する）ので、通常、甲状腺の機能亢進のような交感神経↑の病気や症状には使いません。この場合、Ｆ５井穴刺絡をして、最後に交感神経を抑制するＦ４井穴刺絡をして終了しました。人間は、あとにやった治療（行為）をおぼえているようです。 		 

魔法使いへの道

 投稿者：ぎんなん治療院  投稿日：2009年11月27日(金)10時11分49秒
  摩訶不思議東洋医学！頭や肩、内臓の病気を足で治し、胸の病気を手で治し、下の病気を頭で治すすすすっ、ゆめゆめ、疑うことなかれーーーっですね。
　これは、別に不思議なことはなく、治療には、症状のある患部にアプローチすると改善するのと、その症状とは別のところに改善のスイッチが存在するのがあります。天井の蛍光灯を壁のスイッチで消すようなものです。

　さて、この問題を解決するには…
　今日の課題は、顔です。ネットで顔の経絡図を検索して、顔に来ている経絡をチェックしましょう。位置関係も調べましょう。線を引くとわかりやすいけど、お出かけのときには消しましょう。
　調べてみると、足の指に始まったのが肩や頭にきているでしょ、手に始まったのも肩や顔に来てますね。このように、手足で、全身を網羅しているのが、経絡なんです。
　たとえば、肩こり、肩にある経絡を見ると、手では小腸経Ｈ４、三焦経Ｈ５、大腸経Ｈ６、足では膀胱経Ｆ４、胆経Ｆ５です。それに、百会も肩こりを改善させます。
　くれぐれも、ツボの名前やなにに効くか？なんてのは、この時点では、まったくおぼえる必要はありません。試験勉強や専門家同士での話で理解しやすいので使いますが、毎日の治療ではほとんど必要ありません。
　顔は、いろんな症状が出る、しかも、とても気になるところです。顔に来ている経絡がわかれば、とても便利です。まずは、顔の絵を描いて線を引いてみましょう。 		 

口は、センサー

 投稿者：ぎんなん治療院  投稿日：2009年11月27日(金)10時00分19秒
  受験生さん、柑橘類、美味しかったですか？私は普段から柑橘類は苦手で、まったく食べません。しかし、熱があるときは、これが美味しく感じるから不思議です。すっぱいもの、柑橘類のビタミンＣなどが有効なんでしょうね。
　柑橘類、特に、甘みが少なくすっぱいばっかりのを食べて、美味しいと感じるときは、交感神経の興奮があるようです。私の場合ですが、熱が下がると、まったく柑橘類をほしいと思いません。
　できれば、針灸治療院…井穴刺絡をやっているところを探していただいて、行ってみて下さい。 		 

Ｒe：微熱

 投稿者：受験生  投稿日：2009年11月26日(木)20時20分38秒
  早速のお返事、しかもご丁寧な説明ありがとうございました。

なるほど。
そういう方もいらしたんですね。
ちなみに、平熱が35度4分で、最近は36度台後半(これは高めの微熱なんでしょうかね？)が10日ほど続いていて、調子が悪い時は37度台に行っちゃいます。
処置としては、
解熱鎮痛剤、ビタミンをたくさん摂る、加湿器で部屋を湿らせる、手洗い(アルコール消毒)うがい、寝る時に首･額･手首･脇を冷やして寝る…などです。
柑橘類を摂って様子を見て、ずっと続くようでしたら、鍼灸院に行こうと思います。
井穴刺絡…頼れそうですｷﾗｷﾗ 		 

微熱

 投稿者：ぎんなん治療院  投稿日：2009年11月26日(木)19時10分50秒
  こんばんは、学生さん。お返事が遅くなって済みません。なんやかんやとバタバタとしてしまってました。
　以前、風邪をひいて、風邪薬をいただいて、風邪の症状はなんだかよくなってきたのですが、それ以来、一ヶ月、毎日夕方になると熱が出るという患者さんがいらっしゃいました。病院で出る薬を飲んでも、それ以上下がらないのです。
　考えられるのは、微熱と言っても、やや高い熱であれば、交感神経の興奮によっての熱、井穴刺絡ではＨ６Ｆ４を治療します。この場合、すっぱいばかりの柑橘類や黒酢が効きます。
　低めの微熱の場合は、薬によって副交感神経が興奮してしまっているかもしれません。この場合はＨ５Ｆ５井穴刺絡です。Ｈ５Ｆ５井穴刺絡をした後は、その夜、少し熱が出るかもしれませんが、しっかり汗をかいて解熱させると良くなります。 		 

質問です！微熱について…

 投稿者：受験生  投稿日：2009年11月26日(木)18時47分52秒
  初めまして！
18歳男、受験生です。
いきなりなんですが、質問です。

微熱が最近続いています。
普通の病院に行ったのですが、「不明熱」で片付けられてしまい、解熱・鎮痛剤を処方されました。
が、全然下がらず、くらくらします。
食欲やお通じはいつもと変わりません。
こういうのって、刺絡で治せそうですか？


お答えいただければ幸いです。ご迷惑出したら消して下さっても構いません。 		 

甲状腺↑交感神経興奮

 投稿者：ぎんなん治療院  投稿日：2009年11月25日(水)16時51分57秒
  甲状腺の機能亢進の女性の患者さんです。ただ、血圧は１２０−７０程度です。昨日と今日、二回目の治療です。
　治療内容は同じです。深呼吸後Ｈ３井穴刺絡で改善。さらにＨ１肺の交感神経抑制でもやや改善。上腹部の痛みがあるので、胃腸左Ｆ１Ｆ６と肝臓右Ｆ２Ｆ６の井穴刺絡でお腹の硬さ、圧痛が半減。
　右のへその斜め上を押さえると、深いところで鈍痛、腎臓？Ｆ３井穴刺絡で鈍痛改善。今日も、百会の頭部刺絡をして終了しました。 		 

午前の研修会の内容

 投稿者：ぎんなん治療院  投稿日：2009年11月25日(水)14時32分27秒
  ｢研修会スケジュール｣が、前回のままになっていましたので書き換えました。今回は、内科疾患と井穴刺絡療法です。ご希望の方には、実際に、井穴刺絡療法を体験していただきます。
　後半は、希望者にモデルになっていただいて、実際に治療の段取りの説明、実技指導を行います。
　朝から夕方までの研修ですが、午前の初級を受講されると、午後からの講義がわかりやすいと思います。午前の初級は５００円、午後は３０００円です。
　今回は、発表していただく先生が二名、浅見先生と私とで四人です。内容が濃いものになると思います。ご質問の時間が取れないかもしれません。近くで夕食をかねた懇親会を行いますので、こちらに参加してご質問ください。 		 

膝、肘の経絡は？

 投稿者：ぎんなん治療院  投稿日：2009年11月25日(水)12時17分6秒
  さて、午前中の治療も終了、魔法使い通信講座の今日の課題です。これから、夕方までに、膝、肘の経絡をやりましょう。膝にも肘にも６本の経絡が通っています。
　肘は簡単です。肘の手のひら側には、Ｈ１肺経Ｈ２心包経、Ｈ３心経、甲側ではＨ４小腸経、Ｈ５三焦経、Ｈ６大腸経…やってみよー！ 		 

癌手術後の下腹部の痛み

 投稿者：ぎんなん治療院  投稿日：2009年11月25日(水)11時56分4秒
  ４０日前に手術をされました。６５歳、女性。下腹部に痛みがあります。仰向けに寝ると痛み、膝を立てると痛みが楽になります。起き上がりは、体を横にしてからですが、それでも痛みがあります。
　お腹は、上腹部の左右、みぞおちにも押さえたときの痛みがあり。腹筋は、カチカチに硬い、肋骨の下に指が入りません。下腹部は痛みがあるのでさわりたくないようです。
　手術のストレスで、交感神経の緊張が続いています。それ以前も、癌細胞が大きくなるほどに交感神経が興奮していたのですから、手術をしても交感神経の異常興奮解消されていないのです…さらに、強くなっている可能性があります。
　まずは、深呼吸していただいて、心臓の交感神経の抑制からＨ３をすると、深呼吸で息が深く入るようになりました。次に肺Ｈ１井穴刺絡をすると、さらに空気が入るようになりました。
　みぞおちや左右の肋骨の下に痛み、筋肉が硬い、肋骨の下に指が入らない、これには右Ｆ２Ｆ６Ｆ４左Ｆ１Ｆ６Ｆ４の井穴刺絡をしました。すると、お腹が柔らかくなり、痛みがほとんど解消、肋骨の下にも指が入るようになりました。（完全じゃありませんが）
　下腹部は鎮痛、仰向けに寝て、膝を立てても、膝を伸ばしても、下腹部の痛みの変化はありません。みぞおちにまだ痛みが少しあるようなので、百会の頭部刺絡をしましたら、また少し痛みが軽減しました。
　患者さんは｢なんだか、体が楽になりました｣と喜んで変えられました。息子さんが針灸学校に行っているので、今後の治療は、息子さん、将来の先生にお願いすることにしました。 		 
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