井穴刺絡研究会

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親指の痛み

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年10月 9日(金)16時52分46秒

５６歳、女性。右手の親指が、曲げ伸ばしで痛みます。ときどきマッサージをするので、それで痛めたようです。　私の右親指も、同様の痛み方をしています。圧痛を探すのに、使いすぎて親指の筋肉に強いコリ・痙攣が発生して、曲げ伸ばしでとても痛んでいました。これは、ここが痛んでいるのがわかりますので、直接針をしましたら、半分くらいの痛みになりました。とても痛い時には、井穴刺絡をしても改善がなかったのが、刺針を３回ほどやった後は、Ｈ１Ｈ１’で親指の痛みが、ぐっと軽減しました。　患者さんの親指は、痛いといっても、中程度です。Ｈ１Ｈ１’の井穴刺絡をすると、曲げるのがずいぶん楽になって、何もしなければ痛みません。他の井穴も刺絡をしましたが、Ｈ１Ｈ１’ほどには効きません。　再度、Ｈ１Ｈ１’の井穴刺絡をすると、さらに改善、患者さんも「これくらい良くなったら充分です」と、喜んで変えられました。直接、針をしても良かったのですが、刺した痛みが結構あります（私の場合）。今回は、井穴刺絡のみで治療しました。

斜視、眼底動脈梗塞、肩こり、腰痛、

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年10月 9日(金)16時45分42秒

５８歳、女性。ビル管理。右目の眼底動脈梗塞を起こしているそうです。視力はあるのですが、もやもや～っとする見え方です。左目は斜視で、とても疲れています。　右肩こり、右腰痛、腰の真ん中の腰痛があります。右肩こりは、右に首を曲げたとき、上を向いたときに痛みが出ます。右腰痛は、右に腰を側屈させたときに右腰に痛みが出て、左に回転させたときに右腰に痛みが出ます。　患者さんの主訴は、目です。まず、目と肝臓の関係でＦ２の井穴刺絡をしました。終わると左目の見え方がとても良い、視力としては右と同じくらいになった、疲れがないとのことです。目の真後ろ、後頭部の左右４点に頭部刺絡をしました、が、改善はありませんでした。　虫垂炎の手術と卵巣脳腫の手術をしています。虫垂炎の手術痕の圧痛と、卵巣脳腫のおへその下の圧痛はつながっているようです。６箇所に円皮針を貼ると、腰の痛み、肩・首の痛みがとても改善しました。　虫垂炎癒着の右Ｆ１Ｆ６の井穴刺絡をすると、さらに改善、ほとんど症状は良くなりました。ただし、腰の真ん中に、後屈のときだけ少し痛みが出ます。これは、後でバンキー治療でわかったのですが、手術のときの注射の痕にバンキーをかけたところ、真っ黒に反応が出ました。どうも、それが原因の腰痛？のようです。　ビルのメンテナンスをするのに、階段を上ると息切れするので、下りるときだけ階段にしているそうです。深呼吸では、胸に空気が入ります。Ｈ３の井穴刺絡をすると、空気はたくさん入るようになりました。心臓が、やや疲れているようです。

ふくらはぎ、肉離れ？

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年10月 8日(木)22時40分0秒

３０歳、男性。日曜日にバトミントンの練習中、ふくらはぎに痛みを覚え、それ以来歩くとふくらはぎの真ん中あたりと内側に痛みがあります。練習前の準備運動が足りなかったそうです。　ふくらはぎは、後ろ側･膀胱経と内側腎経、それに、肝経、脾経に痛みがあります。最も痛いところを探し、円皮針を貼ると、少し改善しました。膝の裏に痛みがあり、これには、針をしましたら、また、ちょっと良い感じです。　井穴刺絡をやってみると、腎経Ｆ３脾経Ｆ１膀胱経Ｆ４で改善しているようです。しかし、痛いところが広範囲、手のひらくらいあるので、なんだか違うような気がします。前述の治療でも、当たっているのでしょうが、釈然としません。　湿布のコマーシャルで、ヒラメ筋が疲れている、と言うようなのがありましたが、あれって、ほんとにヒラメ筋が疲れているんでしょうかね？この患者さんのふくらはぎも、なんだかそんな感じで、痛みはあるのですが“当り”ではなさそうです。　井穴刺絡では、腎経と脾経が効いている感じが強く、また、腎経上、脾経上の足の指から足首までに痛みがあります。・・・となると、この交差点、「土踏まず｣が怪しいようで、やっぱり、激痛の圧痛がありました。これに円皮針を貼ると、改善しました。針１寸３の２番を刺すと、強いヒビキがあります。　治療後は、ふくらはぎの痛みがほとんどありません。井穴刺絡療法は、問題経絡を探すのにも、とても便利な方法ですネ。　ちなみに、コメカミや百会の頭部刺絡や針（頭皮針）では、改善はありませんでした。

「風邪かなっ」と思ったら、井穴刺絡

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年10月 8日(木)13時19分34秒

昨日、お昼から、なんだかお腹の調子が悪くなって、脱力感、なんだか熱っぽい、寒気がする・・・「あー、風邪引いたかな？」　午前中、本を買いに出たら、皆さん長袖、私だけノースリーブのシャツです。　だんだん、体がだるくなってきたので、（患者さんは台風でキャンセル）サウナに飛び込みました。一番低い温度、ほとんど汗をかかないくらいで入っていると、寝てしまいました。前の晩は、寝るのが遅かったな。　少し気分が良くなったので、風邪の治療、交感神経抑制の井穴刺絡をすべてやりました。Ｈ６Ｆ４、左Ｆ１Ｆ６、右Ｆ２Ｆ６、Ｈ３すると、気分も良くなって、少し力が出てきました。　夕方までに、体調回復。今朝も、台風でキャンセルでしたから、少しゆっくりしていましょう。と思ったら、明日の温熱研修会のために資料作りです。

パニック？

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年10月 7日(水)12時39分33秒

３年ほど前に、深呼吸ができない息苦しさ、のぼせ（頭が熱く感じる・ホットフラッシュ）、動悸で「パニックだろう」と診断され、それらの症状が出ると、「次は息ができなくなるんじゃないかな！」とおびえながらの生活でした。　今日、患者さんは、これらの連想は、脳の記憶の問題であることを自分でしっかり認識、深呼吸ができないのは、心臓の交感神経の異常興奮のため…他の症状も自律神経の興奮した症状で、ちょうど、更年期障害と一緒になって、パニックのようになった、だけと理解されていました。　医師の言葉は強いもので、診断されると、患者さんは、それに応えようとしてしまうのですね。少なくとも、脳は、そのように働いているようです。　治療は、心臓や肺、胃腸の交感神経を抑制する井穴刺絡と百会の頭部刺絡、最後に、アレルギーの季節なのでＨ５Ｆ５薬指の井穴刺絡をしました。

介護疲れ

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年10月 6日(火)21時00分47秒

５８歳、女性。認知症の母親の介護、兄弟との軋轢、もー、クタクタ状態です。交感神経の異常興奮状態！患者さんも｢頭が切れそうです！！！｣と訴えられます。　私も三男ですが、両親をみているので、理解できるところがあります。患者さんも、｢ここでこんな話を聞いてもらえるとは｣と、同居、介護、していないと、なかなかわからない問題もあります。　治療は、全身の交感神経の異常興奮を抑える治療Ｈ６Ｆ４左Ｆ１Ｆ６、右Ｆ２Ｆ６Ｆ３Ｈ３です。それに、百会の頭部刺絡をしました。　最後に、患者さんが「切れそうだ｣と言われている後頭部の頭部刺絡をしましたところ、｢アー、スーッとした｣精神的なストレスが、後頭部の筋肉のコリになって現れていました。

予約

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年10月 6日(火)19時45分26秒

前日でも、こちらが空いていればＯＫです。そんなに繁盛している治療院ではありませんので、のーんびりやってます。初回は、１時間くらい時間をみてください。遠くからでしたら、治療法も一緒にお教えすることになると思います。できれば、午後４時からを予約していただければ、ゆっくり治療ができると思います。そうでなければ、１０時の予約で９時３０分くらいから来ていただくと、問診表のチェックの時間やお話を聞く時間がゆっくり取れます。お電話は、092-281-1566です。

予約を取る場合

投稿者：神崎投稿日：2009年10月 6日(火)19時26分24秒

こんにちは、以前に投稿をした神崎です。今度、福岡に行く予定がありますので、その時にぎんなん治療院で治療を希望をしているのですが、もし予約を取る場合、平均的に何日先になるのでしょうか？また、予約をとりにくい曜日とかありましたら、教えてください。

バナナ

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年10月 6日(火)14時58分2秒

アレルギーで、目がかゆい、耳がかゆい、鼻水、喉の奥がイガイガする。７４歳女性です。治療は、Ｈ１（呼吸器・鼻）Ｆ６（まぶた）Ｈ５Ｆ５（アレルギー）井穴刺絡です。鼻水がひどいので、眉間の一点刺し、刺絡を１０回ほどやりました。　食事は、毎日パン食です。米のご飯はほとんど食べない、ご主人は、自宅ではお酒（米の汁）、味噌汁もあまり作ったことはない。野菜は電子レンジでチンです。もちろん、パンには、バター、ジャム、蜂蜜などベタベタ、アレルギーの素がおてんこもり。　日本人は、体は黄色いけど、中身は欧米食・白い、なんていわれます。まさに、食の間違い、間違ったものを食べ続けているから、間違ったものを排泄するための反応＝アレルギーです。　我が家は、一回に一升二合のご飯を炊き、毎食味噌汁、子ども達（年長・小５）もお弁当なので、しっかりご飯を持っていきます。風邪引きの娘も、すでに３６．５度、しっかりご飯と味噌汁を食べていました。昨夜は、４０度の熱だったのに・・・

風邪の熱

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年10月 6日(火)07時58分25秒

我が家の娘１０歳が、日曜日から風邪を引いています。バスケットや新体操、勉強と鍛えられているので、疲れが溜まったのでしょう。交感神経が働いて、熱が出ました。　今までの風邪で薬を飲んだことがありません。今回の風邪も、熱が出てますが、体力も付いてきたためか、解熱も早いです。昨晩まで４０．５度の熱がありましたが、夜中には３８度、現在は、３７度ちょっとになっています。　夜中から、汗もびっしょり出て、何度も着替え、水分補給もしっかりやりました。今日と、都合によっては、明日も休ませようかと思っています。 ●風邪をひいて、交感神経が働いているので、食事はさせない、食べないほうが楽。食べたくなったときは、交感神経の興奮がおさまってきたので、良くなってきた目安にもなる。 ●熱は、悪いものではない！必要があって出ているので、むやみに解熱剤は与えない。私も４０年くらい風邪薬、解熱剤は飲んだことありませんし、娘も薬に頼らなければならないほどの熱は出ていません。　先日、前立腺癌の患者さんから相談･事後報告がありました。風邪をひいたかな？と思ったら、４０度くらいの熱が出て“つらいので”病院に入院、解熱の処置を受けたそうです。これは、まったくもったいない話で、せっかく熱が出て癌を何とかしようと働いているのに、わざわざ薬で邪魔をしているようなものです。　もちろん、病院では、熱があるからと言われれば、解熱処理をします。これは、仕事ですから当たり前の話で、処置をしなければ訴えられかねません。となると、これを判断するのは、患者の仕事と言う事になります。　癌の温熱療法は、癌患者さんが、伝染病などの高熱が出る病気になった後に癌が自然退縮したことから始まっています。このような例が、世界各地で報告され、癌は熱に弱い、と言うことがわかって、体外から熱を与える治療がなされるようになりました。　が、外から与えられた熱は、身体は冷やそうとします。自分自身で発した熱とは根本から違いますし、免疫の力が強くなる自発熱とは違うと考えます。　患者さんは、もしかすると、せっかくのチャンスを逃した事になる･･･と思います。しかも、そのときにやった検査で［交感神経が興奮したために、血糖値が上がっている］のに対して、糖尿病の治療をする？と言う話になっているようです。

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