投稿者
 メール
  題名
  内容 HTMLタグ動画検索<OBJECT>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ teacup.コミュニティ ]

[PR] 求人短期  長崎の求人・転職 還暦 祝 プレゼント チャーター便
teacup. ] [ 無料掲示板 ] [ プレミアム掲示板 ] [ teacup.コミュニティ ] [ ブログ ] [ チャット ]

全100件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  |  《前のページ |  次のページ》 

立ち上がりの痛み

 投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2009年 9月14日(月)10時56分20秒
  いすから立ち上がるときに、鼠径部が痛い患者さんです。前回は、60年前の虫垂炎手術痕の圧痛に円皮針、右F1F6の井穴刺絡で痛みが数日良かったそうです。
 今日も、また、立ち上がり時に痛みがあります。前回もそうですが、立ち上がり時、足を一歩前に出すとき、方向転換で痛みが出る、若干前かがみになる…これで、軽い脳梗塞なんかやって言葉がゆっくりになっていると、パーキンソンに間違えられそうですね。
 さて、今日の痛みを調べると、鼠径部の痛みはほとんどありません。今日は、足の外側、大転子の上に痛みがあります。数年前に大腿骨の骨折・手術をしたのでそのときの筋肉の引きつれが解消されないまま数年間、痛みが出ているようです。
 圧痛を調べると、腸骨の上外側の筋肉付着部や大転子の上にコリと圧痛があります。これに針をして、座位でこの付近の圧痛を捜して円皮針を貼りました。右下腹部(虫垂炎手術部)には、圧痛は一箇所になっていたので、これにも円皮針を貼りました。
 右大腿骨手術部の痛みに右F5、右下腹部の痛みに右F1F6の井穴刺絡をしました。立ち上がりの痛みは解消されました。次回は、どの要因での痛みが出ているのか?それとも、すべて解消されているのか?まだ、腰の手術、帝王切開の手術と続きます。
 

答えは、患者さんに

 投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2009年 9月12日(土)21時50分7秒
  加藤さん、ゆいま〜るさん、こんばんは。答えは、患者さんの過去に総てあると思っていますので、治療中も、治療善後も時間があれば、「何かヒントは無いか?」と、お話しています。ただし、こちらが“情報を欲しがっている”という風に受け取られると、何気ない世間話ができなくなります。重要なヒントは、何気ない、患者さんの昔話の中に出てくることが多いですね。
 しかし、患者さんがお話されているのに、こちらに注意力が足りないと聞き逃してしまうこともあります。わざとなんでもない自分の昔話をしていて、患者さんが乗ってくるようなとき…そうそう、私もこんなことがありましたよ、と、話がスムーズにすすんでいるとき、120%の注意力、聞き耳を立てて探ります。まるで、名探偵が、犯人の何気ない失敗・証拠を見つけるようにです。
 その点、痛みは、尻尾を出しやすい症状です。しかし、これが、二重にも、三重にも、重なって一つの症状を構成しているとなると、名探偵も頭を抱える、金田一探偵は頭をかきむしっている、ポワロは灰色の脳細胞に鞭打っている、ホームズはパイプの煙に眼を細めている、私は名探偵ではないので初診(初心)に戻って考えます。
 何度も同じところを行ったり来たりしていると、その前の時間(初診時)は、既成概念化されてしまうことがあります。「待てよ、もう一度、最初に戻ってみましょう」は、名探偵がよくやる自問自答ですね。常に考えていないと、頭は、さびてしまいます。浅見先生は、この、使わない脳の状態を「脳の自然退縮だ」と言われ、使い続けること、あきらめないことを教えられました。95歳の浅見先生が、前回も研究会でお話されたのは、後に続くものにこのようなことを教えたかったからではないかと思います。「私はここまでやったのだから、これから先は、あんた達が・・・」
 

ありがとうございます

 投稿者:ゆいま〜る  投稿日:2009年 9月12日(土)20時51分20秒
  稲舛先生、いつもお世話になります。
また早速のご回答ありがとうございます。

先生のお話にあった湿布を貼る位置についてですが、患者さんは大体腰部に貼っておられることが多いようです。ただ、先日は膝の痛みに対して湿布を貼ったところ直ちに偏頭痛に反応して痛みが治まったそうです。患者さんはこの冷湿布が文字通り命綱でこれがなければ自殺していたかもしれないと仰っています。
また後頸部、側頭部などについてですが、眼精疲労のためか天柱、風池、完骨、翳風付近に筋硬結が触知されますので今は手技でこのコリにアプローチをかけています。因みに、偏頭痛を惹起させることの多い上部僧帽筋や胸鎖乳突筋あたりも探っていますが、ここにはいまひとつ反応がありませんでした。

この患者さんとは今日もお話をしたのですが、頭痛が来るときは「ああ、もうすぐ来そうだ」と前兆を感じるらしく、また痛みも左前上部に心臓の拍動のような「ズキン・ズキン」というような痛みを感じるそうです。
それからこの患者さんは自分で食べるだけの米と野菜を作っているそうなのですが、農薬を散布する際もマスクなどはかけないということでした。
これについては私の母が農薬販売の代理店に勤めている関係で聞いた話なのですが、病院で酸素ボンベを引いて歩いている人の多くが農家の方のようで、彼らの大半が農薬の影響を軽く考えて自己防衛を疎かにしているようです。

今回の女性がその影響だとは言えませんが、とにかく不思議なのは冷湿布を貼ると何故痛みが即座に治まるのかということです。患者さんは私に「先生、私を見捨てないで下さい」と仰ったのですが、多分それは狼狽して焦っている私の顔色を察しての発言であったと思われます。
とにかく今は試行錯誤をしながら情報を集めたいと思いますので、次回は温湿布、さらにはマッサージクリームなどで試して何らかの手掛かりを見つけたいと思います。同時に稲舛先生の示されたポイントも確認したいと思いますのでまた宜しくお願い致します。
 

ありがとうございます。

 投稿者:愛知の加藤  投稿日:2009年 9月12日(土)16時37分51秒
  稲舛先生 こんにちは

こちらは、愛知の加藤ですが早急な回答ありがとうございました。
早速、先生のアドバイスを取り入れてトライしてみます。
またよろしくお願いします!!
 

頑固な偏頭痛

 投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2009年 9月12日(土)13時28分35秒
  ゆいま〜るさん、おはようございます。なかなか不思議ですね。このような患者さんを意見交換会にお連れいただき、みんなで検討会ができたら良いですね。
 まず、湿布ですが、体のどこに貼っていらっしゃるのでしょうか?上肢はダメだということですが、体のどこが最も効果があるのでしょうか?
左前頭部となると、経絡では、胆経、胆経とバランスをとるとなると、肝経?肝経で眼の感じが良くなったようですが、肝経上に何か問題はありませんですか?特に、太もも・内股に強い圧痛がある方がいます。女性だとさわりにくいかもしれませんが、これを押さえるだけでも眼の調子が良くなる方もいます。
 血圧も高く、胆経上の頭痛となると、左右どちらか(左ですね)の脇の下胆経・脾経(大包付近・脾経ですが)あたりの圧痛はありますか?産後の調子が悪かった、おっぱいの止め方、離乳が悪かった、乳腺炎、おっぱいを冷やして止めたなどのお乳のトラブルがあると、これからの偏頭痛が出ることがあります。年齢には関係なさそうです。
 高血圧や頭痛があると長期間薬を飲まれている方も多いですね。すると、自律神経に“癖”がついてしまって、方程式とおりに働かないことが度々あります。
 ゆいま〜るさんですから、後頚部や側頚部、前頚部のコリや痛みはチェックされていると思いますが、いかがでしょう?
側頭部症状の場合、体の前面の治療、F6胃経の治療で良くなる場合があり、あごやあごの咬む筋肉、こめかみのコリが関係していることもあると思います。これは、眼精疲労のコリのポイント「こめかみ」と交差するポイントですので、眼精疲労は原因ではなく、偏頭痛を助長させている可能性もあります。
 

全方向に動ける腰痛

 投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2009年 9月12日(土)13時09分26秒
  そうとうに痛そうです。足を一歩前に出すのも痛そうです。ベッドに座ってもらうと、痛いので寝る、と、痛いので横向きに、と、とにかくどの方向でもしばらくすると痛みが出てきます。
 井穴刺絡は、F3F4F5それに、頭部刺絡百会をやりました。少し良さそうですが、決定打はありません。右側の腰痛が強いらしいのですが、震源地は背骨付近です。
 おかしなことに、どの方向にも、ゆっくりだと動く事ができます。どの方向は痛みが強く、こっちの方向には楽というのがあれば、操体法でゆっくり弛めるというのもあるのですが、どれが楽というからだの姿勢はないのです?!
 という事は、“筋肉の痛みでは無い!”という可能性が高いです。もちろん、足の甲の痛み、ふくらはぎ、膝の裏、お尻、腰などにある圧痛・コリに対しては、円皮針や通常の針もしましたが、これといって効いたというのはありません。これを持ってしても、筋肉ではない。
 患者さんは、二回の帝王切開があり、最初から怪しいとめぼしはつけていたのですが、周りの痛みをとってからは、痛みは真ん中・正中線が際立ってきました。一度、手術痕はみたのですが、再度、指を使って、丁寧に見ることにしました。すると、痛みがはっきりしているようで、立位で痛いという大腿前面(太ももの前)に痛みが走るとも言われます。
 帝王切開の手術痕に20個ほど円皮針をすると痛みが少し改善されています。先ほど、腰に針をしても改善は無かったので、今度は、バンキーをしました。すると、痛みが少し軽くなっています。今度は、少し数を増やして10個の吸着具でやってみました。治療後は、また良くなっています。位置をずらして、再度バンキーをするのですが、今度は、最高の圧力で引っ張ることにしました。さらに良くなっています。
 これは、痛みの前後のバランスがとれたためのシーソー現象だと考えられます。腹部には弱刺激の円皮針、腰部には強刺激のバンキー再考圧力!
 ちょっと考えさせられた患者さんです。頭部刺絡も良かったのですが、百会の少し後ろに針を三横に並べて斜めに刺し、少し動かして何度か立ったり座ったりしてもらったのですが、腰の真ん中の痛みは小さくなりました。
 

頑固な偏頭痛

 投稿者:ゆいま〜る  投稿日:2009年 9月12日(土)08時06分38秒
  稲舛先生、おはようございます。
早速で恐縮なのですが、愛知の加藤さん同様、私もある頭痛患者さんのことで困っています。患者さんは膝痛で来院された65歳の女性なのですが、この方、何でも左前頭部に恒常的な頭痛があり、かれこれ6年間もあちこちの病院で治療を受けておられますが全く症状の改善が見られません。

ただ、面白いことに体に冷湿布を貼ると痛みは引くらしく、最初は単なる偶然かと思っていたけれど何回貼っても痛みが引くので今では日常生活を送る上での命綱になっているとのことです。私はその話を聞いて、どこに貼っても効果があるのか知りたくなりいろいろ試して頂いたのですが両上肢に貼った時には痛みが引かないということでした。
因みに、患者さんは高血圧患者で(上が160くらい)降圧剤を服用していますが、偏頭痛が出現した時に血圧を計ると大体170くらいに上がっているそうです。

私は以前に安保徹先生の御本で湿布を長期間使用すると血圧を上げる云々という下りを読んだ記憶がありますので、ちょっと頭が混乱しています。(湿布は血圧を上げる方向に作用する→でも頭痛は治まる→でも頭痛が起きる時は血圧があがっている→これはどういう意味?)
またこの患者さんは遠近眼鏡をしているせいか右眼が非常に充血しており、また左眼は瞼の奥に鈍痛があるとのことでした。
この患者さんも幸いにして井穴刺絡に理解が得られましたので自宅で刺絡を実施して頂いたのですが、以下はその経過です。

(1)眼精疲労のため左右F2、F6を2日行ってから左眼奥の鈍痛が消失。
   同様に昼間眩しく感じられたのが軽減。
   但し、偏頭痛は変化なし。

(2)左右H5、F5を5日ほど行うも偏頭痛に変化なし。

(3)左右H6、F4、百会を2回行うも偏頭痛に変化なし。
   但し、今回は頭痛が起きた時に計った血圧が140台でいつもよりかなり低かった。

今のところこのような状況なのですが、稲舛先生が御覧になって何か気になる点はありますでしょうか?因みに、患者さんに刺絡を実演して頂いたところ非常に上手く出血させておられますので出血量の問題は無いと思います。
とにかく何故、湿布を貼ると痛みがピタっと引くのか本当に不可解です。
あまりに不可解なので当院で使用している伸縮テープを代用して頂いたのですがこれには全く反応せず偏頭痛が出現して止まらなかったそうです。

何かよいアドバイスを頂けましたら幸甚です。宜しくお願い致します。
 

不可解な頭痛

 投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2009年 9月12日(土)07時10分2秒
  おはようございます、加藤さん。症状としては副交感神経の興奮だと考えられますね。やや、自律神経過敏症的な部分もあると思いますので、こっちの治療をするとこっちの症状が出るというようなこともあるのかもしれません。
 現在は、問題の症状は頭ですね、書き込みにある「足背に」とありますので、胃経F6肝経F2胆経F5などの経絡上(足の指から足首まで)に異常な感覚が無いか調べられてはいかがでしょう?
 上星の症状ですので、さらに頭を治療する、治療家はやってみたいと思いますが、患者さんは、さわられたくないと思います。第二選択肢としては、正中線上の違和感や圧痛を探す、上星は頭部の症状、となると、背骨の最も下尾=骨先端や仙骨あたりの違和感や圧痛を探し、円皮針やとても弱い刺激の針をやってみてはいかがでしょう?
 タバコ・ニコチンは、極端に副交感神経を興奮させるので注意ですね。血圧はどんなでしょうか、正常でしょうか?
 

不可解な頭痛

 投稿者:愛知の加藤  投稿日:2009年 9月12日(土)01時05分46秒
  稲桝先生 こんばんは! こちらは、愛知の加藤です。先日(8月30日)の横浜市井穴刺絡研究会につきましては大変ご苦労様でした。(改良三稜鍼のワッシャーも後日利用させて頂きます。)毎回出席するごとに得るものがあります。また次回もなるべく出席する予定です。

今回の症例は、大変難しく、治療の方針上アドバイスを頂けたらと思い、報告することにしました。
26歳、男性、今から3年前にパチンコ屋へ行き、タバコの煙を吸っていたら急に気分が悪くなり、不定愁訴(手足がしびれかつ痛い、胸が痛い、咽喉が痛い、動悸)が出現した。病院では、川崎病といわれ、漢方薬、薬剤、オステオパシーにて長期間治療を行い、効果があまり良くないために当院へ来院し、私は「化学物質過敏症」であろうと推察し、まずは中医鍼灸治療単独で治療を始め、後に井穴刺絡療法を加える感じで治療を進めて参りました。F1,H5,F5とやりまずまずだったのですが、花粉症の治療時(今年5月下旬)に頭の「上星」に頭部刺絡してから前頭部の痛みが恒常化し、(頭痛:前頭部を指で触るとじんじん過敏になり、足背部まで痛みが放散するそうです。)、最近は、前頭部に熱がこもったようで、指で押していると気持ちが悪くなり吐くそうです。耳も詰まりがち、ふらつきもありと本人さんは言っています。私は、副交感神経興奮と考えて、H5,F5と刺絡をやって様子をみているのですが、ふらつきが少し改善されますが、前頭部(上星あたり)がじんじんとして熱ぽい感じがなかなかとれません。本当は、もう一度、頭への治療をしたいのですが、前回の恐怖感からか拒否され、頭部へのアプローチはここ数ヶ月間行っておりません。症状は一進一退でした。本日少し治療を変更し「F4,F5(前頭部痛に対して)そしてH5最後にH6(副交感神経興奮と考えてH5をするもふらつきが強くなった様なので急遽H6を加えました)」と手探りでやっている状態です。稲桝先生どうしたら彼の頭痛や各種不定愁訴が楽になるのですか?良き御指導お願いします。
 

膝、心臓、眼精疲労

 投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2009年 9月11日(金)14時09分53秒
  左膝が痛くてしゃがみこむのがつらい、正座すると右に体重をかけます。60歳、女性。
ベッドの上で正座をしていただくと、左膝を曲げるときに痛みがあるようです、右傾斜しています。
 ベッドの端から足首を出してもらい、足をぶらぶらにさせておくと、膝を曲げても痛みが出ません。ということは、膝は悪くない、足や足首、足首の周囲の筋肉に問題があります。
 数年前に捻挫をしたとのことで、左足首をみるけども痛みはありません。痛みは、小指、4−5中足骨間、2−3中足骨間にありました。これらに円皮針をすると、膝は曲がるようになりました。
 時間が余ったので、心臓の調子をみることにしました。深呼吸をしてもらうと「問題ありません」とのことです、H3の井穴刺絡をした後にたずねると「空気が吸いやすくなった」と、患者さんは、長くその状態でいると、良くならない限り、悪かったことを理解できません。
 次は、目が疲れるといわれるので、後頭部の頭部刺絡をすることにしました。治療後患者さんは「アー、すっきり、明るい」と驚かれていましたが、私と付き添いのご主人は、奥さんの眼がパッチリ開いて、10歳くらい若返ったので、驚きました。
 「帰りは、どこか、遊んで帰ろう」でした。
 

以上は、新着順21番目から30番目までの記事です。 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  |  《前のページ |  次のページ》 
/10 


[PR]