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二回目の治療です。前回の治療で、右腕のうずきは半減しているようです。今現在、手の小指と薬指に少し、肘には直径10センチくらいのうずき・違和感があります。 井穴刺絡は、右H1H2H3H4H5H6とやって、再度、うずき感を聞くと小指と薬指に少し残っているそうで、再度H3H4H5の井穴刺絡をしました。 左の親指の曲がりは、また、戻っているようです。H1H1’を井穴刺絡すると、若干動きがよさそうですが、親指の付け根の筋肉が落ちているので、これは、少しずつやっていくしかなさそうです。 患者さんの小指は内側に曲がっているので、針もやってみたいのですが、まだ早そうです。押さえてみると、薬指と小指に痛みがあります。これに、円皮針を貼ると、なんだか良さそうです。この時点で、手のひらのうずきはなくなっています、肘のうずきは直径5センチくらいになってます。 さて、次は、頭の刺絡をすることにします。患者さんは、坊主頭なので、とても調べやすく、ノイロメーターで明確な反応点が4箇所出てきました。左の頭、腕の領域(脳の運動と感覚)の二箇所を頭部刺絡してみると、患者さんは「右腕が全体的に軽くなった」と言われます。右の頭もやったのですが、これは、改善はありませんでした。
患者さんは、とてもお酒が好きです。肝臓の検査では、それだけ飲んでも数字が出ない・・・丈夫な肝臓です。と、安心してはいられないことは、患者さんも、うすうす感じています。最近は、少しお酒の量が増えると悪酔いされるそうです。 上腹部、肋骨の下に指を入れてもらうと、左は抵抗なく指が入るのに、右は、硬い、肋骨の下に指が入りません。右F2F6F4の井穴刺絡をすると、右の上腹部が柔らかくなりました。 前立腺肥大の兆候はないのですが、夜にトイレに2,3度起きるそうです。夜飲んでいる焼酎のために起きているのではないか?と思いますが、F3の井穴刺絡をしました、少しお腹が柔らかくなりました。 お酒を長く美味しく飲むために、肝臓の治療もすることにしました。
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