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Tidaさん、、貴重な症例報告ありがとうございます。浅見先生は、パーキンソンはH5F5井穴刺絡でドーパミンやアドレナリンを分泌させる必要があると言われてました。私も、薬があまり入っていない患者さんではH5F5で対応していますが、何せ、高齢者が多いもので、ある程度H5F5井穴刺絡を行った後は、患者さんのパーキンソン以外の症状の治療も行っています。 このときは、高齢なので、パーキンソンとは関係ない加齢による交感神経の興奮の症状もありますので、H6F4やそれ以外の交感神経抑制の井穴刺絡もやっています。
まず、H5F5井穴刺絡を行って、パーキンソンのための症状、薬では効きもらしている部分があればH5F5が効くと思いますので、それを改善させます。だいたい二週間くらいでしょうか? 次に、心臓や肝臓、胃腸の症状があれば、それぞれの井穴刺絡をしたり、眼精疲労の治療や、痔の治療、水虫などの治療も行います。 これらの症状は、病院では「パーキンソンだからね」と、あれもパーキンソン、これもパーキンソン、それに、“歳だから”と片付けられてしまうことが多いようです。 いかような患者さんでも、指先ひとつ痛いだけでも生活の質は下がってしまいます。パーキンソンの患者さん、腰痛が軽くなるだけでも、歩きやすくなります。膝の痛みが軽くなるだけでも転ばなくなることもあります。どうしても、前屈になるので、肩こりが強く起こっています。便秘の方が多いのですが、これも治療すると喜ばれます。 すると、まるで、パーキンソンが良くなったように、誤解されることがありますが、それは患者さんには喜んでもらっても、治療者は「パーキンソンとパーキンソン以外」の違いを把握しておかなければならないと思います。 H5F5で、パーキンソン特有の症状が軽快した事は、副交感神経を抑制し、相反作用で、交感神経が働いたためだと思います。
質問ですが、投薬されている患者さんと無治療の患者さんの違いはありましたか?
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