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肩コリで治療中の患者さん60歳、男性です。前回までは、足腰の痛みの治療をしてましたが、まずまず良いので、肩コリになりました。 肩コリは、上を見上げたときに、肩の後ろ、首の付け根が痛みます。鼻の手術をしたことがあるので、この圧痛をみましたが、あまり痛みは残っていませんでした。 患者さんは、趣味でパソコン(ネット)が大好きです。一日五時間くらいディスプレイを見ているそうです。これは、眼精疲労からの肩コリが、大、です。でも、それにいろんな肩コリの要因の歴史が積み重なって現在の肩コリが出来上がっているようです。 さて、一つずつ解決していかなければなりません。肩コリもあるので、後頭部の刺絡で眼精疲労の治療をしようと思います。後頭部・外後頭隆起の両横2cmくらいのところを刺絡しました。患者さんには、治療室の経絡図、本の背表紙、明るさなどを覚えておいてもらって、頭部刺絡後、再度、チェックしてもらいました、らば、ビックリ、声が出ないほどに喜ばれています。 何せ、今使っているメガネが、どれも合わなくなってしまって、「あー歳をとるのは、こんなことか、眼がダメになったらインターネットも見れないし、トホホッ」と、ここ数日、ガックリ来ていたそうです。 そりゃーそうでしょう、一日5時間もインターネットやってれば、眼精疲労もひどいでしょう!でも、「まだまだ俺の眼も捨てたもんじゃない!」と、急に元気が出たそうです。この眼精疲労が改善された状態が続いて、どれだけ改善するか?です。 ちなみに、患者さんは、昨日もマッサージに行って、肩や首をしっかりもんでもらったそうです、が、良くなっていないそうです。問題は、肩や首ではないのでしょう。
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