井穴刺絡研究会 - 21～30件目

全100件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。

お元気そうで　の①

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 7月21日(火)14時18分0秒

こんにちは、ゆいま～るさん。まー、今年の梅雨はいったいいつになったらあけるのでしょうかね？前線の上の低気圧、もう何個通り過ぎたことやら、そのたびに、副交感神経の異常興奮ですね。まだ、しばらく続きそうです。　低気圧、雨、湿気、ペット、いろんな虫やばい菌の発生…排除排泄反応のアレルギー症状（副交感神経の興奮）関連大有りです。条件を取り除くとすると、ペットを何とかして、掃除・換気・除湿ですね。　血圧と高齢者の問題は、ゆいま～るさんや私も高齢者と同居しているからわかるようなものだと思います。患者さんとだけ接していると、そこまで血圧のことなど理解できないと思います。何百人高血圧の患者さんを診ても理解できない、理解できるのは、その人が高齢者になって高血圧になり、薬をたくさん飲んだときだと思います。

近況雑記３

投稿者：ゆいま～る投稿日：2009年 7月21日(火)13時26分3秒

（５）結局一緒に歩いて行くしかない当院に来院される患者さんを診ていて痛感するのですが、私はしばしば自分が過去学んで来た知識に患者さんの症状を「当て嵌めて診ている」ような気がしています。例えば、○○の症状なら△△の治療が効くはずだという私の中の一方的な思い込みでもって患者さんに対していることがしばしばあるような気がしています。何でもそうですが、システムを作り上げると対応が楽であるため、こういう患者さんはこういう治療というように一連の治療の流れがルーティンになっていて、本当に患者さん自身と向き合っていないことが多いなと日々痛感させられています。当たり前な話ですが、人間の疾病、疾患は心理・社会・生物学的側面の問題が互いに入り乱れて錯綜しパラメーターが複雑であるためひとつの物差しで症状を評価診断できるようなものではないと思います。したがって同じ症状を持つＡという患者さんとＢという患者さんでは説明が真逆になることだって十分に考えられますし、同様に治療法の順番を入れ替えたり、ドーゼを調整したりすることなども当然必要になって来ようかと思います。（私が以前よくやった失敗はアレルギーっぽい患者さんに電気治療をやって『その刺激は生理的にイヤです』と苦情を言われたことや井穴刺絡を実演して見せて『怖い怖い、絶対イヤです』と言われたことです）患者さんと二人三脚で歩くということはなかなか難しいことですが、どんなにそれを避けて遠回りしても最終的にはその問題へと再び帰着するような気がしています。医療と経済を相成り立たせるのは本当に難しい、そう思う今日この頃です。

近況雑記２

投稿者：ゆいま～る投稿日：2009年 7月21日(火)13時00分1秒

（４）筋肉は置き去りにされる私事ですが２ヶ月前に８６歳の祖母が尻餅による圧迫骨折で入院しました。祖母は気丈で弱音は絶対吐かない人間なのですがとにかく痛みが尋常ではなくベッドから起き上がることができないまま１ヶ月を過ごしました。お見舞いに行った際に、私から「痛い場所に麻酔を打って貰えば」と言いましたところ、数日後祖母から「麻酔注射も全然効かない。もう神経がダメになったんだろうね」と言われました。私は「痛みは神経がダメになったからではなく筋肉が異常に興奮しているからだよ」と言って祖母の背中に手を差し込んでどこが痛いのか訊いてみました。すると祖母が激痛を訴えるのは腰ではなくて完全に臀部だったため「ここに注射して貰ったんでしょ？」と訊きますと全然違う場所だったという答えでした。そんな状態で１ヶ月半が経過したのですが祖母から「このまま病院にいたら体が弱り切ってしまう。帰ってアンタ（私）に治療してほしい」と懇願されました。私と母は大反対だったのですが結局祖母を連れ帰ることになり寝たきりの祖母を治療する生活が始まりました。私も本当に途方に暮れる状態だったのですが、とにかくカチカチになっている臀部の筋を何とかしようとマッサージなどを毎日１時間やったのですが、なかなか硬化した筋を解せませんでした。そこでマッサージと併用してカウンターストレインを使ってみたところ、ようやく手の実感として筋の柔軟性と筋力が回復してきたような次第です。そこで以後は併せて操体法の基本である足伸ばし、足首上げ、膝倒しを続けたところ治療開始から２週間（圧迫骨折から２ヶ月振り）で自力歩行が可能なまでに回復しました。今回身内の人間の負傷経過を見ていて私はつくづくと現行医療制度の限界を見たような気がします。とにかく筋肉の治療は繊細な触診が必須であり手間と時間のかかる治療ですが、今の病院ではこうした治療はマンパワーの不足、廉価な診療報酬など、行いたくても行えない様々な理由があるようです。同時に現代医学がいかに筋肉を軽視しているかという現状を私はこの目で何度となく目撃しました。こうして高齢者は病院で「放置」され、「飼い殺し」にされていくのでしょう。本当に空恐ろしいことです。祖母が私に繰り返し言っていた言葉です。「もう痛くて痛くて死にそうなのに『リハビリを頑張りましょう』としか言わないのよ。本当に悔しくて悔しくて・・・。大体痛いと言ってもチョチョっと触って全然違う場所に注射なんかして・・・」と。筋肉は置き去りにされる、このことは絶対に忘れてはならない現行医療の大問題です。

近況雑記１

投稿者：ゆいま～る投稿日：2009年 7月21日(火)12時28分13秒

稲舛先生、こんにちは。いつもお世話になります。早速ですが標記に関して少し書かせて頂きます。（１）湿気にやられている患者さんが多い。最近来院の患者さんとの間でよく交わされる挨拶に「あら～お久し振りですねえ」というのがあるのですが、朝から雨が降って体にまとわりつくような湿気を感じる日に限って痛みを訴えて来院される方が多いようです。これらの方々と話していて感じるのは天気が良く湿気が少ない日は痛みが軽いということです。同様にこうした患者さんの大半が低血圧傾向にあるというのもしばしば注意を引く事柄です。因みに、「私は低血圧じゃない」という患者さんでも７０代で上が１３０くらいという方が多く、実際には低血圧気味であるような気がしています。昔は年齢に９０足せば良いと言われていましたが、今の高齢者の何割かは飲まなくても良い高血圧の薬で無理矢理「正常値」にさせられている方を散見します。またそうした方に限って多くの不定愁訴を抱えているようです。私は常々思っているのですが、高校生と老人の血圧を同じ閾値で判定することにどうにも腑に落ちないものを感じています。（２）ペットブームの罪上記に関連しますが、問診表にやたらあちこちと痛みのマークをし「痛みの場所がはっきりとよく分からない」という方に「家の中に動物を飼ってませんか？」と訊きますと物凄い高確率でそうだという答えが返ってきます。私がこの文章を書いている現時点で６人の患者さんにその質問をしたところ６人全員が家の中で動物を飼っている人でした。動物云々という質問は普通の患者さんには当然しませんのでこのヒット率は自分でも驚いています。この点は改めて認識すべきであろう問題だと思われます。（３）足趾、アーチの問題患者は増える一方夏場を迎えるに当たってツッカケ・サンダル等を履く患者さんが多くなりますが、これに伴ってふくらはぎ、すね、膝、臀部などに痛みを訴える方が急増しています。先日、大工さんの患者さんと話していて私が「人間が建物なら２本の足裏を合わせた土台面積では１６０ｃｍ以上の構造物は支えられないんですよ」と言いましたら、「本当ですね。私も構造設計をやりますが、先生の今の話は良く分かりますよ。人間が建物なら絶対建築確認は降りませんから」と仰いました。もう一度足を見直すこと、本当に本当に大切な問題だと思います。

首の痛み、前屈腰痛

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 7月21日(火)10時57分29秒

二回目の治療です。前回は、眼、眼精疲労からの肩こりの治療をしました。メガネを買い替えていただきたいのですが、まだ、買っていません。でも、眼精疲労からの肩こりは、ずいぶん楽になっています。　今日の肩こりは、上を向いて、左右に首を動かすと、首の後ろ、胆経？膀胱経？の痛みです。腰痛は、前屈をすると、水平にまで腰を曲げる前から痛みが出ます。　患者さんは、１０年ほど前に、風呂場で転んで右肩をぶつけています、また、同じような時期に、はしごを一段踏み外して右足を強く突いています。　まずは、肩から、鎖骨の左右の位置がとても違います。左は痛みが無いけど、右の鎖骨を引っ張ると強い痛みがあります。まずは、軽く、右鎖骨を斜め下に引っ張って腕を動かしてもらって矯正をしてもらいました。少し楽になっています。患者さんも、だいたい感じがわかったところで、もう少し力を強く引っ張って矯正、腕を動かしてもらいました。左右の鎖骨とも行いました。　手を上げるのが楽になり、右の首の痛みも軽減しました。　右の足を突いたのを調べてみました。膝の裏に、そのためか？一点のみ、押さえると強い痛みがあります。それ以来、この膝裏が痛い、押さえた痛みはそれに似ているそうです。　これには、針を刺しました。少し腰痛は楽になっていますが、まだです。かかと・同じ腎経を見ると、一点小さな痛みがあります。これに円皮針を貼ると、痛みがなくなりました。　左の首の痛みが残っています。これには、首・後頭部に数本針をしてコリを取りました。　今日は、井穴刺絡なしで治療してみました。前回の井穴刺絡で、コリや痛みが一点になっていたので、それに刺針すると簡単に改善しました。

井穴刺絡研究会・横浜

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 7月20日(月)10時32分56秒

８月３０日（日曜日）です。午前は、井穴刺絡初級の実技を行います。午後は、浅見先生会長の井穴刺絡・頭部刺絡療法の会です。どなたでもご参加いただけます。

当れば動く…痛み

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 7月20日(月)06時51分19秒

釣に行って船べりに竿を置く腕の動きをすると肘が痛みます。原因は、魚の釣り過ぎであることは明白！　肘の痛みは、親指側にあります。肘にも一点押えると痛い所はありますが、それより、手の甲人差し指の「合谷」に圧痛があり、これに円皮針を貼ると、肘の痛みが小指側に動きました。　今度は、小腸経なので、手、手首、腕と見ると、手首に小さいけども激痛の点があります。これに円皮針を貼ると、今度は、また、肘の痛みが親指側に移動しました。再度、てのと久指を見ると、爪のすぐそば、井穴から５ミリほど離れたところに激痛の圧痛があります。「そんな風に押さえると、誰でも痛いよ｣と言われるので、他のところも押さえてみましたが、痛みはありません。　これに、円皮針を貼ると、肘の痛みが少し動きました。その動いた肘のところに円皮針を貼りましたが、しっくり来ません。　仕上げに、Ｈ６Ｈ３Ｈ４の井穴刺絡をしました。まずまず、今度の休みに釣りに行けるくらいになっています。

養生会の百会刺絡のモデル

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 7月18日(土)19時12分48秒

今日は、午後から患者さんやご家族、治療愛好家のための｢養生会｣でした。痛みについてのお話と、治療の実技では、｢百会｣の頭部刺絡をやりました。　ご参加の中からモデルになっていただきました。モデルさんは、今日始めて勉強会に来られた、７０歳くらいの女性、リウマチが中程度です。腰痛の治療の話でしたので、とても腰が痛いと思われたのですが、とりあえず、腰の前屈をやっていただきました。後屈は、できませんでした。　少し腰を曲げただけで痛みがあります。百会を２０滴ほど刺絡しました。腰痛は、少し改善して、まげてもあまり痛みがありません。次に、百会の１ｃｍほど後ろを頭部刺絡しました。すると、腰は水平まで曲がり、痛みはほとんどありません。次に、百会の前１ｃｍを頭部刺絡しました。すると、痛みは変わりなく、少しありますが、曲がりやすくなって、床に手が届かんばかりの曲がりようです。　これには、皆さんビックリ、拍手でした。

ふくらはぎのコリ

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 7月18日(土)11時21分45秒

この患者さんは、眼震があります。何度か治療に来られている患者さんですが、バンキー治療の途中で、ふくらはぎがとても痛いと言う話になりました。　何でそんなに痛いのだろうと考えながら、単純な筋肉痛だろうと思ってふくらはぎに針をしましたが、まったく改善がありません。でも、パンパンに張って、痛みがたくさんあります。　と、患者さんが｢昔の自己なんて関係します？｣と、私｢大いに関係しますよ！｣なんと患者さんは、５歳のときに、ビルの４階から落ちて顔面や脚など多数骨折、奇跡的に命を取り留めたそうです。　それかどうかわかりませんが、ふくらはぎの痛み、小指・中足骨の外側の圧痛に円皮針をすると軽くなり、Ｆ３Ｆ４の井穴刺絡をすると、足踏みが軽くなり、触ってもふくらはぎの張りがやわらかくなったそうです。　このふくらはぎの張った感じは、物心ついてからずーっとあるそうです。となると、転落事故と関係があるかもしれない・・・それが、眼震などに影響を及ぼしているかもしれない？？？　やはり、患者さんのお話しはしっかり聞いてみなければわからない、病気や困った症状は、患者さんの過去に答えがあることが多いですね。

右肩のコリ、腕のシビレ

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 7月18日(土)11時14分19秒

首をどの角度に倒しても右の肩に痛みが出ます。また、頭を左回転では痛みがなく、右回転すると真横から斜め後ろ、真後ろまで激痛でまわせません。　４３歳、女性。以前は、外の仕事だったのですが、ここ二年ばかりは事務仕事になってＰＣでキーボードをたたいてます。　となると、眼精疲労が原因の肩こり、または、手を使ったための肩こり…まー、こりゃ、簡単だな！と、眼精疲労の治療をやりましたが、改善は無し、と言うより、眼精疲労してません。よって、眼精疲労の肩こりはありませんでした。ＰＣや花屋さんなので、はさみを使うことの手の疲労かな？と思ったら、手や手首に圧痛はありません。とりあえず、それでものＨ１Ｈ６Ｈ５Ｈ４など井穴刺絡すると、少し良くなっています。まー、ほんの少しです。　話しを聞くと、ここ一ヶ月はＰＣは少しにして、お店に出ているとのこと・・・だろうなー。　さて、足を触ってみると、足の甲薬指と小指の股(胆経)に激痛があり、かかとの外側(膀胱経)にも激痛の圧痛点があります。Ｆ４Ｆ５の井穴刺絡をして、首を回してもらうと｢わかりません｣です。何がわからないのか？と聞くと、自分の首がいったいどうなっているのかがわからないと言われます。　さっきまで痛かったのに、痛みは少しあるものの、くるっとまわるようになったのをどう表現したらよいのかわからない、まるで、手品を見ているみたいだ、不思議だ？？？と言われます。　何を聞いても無理なので、次に、左腰の治療をすることにしました。しばらくして、落ち着いてからよくなったかチェックすることにしました。　左の腰は、筋肉が盛り上がっています。座位で、右斜めに腰を曲げると、左の腰の盛り上がっているところに痛みがあり、突っ張っています。この状態は、もう、ずーーーっと何年もだそうです。　腎経か膀胱経か胆経か？ですが、腎経は圧痛がありませんので除外しました。胆経には、足の甲の４中足骨の際に圧痛があります。これに今度は円皮針を貼りました、すると、腰の動きが少し良くなって痛みも軽減しています。　次に、足のかかとの外側、右とほとんど同じところの圧痛に円皮針を貼りました。すると、腰の痛みは無くなり、曲げると左右同じように曲がります。この腰の改善には、首よりもビックリされているようで、とにかく、何年も痛みがあったのに、ほとんど数分で良くなったのですから・・・また、不思議としか返事が帰ってきません。　とりあえず、首の仕上げの治療をしようと思って、クルクル首を回してもらって、百会の頭部刺絡をしました。すると、もっと首がまわる、まるで、油を差したようになって・・・不思議、です。　この調子を維持するために、せんねん灸を自宅でやっていただくことにしました。ためしに、足のＦ５にお灸をしましたが、まったく熱さを感じません。

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