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前回の治療の結果、長距離を走ることができるようになりました。とにかく、若い者に年寄りと言わせたくない、孫にも良いところを見せたい…年寄りの冷や水?まー、そんなところでしょうが、これも大切です。これがわかるようになってきた私も、仲間入りのほうが近くなっているようです。 前屈で腰のハリ、痛みがあります。肩コリも強いので、首・後頭部に針をしてみましたが、肩コリは軽くなるものの、腰に改善はありません。腰が痛いといってますが、少し腰痛でも上のほうです、腎臓かな? 患者さんは、どうも、前立腺肥大の症状を自覚しているようです。その治療にもなるし、腰痛にもいいので、腎臓F3の井穴刺絡をやってみましょうと言うことになりました。治療後は、腰の痛みやハリが軽減しました。 腎臓が軽い炎症を起こしている(腎臓の交感神経の興奮)では、弱っている腎臓の治療、この場合左F3で改善しますが、がんばって働いている右のF3の治療をしても良くなるのです。右のF3井穴刺絡をすると、左の腰の感じが、さらに良くなりました。 痛みがあるのが、膀胱経上なのでF4を井穴刺絡すると腰が楽になりました。F5の井穴刺絡では改善はありませんでした。腰の痛みの仕上げに、百会の頭部刺絡をして終了しました。
今年は、まだ、捻挫や骨折の患者さんは来ません。このまま、けが人なしで終わって欲しいものです。祇園山笠は、無病息災、疫病退散の奉納行事なので、ケガや病気を一番嫌います。
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