井穴刺絡研究会 - 41～50件目

全100件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。

右腕を上げると痛い

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 6月22日(月)15時21分13秒

右腕を水平まで上げると痛みが、腕の親指側、肩甲骨、肩に出ます。５年前まで、プレスの仕事、重たいものを持ち上げていたそうです。　その衣、針灸の治療に行っていたそうですが、現在も痛みがあります。見たところ、重たいものを持った、人差し指と親指の筋肉に、ものすごく強いコリがあります。これに円皮針を貼ると、腕を上げたときの痛みが変化します。　井穴刺絡は、痛みがある経絡のＨ１Ｈ６Ｈ５Ｈ４です。手の甲の親指と人差し指の間「合谷」親指の手の原側の圧痛に針をしました。　やはり、重たいものを持つ仕事が長かったからでしょう、手の平側親指の付け根（拇指球）のコリが一度では取れないくらい強いです。

右腰痛・畑仕事・釣り・右膝手術

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 6月22日(月)15時15分35秒

４０歳、男性。以前、寝違いで来院された患者さんです。土曜日は釣り、日曜日はスリッパを履いて畑仕事、一ヶ月前に右膝の手術をされています。　痛みは、右腰にあります。前屈が最も痛い、畑仕事の姿勢です。膝からふくらはぎ、足など診ますが、どこも痛み・異常はありません。膝の手術痕も大丈夫・・・右の首のほうが痛みます。　いろいろやってみましたが、単純に、畑仕事をしたので、それ以前に右に弱りがあったので、右の腰痛に出たようでした。久しぶりに、患者さんの腰に２寸３番針を刺すのは、数ヶ月ぶり（前回、誰に刺したか覚えていません）、針が腰の骨に当たる直前に、結構ずーんと響きがあります。　直径３ｃｍくらいのところに、５本くらい刺しました。だんだん良くなって、最後には、腰は、水平まで曲がるようになりました。　Ｆ４Ｆ５井穴刺絡、百会の頭部刺絡、患部の針でした。

ベーチェットと腰痛

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 6月21日(日)20時01分35秒

先週、遠路を来院された患者さんが、土曜日の勉強会に参加、その前に、バンキー治療と井穴刺絡をされました。　腰痛は、まずまずの調子ですが、やはり、鼠径部のヘルニア手術が気になります。痛みがあるのが、ちょうどその裏、仙骨や第五腰椎付近です。寝ると押さえても痛みが無く、立って調べると痛みが発現する、ところなど、ずいぶん怪しいです。癒着かなー？　ベーチェットのほうは、どちらかと言うと、副交感神経興奮の症状が出ているようです。腰痛の治療と副交感神経抑制のＨ５Ｆ５の井穴刺絡をやっていただくことにしました。

バトミントン選手の集中力

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 6月19日(金)20時24分18秒

金曜日、バトミントンの選手の治療です。日曜日と月曜日に試合があるそうです。この選手は、試合にムラがあります。自分でも、のらないときがあるのだと言います。　体の調子は良く、腰痛などは余りありません。後ろに反ったときに、少し腰に痛みと言うか、詰まった感じがあるとのこと、アキレス腱ふきんの圧痛点に円皮針を貼り、Ｆ３Ｆ４井穴刺絡でつまりはずいぶく良くなりました。　この選手は、血圧が１００－５０です。それに貧血もありそうです。食事は、薄味、外食が塩辛く感じるようです。まー、外食での味付けは、それなりに濃いと思いますが、毎日スポーツやっている高校生には、薄味では、塩分が足りないのかもしれません。　Ｈ５Ｆ５の井穴刺絡、食事では、醤油や味噌の味をやや濃い目にして、今夜から、最初の一口目、箸置きに箸を置いて１００回噛むことにしました。

井穴刺絡・意見交換会・横浜・２７日

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 6月19日(金)09時09分51秒

来週の土曜日、２７日の午後から、横浜（市営地下鉄・阪東橋駅下車）で、井穴刺絡の意見交換会が開催されます。　皆さんが、最近体験されたこと・治療体験、日ごろから疑問に思っていること、みんなに聞いてみたいこと、なんでも結構ですから、いろんなお話をしようという会です。　参加費無料、お茶とお茶菓子がつきます。浅見先生のご好意です。人数にもよりますが、私が司会をして、皆さんのお話を自己紹介を交えながらお聞きする、お話やおたずねに対して、皆さんのご意見をお聞きするような、ざっくばらん、何でもありです。ミニ発表の場としての会でもあります。　どなたでもご参加いただけます。

咳と痰

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 6月18日(木)16時00分49秒

６０歳、女性。咳と痰、鼻水が出ます。呼吸が少し苦しくなるときもあります。数回目の治療ですが、アレルギーの治療でＨ５Ｆ５の井穴刺絡をやっていました。ご自宅でもＨ５Ｆ５にせんねん灸をしていただくと少し良くなります。　気になったのが、中学生の頃に悪くした左親指の爪が、いまだにちゃんと生えてこないこと、肺に何か問題があるのではないか？です。　今日は、Ｈ５Ｆ５の前にＨ１の井穴刺絡をすることにしました。ところが、まったく血が出てきません。ためしに、他の指をやってみると、どれも簡単に刺絡ができます。左Ｈ１はもちろんのこと、右のＨ１（爪は正常）も、５回刺しても血が出てきません。左手は、１０回くらい刺しています。　Ｈ１の井穴刺絡がやっと終わって、次は、心臓Ｈ３、胃腸Ｆ１Ｆ６などやりましたらどれも簡単に刺絡ができます。最後に、もう一度Ｈ１の井穴刺絡をやったら、今度は、まずまず刺絡ができました。　治療が終わると、少し、胸の感じが良くなって、鼻の通りも良くなったようです。これは、ちょっと、難しいです、ご自宅でも井穴刺絡をやっていただくことにしました。

患者さんもビックリ

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 6月18日(木)14時01分17秒

ＤＶＤを見られた鍼灸の先生のＦＡＸです。　腰痛がある高齢の女性の患者さん、初めて百会の頭部刺絡をされたそうです。すると、百会の頭部刺絡、直後、腰の痛みがなくなったとのこと、患者さんも先生も半信半疑だったそうです。　迎えに来られた旦那さんに「お前姿勢が良くなったな」と、言われて喜んでいらっしゃったそうです。　頭に針を刺す、患者さんと先生の信頼関係がなければ、なかなかできないのかもしれませんね。刺絡療法の再現性の高さはすばらしいです。

怖がりさんは、副交感↑

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 6月18日(木)13時56分2秒

末端がしびれる患者さん、５回目くらいの治療です。特に、右足の先のシビレがあります。どこか圧通がないか調べようと思って軽く押さえただけで「あ痛たた」と、なかなか、痛がり屋さん、怖がり屋さんです。　こんな怖がる方は、副交感神経が優位な方です。いきなり針治療なんてやって、びんびん響くと「もー、とんでもない強い治療されて、針なんかいやっ！」となってしまいます。　と、５回目、どうしても、右のすねの筋肉のコリがあるので、ちょっとだけ針をすることにしました。案の定、針を抜いても“気になる”のです。治療が終わる頃には、その感覚もなくなってきましたが、時間がなくって、そのまま帰ると、「途中で大変だった！」となります。　患者さんも良くわかっていらっしゃいます。あせらず、ゆっくりやることにします。こんなときの円皮針、井穴刺絡はとてもいいですね。患者さんの精神的な負担がとても軽いです。　治療は、怖がり抑制、シビレ緩和のためのＨ５Ｆ５井穴刺絡。足の違和感がある、かかと外側Ｆ４、足の甲の治療Ｆ６井穴刺絡です。すね、三里付近の強いコリに針を一本、膝の外側に一本針をしました。

右膝の痛み・心臓カテーテル

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 6月18日(木)11時07分24秒

７０歳、女性。右膝の痛みがあります。あぐらをかくと、右の膝は痛くて立ちます。左膝は横に仰向けに寝て、べったり床につきます。仰向けに寝て、右足を曲げ、左膝の上に乗せて開くと、鼠径部に痛みがあり、膝の内側にも痛みがあります。　痛いところを見ると、脾経、肝経、腎経です。前回の治療で、Ｆ１Ｆ２Ｆ３の井穴刺絡と、足の指の痛みがあるところに円皮針を貼ると、膝の痛みは軽くなり、脚の開きも良くなりました。　今日は、前回よりも膝の痛みは軽くなっていますし、膝の開きも良く４５度くらいまで曲がります。でも、ちょっと疑問が残ります。何で、右膝、右脚だけなんだろう・・・探究心がムラムラ！です。　患者さんの過去の病歴、手術歴を見ると、「心臓」とあります。それ以外に手術はありません。帝王切開もありません。　話を聞くと、何度も心臓の手術、カテーテルをやったそうです。それが右鼠径部です。膝を曲げて、脚を開いた状態で手術痕を押さえてもらうと、なんだか違和感があるところが一転、そこを押さえてみると、直径５ミリほどの激痛の点があります。　マジックで印を付け、よーく見てみると、カテーテルを入れたであろう傷があります。これに円皮針を貼ると、股関節の開き、膝の痛みともにずいぶん改善しました。どうも、この傷・経絡上のトラブル、から、膝やアキレス腱、足の指にもひずみ・痛みが出ているようです。　この後、足首とかかとの内外、親指（脾経・肝経）、小指（腎経）の圧痛に円皮針、井穴刺絡Ｆ1Ｆ２Ｆ３をしました。すると、今度は、外側に痛みがあると言われ、外くるぶしの下の胆経上の圧痛点に円皮針をしました。これで解消。ついでにＦ５の井穴刺絡もやりました。　心臓の手術をしているので、Ｈ３の井穴刺絡をやって終了です。後は、バンキー治療をやっています。

原因と誘因

投稿者：ぎんなん治療院投稿日：2009年 6月18日(木)09時37分58秒

アレルギーの症状（アトピー性皮膚炎、喘息、蕁麻疹、生理痛、めまい、車酔い、鼻水、下痢、帯状疱疹、ばね指等）を例にとってみると、副交感神経の異常興奮が原因と浅見先生の井穴刺絡学では言われています。　今、いろんな検査で、ハウスダスト、食べ物、空気の汚染などが“原因”と言われてますが、これは、“誘因”にあたるものです。　誘因は、「原因の副交感神経の興奮」をより助長させるもの、と浅見先生は言われています。 ①誘因となる生活環境の改善をやってみます。その結果、どれほど症状が改善したか、どんな誘因があったかがわかります。 ②原因に対する治療、井穴刺絡Ｈ５Ｆ５（手足の薬指）をやってみます。子どもの場合はＨ５またはＦ５どちらかを５滴～１０滴の出血で結構です。大人は、全部を３０滴～４０滴の出血。 ③もっと積極的に生活を改善するために、早起き、外での運動、太陽光線に当たる、発汗などを行います。　症状が強く出ている場合には、これらを同時進行で行いますが、①をしっかりつかんでおいたほうが良いと思います。そのため、私のお話を聞いていただいて、一週間、できる限りの改善を行って、次の治療のときに、子どものアレルギーであれば、母親にＨ５Ｆ５の井穴刺絡を行います。 ≪これをやったらダメ！≫食事の改善を例に取れば、アレルギーの症状が出ている子に「あんたはアトピーだから、これこれを食べてはダメ、お父さんやお母さん、お兄ちゃんはアトピーがないから、これを食べるの」アレルギーの症状が出ている家族がいれば、その人に生活を合わせる、それが、その家族の最も良い生活環境、食生活となります。　この言葉を聞いたとたん、アトピーの子は、難しい状態になることが多いです。アレルギーは病気ではありません。アトピーは皮膚病ではありません。子どもの成長期は、栄養九州・身体を大きくするために、副交感神経を強く働かせる必要があり、それと同じ神経で反応する「排泄・排除の生理現象」が強く出ているだけ、アレルギーは治療と言うより、育児、子育て法なのです。　昔は、大人と子どもが食べるもの、嗜好品が違って当たり前、それは、そんなことをやらせているとアレルギーの症状が出るからやらせなかった、タバコ、お酒がその代表、食事でも、お父さん（仕事のストレスで交感神経が興奮）には、晩酌、お刺身、お肉がついてたけど、けっして子どもには食べさせなかった！「子どもが食べたい」と言うと「大人になったらね」と答えていました。　子どもは、なんとか早く、独立して、仕事をして、この家を出て、大人になりたい！と思ったものです。我が家には、子ども部屋はありません。大人のための空間はあっても、子どもはぶつかりながら、競り合いながら成長して、大人になって自分の部屋を持って生活するのだ！と希望に向かってがんばります。そのために、鍛錬することを惜しまなくなる！強い人間になって、人もうらやむ結婚をするんだと努力する。そんな生活が毎日続くと、アレルギーの症状は治まってきます。　現状、子どもの環境は、天国、自分の部屋、大人と同じ食事、お金も苦労なく、力がなくても何でも機械がやってくれる→副交感神経が強く働くアレルギー発症！

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