井穴刺絡研究会

井穴刺絡療法についての質問や感想だけでなく何でもどんどん書き込んで下さい。

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捻挫  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2009年 6月10日(水)11時26分27秒
  35歳、女性。段を踏み外して左足首を捻挫をしました。まだ腫れていますが、痛みはあまりありません。
 というのも、ここのご主人とこの奥さんは、井穴刺絡をやるとともに、手動式の吸引器(水鉄砲を改良した手動式バンキー)を持っているのです、吸着具は3号が一個だけ?だったと思います。
 以前は、捻挫をすると「病院に行こう」と、病気もケガも他人まかせだったのですが、今では「帰ってバンキーしよう!」だそうです。捻挫後は私に、とりあえず、メールでアドバイスを受け、早速、外くるぶしから3箇所刺絡したそうです。
 刺絡後は、黒酢をペタペタ塗っていたそうで、夜もまったく痛まなかったそうです。私の治療は、痛んでいるところを再確認して、井穴刺絡をチョチョイとやっただけです。
 手動式のバンキーの威力はたいしたもので、なかでも、虫刺されには、抜群の効果があるそうです。患者さんは、皮膚のアレルギーがあり、虫に刺されると過剰反応して、三日くらい腫れてかゆみで悩まされるそうです。それが、バンキー刺絡をすると、もう、その場でかゆみが取れて、翌日も悩まされるということは、なくなったそうです。
 ちなみに、何箇所かバンキー刺絡をせずに、かゆみ止めの軟膏を塗ったそうですが、まったく効かず、三日悩まされたそうで、バンキー刺絡を実感されたそうです。
 

的確なアドバイス  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2009年 6月10日(水)09時22分5秒
  おはようございます。ゆいま〜るさん。世のかなが、副交感神経優位に変わったな!?というのは、今から、20年位前ではないでしょうか?私が治療を始めた頃は、まだまだ、がんばるお父さん、お母さんが、身体を使って仕事をして、子どもたちを鍛え、孫はおじいちゃんの顔を見ると泣き出す、近所には口うるさいおじさんがいた・・・それが、だんだん変わってきたのが、20年前、かな?
 バンキー治療は、針灸や漢方薬が得意分野とする「交感神経の抑制」の治療効果です。もちろん、戦後しばらくまでは、交感神経の興奮によって病気やつらい症状が引き起こされてきました。
 この頃は、バンキーの全身治療で、いろんな患者さんが、治療のたびに良くなっていきました。ところが、それでは治らない病気や症状が増えてきた、これが副交感神経異常興奮の症状だったのです。
 生活が楽になるにしたがって…甘いもの、運動不足、座業が増える、健康的でないストレス(いじめなど)副交感神経優位な生活をした日本人が、出産をする、生まれた子は、世の中に出た直後のから副交感神経が優位になる生活が待っている!高栄養な食事をした母親のおっぱいに始まり、砂糖、乳製品、食品添加物etc
 しかも、衛生的になったのに、ペットブーム!わざわざアレルギーの誘因物質を室内に置いて…アレルギーが出ないほうがおかしい、正常な人間だったら、副交感神経が興奮するはずです。
 と、まあ、ゆいま〜るさんのお察しの通り、患者さんの痛みを含めた多くの症状が副交感神経興奮の症状であり、些細な症状も副交感神経の働きのため、より大きな問題になってしまっていると思います。

 さて、実際問題ですが、解決には、別居、結婚、出産。ここまで来ると、環境を変えなければ無理だと思います。H5F5の井穴刺絡は“きっかけ”にしか過ぎないと思います。それでも、すばらしいきっかけを作ってくれますし、それなりの、治療効果をあげてくれると思います。
 患者さんは「そんな、今すぐに、生活環境を変えるなんて無理!」と、思われるでしょうが、変えた患者さんはたくさんいらっしゃいます。そして、快適な生活を得ています。
 どうしましょう、H5F5をとりあえず一週間毎日、二週間目は二日に一度、15回〜20回やっていただくとしても、その間に、何か環境をかえなければ、解決にならないと思います。
 どこか、親戚の家などに一月くらい生活の場を移すなどして、改善があれば、“家”に問題があると、理解していただければ、それから、活路が見出せるかもしれませんね。
 しかし、うつぽくなっていらっしゃると、それまでの行動に出られるか?それを後押しするためのH5F5井穴刺絡になればよいと思います。うまくいくと、最初の治療のH5F5で身体か心の変化があるかもしれません、そのときがチャンスで、しばらくすると、その変化は感じられなくなる、するとやる気も失せるかもしれません。最初が肝腎ですね。
 

アナタのお家は動物園!?  投稿者:ゆいま〜る  投稿日:2009年 6月 9日(火)22時41分14秒
  稲舛先生、こんばんは&いつもお世話になっています。
早速ですがまた御意見を伺いたい患者さんが来院されました。

患者:33歳女性。
職業:工場の生産ラインにおける立仕事。
主訴:両膝から下の痛み。(下腿部の前後面ほぼ全て)
   両前腕内側部の痛み。
   後頸部〜両肩関節の痛み。
   下腹部の膨満感。(ガスが止まらない。我慢しても漏れてしまう)
   日常的な便通異常。(便秘⇔グジュグジュした感じの繰り返し)

問触診:特段の筋肉異常見当たらず。外反母趾なし。履物に関する問題なし。
    血圧 105/60
    症状が出たのは去年の2月で以来2件の整形外科受診も画像診断異常なし。
    痛み止めと湿布を処方されるも症状全く改善せず。(むしろ悪化)
    整形外科を諦め某整骨院にて電気治療、テーピング、マッサージを受けるも症状全    く改善せず。

この患者さんですが、入室されてお顔を見た瞬間、私の中に嫌な予感が走りました。
何とも言えない暗〜い表情、蚊の泣くような話し方・・・。
案の定、生理痛が酷い、朝起きるのが辛い、夜は逆に寝付けない、祖母は酷いリュウマチ、などなどアレルギー様症状のオンパレードでした。そこで一通り症状の説明とアレルギーに関するお話をしたのですが、お腹の為と思って毎日ヨーグルトを飲んでいることや仕事のストレス解消にスイーツをよく食べることなどを話されました。

そんな話をした後で私が「でもそれ以上に悪いかもしれないのが家の中で動物を飼うことですよ。それは大丈夫ですよね?」と訊きましたところ、女性の表情が俄かに曇りました。
私「動物いるの?」
患者「犬が11匹います」
私「じゅ・じゅ・じゅういっぴき〜!!」
私「まさか家の中に?」
患者「一緒に暮らしています」
私「何で?」
患者「父が繁殖をしていて・・・」
私「・・・・・」

まったく101匹ワンちゃんじゃあるまいし、一体何を考えているのかと呆れるのを通り越して笑ってしまいました。世の中にはいろんな人がいるとは思いますが、犬が人間の家に住んでいるのか、或いは人間が犬小屋に住んでいるのか分からないような人がいるものなんですね。

結局、この患者さんには従来の一般的な治療ではおそらく効果が望めないだろうこと(その治療はこの1年間で散々やった)、生活を根本的に見直した上で、井穴刺絡治療という選択肢もある旨の説明を行いました。
そこで、こうした患者さんに刺絡を行う場合、左右H5F5で宜しいのでしょうか?
女性は心底困り切って、今では鬱症状まで出ていますので説得すれば刺絡を行うものと思われますので何か有効なアドバイスを頂けますなら幸甚です。
以上、宜しくお願い致します。
 

膝の痛みと刺絡、円皮針  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2009年 6月 9日(火)13時03分12秒
  左膝の痛みがある70歳、女性、5回目の治療です。正座はできるのですが、最後までしっかり体重をかけると、ちょっと痛みます。痛んでいる場所は、最初は、膝全体と言われていたのですが、今日は、膝の裏、前です。
 膝の裏は、腎経と膀胱経なので、かかとの内外に円皮針を貼ると楽になりました。終わると、膝の前の痛みがわかるようになったので、胃経・足の甲に円皮針を貼りました。
 さて、まだ、すっきり膝が良くなったとは行かないので、次に、井穴刺絡をすることにしました。痛み・体性神経なので、指先の井穴付近で最も痛い所に刺絡をすることにしました。腎経では、小指の爪の下4ミリほどのところが一番痛く、これに刺絡をしました。ちょっとやりにくいですが、効果はしっかりありました。
 次に、胃経F6の井穴刺絡を井穴から5ミリほど離れたもっとも強い圧痛があるところに刺絡をしました。こちらも、だいたいOKです。正座をしてしっかり体重をかけても痛みは出なくなりました。
 体性神経・痛みなどの治療の場合は、井穴近くの圧痛点に刺絡をする、または、円皮針を貼るというのも良いかもしれません。追試をします。
 

足先のジンジン  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2009年 6月 8日(月)16時46分18秒
  金曜日来院された患者さん、足先がジンジンする、これまた、両足です。前回はH5F5の井穴刺絡直後からジンジンが軽快しました。
 治療効果の持続をたずねると、翌日までジンジンがなかったそうです。でも、日曜日と今日はジンジンしているそうです。
 H5F5井穴刺絡を二回やると、ジンジンが軽快しました。右F5の圧痛のあるところにパイオネックス0.3ミリを貼ると、なんだか少し良いようです。
 治療効果を持続させるため、H5F5にせんねん灸をやってみることにしました。
 手のこわばりもあったのですが、患者さんは、忘れているようです。明日は、ジンジンや手のこわばり感をチェックして、電話をしていただくことにしました。
 

副交感神経↑の腰痛  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2009年 6月 8日(月)15時10分50秒
  電話での問い合わせ、常連さんです。腰痛なんですが、腰の治療(直接患部を治療)をどれをやっても痛みが良くなりません。井穴刺絡もF4F5など問題がありそうなのをやっても改善がありません。
 寝ていると痛くなります。朝痛く、午後2時になると痛みは良くなりますが、夜になると痛み出します。運動しても痛みは強くなりません、かえって軽くなります。
 となると、副交感神経の異常興奮による痛み・腰痛と考えられます。患者さんは、腸が過敏です(副交感神経↑)。どんな健康食品を飲んでも下痢をします。私のところで患者さんに合うのは、ハイライズと言って、玄米や玄麦を一年間壷で麹発酵させたものだけです。
 しかし、風呂に入ると痛みは軽減します。今朝は、熱い風呂を沸かして、グッと我慢して、汗が出るように、短時間で炊き上げるようにして入ってもらうことにしました。
 

両膝の痛み  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2009年 6月 8日(月)15時03分35秒
  下の書き忘れです。膝が痛くなるのは、だいたい、どちらか一方のことが多いです。何かで痛めたとすると、両足同時に痛めるというのは、なかなか難しいです。
 「両方痛い」と聞くと、自律神経が影響しているのではないか?と考えます。
 

左右両膝の痛み  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2009年 6月 8日(月)15時01分22秒
  日舞の先生の膝の痛みの二回目です。正座してしまうと良いのですが、しゃがみこむ途中が痛い。前回の治療で、足首や膝の治療で痛みは半減しました。
 痛みの出方は、朝と踊りのはじめです。昼からとしばらく踊ってからは痛みは忘れています。やはり、この痛みは、副交感神経の異常興奮が関係しているようです。
 膝の裏を押さえてみると、小さな圧痛がありました。これに針をすると圧痛は改善、しゃがみこんでもらうと痛みは少なくなりました。
 次に、井穴刺絡で副交感神経を抑制H5H5の井穴刺絡をしました。すると、膝裏の治療よりもさらに良くなりました。これでよかったら、次回から、患者さんにも副交感神経抑制の生活改善に取り組んでいただこうと思います。さらにH5F5の刺激も
 

右横座りができない…大腸経  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2009年 6月 8日(月)12時09分3秒
  60歳、女性。右膝が痛く正座がしにくい。正座はできるのですが、左横座りはOK、右横座りにすると右膝の内側が痛く、右の側腹部、太ももの外側に痛みと突っ張り感があります。
 今までに、胆経F5、脾経F1井穴刺絡、針治療などやって、半分くらい改善しています。まだ、右の膝に痛みがあり、右の足の外側・太ももに突っ張り感と痛みがあります。
 今日は、患者さんとお話していて、「私って、こんなことが癖なんですよ」と、親指と人差し指をいっぱいに開いてみせました。ところが、左指は尺取虫が90%くらい伸びた状態に開くのに、右指は尺取虫が50%くらいの伸び方です。しかも、抵抗が強く、若干痛みがあります。
 となると、合谷に針を刺して、人差し指のコリにブスッ!と…とやりたいのですが、この患者さんは、とても針が嫌い(怖がり三=副交感神経優位)です。しかたが無いので、円皮針を人差し指のコリ・圧痛に4箇所、親指の2箇所貼りました。
 すると、指が70%くらい開くようになり、それに伴って、腰が楽になりました。右太もも外側・胆経の突っ張り感はなくなりました。
 となると、大腸経なので、腕から肩、顔に痛みがないか?調べると唇の外側に圧痛があります。これに円皮針を貼るとさらに改善!?次に鎖骨の上の圧痛に円皮針を貼るとほとんど膝の痛みも改善しました。横座りしても、右手のツッパリがなくても座っていられます。
 最後に、右F1F5右H1H1’H6の井穴刺絡をしました。
 

刺絡・皮内針  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2009年 6月 8日(月)08時59分3秒
  刺絡の治療効果も、皮内針の治療効果も、似たようなところがあると思います。患部の治療にも有効ですが、末端部、遠隔部の治療でも有効です。
 患部刺絡は捻挫や打撲のような障害に直接治療することで治療効果を表し、心臓や胃腸などの内臓に対しても関連のツボに対する皮膚刺絡が有効なことがあります。しかし、遠隔部の末端部・井穴に刺絡をすることによっても異常興奮神経の抑制という効果があります。
 皮内針も患部に対する鎮痛などの効果があり、また、末端部での治療効果(手や足の治療)、傷や何十年も経った手術後の痛みなどにも有効です。皮内針も超短円皮針ができたので、治療効果が広がってきました。皮内針を井穴に刺し、絆創膏で止めるそれなりの効果はありそうなんですが、とてもうっとうしくて長い時間できなかった、のが、0.3ミリの円皮針が発売されていろいろ使えそうです。
 患部の治療と末端部、特に“指先”に対する治療は、研究しなければならないと思います。井穴と指先の圧痛点。井穴→自律神経、指先圧痛点→体性神経となるのか?混在するのか?これから刺絡とともに研究するにおもしろい課題だと思います。
 

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