井穴刺絡研究会 - 11～20件目

井穴刺絡療法についての質問や感想だけでなく何でもどんどん書き込んで下さい。

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足のシビレ、冷え性、ふらつき、手のこわばり 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 6月 5日(金)19時05分46秒

６４歳、女性。最もつらい症状は、足首から先がジンジンとシビレ、冷感があることです。歩いているときはシビレは無く、身体がフラフラするときがあり、朝は手のこわばりがあってゴワゴワします。以前に、婦人科の手術もあります。　病院にいくと、頚椎のヘルニアがあってこれが足のシビレを出すことがあると言われ、別の病院では、胸郭出口症候群と診断され、たまに足がシビレることがある？という事でした。また、別のところでは、ホルモン療法をすすめられ、明日から二週間飲むことになっています。これまた？　患者さんは、上記の症状があり、もー身体はむちゃくちゃになってしまっている！と思っていらっしゃるのですが、どの症状も「副交感神経が異常興奮した症状」ばかりです。ついでに、血圧は１０５－６０です。病院では、血圧は「問題ありませんね」と！こんなに重要なヒントを？？？　さらに、首のヘルニアを言われた病院では、首を曲げてはいけない、特に、上を向くのは良くないといわれ、それ以来、何年も首を曲げない生活をしてきたそうです。洗濯物を干すのも、物干し竿を下げ、踏み台を使って、上を向かないようにしていたそうです。　医師の言葉は強いですね。正座もだめといわれ、何年も正座を止め、椅子とベッドの生活にされたそうです。それで、良くなっていればよいのですが、悪くなっているのです。　話をしている間も、足がジンジンしびれているようです。おなかを触ると、右の上腹部が硬く、肋骨の下に指が入りません。みぞおちにも痛みがあります。呼吸も浅いです。　右Ｆ２Ｆ６で肝臓の交感神経を抑制する治療をすると、右の肋骨の下に指が入るように、みぞおちの痛みも軽減しました。左Ｆ１Ｆ６胃の治療をすると、みぞおちの痛みはなくなりました。　呼吸が浅いので、Ｈ３井穴刺絡をすると、息が広くできるようになりました。　さて、最後に、Ｈ５Ｆ５の井穴刺絡をしました。治療後、ベッドに座ってもらって、シビレの具合を聞きましたら・・・なかなか返事が返ってきません。「どんなですか？」と何度かたずねるのですが、首をひねるばかり、しばらくして「少しシビレがあります」と、言うことは、ほとんどシビレが取れているということ、らしいです。　患者さんも、あまりに灸に改善したので、以前がどんなだったか、どう良くなったのか、わからない様子でした。　明日の朝の具合を紙に書いておいてもらい、次回教えていただくことにしました。

お尻の痛み 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 6月 5日(金)15時34分45秒

７０歳、女性。バンキー治療後に井穴刺絡をしました。昨日、お尻をぶつけて、ちょうど真ん中に痛みがあります。座ると響きます。また、仰向けで寝るとお尻が痛いです。　正中線上の痛みですから、「百会」を頭部刺絡しました。治療後、寝ていただくと・・・何も言われません、ので、「お尻の痛みはどうですか？」とたずねると「ああっ、忘れてた」と、患者さんの感想は「ウソみたい」です。

腰痛もベーチェット？の今日 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 6月 5日(金)13時55分43秒

患者さんは、遠くから家族で来院されていたので、昨日は泊まり、今朝治療に来られました。　とりあえず昨日と違い、車椅子や杖で来なくて良いくらいには良くなっています。夕方まで、刺した針のところに違和感があったそうですが、夜寝てると、右の腰の痛みは無くなって、左に痛みが感じられる？？？右の痛みが改善して、今朝も痛いのは左の腰になっています。　左の痛みがあるところは、膀胱経なので、足の外側の痛みに円皮針Ｆ４の井穴刺絡で前屈がさらに楽になりました。足、足首、ふくらはぎなどの圧痛に円皮針を貼ると、前屈では床に指がつき、指が曲がるほどの改善です。　しかし、どこかしら痛みが残っています。子どもの頃にやったヘルニアの手術左右下腹部、ふくらはぎを痛めている、腰の筋肉も痛んでいる、足首や足も痛めている、これらが、最初の原因となっているのか、痛みが出て、その痛みを回避する歩き方や姿勢のため二次的に痛んでいるのか、絡んでしまっている状況です。　また、左の全面の筋肉に硬さがあるので、立位で足を後ろから引っ張るストレッチをやっていただくと、これも良くなりました。終わったら、右の腰が痛みがわかるようになり、今度は、右のストレッチと思ったのですが、後ろ手に右の足に手が届きません。　これは、ヘルニアの手術の癒着が大きな要因になっているかな？と思います。　さて、付き添いのご主人は、一安心されました。起き上がるときも、頭や背中を支えてから出ないと起きれない、何もかも介護が必要だった状態から、一日で車椅子が要らなくなったから万歳です。　さらに、ご主人も、ときどき喘息が出るそうで、この治療も含めて井穴刺絡療法を覚えよう！ということになりました。

アトピー性皮膚炎→ステロイド皮膚症 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 6月 5日(金)13時44分29秒

二週間前に来院された女性、３４歳です。Ｈ５Ｆ５をご自分で井穴刺絡していただきました。ステロイドは、痒くなると塗っています。　朝は、少し早く起きるようにして、散歩をしています。おやつを一日一回にしました。・・・このままいくと、アレルギーが改善するまでに２０年くらいかかりそうです。３４歳、出産はまだできますが、１０年後はだんだん難しくなります。今は、ジョギングだってできますが、１０年後は散歩かな？食事ももっと考えなければなりません。お菓子を買ってきてはだめです。　今日は、かゆみがある経絡の井穴もＦ１Ｆ６Ｆ３Ｆ４Ｈ１Ｈ６Ｈ４やって、後に、Ｈ５Ｆ５井穴刺絡をやりました。　もっと、やらなければ、４０歳を過ぎて「あー、あのころだったら、これができたな」とならないように、老いるのは、早いです。うーん、実感します。

腰痛もベーチェット？ 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 6月 4日(木)16時51分50秒

腰が痛い患者さんです。３０歳、女性。今年の１月ベーチェット病といわれました。２週間ほど前、子どもと遊んでいて腰が痛くなり、病院に行くと、ベーチェット病との関係？？？でも、ステロイドなどの薬を飲んでも改善ありませんでした。　自分で寝起きができない、前屈も後屈も困難です。足の甲を押さえると指先、指の股と痛みがありますが、押さえても腰痛の改善はありません。腰の痛みは腰のほとんど真ん中にあります。という事は、正中線上の痛みを改善させる百会です。頭部刺絡をすると、前屈が楽になりました。その前後をさらに頭部刺絡をしました。　何でここに痛みが出たのだろう？と思っていると、患者さんは子どもの頃にヘルニアの手術を左右されたそうで、下腹部に傷があります。手術の傷痕を一度調べても痛みがなかったのですが、その上方２ｃｍあたりに強い痛みがありました。これに円皮針をしました。　股関節も痛みがあります。仰向けに寝て、膝を立てて開いてもらうと、左は股関節前面、右は腰･でん部に痛みがあります。この頃には、一人で寝ることができました。左はＦ２、右はＦ５の井穴刺絡をしました。結果、良好、脚の開きも良くなりました。　腰の痛みが小さくなったので、圧痛を調べ、二箇所に円皮針を貼りました。ずいぶん良くなってきました。どうも、最後に残っているのが、胆経Ｆ５です。これは最初の頃に井穴刺絡をしていますが、指の痛みへのアプローチでの改善はありませんでした。が、今度は、薬指の小指側横に円皮針を貼ると、今度は効きました、前屈をしても痛みを感じなくなりました。　あれも、これも、何でも、ベーチェットじゃ、患者さんはつらい日々に追い込まれてしまいます。「違うかもしれない｣の、一言だけで、どれほど患者さんは救われるかわかりません。

左右足の違い 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 6月 4日(木)10時10分51秒

昨日の患者さん、バトミントンの選手の一人は、左足の甲が痛みます。ジャンプして着地するとズキンと痛むのです。足の甲、足の裏、足首あたりに問題があるのかな？と、足を見ると、左右の足が別人のように違います。　痛みが無い右足が普通とすると、左足は、親指が痩せて肉がありません。右足の三分の二程度の肉付きです。さらに、他の四本の指は全部細長く痩せています。足首は、内側に倒れ、外反母趾になる可能性が大きい？親指の内側にタコができています。足の甲も幅が狭く、痩せた感じです。　治療は、足首内側、内くるぶしの前下方脾経Ｆ1上の圧痛に円皮針を貼ると半減、足の甲の痛みがあるところに円皮針を貼ると、ほとんど気にならなくなりました。さらに、Ｆ１Ｆ６の井穴刺絡で、まずまずＯＫです。　が、それだけで問題解決というにはならないと思います。これほど足に左右差があると、また、練習した後にトラブルが出ると思います。最も痛んでいるのが親指脾経ですので、これにテーピングするか、靴下の左右をかえて、左を厚い靴下にするか？何か対策が必要だと思います。　若さとスポーツですね。これで、ハイヒールでも履いて仕事するようになると、数日で足、足首、膝、腰などでトラブルが発生すると思います。もっと、考えなくては！

夜のトイレ 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 6月 4日(木)07時13分16秒

おはようございます。吉田さん。一晩に２回から３回のトイレですね。もう少し間隔が長ければよいですよね。問題は、いろいろあると思います。 ①前立腺肥大…一度にたくさん勢い良くおしっこが出ますか？やはり残尿感があるとまたトイレとなります。 ②水分摂取量…中高年になると、夜中の脳梗塞予防ということで、寝る前に水を摂る方がいます。一日の中でも、あまり汗をかかない生活、水分をとることが多い、唾液の分泌が少ないなど、飲み物が多いとトイレは多いですね。 ③副交感神経の興奮…副交感神経が異常興奮していると、少し膀胱におしっこが溜まると｢排泄しなければ！｣と、トイレに行きたくなります。過活動膀胱のように、急におしっこに行きたくなるのも副交感の興奮だと思います。 ④膀胱炎…残尿感、腎臓・膀胱の交感神経の異常興奮。などありますが、①は、Ｆ３Ｆ４の井穴刺絡。②は、水分摂取の調整。③は、Ｈ５Ｆ５製穴刺絡。④は、Ｆ３Ｆ４の井穴刺絡。となります。また、血圧調整の薬に利尿効果が高いものもあるようです。　今までに、夜中にあまり起きなかったときはどんな日でした？それから答えをたどるのが早道かもしれません。

はじめまして 投稿者：吉田投稿日：2009年 6月 3日(水)21時06分33秒

最近ぐっすり眠ることができません。二、三時間おきに目が覚めてトイレに行っています。改善のために何かいい方法ないでしょうか？宜しくお願いします。

右背中の痛み 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 6月 3日(水)17時47分2秒

バトミントンの選手、高校生女子です。ラケットを打つ前に後ろに持っていく姿勢で肩甲骨と背骨の間に痛みが出ます。それ以外の腕の動き、すべてで痛みはありません。ラケットを持たせてみると顕著に痛みが背中に再現されます。　整骨院で、背中の治療をしてもらい、腕の上がりは良くなったのですが、背中の痛みは軽減されませんでした。その痛みは、練習のときと、朝起きるときに痛みます。　これは、ラケットやゴルフのクラブを持って運動する選手の宿命みたいなもので、肘や肩が痛いと“言う”のですが、だいたい指や手の甲、手首に痛みがあります。　この患者さんも、人差し指の中指側に痛みがあり、親指と人差し指の付け根「合谷」に痛み、肘の大腸経に痛みがありました。　これらに円皮針を貼ってＦ６の井穴刺絡をすると、背中の痛みは改善されました。次の患者さん　　　　　　　　　　続く

バトミントン優勝の選手 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 6月 3日(水)17時39分55秒

先週の金曜日治療した選手、二人のうち一人が優勝、ダブルスではその二人が準優勝だったそうです。　・・・で、そのどちらが優勝したか？が、私の興味あるところでした。背の低い選手は、前回の治療で良くなって、金曜日もほとんど治療するところなく快調でした。背の高い選手は、あれもこれもとたくさん治療しなければならない、それでもまだ足りなかったかな？というほどの患者さんでした。　もちろん、背の低いほうが優勝、と思ったのですが、今日もその学校の生徒が来て治療したのですが、聞くと、なんと、背の高いほうの選手が優勝したそうです。　彼女は、最後の対戦相手は、もう何回も当たり、常にこてんぱに負けていたそうで、これに勝ったとのことで、監督は大喜びしたそうです。　土曜日は、朝からすばらしく体調が良かったそうで、今までにない力が発揮されたそうです。うーん、これは、もしかすると、治療が良かったといってもいいかもしれません。少なくとも、監督さんは、治療が良かったと思ってくれているようで、今日も選手二人が治療に来ました。

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