井穴刺絡研究会 - 11～20件目

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全100件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。

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腰痛・虫垂炎･子宮 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 3月25日(水)07時54分25秒

８０歳、女性。左腰に腰痛があります。前屈、後屈、側屈、回転いずれでも痛みはありません。でも、痛みがあり、腰がしっかりしません。階段の上り下りが不安です。　開腹ではない子宮の手術をしていますが、その前から腰痛はあります。となると、虫垂炎の手術を最初に疑ってみることにしました。　足や膝など見ましたが、やや、太目ながら、膝が痛くて歩けないと言うこともありません。どこと言って圧痛もありません。　虫垂炎の手術痕、５箇所に圧痛がありました。これに円皮針をすると、足の動きが良くなり、階段の上り下りがよくなりました。井穴刺絡右Ｆ１Ｆ６をしました。　左の腰に痛みがあるので、Ｆ３Ｆ４Ｆ５と井穴刺絡をしてみました。やや、めくら打ちのような治療ですが、経絡上にある小さなトラブルは発見しにくく、井穴刺絡が便利です。すると、帰りは、腰が伸びて、とても歩きやすいと言われます。　不本意な治療でしたが、患者さんに喜んでいただくのも治療家の務めです。

左足のヒキツレ、そうめんが食べられない 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 3月24日(火)19時34分53秒

８６歳、男性。寝てると左脚がヒキツレます。ふくらはぎをさわると何箇所か、カチカチの筋肉があります。腰の後屈で、ふくらはぎの横に痛みが出現します。ベッドから起き上がろうとすると太ももの後ろからお尻に痛みが出ます。　腰の後屈の痛みは、足の甲の骨の間の円皮針で改善しました。起き上がりのときのお尻から太ももの痛みは、ふくらはぎのコリが関係ありそうだったので、針をしました。ちょっと良かったようです。　足腰の治療に、左F１Ｆ２Ｆ３F４Ｆ５Ｆ６を井穴刺絡しました。脚の感じは、初回にしては、まずまず満足がいくものになったそうです。　と、終わろうとしたときに｢そうめんが食べられなくなった｣と言われます。吸い込もうと思っても、つらくて止めたそうです。高齢者の食べ物のトラブルはいろいろありますが、その一つに、心臓が疲れていて、吸おうとしても吸えないと言うのがあります。患者さんは、その晩から、夜になると呼吸がつらいと言われます。　深呼吸後、Ｈ３の井穴刺絡をすると、空気の入りが良くなりました。再度、左Ｈ３を井穴刺絡すると、さらに良くなりました。また、Ｈ１の井穴刺絡でも、若干改善したようです。　ちなみに、Ｈ５もやってみましたが、これも良く、吸い方に力強さが出ました。最後に、Ｈ６を井穴刺絡して終了しました。

右肩の痛み･アレルギー 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 3月24日(火)11時39分59秒

リュウマチかもしれないといわれて、リュウマチではなかった、けど、ステロイドが出ている患者さんです。　ステロイドを飲んでいるけど、朝起きたときの手のこわばり、右肩の痛みはあまり改善されていません。６回目くらいの治療だと思います。　タオルを絞る、持つときの親指の痛み、スライドの戸を開けるときの肩の痛みなどが改善されてます。朝はまだこわばりがありますが、ずいぶんと動きます。　Ｈ５Ｆ５の井穴刺絡をしました。肩には、円皮針をしましたが、いまいちわからない？ようです。　肩の痛みのある筋肉を探して、これに、針をしましたら、さらに、少し良くなりました。前回の検査で、炎症の数字が下がっていました。

糖尿病、偏頭痛 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 3月23日(月)16時42分31秒

55歳、女性。糖尿病は、A1cが6程度です。胃がんの再検査を言われています。心配事があって、胃炎はあるようです。左Ｆ１Ｆ６右Ｆ２Ｆ６、Ｆ３、Ｈ６Ｆ４と百会の頭部刺絡をしました。　偏頭痛は、２０年前、自宅を建てたとき、シロアリ駆除の薬をまいて、それからに年に一度くらい、強い偏頭痛が出るそうです。最近は、ずいぶんおさまっているようです。加齢により交感神経が働くようになったからか、シロアリの薬の効き目がなくなってきたからか？出たときにはＨ５Ｆ５です。

怒りの社長さん 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 3月23日(月)14時04分20秒

糖尿病もあり、若い頃からのお酒の飲みすぎで肝臓も痛めているし、右腰も痛い、仕事のストレスもあり！６１歳、男性です。　今朝から会社で雷を３発も落としたそうで、｢建築業界、大変だよ！｣と言いながら、ベッドに倒れこんだのでした。もちろん、交感神経抑制の井穴刺絡、糖尿病も、肝臓も交感神経抑制ですから、左Ｆ１Ｆ６、右Ｆ２Ｆ６、Ｆ３、心臓Ｈ３、交感神経抑制のＨ６Ｆ４井穴刺絡、頭は百会と患者さんが気になるところを４箇所ほど頭部刺絡しました。　治療が終わると、少しは穏やかになって、仕上げに、バンキー治療で全身吸い上げて終了しました。

右耳が聞こえない 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 3月21日(土)20時38分19秒

今日の勉強会｢養生会｣の参加者です。右の耳鳴りがしていたのですが、昨日から、聞こえなくなったということです。　Ｈ５Ｆ５の井穴刺絡はやったそうですが、いまいち効きが足りないようです。私も患者さんを刺絡をしてみましたが、なるほど、なかなか出血しません。　耳の聞こえないのは、詰まった感じ、アレルギー･副交感神経↑で、耳の空気が抜けない、耳管が浮腫みで通らないようです。　では、汗が出るまで運動？残念ながら、高齢で走れません。汗をかくほどの交感神経の働き･･･遠赤外線サウナです。　Ｈ５Ｆ５井穴刺絡の間に、充分に温めておいて、３００ｃｃの天然塩を少し入れたアセロラビネガーを飲んでもらい、５０度を越すくらいで入ってもらいました。１０分過ぎる頃から汗が出だし、２０分では汗だく、４０分には、身体もすっきり、耳もすっきり、耳鳴りも止まり、耳も聞こえるようになりました。　今日は、勉強会でも温熱療法をやってましたが、大椎（肩から首）の生姜の温湿布も良いかもしれません。２０分から３０分で｢熱い！」となるように、温度調整しながら温めると、肩コリも取れ、血圧も下がり、汗も出てきて、交感神経も、副交感神経も抑制され、自律神経が調整されます。　とても気持ちが良い、私がやって欲しい治療でもあるのですが、やってもらったことがない、いつも誰かにやるばかり、なり・・・とほほっ。

副交感の五十肩 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 3月21日(土)09時21分53秒

１０日以上前に来院された患者さんです。その後、自分で井穴刺絡Ｈ５Ｆ５をやっていただいてました。腕は、前から上に上がるようになっています。しかし、痛みは軽くなったというものの、帯を結ぶように手を後ろにまわしたり、反対の肩に手を乗せる姿勢でブレーキがかかります。　今日は、Ｈ５Ｆ５を二回やってみましたら、また、少し痛みが軽くなったようです。そろそろ１クール終了となるので、今度は、せんねん灸で刺激してみることにします。　副交感神経↑の方は、バンキー治療を強くやるほうが良いので（初回は軽くやって様子を見ました）、今日は、ガンガン行くことにしました。

正座でした 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 3月19日(木)15時55分32秒

７０歳、女性。左脚の坐骨神経痛といわれ、お尻から太ももにかけて、後ろ側に痛みがあります。数ヶ月前に左足の捻挫、骨折もあります。ギブスも入ってました。しゃがみこむと、右膝にも違和感があります。左足にはシビレがあります。　歩くと痛みがだんだん出るそうです。階段を上るときも痛みがあります。踏み台に左足を乗せて、体重をかけてもらうと、太ももの裏に痛みが出ます。　この痛みがどこから来ているか、しゃがみこみ、正座などやってもらって、踏み台に足を乗せて体重をかけてもらうと、あらら、痛みがなくなってしまいました。　どうも、正座をして、スネや太もものストレッチをすると、痛みがなくなるようです。ところが、一度消えてしまった痛み、なかなか出てきません。　治療の時間が終わる頃に、右膝の治療（完骨の針）をして階段を上って具合を見てもらおうとしたら、なんと、左のお尻から太ももに痛みが再発しました。おおっ、やっとでました。　すかさず、先ほどの踏み台に足を乗せて、体重をかけてらうと、お尻の痛みが再現されました。さー、正座です！正座をして、四つんばいになってもらってをいろいろ理由をつけて２回やってもらいました。もちろん、お尻、太ももの痛みの治療だとは言ってません。　何気なく、｢お尻の痛みはどうですか｣とたずねると、「痛みが無い」との返事、やっぱりです。治療もしたので、足のコリは取れやすくなっていると思いますが、それと、正座のストレッチが良かったのだと思います。　靴が悪かったのかもしれないので、いろんな靴を履いて、痛みがどのくらいで出るか？そのとき、足のストレッチや正座をすると改善するか？を確認してもらうことにしました。

肝臓癌の手術後　二日目 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 3月19日(木)13時08分38秒

昨日の患者さんです。昨日は、熱が３７度～３８度あって、体がフラフラ、力が入らない、うっとうしい、元気が出ない、食欲が無い状態でした。　治療後、２０分くらいして、なんだか気持ちが良いので、熱を計ってみると36.6度になっていたそうです。今日も、まずまず、昨日より気分が良いです。　食欲が出ない、手術のお腹が痛い(傷)、気持ちが落ち込む、声の出が悪いなどがあります。熱は、下がっているので、昨日よりは見た目もシャンとしています。声も元気が良いです。　足をレッグホットで温めてもらいながら、頭の刺絡を百会と前後･三箇所行いました。５番針を百会から前頭部に５本刺しました。深呼吸をしてもらうと、お腹の痛みもあって空気があまり入ってきません。H３の井穴刺絡をすると、空気が入るようになりました、さらにＨ１の井穴刺絡でずいぶん空気が吸えるようになりました。　交感神経抑制のためにＨ６と、肩こりの治療にＨ４井穴刺絡をしました。次に、足の治療で、肝臓右Ｆ２Ｆ６、胃腸左Ｆ１Ｆ６、腎臓と手術の痛みの軽減のためにＦ３、全身の交感神経抑制のためにＦ４の井穴刺絡をしました。　足の刺絡をしている間、患者さんは、寝息を立てて寝てました。治療が終わると、少し元気が出たみたいです。

肝臓癌の手術後 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2009年 3月18日(水)13時39分38秒

７０歳、男性。肝臓癌の手術を一ヶ月半前にしました。もっと早く出られる予定だったのですが、熱が出たり、食べられなかったりで、一ヶ月以上伸びました。　病院では、手術後の食事で、肉や魚が毎回出てきました。美味しいと感じられず、最後は、見るだけで嘔気がするほどでした。病院では、肝臓のために動物性たんぱく質を出しているんだから、食べるようにと再三言われたそうです。　現在は、家庭に帰ってきて一週間、まだ、食欲は出てきません。梅干を食べても唾液があまり出ない。手術(神経、筋肉、肝臓、皮膚、経絡etc)で肝臓ある程度とっていますので、交感神経の興奮があります。　治療は、右Ｆ２Ｆ６、左Ｆ１Ｆ６Ｈ６F４、頭の刺絡と針治療です。終わると、体がすし楽になったそうです。しばらく治療を続けて、梅干を見ると唾液が出るところまでやりましょうと、自宅でもお灸や足湯をやっていただくことにしました。

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