井穴刺絡研究会 - 11～20件目

井穴刺絡療法についての質問や感想だけでなく何でもどんどん書き込んで下さい。

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全100件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。

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按摩器の功罪 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年12月11日(木)08時17分16秒

お相撲さんの治療を何度かやったことがあります。東関部屋（高見山）で、治療したのですが、２００キロを越す高見山の治療は、うー、ちょっと、大変でした。弟子たちの治療は、そこまで巨大ではなかったので何とかできました。　部屋に出入りしていて気づいたことは、餅肌のお相撲さん、と、思いきや、皮膚は私のカカトより硬そうでした。特に、腕は、まわしを握って腕同士がこすれあうからか、たたいても、つねっても、バンキーで引っ張っても何をしても痛くない、ほどに鍛え上げています。　ぶつかり稽古、やればやるだけ、皮膚は厚くなって、どれだけぶつかっても痛みを感じないくらい皮膚は強靭になるんですね。　砂漠地帯の番組で、子どもが毎朝、遠くまで水を汲みに行く映像が、その子の足を写していましたが、足の裏の皮が、靴底よりも厚くなっていました。　さて、問題は「按摩器」です。私も羽田空港の最前列にある２００円の按摩器にかかったことがあります。昔のとは格段にやっていることが良くなっています。でも、これを毎日、自宅で、朝昼晩とやっていたら、肩の皮膚はどうなるでしょう？？？「１０年の肩こり」の患者さんも、最初は、何てことない肩こりだったのでしょうが、歩かなくなって血行不良、肩こりが強くなり、仕事を止めて自宅で何もしないでいるので肩こりが気になる、そこで、電気按摩器を買って、一日何度も座るようになった・・・指圧やあんまさんにも通院されていたようですので、今度は、もみすぎで肩の皮膚はガチガチになってしまった。どこに行っても「いやー、肩はガチガチにこっていますね」と！こっているのではないと思います。お相撲さんの腕のように、肩を鍛えすぎた？刺激の与えすぎ、まずは、電気按摩器を止めなければ、何も始まりません。　現在の肩こりの要因＝仕事ではいていた長靴のための肩こり＋運動不足の肩こり＋眼精疲労の肩こり＋電気按摩器の肩こり（皮膚が硬いための肩こり感？）、で構成されていると思います。その中で、患者さんにできて、重大なのは、①電気按摩器を止めること、②運動・歩くこと、家の中にいないことです。　肩こりの患者さんの電気按摩器の所持率をリサーチしてみたいと思います。

風邪投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年12月 9日(火)20時16分8秒

治療のキャンセルの電話みたいです・・・「風邪の治療もできますので」と応対しています。夕方の予約の患者さん、風邪をひかれて、行けたら行きます。もちろん、高熱で苦しいときは、寝ててもらったほうが良いと思います。　マスクとマフラー、冬の風邪引きスタイルです。咳が出て、胸も重たい、関節が痛い、背中も痛い、頭痛、扁桃腺も痛いし、風邪を引く前に歯が痛くなりました。歯は、まだ痛みがあります。　風邪ですから、Ｈ１Ｈ６の井穴刺絡をしました。ちょっと咳がおさまったかな？です。左足のＦ１Ｆ６Ｆ４の井穴刺絡をしました。Ｆ６の井穴刺絡で血の出が悪いです。再度Ｆ６の井穴刺絡をすると、背中の痛みと歯の痛みが軽くなりました。　右Ｆ２Ｆ６Ｆ４の井穴刺絡をするころには、関節の痛みが軽くなりました。この後、治療室を暖かくして、バンキー治療を全身に行って終了しました。

体調良くなって・・・ 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年12月 9日(火)14時51分42秒

常連さんです、ここ一年くらい、週一か１０日に一度来院されます。昨年からすると、格段に体調が良くなっています。喜ばしいことですが、体重が３ｋｇ増えて、おそらく、食事性の脂肪肝？コレステロールも多い！　単なる、美味しいので、食べ過ぎ、ガックリです。マー、治療に来ていて、だんだん痩せてきて、顔色も悪くなって、あちこち痛みが出てきた、よりは良いけど？？？

左膝をぶつけた痛み 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年12月 9日(火)13時54分36秒

５２歳、女性。昨日、横断歩道を渡っていて転び、左膝をしこたま道路でぶつけたようです。今日は、歩くのが痛い、膝を曲げると痛い、もちろん、膝をつくと激痛です。　膝に５箇所圧痛があるので、これに円皮針を張るとすぐに痛みが少し改善しました。膝の真ん中ですから、胃経Ｆ６の井穴刺絡をしました。さらに、痛みは軽減、ぶつけたときから脾経に痛みがあったというのでＦ１の井穴刺絡をしましたら、太ももの張りが取れたそうです。　足の甲の中指、薬指の間に圧痛があったので円皮針を貼って終了しました。

１０年の肩こり 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年12月 9日(火)13時47分20秒

７０歳、女性。二回目の治療です。ここ５年は、いろんな治療をやって、肩を治療するだけ治療、それでもびくともしない肩こりです。ということは、やっぱり私がやっても無理ですね。　今日、聞いて、わかったんですが、５年位前から、電気按摩器を購入、最近も、最新鋭の按摩器を購入、毎日これにもませていたそうです。なるほど、肩は、硬くなって、刺激のし過ぎでカチカチになるはずです。その代わり？足の裏はポニョポニョです。ほとんど歩いていない証拠・・・歩くと、肩がこるそうです。これもおかしな話です。　足の冷えも少しあるので、足湯をしながら手での肩こり治療Ｈ１Ｈ６Ｈ５Ｈ４の井穴刺絡をやりました。まったく改善ありません。ついでに時間があるのでＨ３も井穴刺絡、心臓も悪くありません。内科でも、あなたはまったく悪いところはないといわれたそうです。　足湯も終わり、左足を全部井穴刺絡しました。すると、左肩は楽になった感じがするそうです。次に、右足を全部井穴刺絡しました。今度は、右肩が楽になっています。さて、足の甲・中足骨の間には、激痛の圧痛があります。片足で１０箇所以上です。特に、両足とも、薬指と中指の間に激痛の圧痛が多くあります。これに３番の鍼を少ししましたら、また、肩が楽になりました。すねの筋肉が張っています。付き添いのご主人も、腫れているようだと、押さえると足の三里に激痛があり、これに鍼をしました。　鍼を取っても痛みは依然ありますので、円皮針を足の甲、足首に３０個ほど貼りました。骨間の筋肉のコリと表面的な痛みの両方があります。治療が終わるまで、一度も肩を触っていません。肩のコリはずいぶんと良くなっているようです。　やはり、１０年前まで５年間勤めた肉屋さんで履いた長靴が肩こりの原因のひとつだと思いました。　次回は、ご主人の肝臓の治療もやることになりました。

研修会スケジュール 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年12月 9日(火)08時13分11秒

研修会のスケジュールを書き換えました。１２日は痛みの治療講座を行います。

後屈のみ痛い腰痛 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年12月 8日(月)17時42分43秒

６０歳、男性。朝の通勤バスに乗っていて、じわーっと腰が痛み出しました。お昼ころまでに少し痛みが増したようですが、夕方までは、それ以上痛むことはありません。　４時に来院され、前屈、側屈、回転ではほとんど痛むことはありません、後屈のみ痛みます。百会かなと思ったのですが、虫垂炎の手術痕の圧痛二箇所に円皮針を貼りましたが改善はありません。足や足首を見てみることにしました。以前も、足の痛みを治療したことがあるので、同じく左の足に痛みがあり、これに円皮針をしましたが、改善ありません。百会を刺絡してみましたが、改善しません。　内科疾患から来た腰痛かと思い左Ｆ１Ｆ６、右Ｆ２Ｆ６、Ｆ３と井穴刺絡をして、直後効果を見たのですが、これも改善ありません。　再度、運動器疾患の腰痛を考え、Ｆ4Ｆ5の井穴刺絡をやってみましたが、これも改善しません。胆経のコメカミで腰痛が取れることもあるので、これに針をしましたが改善しません、百会にも再度針をしましたが改善しません。患部のバンキー治療では、若干良い感じですが、パッと治るほどではありません。　患者さんは、脂肪肝、通風、高血圧など既往がありますが、患部に針をするには、時間切れとなってしまいました。うーん、残念です。何か、ありそうな、あまり強い腰痛ではない、このような腰痛に、何か、隠れているのかもしれません。または、単なる、軽い腰痛なのかも…改善しないのは、そのタイミングにないか、反応が遅い患者さんなのか・・・帰り際に、「前回の足の治療も、やってもらったときは、良くならなかったけど、会社に帰ると、あれっ、普通に歩いているな」と、良くなったそうです。気が短い私には、どうも、困った患者さんです。　ささっ、研究しなければ、私の短気を？いやいや、反応を早くするにはどうすれば良いか？この患者さんの腰痛で見落としがないか？です。

常連さんの治療は・・・ 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年12月 8日(月)12時14分58秒

毎週、来院される患者さん、６１歳、男性。ちょっとばかり糖尿の心配が出てきました。大酒のみでしたが、検査の結果をみて以来、お湯のお湯割を飲むように、なりました。が、ちょっと年末は、年に一回、一生に一回、卒業以来と言い訳がつく宴会の出席が増えています。　いつもであれば、バンキー治療のあとは、糖尿の治療で、左Ｆ１Ｆ６、右Ｆ２Ｆ６、Ｆ３、Ｈ６Ｆ４、百会を治療するのですが、たまには、視点を変えてやってみることにしました。常連さんは、“いつもの治療”になりがちなので注意です。　患者さんは、右のわき腹（肝臓だと思われる）違和感と、右肩の軽い痛みと動きの制限を訴えられます。毎回、井穴刺絡なので、今日は、刺絡は止める事にしました。　まず、右手の甲の痛みを見ると、とても小さな点ですが、中指、薬指、小指の骨間に圧痛があり、拇指球にも２箇所の圧痛点がありました。これらに円皮針を貼ると肩の痛みはなくなりました。　次に、足の甲と足首を見ると、胆経に一箇所、膀胱系のカカト外側に二箇所、腎経カカト内側に二箇所、足首の肝経に一箇所の圧痛がありました。これに円皮針を貼ると、右のわき腹・肝臓の痛みっぽいのが取れました。　この患者さんは、学生のころ空手部に所属して、結構な武勇伝がある方です。そのころやったことの後遺症が、今ころ出ているようです。昔、空手の漫画？で、このツボを強く蹴ると、何年かして体調を悪くして死んでしまう！というのがありましたが、まんざらウソでもなさそうです。ただし、今回は、蹴られたほうではなく、蹴ったほうに障害が出ています。どちらにせよ、暴力はいけません。うちの子には、何があっても逃げるように教育しています。それ以前に、危ないところには近づかない…大人が酔っ払っているようなところ、お祭りのような非日常のところには行かないように、花見、花火大会などは危ないと教えます。

インフルエンザの続き 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年12月 7日(日)18時12分54秒

今朝、下のお母さんから電話があって、子どもの熱は３６度台になったということでした。インフルエンザは、ウイルスの活動によって交感神経が異常興奮するので、ちょっと解熱しにくいかな？とも、浅見先生とお話したことでした。　インフルエンザの型は毎年当たらないけど、ちゃんと井穴刺絡は効きます。同じ風邪の治療の方法であっても、ウイルスを敵として殺そうとする治療法もあれば、それによって引き起こされた交感神経を抑制して風邪の症状を改善させようという治療法もあります。　ちなみに、ウイルスが全部死んでしまっても、そのために、異常興奮した自律神経＝交感神経の症状は、改善しません。これはＨ６Ｆ４を中心に、交感神経を抑制する井穴刺絡などの治療でなければ改善されません。または、患者さんが自分で治しているのです。

インフルエンザ 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年12月 6日(土)20時13分57秒

おたずねがありました。４０度の熱で病院に行くと、インフルエンザだと言われたそうです。幼稚園年長さんくらいの男の子です。　治療前４０度の熱、Ｈ６Ｆ４（いずれか一方をやってから、改善すれば、もう一方はやらなくてよいです）井穴刺絡、１０分ほどして熱を計ると３８度になったそうです。　交感神経が抑制された方向に進んでいるので、このまま様子を見ます。下がらないからと、何度もやるのはおすすめではありません。特に、子どもの場合、良い方向に行き始めたらＯＫとします。

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