井穴刺絡研究会

井穴刺絡療法についての質問や感想だけでなく何でもどんどん書き込んで下さい。

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正座が出来ない、あごの痛み、神経痛？  投稿者：ぎんなん治療院  投稿日：2008年10月 8日(水)19時29分57秒
  二回目の治療です。子どもの頃に竹が刺さった傷痕に円皮針を貼ってＦ６の井穴刺絡などで良くなった患者さんです。
　今日、青竹が刺さったところを触っても、ほとんど痛みはありません。正座も前回の治療以降、痛み無くできています。今日は、Ｆ１Ｆ６Ｆ５などの井穴刺絡、経絡の足の甲の圧痛点に円皮針を貼りました。ますます正座はできるようになりました。Ｆ６の井穴刺絡で口をあけたときのあごの痛み（神経痛と言われている）もほとんど痛みがなくなりました。
　今日は、以前にやった帯状疱疹の後に出てきた神経痛の治療をすることになりました。ところが、今日はほとんど痛みがありません。軽い神経痛は、火によって痛みが強かったり、弱くなったり？これは、神経痛の痛みを助長させる誘引が他にあるのではないかと思います。 		 
痔のつづき  投稿者：ぎんなん治療院  投稿日：2008年10月 8日(水)15時44分49秒
  鎮痛剤も少し効くようになってきました。ただし、長期間は使えないので、５日間目の今日あたりから、そろそろ薬を止めようと考えていらっしゃいます。
　痛みは、最高が１５とすると、現在は３くらいになっています。自宅でもバンキーの治療をやってもらっています。
　肛門右に痛みがありますので、右の経絡の肝経、胃経、腎経の経絡上、足の甲の圧痛点に円皮針をやってみました。すると、３が２くらいに鎮痛しました。右の井穴を指圧すると、Ｆ２とＦ３に痛みがあります。これを強く指圧すると、痔の痛みが２から４に増悪しました。
　強刺激で増悪したのですから、弱刺激を与えることにして、皮内針を０．５ミリほど刺しました。すると、痛みは４から３になりました。痛みのバランスの問題か？と考え、左足のＦ２とＦ３を強く指圧すると、少し良い感じになりました。つぎに、円皮針の０．９ミリを井穴に刺し、これを少し動かしてもらいました（強刺激）、すると、右にあった痛みが、左にウエイトを移し４対６で左の肛門に痛みを感じるようになりました。
　イボ痔であるということと、痛みと言うことは、切り離して考えたほうが合理的だと思います。
　次に、百会を押さえてみると、とても痛い所が直径７ミリくらいあります。押さえると、お尻にヒビキがあります。これに、針を３本刺して刺激すると（強刺激）、かえって痛みが増悪したようです。
　最後に、尾骨先端にバンキーで吸引して、少量の皮膚刺絡をすると痛みは３から１になりました。
　次回は、これら以外のツボを試してみることにしました。 		 
声楽家の悩み  投稿者：ぎんなん治療院  投稿日：2008年10月 6日(月)20時58分30秒
  音楽の先生で、現在は、オペラの先生にレッスンを受けています。６５歳、女性。低血圧で、鼻水、ジンマシン、花粉症などアレルギーがいろいろとあります。
　声がうまく出なくなっていると感じています。こんなときは、空気がうまくすえていない、全部吐き出せていないのです。空気が吸えていないのは、心臓の疲れＨ３。うまく吐き出せないのは肺の症状Ｈ１の井穴刺絡です。
　また、鼻が詰まっているような？しっかり声が力強く出ていないのは、副交感神経が働きすぎているためでＨ５Ｆ５です。これらの井穴刺絡をやりましたら、呼吸の感じが良くなりました。
　夕方、今日のレッスンが終わってお電話をいただきました。｢声がとても気持ちよく出ました｣とのことです。 		 
体育会系ジンマシン  投稿者：ぎんなん治療院  投稿日：2008年10月 6日(月)20時52分6秒
  学生から社会人まで、ガンガンスポーツやっていた人は、スポーツをやる（運動で交感神経を緊張させる）ことで自律神経がバランスをとっていると思われます。こんな体育会系の方が、運動を止めて１０年もすると、すっかり副交感神経優位になってしまうようです。それは、何にも運動をやっていない人よりも、神経は、副交感神経が強く働いたように感じているのではないかと思います。
　先日も、社会人までラグビーをやった４０歳代の男性のアトピー、今日も、ガンガン運動をやってきた肩が、体力的に楽な仕事になって体脂肪が２５となり、アレルギーの症状が出ている・・・何か、治療や減量で改善させるより、再度身体を作り直すことをやったほうが効果的？と言うより、体を動かさないと解決しないようです。 		 
脳動脈瘤 黒ラブさん  投稿者：ぎんなん治療院  投稿日：2008年10月 6日(月)20時46分35秒
  こんばんは、黒ラブさん。刺絡は、一週間くらいは毎日やってもＯＫです。次の週は、二日に一度、その次の週は三日に一度で、全部で２０回以内が１クールと考えてください。それから、すこしやすんで、となります。
　足湯は、一日１回でよいのではないかと思います。 		 
Nobody knows !  投稿者：ゆいま〜る  投稿日：2008年10月 6日(月)20時21分36秒
  稲舛先生、こんばんは。
今回も私の面倒な質問に御回答下さりありがとうございました。
夜間痛の問題に関して直接のご回答はなかったようですが、これは私が今後解決して行くべき課題として取り組んで参りたいと思います。

いずれにしましても先日来より御相談申し上げている頭痛のおじいさんは私にとってもまさに「頭痛のタネ」であります。とにかく私の狭い常識のストライクゾーンに入らない事が多過ぎて驚き呆れてしまいます。また８種類の薬を出している３つの病院につきましても、お互いの医師の間でどんな薬が出されているのか確認しているのかいないのか、或いは確認していても「私は私の薬を出す。あなたはあなたの薬を出せばいい」という「医師間モンロー主義」が厳然と存在しているのか私にはさっぱり実情が分かりません。
俗っぽく言えば「医者も医者なら患者も患者」、或いは往年の鶴田浩二風に言えば「馬鹿と阿呆の絡み合い」とでも言うべきでしょうか・・・。

また私は２０年ほど前の大学生時代、心理カウンセラー（臨床心理士）になろうと日夜臨床心理学の本を貪り読んでいたのですが、その中にリストカットを繰り返す少女、釘を飲み込む少年、退院日が決まると心臓発作を起こす企業戦士・・・などなど「ホントにそんな事があるのか？」という症例をいくつも読んだ経験があります。その時は自身が大学生で人生経験に乏しかったため理解できない事が多々ありましたが、現在の仕事をするようになってからははっきりと確信を持って「病気や痛みを愛している人が確実に存在する」と断言できます。彼らは意識の表層では「こんな痛みは嫌だ、こんな病気が無ければ」と真面目に考えていますが、意識の奥底（無意識の部分＝精神分析ではエス或いはイドと呼びます）では痛みや病気を愛しています。彼らは病気や痛みを人生全般における自身が引き起こす過失に対しての免罪符として利用していますが残念なことにそのことも意識の上では認識できていません。

同様に何度結婚しても同じようなＤＶ男を引き寄せてしまう女性、貧乏は嫌だと言いながら貧乏な生活に甘んじている人、これらもその内実はそうしたＤＶ男、貧乏を本心では愛しているとも言えます。精神分析学では父親が自分に暴力を振るっている時だけは自分に注目してくれた、だから自分は殴られている時だけ存在価値があると無意識下で合理化してしまうなどと説明してありますが、理由はどうあれ本心から幸福を望んでいる人は我々が考える以上に少ないような気が私はしています。

つまるところ「治る患者は治るし、治らない患者は治らない」これが私の結論です。
私も以前は若気の至りで自分が患者を治すんだと鼻息荒く臨床に当たっていましたが、今回の件も含めて「治る患者は治療家が何もしなくても治る。治らない患者は神様が治療しても治らない」とそう固く信じるようになりました。
大学時代、教育学を担当されていたある教授は最終授業でこう話されました。
「皆さんが教育者、カウンセラー、その他、何かしら生身の人間と対峙する職業に就くのであれば『その人の人生を丸ごと背負って一緒に歩むくらいの覚悟を持ってその仕事に当たって下さい』」と。

私には人様の人生を背負い込むほどの覚悟、度量、見識、人間的器の大きさ、そのいずれもありませんので、今後は自分にできる、受け取る金銭に見合っただけの仕事をして参りたいと思います。
人間とは摩訶不思議な存在です。
本当の事は誰にも分かりません。当の自分自身にも・・・。 		 
ありがとうございます  投稿者：黒ラブ  投稿日：2008年10月 6日(月)19時40分21秒
  すぐにお返事をいただきありがとうございました。血圧は正常範囲なのですが・・。
刺絡は今日やると３日続くのですが毎日やってよかったのでしょうか？
前にも聞いたような気がするのですが、すみません。
足湯も一日一回でしょうか？朝晩やってもいいのでしょうか？
よろしくお願いします。 		 
低血圧・・・副交感↑  投稿者：ぎんなん治療院  投稿日：2008年10月 5日(日)18時53分22秒
  ご近所の患者さんで、大掃除をしたら偏頭痛が発生。朝から血圧が高いからと、また、薬を飲んで、それから調子が悪くなって偏頭痛となったそうです。血圧が高いと思ったのは、本当は、血圧が下がっていたのです。(症状は良く似ている)
　これに、再度、薬を飲んだのですから、私のところに来たときには１００−６０でした。これが、夜になって、副交感神経が優位な時間になると相乗効果がある･･･副交感神経の症状が出ることは考えられます。
　なかなか｢その薬が原因｣と言えないこともありますが、まず、血圧を神経質にならない程度に、一日一度(３回目の血圧)はかるようにおすすめします。それに、血圧が下がっているようだったら、病院で相談するようにおすすめします。それでもダメなときには、セカンドオピニオンとして、またく系列が違う病院に行くことをおすすめします。 		 
低血圧と夜間痛  投稿者：ゆいま〜る  投稿日：2008年10月 4日(土)22時34分42秒 　 　編集済
  稲舛先生、こんばんは。
繰り返しの質問になって恐縮ですが、先日来よりお話申し上げている頭痛の患者さんの件で改めて先生にお伺いしたいことがあります。
例のおじいさんは本日も来院されたのですが、一時の死にたくなるほどのジカジカ感は減ったもののやはり頭痛は続いているとのことでした。前回の書き込みの通り、私はこのおじいさんのことは既に見限っていて通常の施術だけを行いました。以下はその時の会話です。

患者：「せんせ〜い、何で頭がこんなにジカジカするんですかね〜」
私：「（心の中で）そんなの知ったことか」
患者：「せんせ〜い、この痛みは治りますかね〜」
私：「（心の中で）じいさん、うるせ〜よ。喋るとやりにくいんだよ」
患者：「何でこの年になってこんな目に遭うんですかね〜」
私：「（心の中で）その口がまだ言うか」
患者：「せんせ〜い、何とかして下さい」
私：「あの、ちょっと黙っててもらえんですか。気が散って仕方ないです」
患者：「・・・・・」

私は人間の器がお猪口並に小さいので一度見限った人間は徹底的に無視して早く来なくなるように仕向けるという鬼の所業としか思えない態度を取り家族一同を呆れさせています。
今回もそうした調子でおじいさんを軽くあしらっていたのですが、このおじいさんが持っていた健康保険証入れを一瞥した際、挟んであった紙が気になり見せて貰いました。
それは薬局から貰った、処方された薬の説明書だったのですが、何とこのおじいさん毎日６種類も薬を飲んでいました。内訳は鎮痛薬、胃薬、心臓の薬（おじいさんは心臓は悪くないと言い張ります）、むくみを取る薬、降圧剤２種類でした。

私はおじいさんに「初めて来院された時に血圧が高いとは言ってなかったでしょう？」と訊きましたら、「ハイ、病院で上が１４０あるから念の為に飲めといって２種類薬を出されました。でも１４０くらいなら別に高くはないんでしょ〜？」とのことでした。
続いて私が「降圧剤を飲んだら血圧はどうなったんですか？」と訊きますと、「１１０を越すことはなくなりました〜」との答えだったのですが私はまたしても愕然としました。

当院を受診している患者さんで私が最も治療を苦手としているのが夜間痛を訴える方なのですが、今日現在、夜間痛で来院中の３名（全員７０歳以上です）の方々が全員降圧剤を服用していて最高血圧が１２０行かない人ばかりなのです。彼（彼女）らに共通するのは私が「ニセ高血圧」と呼んでいる若い頃は低血圧で高齢になってから血圧が高くなった人ばかりということです。

今日来院された８０歳の女性なども夜寝ていると左足が疼いて仕方がなく「夜が怖い」と仰るのですが、この方も「降圧剤を飲み始めてから体がだるい上に頭が朝からボーっとして何もやる気が起こらない」とのことです。同様に上記のおじいさんも「飯食ったら寝る」と三年寝太郎のようなグータラ生活を送っているのですが、実は血圧が下がり過ぎて起きているのが苦しいのかもしれません。さらに愁訴の頭痛も頭の血管が開き過ぎて起こっているのではないかと疑念を抱いたような次第です。

結局私はおじいさんに「そんな薬、全部止めなさい。薬を飲まなくて体がおかしくなったらその時また飲めばいい」と完全に法律に触れるような暴言を吐いてしまったのですが、おじいさんも「私も薬は要らんと思うんですよ〜。薬を飲み始めてから段々と体がおかしくなってきて先生に何度も飲みたくないと言おうと思ったんですが、親切に診てくれるから言えなかったんですよね〜」とのことでした。

私が遭遇したと同じような患者さんは他にもたくさんおられると思うのですが、何で患者さんはもっとお医者さんに疑問を正直にぶつけないのでしょうか。またお医者さんも何故こうも簡単に薬を何種類も処方するのでしょうか。
私はもう途方に暮れてしまいます。

最後に稲舛先生、低血圧と夜間痛について改めて御所見をお聞かせ頂ければ幸甚です。

（注）服用している薬の数は今回精神科で貰った２種類を合わせて計８種類です。
　　　じいさん、アンタはロボットか！！ 		 
おみごと！  投稿者：ぎんなん治療院  投稿日：2008年10月 4日(土)05時00分17秒
  おはようございます。トッポさん。さすがに、お上手ですね。その調子で、いろいろ試してください。よい状態になったら、それを５日間続けてみてください。刺絡をやっても、改善の感じがなくなったときが、治療の終了のときです。  
以上は、新着順21番目から30番目までの記事です。 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  |  《前のページ |  次のページ》 
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