井穴刺絡研究会

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全96件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。

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腰の側屈での腰痛 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年 6月25日(水)16時20分12秒

今日は、お昼から研修会でした。頭痛と腰痛の項目をやりました。モデルになっていただいた方は、腰を右に側屈させると、左に痛みが出ました。腰の痛い所を探してもらいましたが、どこと言って特定できません。「なんだかこのへんが痛い｣と、とても怪しい？こんな場合、腰が悪くて腰の痛みが出ていることは少ないのです。　浅見先生著「２１世紀の医学」で｢意外性トリガーポイント｣の勉強をしましたので、足の指やタコの確認から始めました。足の小指の付け根に大きなタコ（１円玉の大きさ）が両足あります。　側屈は、胆経上の痛みですから、薬指から外くるぶしにかけて、膝まで圧痛を調べました、が、痛みはありません。　小指から足の外側、カカト、ふくらはぎ、膝を調べると、カカトに激痛の圧痛があり、膝の裏にも少し痛みがありました。Ｆ４の井穴刺絡をして、再度、側屈をしてもらうと痛みがなくなりました。側屈だから胆経もＦ５を井穴刺絡して側屈してもらいましたが、改善はありません。　と、今度は、同じ右側の腰が痛くなった（左が良くなったので、以前からある右の腰の痛みがわかるようになった）そうです。右の足を調べてみると、胆経と膀胱経の間、外くるぶしの下に痛みがあります。　この痛みが、胆経上のものか、膀胱経上のものか？調べるために、今度は胆経Ｆ５を井穴刺絡しました。まったく改善がありません。次に、膀胱経Ｆ４の井穴刺絡をしました、腰の痛みはなくなりました。　自宅では、スリッパ、サンダル、お出かけはハイヒールが多かったそうです。どれも足には良くないものですね。

「器具紹介」「研修会スケジール」 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年 6月25日(水)12時00分8秒

｢器具紹介｣に、手動式吸玉器の改良した写真を掲載しています。心配していた、アルミのパイプを付けない方法でやってます。一手間省けましたし、１０円安くできます。

ゲップとオナラ 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年 6月24日(火)20時33分35秒

ＳＥＮＡさん、ニアミスでしたね。チェックが遅れてすみません。ゲップもオナラも、副交感神経（迷走神経）が異常興奮して、胃腸の働きすぎによるものだと思います。　井穴刺絡は、Ｈ５Ｆ５で良いと思いますが、お腹のこのような症状には、軽い断食が良く効きます。お腹がゴロゴロ言う患者さんにも、翌日の朝食を一度抜いてもらって、空腹を味わってもらうと、少し改善され、間食を止めてもらったらもっと良くなりました。井穴刺絡はＨ５Ｆ５でした。　Ｈ５Ｆ５で、効き目が強いのは手Ｈ５だと浅見先生は言われます。最初から強く効かせたくないときは、足のＦ５からやります。自律神経が過敏でなければ、どちらからでも良いと思います。　もし、Ｈ５Ｆ５で聞いたら、「大椎」に鍼かお灸、吸玉療法をやや刺激強めに（最初はやさしく様子を見て）やってみると良いのではないかと思います。

橋本病 投稿者：新米鍼灸師 投稿日：2008年 6月24日(火)20時03分49秒

先生有り難うございます！　パニックから脱出しました。頭の整理ができないのは治療家としては失格ですね。　でもこのサイトがあって大助かりです。今後ともよろしくお願いします。有り難うございました。

甲状腺 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年 6月24日(火)16時02分56秒

新米鍼灸師さん、こんにちは、お返事が遅くなりました。甲状腺は、機能亢進でホルモンが出すぎている場合と、逆の抑制されてホルモンの出が悪くなっている状態で井穴刺絡をかえています。　亢進（交感神経の異常興奮）抑制のためにＨ６Ｆ４の井穴刺絡。　抑制（副交感神経の異常興奮）抑制のためにＨ５Ｆ５の井穴刺絡。　ちょっと乱暴ですが、まずは、こんなふうに分けます。しかし、その患者さん毎に、症状が違い、それを考えて井穴刺絡をします。　橋本病の場合は、抑制されているのでＨ５Ｆ５をするとともに、例えば、心臓の疲れがある場合にはＨ３、胃腸障害があれば左Ｆ１Ｆ６のように治療をすすめます、が、Ｈ６Ｆ４の高位中枢の井穴刺絡は、よほど必要がない限り、しばらくはやりません。　また、何かお薬を飲んでいる場合は、その服作用を考えなければならないこともあります。以前の患者さん、自律神経過敏症で、甲状腺機能更新のために薬を飲んだら、アレルギー･リュウマチが出たこともあります。

ゲップとオナラ（ガス抜き） 投稿者：ＳＥＮＡ 投稿日：2008年 6月24日(火)15時59分4秒

61歳女性、ゲップがひどくて夜になるとオナラがひどいので、来院しました。検査には何も異常がないとのこと、問診していてもゲップ、ゲップと腹部は膨張し膨満感がひどいようです。左F1F６をしましたが、変化がうすいと思いました。もう一度左F1F６をするのがよいか、先ず最初に左右H５それから左右H5F５をするのがよいか？ガス抜きにいい方法、指導をお願いします。なるだけ投薬をしないで井穴で処理したいと思いますので宜しくお願いします。

甲状腺疾患 投稿者：新米鍼灸師 投稿日：2008年 6月24日(火)09時23分26秒

おはようございます。友人の治療を兼ねて遠方へ旅してました。いろいろアドバイス有り難うございます。不眠のご婦人、良く聞いてみるとかなり効果があるようです。劇的に変化がないとまだまだ・・・とおっしゃるタイプのようで、これからが楽しみです。　重ねてお教え下さい。橋本病と診断された患者さんが別に自覚症状は無いが鍼でよくならないか？と来院されました。顔色も悪く疲れ気味で精彩がありません。甲状腺のホルモンが出にくいのだから、交感神経の亢進と早合点してしまいました。というのも帰ってから21世紀の医学で229ページを見たら、橋本病は副交感神経の亢進になるのでしょうか？交感神経、副交感神経が頭の中でグチャグチャになってしまっています。橋本病の患者さんへのアプローチの仕方を是非整理してください。お願いします。いつもいつも駆け込み寺的なお願いですみません。よろしく

五十肩･腰痛 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年 6月23日(月)22時26分43秒

５０歳、女性。左肩の五十肩。転んで右肩をぶつけて五十肩になり、病院に通ってだいたい痛みが治まったと思ったら、今度は左肩の五十肩です。転んだときに、右膝もぶつけています。　患者さんは、肝臓で腰痛の友人が紹介してくれた、肝臓で腰痛のラーメン屋さんの友人のうどん屋さんで･･･また、肝臓の腰痛か？と思ったら、奥さんの五十肩でした。左肩は、どの方向にも痛みがありますが、水平に後ろにまわすのが痛い、最も痛いのは、帯を結ぶように腕を後ろに回したとき、お尻をかくくらいの位置までしか左手は行きません。　右肩を転んでぶつけてますので、肩甲骨、鎖骨、胸骨のバランスが崩れていることが考えられます。服の上から押さえても、右鎖骨が立って出っ張っています、左鎖骨は水平に近く寝た感じでペッタンコです。これは、後でやるとして･･･付き添いのご主人にやっていただこうと思っています。　それ以外の要因はないか？調べると、まず、虫垂炎手術(１９歳のとき)のあとがあります。井穴刺絡右Ｆ１Ｆ６でやろうかと思ったのですが、よりわかるように、傷痕の圧痛点に円皮針を貼ることにしました。　５箇所に圧痛があり、これらに円皮針をしたところ、まず、右肩の動きが良くなりました。左肩はどうかと動かしてもらうと、どの方向もやや改善しています。ちょっと、これには、見ていたご主人がびっくりです。　次に、左腰も痛みがあるので、足先から診てみました、足の甲、真ん中に痛みが集中しています。詳しく｢圧痛点検査棒(うどん屋さんの頭の赤い竹の棒)」で調べると、最も痛いのは、足の人差し指の延長線上の骨の間です。これは、胃経です。すねから膝に上がると、膝のお皿の横に傷痕･･･転んだときの傷が残っています･･･この傷に強い圧痛がありました。　これも左Ｆ６の井穴刺絡は次回に残しておいて、足の甲、膝の圧痛点に円皮針です。するとこんどは、どの方向も全く痛みがなく動くようになりました。勿論のように、腰痛も改善しました。　最も良くなったのは、帯を結ぶように後ろに回すのが、全く痛みはなくなり、後ろ手に反対の肘が持てます。水平位に腕を後ろに動かすのも、座った状態で、後ろの壁に手がつきそうです。　胃経は、足の人差し指、足の甲、すね、胸、鎖骨と通っています、この胸の筋肉や鎖骨の動きに対して膝の痛み、足の甲の痛みがブレーキをかけていたのか？と思います。　次回、来週月曜日は、針はせずに、井穴刺絡だけでやってみます。

(無題) 投稿者：若葉マーク 投稿日：2008年 6月23日(月)18時12分55秒

ありがとうがざいました。また、質問する時には宜しくお願します。

風邪投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年 6月23日(月)17時20分12秒

若葉マークさん。問題ないでしょう。数日やって、風邪の症状が少しでも良くなれば、それで止めてよいと思います。風邪なのか、妊娠での体調の変化なのか？？？ですから、ちょっとしのげるくらいに頭痛もおさまれば止めてよいです。　また、もし心配なら、Ｈ６Ｆ４の後に、Ｈ５またはＦ５のいずれかを調整の意味でやると良いと思います。こちらも偏頭痛が良くなります。

以上は、新着順51番目から60番目までの記事です。

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