井穴刺絡研究会

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肝臓の腰痛 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年 5月28日(水)12時16分16秒

５５歳、男性。飲食業。腰痛。長く立っていると、だんだん腰が痛くなります。８時から仕事が始まり、夜の１０時くらいになると腰痛がひどくなります。もともと副交感神経が優位な体質がありますが、仕事がハードになってくると、きまって風邪をひきます。　ハードワークで交感神経が異常興奮し始め、その反動で副交感神経の風邪が始まります。症状は、副交感の下痢と低体温です。交感神経が異常興奮したな！というときに葛根湯（交感神経↓）を飲むと効きます。すると、この腰痛も楽になります。ところが、いったん下痢（副交感↑）が始まると、葛根湯は効きません。　ということなので、この腰痛には、交感神経の異常興奮が影響していることがわかります。　患者さんは、とてもお酒が好きで、気が付いたときには、すでに飲んでいた…何十年飲んでいるかわからないほどです。ところが、ここ10年くらい飲む量が減っている、飲めなくなっています。それと同時に腰痛も出始めたというところです。　腰は、前屈はまったく痛みはありません。立ち上がってじっとしていると痛みがあります、後屈は右の腰に痛みが出ます。側屈は、どちらに曲げても右の腰に痛みがあります。　ということは、お酒で肝臓が炎症を起こし、そのための腰痛が考えられます。病院の検査でも、若干数字は高めですが、その病院の先生曰く「悪い人のかなではまずまずのところで、良い人の中では、けっこう悪いね」と、飲み屋でお酒を飲みながら言われたそうです。　このお医者さんは、お酒擁護派ですので、あまり信用ができません…まったく。まー、そんな環境だという地域性もあるのかもしれませんが、今まで、いろんな腰痛の治療に行ったそうですが、まったくどれも効き目がなかったそうです。　お腹（メタボ）を押さえてもらうと、左の上腹部には痛みがありませんが、右の上腹部は硬い、若干圧痛があります。となると、やはり、肝臓が疑われます。　右Ｆ２Ｆ６の井穴刺絡を２回やりましたが、右上腹部の硬さの改善はありません。腰痛についてもまったく改善はありません。　次に、胆のうかな？と右Ｆ５をやってみましたら、起き上がるときに楽になりました。右上腹部の痛みの軽減はありません。側屈、後屈はまだ痛みがあります。再度右Ｆ５の井穴刺絡をしましたら、起き上がり、立位の痛みはほとんどなくなり、後屈も楽になりました。　胆のう・胆経の異常と考え、胆経で腰痛に効き目があるコメカミの鍼をしましたら、ますます腰痛は楽になりました。　次回の治療まで、お酒を減らし、黒酢を飲んでもらうことにしました。今日は、腰痛・腰の患部の治療や、他の井穴刺絡はせずに終了です。

お金は取れない 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年 5月28日(水)09時39分25秒

おはようございます。ゆいま～るさん。私のさらし包帯、これだけでは絶対にお金が取れません。もうしばらく練習すれば何とかなるかもしれませんが、現状は、眠りから覚めたばかりのミイラのようです。

頑張って下さい 投稿者：ゆいま～る 投稿日：2008年 5月27日(火)21時53分1秒

稲舛先生、サラシ包帯、頑張っておられるようですね。最初は慣れないかもしれませんがすぐ上手に巻けるようになると思います。それこそ鍼や灸の技術習得に比べたら超超超超簡単に身に付く技術ですので。我々など学校の実技試験の前に１時間位集中して巻く練習をして、都度試験を潜り抜けるという神をも恐れぬ人生を舐め切った学生でした。でも当然ながら先生方にはいつも「そんな巻き方じゃカネは取れね～ぞ！」と怒られていました。(T_T) そんな私でもさすがに臨床に出てからは「今の巻き方ではマズイ」と改心しまして、ほんのチョコットだけ練習しましたところ「ほんのチョコットだけ」おカネの取れる巻き方にはなったような気がします。やはり究極は、Practice makes perfect.　ということでしょうか。

膝、ふくらはぎ、足の痛み 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年 5月27日(火)12時22分51秒

６０歳、女性。左の脚、膝、ふくらはぎ、足の親指に痛みとシビレがあります。今日は、特に脚が重たいといわれます。　膝の関節が太い（水がたまったようではない）足首は、内外のくるぶしが離れていて、足首の前面がちょっとへこんだ感じです。　井穴刺絡は、痛みのある経絡Ｆ１Ｆ２Ｆ６、と脚の重さ（副交感神経の興奮による）にはＨ５Ｆ５の井穴刺絡をしました。痛みのある膝から足に鍼をしました。　仕上げに、ふくらはぎにさらし包帯を巻きました。なかなか上手になりません。が、患者さんは、良い感じだといわれます。　昼過ぎまで巻いておいてもらって、散歩にも行っていただくようにしました。なんだか巻いているのがいやになったら、とりあえず、今日は、はずしてもらうことにしました。

昭和初期までの食事 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年 5月26日(月)17時49分0秒

materuさん、こんにちは。食生活は大切です。昭和初期の食生活が日本人が食べていた理想の食事といえるかもしれません。それは、長年同じものを食べてきたことにより「食性」が確立され、消化酵素がそれに従ったものが出るようになったと考えられるからです。　もちろん、ハンバーガーやフライドチキンはありませんでしたので、食性に合わない、牛乳も、小麦もそんなにとれません。砂糖は、一般市民には口に入ることはない・・・　お米は五分づきで良いのではないかと思います。玄米は、消化が大変で、胃腸に大変負担をかけます。玄米の線維は、腸の壁を刺激し続けるので、副交感神経が興奮します。健康な人が、時々玄米を食べるのは便通が良くなって良いと思いますが、潰瘍性大腸炎では、ちょっと刺激が強すぎるかもしれません。　ちなみに、健康な、ちょっと、メタボな人が、玄米食をすると、噛む練習ができていないため？か、痩せます。内臓系に問題がある（癌）方では、激痩せをします。玄米は、腸の壁の刺激で副交感神経を興奮させる反面、胃には消化が悪いことで胃炎を起こさせます。　玄米は、健康で畑仕事をして、よく噛める歯を持っている人の食べ物かもしれません。よって、五分づき、または、調子が悪いときは、土鍋でとろとろになるまで炊いたお粥です。　生野菜も、同じような理由であまりおすすめではないと思います。だいたい、日本人は、生野菜はあまり食べていなかったようです。夏に食べる生野菜は、瓜類だったそうです。それ以外の野菜は、ほとんど煮て、おひたしのような食べ方だったようです。　納豆は、発酵食品？という話が出ますが、納豆菌が好きなのは、大豆の煮汁です。納豆の大豆部分は、あまり発酵しているとは思えないので、食べ過ぎると腹が張ってガスがたまります。大豆をお食べになるには、味噌、醤油がお腹に優しいと思います。　我が家では、箸置きが必需品です。一口食べたら、箸置きにお箸を置いて、よく噛みます。

ファインタッチ 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年 5月26日(月)17時32分8秒

せいうちさん、こんにちは。ご意見有難うございます。厚生労働省が、なんと言ってくるか、心配ですね。私もアメリカ製とドイツ製の採血針を使ったことがありますが、針先が、ファインタッチのように使い捨てでした。あまり痛くないのに驚き、さすがに、痛みに弱い国民？(失礼・デリケートな国民)だなと思いました。　しかし、痛みに弱いのは、日本人も同様、何で日本製の採血針は、こうも痛いんだろうと思っていたところ、ファインタッチを見つけたのでした。　厚生労働省のお役人が、現場をちゃんと見て的確な指導やメーカーに対して良いものを作るように指導されることを望みます。私は、ファインタッチも完璧ではないと思います。これを契機に、もっと良いものができればと思います。　今回の問題は、③で、採血針本体の先端が血液で汚染される可能性が高い(何度もやっていると、器具の中まで血液が入る可能性がある)ので危険だといわれているのだと思います。病院で、採血用であれば、ファインタッチはＯＫだと思うのですが…でも、刺絡をするときは、個人使用が望まれます。

(無題) 投稿者：materu 投稿日：2008年 5月26日(月)17時15分8秒

こんにちはいろいろのアドバイスありがとうございます。明日から朝と晩に最初左Ｆ１Ｆ６H5F5をまず一回やって30分から一時間おいて今度はH5F5だけをやってみます。それから食べ物は10年前の病気の際に治り始めの時期に、潰瘍性大腸炎は文明病・先進国病といわれていたため素人考えにそれなら近代以前の江戸時代より前に食されたものを食べれば良いと納豆・玄米・野菜主体にしていました。今回もそうするつもりです。精神的にも肉体的にも自分を改める覚悟でのぞんで見ます。それとお手数ですが、ガラスの瓶「吸着具」は、口の直径が５センチをおねがいします。

ファインタッチ 投稿者：せいうち 投稿日：2008年 5月26日(月)16時52分38秒

　　編集済

ファインタッチが本体使用が使い回し問題になるようでしたら、うちの病院で使用していますので大問題です。外来でも病棟でも・・・　もし患者使い回しがダメなようなら、血糖測定はどのようにすればよいのでしょうか？　そのうちにきちんとした（たぶん現場を見ていない。ろくでもない）指針がでると思います。　浅見先生のように注射針使用するしかなさそうです・・・　こっちの法が針刺しとかしそうなんですが・海外では①器具全体が使い捨て②ファインタッチのように針周囲が使い捨て③今回問題となった器具のように針周囲の一部が使い捨てでないもの　　　以上のうち③が問題となったようです。そして厚生省の通達では③の器具が一覧リストでありました。今回の器具は病院では確実に淘汰されていくと思います。若しくは改良されるか。ファインタッチの使い回しがどうなるかは分かりませんが、３０円くらいのディスポのものがでればよいですね。

採血針使い回し 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2008年 5月26日(月)15時42分47秒

風輝さん、ありがとうございます。私も、今読み終わったところです。やはり、当然というか、問題になる部分ですね。ファインタッチも、すべての採血器具は、個人用に開発されているものがほとんど(医療機関用もあるようですが)、三稜鍼も滅菌すれば良いというものでもないと思います。この時代、医療器具製造メーカーにも安全性を考えて、使い捨ての鍼を考えてもらわなければと思います。　残念ながら、私が三稜鍼を改良して皆さんに販売するわけにも行かず、皆さんご自身でお手持ちの三稜鍼をヤスリで削って、メディセーフ針が使えるようにやってみてください。この方法が最良だとは思えませんが、今のところ、「針先使い捨て」「本体部分滅菌」となると、「改良三稜鍼」かな？と思います。作り方簡単、ドライバードリルとヤスリだけあれば、１０もかからずにできます。私のところでは、１０本以上作って、滅菌して翌日の治療に備えています。 ●三稜鍼の針先は、ヤスリでつぶせば誤って刺すこともありません。　何か、皆さんで、良いアイデアがある方は、どうぞお知らせください。皆さんのご意見お待ちしています。

続　ファインタッチ 投稿者：風輝投稿日：2008年 5月26日(月)15時26分21秒

　　編集済

穿刺具の使い回しに関して厚生労働省が動くようです。もともと、医療機関での使い回しを禁止する通達は出されていたようです。島根県での調査でも、「針は使う度に交換していたが、本体に血液が付着していた可能性がある。云々」ということでした。本体をアルコール等で消毒するぐらいでは、感染防止とはならないようです。井穴刺絡をする鍼灸の先生方は注射針は使えませんし、ファインタッチの使用が問題になるとしたら、やはり三陵鍼を改良か、滅菌して使用する事になるのでしょうか。これを機に、メーカーが滅菌できる器具の開発をしてくれたら一番良いのですが・・記事はこちらです　http://6025.teacup.com/inamasu/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fheadlines.yahoo.co.jp%2Fhl%3Fa%3D20080526-00000008-yom-soci

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