井穴刺絡研究会

井穴刺絡療法についての質問や感想だけでなく何でもどんどん書き込んで下さい。

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膝の痛み、頭鳴り  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2008年 3月31日(月)14時38分13秒
  80歳、女性Oさん。腸の手術の痕が痛くてどうにもならなかった(病院では異常無しといわれた)のを傷痕の圧痛の皮内針と右F1F6の井穴刺絡で直後から痛みが無くなった患者さんです。同時に、階段を上り下りすると痛かった膝も良くなってしまいました。それから2年、最初20箇所以上あった圧痛も、今日は、4箇所です。
 頭鳴りは、夜から朝にかけてワンワンします。今は、言っていません。おそらく、副交感神経のものだと思いますのでH5F5の井穴刺絡をしました。左足が少し痛みがあるので、コメカミに針をしましたら痛みがなくなりました。その代わり、あごや口をあけると左顔面に痛みがあります。(コメカミには、口の関係の筋肉が)左F1F6の井穴刺絡をしましたら、顔面の痛みはなくなりましたが、再度、足の痛みが少し再燃しました。まー、気にするほどのこともないそうです。
 病院では、外に出ずにコタツでのんびりしていたほうが良いと。他所の治療院では、骨盤がずれているので買い物など行かないようにといわれたそうです。
 冗談じゃありません、80歳の独り住まい、少々痛くても、動いていないと、いったん筋肉が落ちたり、バランス感覚が鈍ってしまうと元に戻すのは大変です!一回で済む買い物を二回にしても外に出て、どんどん歩かなければ、身体を鍛えなければ筋肉も骨も弱くなります。
 「楽をしていなさい」というのは簡単です、そう言っていれば高齢の患者さんには、ウケが良いかもしれません。でも、そんなことを言う人は、高齢者と同居したことがない人、または、本当に高齢者のこと、特に、一人で生活している方のことを考えていないのではないかと思います。
 買い物、食事、トイレ、どれをとっても足腰が強くなければできません。今、鍛えなければ、いつ鍛える!弱ってしまったら、誰が面倒を見る!?大切にされすぎて何もしなくなり、歩けなくなった高齢者を何人も知っています。逆に、老いても痛くてもがんばって歩き、自分のことは何でも出来る人もいます。痛みは治療できますが、落ちた筋肉、スカスカになった骨を元に戻すのは、並大抵のことではできません。
 

体のつっぱり感  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2008年 3月29日(土)20時13分47秒
  39歳、男性。あちらこちらに突っ張った感じがあるそうです。特に、首はつらそうです。首は左横倒しすると左首が痛み、左振り向きをすると左肩が痛み、右斜め下を向くと左肩が痛みます。首は、全体的に張った感じがあるそうです。
 腰では、右回転で右の腰にやや痛みがあり、左側屈をすると右腰に痛みが出ます。また、右膝を立てて、伸ばした左膝の上に乗せ、外に開くと内股F2に痛みが出ます。(パトリックテスト)
 お腹は、上腹部はパンと張った感じです。みぞおち近くでは左の肋骨の下、もう少し下のほうでは、右の肋骨の下に押さえると痛みがあり、張った感じです。
 この痛みがF2の井穴刺絡で改善すれば、すべて肝臓の症状ということになります。
 右のF2F6の井穴刺絡をしましたら、少し、右の上腹部が楽になったかな?です。胆嚢かな?ということで、F5の井穴刺絡をしましたら、これは、右のお腹が楽になり、みぞおちの左の痛みも半減したということです。
 みぞおち左の上腹部の痛みがありますので、左F1F6の井穴刺絡をしました。みぞおちの痛みは、ずいぶん改善しました。まだ、もう少し、足りない感じがあるので、再度、右F2F6F5の井穴刺絡をしました。すると、お腹がとても柔らかくなり、同時に、首の張った感じが楽になったそうです。
 患者さんは、乱視があり、視力の左右さもずいぶんあるそうです。眼の治療、後頭部の刺絡をすることにしました。すると、眼がはっきりして、文字の見え方も良くなったそうです。左肩の痛みはなんだろう?となったのですが、(心臓ではありませんでした)眼精疲労の可能性が大きいかな?というのが私の感想です。
 

腰痛、右肩の痛み  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2008年 3月29日(土)20時02分20秒
  50歳、女性、Nさん。右腰に痛み、右足首の痛み、右肩に痛み(バレーボールのアタック)
 右足首の痛みは、足首を曲げたときに痛みます。正座をしたときには痛みはありません。足首の痛みは、腎経、脾経、胃経にありますので、F3F1F6に井穴刺絡をしました。すると、足の痛みはほとんどなくなり、膝の痛みも感じなくなりました。
 腰痛がありますが、帝王切開をしているので、これに皮内針をしましたら、改善しました。
 バレーボールでアタックをする姿勢で肩が痛みます。痛むのは、大腸経です。調べると、合谷に強い圧痛があります。H6の井穴刺絡をすると方の痛みはなくなりました。合谷の痛みにも皮内針をしました。
 また、深呼吸をしてもらいましたが、充分に空気は入ってくるとのことでしたがH3の井穴刺絡をすると、「ああ、もっと入る」と驚かれました。患者さんは、治らないと、わからないことがあります。
 

左足の痛みシビレ  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2008年 3月29日(土)19時54分57秒
  60歳、女性Yさん。腰痛、左足のシビレ。洗面する程度に曲げると腰が痛みます。もっと深く曲げると痛みません。左足にシビレ感があり、座っていると左のお尻から脚にも違和感があります。
 左足は以前捻挫をしたこともあるので足首を診ると、脾経の経絡上に激痛の圧痛が10箇所ほど見つかりました。
 ただし、患者さんは帝王切開をしているので、この傷の痛みから診ることにしました。帝王切開の痕には、上から半分くらいに4箇所の圧痛があります。ところが診ている途中で、患者さんは、「左にはヘルニアの手術もあります」と思い出されました。
 下腹部の右側には圧痛がないのに、左の下腹部には10箇所以上の圧痛(腎経と胃経の経絡上)があります。しかも、これを押さえて、次に、再度、帝王切開の傷痕を押さえると4箇所の痛みの3箇所がなくなり、一箇所の痛みになりました。
 これらに皮内針をして、F3F6の井穴刺絡をしました。すると、腰の痛みがなくなりました。座った違和感や脚のシビレには直後の改善はありませんでした。足首の圧痛に針をして終了しました。
 

ノイロメーター  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2008年 3月29日(土)18時52分33秒
  どんぐりさん、こんにちは。ノイロメーターは、使いやすければどれでも結構です、やすいもので充分使えると思います。私が使うのも、頭部刺絡の反応点を探すことがほとんどです。アナログでもデジタルでも良いと思いますが、大きな音が出るのが良いと思います。  

ノイロメーター  投稿者:どんぐり  投稿日:2008年 3月29日(土)18時05分31秒
  いつも掲示板を参考にさせて頂いています。
ノイロメーターの話がちょくちょく出てきますが、エヌアール器機にも問い合わせたところ、LC−Mという機種はもう無いそうです。
眼精疲労が甚だしいので購入を検討しています。
「21世紀の医学」にはEPAという言葉が出てきており、良導絡の治療も併用されてきたことが伺われますが、現在の浅見療法では頭部や顔面の取穴で使う程度だとしたら、なるだけ安いので良いのかという気もしています。
現在ではどういう機種が良さそうでしょうか(アナログメーターのものやデジタル表示のものもありますが…)?
 

がんばり過ぎの筋肉痛  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2008年 3月29日(土)10時52分44秒
  70歳、女性。ちょっと痩せたほうが良いといわれ、しかも、脚が弱ると脳梗塞のご主人の介護が大変になるので鍛えようと、膝の屈伸を毎日やったそうです。ところが、太ももが痛くなり、しゃがみこむのが痛くなりました。
 まず、太もも前面の痛みですからF1F6をやってみました。膝の曲がりが良くなりました。次にF2F3の井穴刺絡をやってみました、ますます楽になりました。運動で傷めたのは、改善が早いです。
 次に、太ももの圧痛点に針をしました。なかなかお肉がたくさんついているので、長い針で胃経の痛んでいる筋肉に対して片足に8本ずつ針をしました。これまた少し良くなりました。
 頭の足の部位、胆経・コメカミの圧痛点・コリに対して針をしました。おおっと楽になりました。最後に、百会に頭部刺絡をして終了です。
 治療のたびに、少しずつ楽になっていく、動いている人は治りやすいですね。
 

頭部刺絡  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2008年 3月29日(土)09時03分24秒
  さくらさん、おはようございます。浅見先生の「21世紀の医学」で、脳梗塞の項目を見ると、「頭部刺絡」の治療法が載っています。ノイロメーターという、電気屋さんのテスターのようなもので電気抵抗の少ないところを探して、そこを刺絡するように指示してありますが、この器械がない場合、だいたい、このあたりが脚かなという所(頭頂部)を刺絡したり、手かな(やや側頭部)のところを刺絡しても良いとおもいます。とにかくしないより良くなることは確かですので。お話の中枢は側頭部ですので、耳の上あたりに頭部刺絡をしても良いと思います。あてずっぽうよりも、押さえてみて、痛みがあったり、患者さんが「なんだかそこは変な感じがするな」なんてところを刺絡してみてください。
 ただし、親戚のおじさんとなると、家族とは言いがたいので、おじさんの家族に教えて刺絡治療はやったほうが良いと思います。厳密に言うと、家族でも違法は違法なんですが、お灸をしたり、しもやけの治療に針で刺して血を出したりということは、健康に生活する権利として昔から日本人がやってきたことです。範囲を広げすぎないようにお願いします。
 

脳梗塞の後遺症  投稿者:さくら  投稿日:2008年 3月28日(金)21時10分26秒
  早速のご返事ありがとうございます。
75歳男性ですが熱心に歩行訓練リハビリをやっていて努力して歩いています。
しかし、左脚の膝から下が前後に動きがだめな状態です。横になっていて曲げる分には動くのですが、立った状態では曲がりにくく一歩が出難いようです。だからガックン、ガックンとお尻を持ち上げるように歩きます。頭の中はしっかりしていているのですが、舌の方がひっかる様で会話は何とか話せます。シビレ等はないようです。このような状態です。左のH・Fをすべてやってみます。百会の場所は分かるのですがファインタッチでもよろしいんでしょうか?宜しくお願い致します。それと「21世紀の医学」書是非お願い致します。メールいたします。
 

21世紀の医学  投稿者:ぎんなん治療院  投稿日:2008年 3月28日(金)18時00分41秒
  さくらさん、お返事が遅くなってすみません。
「21世紀の医学」在庫あります。必要でしたらメールをください。ホームページの下のメールのところから送れます。
 3年前の脳梗塞・・・どこに違和感、シビレ、動きの悪さがあるか調べて井穴刺絡すると良いとおもいます。(わからなければ、ちょっと乱暴ですが、左の手足全部やって、良さそうだな?と言うところを繰り返しやるでもOK)それに、百会は10日に一度くらいはやったほうが良いかもしれません。浅見先生は、百会は脳の血流を改善すると言われてました。
 

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