井穴刺絡研究会

井穴刺絡療法についての質問や感想だけでなく何でもどんどん書き込んで下さい。

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腰痛では 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年12月30日(日)08時10分19秒

せいうちさん、おはようございます。そちらの天気はいかがですか、こちらは、冬将軍が来ています。　腰痛に対する私の治療では･･･Ｆ４Ｆ５百会(経絡上の痛み・真皮層や筋膜?浅見先生が言われている痛みに対して) 経絡テストでは、伸展側の経絡の障害と向野先生は言われています。上記で改善無い場合は、経絡テストで伸展側の経絡で、傷害されている経絡の井穴刺絡をしています。　次に、経絡テストで重複する場合もありますが、胃腸、肝臓、腎臓などの症状が腰痛として出ている場合の治療をそれぞれの井穴刺絡をやって、それらの症状･圧痛などが軽くなると同時に腰痛が軽くなるのを目安に治療しています。　また、腰痛が筋肉のコリとなっていて、なかなか改善されないようであれば、トリガーポイントを考え、筋肉や筋膜に対しての針治療をしています。　年末の準備の途中ですので、落ち着いたら、また書きます。

医師の方へお聞きします 投稿者：せいうち 投稿日：2007年12月30日(日)00時57分29秒

ふたたびセイウチです。保険医療機関で井穴刺絡治療を行なったとき、保険請求はどのようにすればよいのでしょうか？あんまやマッサージや器具等による治療には「消炎鎮痛処置」との項目がありますが、針治療に対する言及はありません。たとえば腰痛の場合、井穴刺絡治療を行なう前後にマッサージやその他の治療ををすれば保険請求できますが、針治療だけだと保険請求できないのではないでしょうか？また、アレルギーに対してH5F5などを行なったとき、どのように請求するのでしょうか？教えてくださいよろしくお願いいたします。

疑問投稿者：せいうち 投稿日：2007年12月30日(日)00時50分7秒

　　編集済

お久しぶりです。セイウチです。いつも思う疑問です。まず、経絡上の腰痛に対する治療で、たとえば膀胱経上の痛みの場合、F4をしますが、これで痛みが取れない場合があります。その場合、F6をします云々・・・この掲示板で時々見るのですが、いろいろな部位の井穴刺絡治療をやっても痛みが消えない場合、いったい原因はどんなことを考えるのでしょうか？また、向野義人先生の経絡テストでは、のばされている経絡を治療するとよい　といわれておりますが、井穴刺絡では痛みの起こっている経絡の井穴治療をします。どちらのほうがよいのでしょうか？教えてください。よろしくお願いいたします。

嘘みたいに楽になりました 投稿者：神戸のHM 投稿日：2007年12月29日(土)16時49分6秒

本当にありがとうございました。年内にこんなに楽になるなんて　　感謝感謝です。まだすこし　肺がごろごろしますが　せんせいの掲示版でくわしく　かいてくださったので　またH1をやります。これからもよろしくお願いします。先生もほんとうにおいそがしいので、お体ごじあいください。おともだちもほんとうにラッキーでした。

寝違い 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年12月27日(木)14時37分23秒

６０歳、男性。寝違いしたと言って来院。どの方向に首を曲げても、左肩と首に痛みが出ます。痛みが出るぜんじつに何かしなかったか？たずねると、農作業で枝を切ったということです。　左肩が痛いということですが、左振り向きをすると右肩も痛みます。そこで、手の甲や手首の圧痛を見ると、大腸経｢合谷」に痛みがあります。Ｈ６の井穴刺絡や圧痛の患部に皮内針をすると、右肩の痛みがなくなって、左の肩の痛みが顕著になりました。　左肩の痛みも枝きりで、手や手首のメンテナンスをせずに使いっぱなしで痛みが出ているものと考えられます。Ｈ４Ｈ５Ｈ６Ｆ４Ｆ５の井穴刺絡をすると、ずいぶんと首の痛みが軽くなりました。　寝て刺絡をしたのですが、患者さんは、直前まで、左を下にして寝ると首が痛くてたまらなかったのが、今は、どちら向きでも起きられると言われます。　さて、ここで、痛いといわれている首・肩の圧痛を探して、鍼、皮内針治療をやってみたのですが、あまりパッとしません。手や手首を使って痛めているので、体は、何とか休みを取らせてメンテナンスさせようと、自分自身の肩首に痛みを出して｢ストップ｣をかけているようです。手や手首、肘を痛くしてもまだ仕事をするでしょうが、首を痛くされては動けませんね？　まだ、少し痛みが残っていますが、手、手首、肘、肩、首のストレッチをする、温泉に入ってリラックス、手や手首などのバンキー治療することにしました。

追加投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年12月27日(木)08時41分46秒

下の｢疲れやすい、左の首肩こり」の患者さんで、治療をしている途中で、背中が伸びたと言われました。肝臓の治療をした頃なので、Ｆ２の井穴刺絡が効いたのかと思います。また、Ｈ５Ｆ５の井穴刺絡後は、見え方がはっきり明るくなったと言われました。おそらく、副交感神経の興奮状態にあったので、瞳孔が小さくなっていたものがＨ５Ｆ５の井穴刺絡によってやや広がったのではないかと思います。

福岡井穴刺絡研究会⑮ 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年12月26日(水)22時45分47秒

アレルギーの症状と治療、実技は、大椎の皮膚刺絡、モデルは私の奥さんです。

疲れやすい、左の首肩こり 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年12月26日(水)21時38分23秒

下の喘息の患者さんのお友達です。５７歳、女性。類は友を呼ぶと言いますか、疲れやすいほかに、鼻水、鼻つまり、アトピー、五十肩、胃潰瘍、しもやけ、朝起きがつらい、乗り物酔い、ジンマシン、結膜炎、バネ指、めまい、立ちくらみ、むくみと・・・副交感神経の症状がいっぱいです。　まー、最後は、Ｈ５Ｆ５の井穴刺絡をやることになるので、これは置いといて、体の動きなど診ることにしました。　何度か経絡テストをやると最後まで悪いのが左の首です。動診・経絡テストも、一回や二回で｢これが治療経絡・治療点はこれだ｣と決めないようにしています。数回の動きで、良くなってしまうのがたくさんあるからです、これは、運動不足です。これまで治療していたら、キリがありません。　首を…右横倒し、右振り向き、右斜め下、上向きで左の首の付け根が痛みます。腰は、右側屈で左の腰が痛みます。　以前に、虫垂炎の手術をしていますので、左下腹部の５ｃｍほどのとても縫い跡がきれいな手術痕の圧痛点を探しました。すると、１０箇所ほどに、何回押しても｢チクッ｣と針で刺すような痛みがあります。私の圧痛探し棒は、うどん屋さんの頭の赤い竹の箸を半分にしたものを使っています。患者さんは、今回もですが、先のとがった、針が付いたもので押していると言われることがあります。それほどチクチクするのです。　一度はこの棒を取り上げられ｢こんな針で刺したら痛いじゃないですか！｣と言われたこともあります。でも、患者さんは、棒の先を調べて針は付いていないし、うどん屋さんの竹箸だとわかると、今度は、一体何の痛みなんだろうと考え込んでしまいました。　手術の傷の痛みもありますが、手術の癒着の痛みも半分以上です。この痛み、出てくるのに、１０年以上かかります。　さて、虫垂炎手術痕の皮内針をすると、首の痛みは、右斜め下と上向きが半分くらい改善、あとは、全部良くなってしまいました。　それで、右斜め下向いたときの左首の痛みの治療に左Ｈ４小腸経・小指の井穴刺絡をやって見ましたら、少し良くなりました。上を向くと、首の付け根に痛みがありますので、Ｆ４膀胱経・足の小指の井穴刺絡もやってみました。首はだんだん良くなっているのですが、痛みが鎖骨のほうに移動したと言われます。　これは、胃経にもトラブルがあるのだな？と考え、足の治療をすることにしましたが、右足の親指の巻き爪、他の指にも黒い筋が縦に入っています。みぞおちを押さえると激痛があり、指が少しも入りません。　まずは、巻き爪がある右親指肝臓Ｆ２の井穴刺絡をすることにしました。治療後は、ほとんど、みぞおちの痛みがありません。患者さんもビックリ、下の喘息の友達も押してもらいましたが、ほんとに痛みがなくなっています。　そのみぞおちを指を立てて、グイグイッと押してもらいました。ここまで押さえると、奥のほうに圧痛があると言われます。よって左Ｆ１Ｆ６胃腸の治療をすることにしました。結果、まったくみぞおちの痛みはなくなってしまいました。仕上げに百会を頭部刺絡して終了です。この方は、下の喘息の患者さんの付き添いできたのですが、どうも、この方のほうが問題あり、治療のご利益はこっちのほうが大きかったようです。ご本人も気づいていないことばかりで、｢私はまずまず健康だから｣と思われていたのかもしれません。まさに｢未病を治す」だと患者さんから言われました。　しかし、誘った喘息の患者さんも良い人ですが、二つ返事で関西から付いてきた？心配で付き添ってきた友達も素晴らしい、徳がありますね。

喘息投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年12月26日(水)21時16分42秒

５７歳、女性。７月頃より喘息。短い期間ですが、薬を服用しています。呼吸をすると、胸にあまり空気が入っていないような、肩で息をしているのですが、楽ではないですね。痰は黄色い痰が出ます。黄色い痰が出ているというのは、白血球・顆粒球が多くなって＝黄色い痰、これは、肺の交感神経の異常興奮状態が続いていると思います。　しかし、喘息と言われてますので、まずはＨ５Ｆ５の井穴刺絡をしてみることにしました。息遣いは、喘息とはちょっと違うような気がします。Ｈ５Ｆ５井穴刺絡の改善はありません。ということは、最初は喘息だったのかもしれませんが、薬の副作用で交感神経が異常興奮して、現在は、薬のための肺の交感神経の興奮状態・・・気管支炎と考えられます。　よって、次は、Ｈ１の井穴刺絡をすることにしました。治療後は、少し呼吸が楽になったと言われます。痰がからんでガラガラ言っていたのどが静かになってきました。　喘息で寝不足や胸の症状では、心臓の負担がかかることが多いので心臓の交感神経抑制のＨ３の井穴刺絡をやることにしました。治療後は、少し深く息が入るようになったかな？と言われます。　のどのどのあたりが違和感があるか？と聞くと、やや、下のほうです。ということは、食道にまで炎症が及んでいて、その違和感のために咳や違和感があるのではないかと考えられます…ので…左Ｆ１Ｆ６の井穴刺絡をしました。すると、もっと胸が楽になってきました。　今度は、のどは体の真ん中（正中線上）なので、百会の頭部刺絡をすることにしました。　ここまでやって、痰のからんだ感じはなくなり、呼吸も楽になってきました。今夜は、席が出るようであれば、まず、Ｈ１の井穴刺絡をやってみましょうということになりました。

アトピー③ 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年12月26日(水)21時05分17秒

こんばんは、まるとんとんさん。治療の期間ですが、浅見先生は１５回を目安にと言われています。これは、最初の一週間は毎日、次の一週間は二日に一度、次の週は三日から四日に一度と言うふうにだんだんと期間を開ける、別の言い方をすれば、最初は毎日パンパンパンとやると言うことです。　最初一週間は毎日とかいてますが、毎日できなくても、大体五日できればＯＫだと思います。　あける期間ですが、おおよそ治療した期間と同じくらい開ければ良いと思います。ただし、その間に症状が出れば、良く効いたと思われる井穴のみ刺絡すると言うので良いとおもいます。手首の痛みの件ですが、どのような使い方をして、どこを傷めたのか？その動きをしたときに、最も痛むのはどこか？を考えて、動かして痛みを見つけたり、圧痛を探すと良いのではないでしょうか？　患者さんが、｢ここが痛い｣と言うと、どうしてもそこに目が行ってしまうのですが、そこよりももっと弱いところがあって、そこが痛んでいて…その「痛みを表現」、「動きの制限」のために、もっとも「効果的なところに症状を出し」ていることが高い確率であります。　具体的には、その痛んでいる経絡上の弱点を見つけると良いと思います。例えば、テニス肘の場合、肘よりもっと痛みやすいのは、手の甲の関節で、そこの痛みが肘を動かさないために、肘に痛みを出していることが考えられます。こんなときは、井穴刺絡では、ほんのわずかしか改善がありません。それを見逃さないことも重要です。また、井穴刺絡の刺激では、解決できないときは、問題箇所に鍼をするのも良いと思います。

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