井穴刺絡研究会

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(無題) 投稿者：初心者 投稿日：2007年10月23日(火)02時20分57秒

はじめまして、私は38歳女性です。仕事がら前々から肩こりがひどいです。２年前ぐらいから不整脈に悩んでます。過去、大手病院でカテーテルの検査もしましたがその時は発生しなかったので原因不明でした。時々発生する時は近くの病院に通ってます。　なかなか治りません。　　他の病院に行くと更年期だとか自律神経系と言われました。本当に治るのでしょうか？　一度行って見たいと思いますが・・・　　　病院の定休日と時間を教えて下さい。

膝の痛み 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年10月22日(月)16時59分45秒

７０歳、男性。膝、ふくらはぎ、お尻（膀胱経Ｆ１と胆経Ｆ５の経絡上の痛み）があります。階段の上り下り、足を前に出しての体操（朝のラジオ体操）で痛みがあります。　膀胱経上の痛みでは、前屈すると痛みが出ることが多いのですが、これはありません。ちょっとおかしい？病院では、「脊椎間狭窄症｣と言われ、牽引と血管拡張の薬を飲んでいるそうです。牽引するときに、ベッドで仰向けに寝て、膝を曲げると、激痛がふくらはぎからお尻にかけて走ります。牽引が終わった後は、看護師さんに手伝ってもらわないと、毎回起き上がれません。　話を聞くと、飲みに行って靴を誰かが履いて帰って、しょうがないから新しい靴を買った、ところが、ちょっと大きいので中敷を入れて履いていた。次の日、旅行で歩いていてだんだんと痛くなり、とーとー、杖を借りて歩くようになったとのことです。　病院では、腰と脚の治療を半年ほどやっているのですが、一向に改善はありません。　上記のように、これは、足を痛めているので、足の甲、足首などの関節をていねいに圧痛を調べてみました。足首にも圧痛がありましたが、激痛が第一中足骨と第二中足骨の間、第二中足骨と第三中足骨の間、第三中足骨と第四中足骨の間の三箇所にありました。中足骨の真ん中あたり、足の甲の前のほうです。この圧痛に針をして、Ｆ２Ｆ６と中指に井穴刺絡をしました。　治療が終わって、起きてもらうのに、膝を立てて横に向いて起きるとき・・・痛みがほとんどないので、患者さんは？？？立ち上がって、片足出して体重をかけるラジオ体操をしてもらっても痛みは余りありません。特に、お尻の痛みはなくなっています。　ついでに、階段を下りて、また、上っていただいたのですが、ゆっくりですけど大丈夫です。今日、地下鉄の階段を下りるのに、身体を横向きにして、カニのように歩いて下りたそうですから、良くなっているのです。

腰痛と肘の痛み 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年10月21日(日)02時31分20秒

昨日の勉強会での出来事です。手足の関節の痛みが原因となって引き起こされる腰痛や膝、肘の痛み、五十肩の実技でモデルになった方の事です。　お一人は、長年肘の痛みに悩んでいる方、今すぐ治療しなければならないというほどの痛みではないのです。肘を伸ばし、椅子の背を持って、持ち上げてらうと肘に痛みが出ます。手の甲に痛みを探すと、第５中手骨と第４中手骨の間(中渚)あたりに圧痛があります。円皮針を一つ貼ったら痛みはなくなりました。(Ｈ５井穴刺絡の適応) 次は、前屈で右のお尻から脚にかけて痛みがある、男性の腰痛のモデルさんです。外反母趾があり、土踏まずに圧痛があり、第五中足骨と第四中足骨の間（胆経Ｆ５）に圧痛、かかとの外くるぶしの下（膀胱経Ｆ４）に圧痛があります。　最も関係なさそうな脾経Ｆ１の経絡上の土踏まずの圧痛に円皮針をしたところ、腰痛は半分くらいになりました。その後、胆経上の圧痛と膀胱経上の圧痛に円皮針をしましたら、腰痛はなくなりました。

副交感神経に交感神経の興奮をぶっつける 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年10月20日(土)16時45分35秒

副交感神経が異常興奮している腸の症状に、薬で、交感神経を興奮させてバランスをとろうとしているので、日和見的に、交感神経、副交感神経の両方の症状が出ることになります。　この場合、どのくらいの日数、どのくらい強い薬であったかで違いがあると思うのですが、今出ている症状に従って、両方の神経の抑制の井穴刺絡をすることになります。とても、こんがらがった状態になってしまいますね。 ①副交感神経の症状が出ている場合・・・いろんな井穴刺絡の治療の最後にＨ５Ｆ５で副交感神経を抑制する。 ②交感神経の症状が出ている場合・・・いろんな井穴刺絡の治療（Ｈ５Ｆ５も）をやった後にＨ６Ｆ４の井穴刺絡をやって交感神経の抑制をする。 ③副交感神経の症状がとりあえずひどい場合・・・まず、Ｈ５Ｆ５をやって、副交感の症状を抑え、次に、交感神経をそれぞれの井穴刺絡（腸であればＦ１Ｆ２Ｆ６）をやって、最後にＨ５Ｆ５の井穴刺絡をします。　治療は、ごちゃ混ぜにするのはあまり好ましくないので、できれば、Ｈ５Ｆ５の井穴刺絡をやったら１時間以上、半日くらい時間を空けて症状の変化をみる、また、Ｈ６Ｆ４をやっても、そのくらいの時間を空けて変化をみると良いと思います。　よって、症状が出た最初から井穴刺絡をやった患者さんは、治りがとても早いです。

(無題) 投稿者：初級者 投稿日：2007年10月20日(土)12時06分48秒

ご回答、ありがとうございます。＊「ビデオライブラリーを」との話の後で言いづらいのですが、改善例のおおよその経過が知りたいのですが・・・。＊　薬物使用による弊害除去のために、一度中立状態に云々の話は幾度か聞いた事がありますが詳細を知りたいところです。以前、「５～１０分の時間を空けてから」の書き込みがあった様に記憶しているのですが・・・。

五十肩と思ったら 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年10月20日(土)10時31分6秒

５０歳、女性。長年、水の配達の仕事をしています。右肩が痛く、全方向で痛みが出ます。寝ていてもうずいて痛みます。　肩には、バンキーの治療、傷めていると思われる方の患部にも鍼治療をします。それなりに治療効果もあります。勿論、井穴刺絡もやりますが、治療効果が持続しません。　２年間、肩の治療をやって、良くならないと言うことは、肩が痛いのではないということです。　昨日の患者さんにヒントを得て、またまた、既成概念にとらわれず、視点を変えて治療することにしました。この患者さんが何をして肩の痛みがでたか？考えると、１０リッターの水を運ぶことが原因ではないかと思います。右利きなので、どうしても、右を使うことが多い。　右腕の間接や筋人を考えると、最も大きな関節、筋肉がついているのは｢肩｣ですから、肩が痛む可能性は低いですね。次に大きな関節、筋肉がついているのは、肘ですから肘の関節を痛める可能性は、最後から二番目。　手首の関節は、少し小さいので、傷めやすいと思います。しかし、最も傷めやすいのは、手の指の関節や、手の指を動かしている筋肉・筋膜かもしれません。　先日のママさんバレーで痛めた肩も、スポーツをやったことない女性が、いきなりバレーボールをやった。おそらく、運動の経験がないから、準備体操や運動後の体操・ストレッチをやらずに、使いっぱなしでやっていたのではないか？その疲労した筋肉、コリが痛みを出した（運動禁止のブレーキ）、どこに痛みを出したのかと言うと、傷めた手や手首ではなく、肩（運動禁止に効果的？）だったのです。　このような使いっぱなしスポーツ選手は、高校生までやっていた運動選手に多いですね。大学や社会人まで、また、プロになると、体をいたわる準備体操や運動後の体操・ストレッチを長い時間やっています。　話を戻しますと、この患者さんの中手骨間の圧痛に対して針をしました。ものすごいヒビキがありました。しばらくして、ヒビキがおさまったので、針を刺したまま肩を動かしてもらうと、痛みがほとんどありません。手の甲側から陽経（大腸経、三焦経）に刺しましたので、肩の後ろの痛みはほとんどありません。肩の内側・陰経のみ痛みが感じられます。　次に、手首の内側・陰経の心包経（手首の少し肘より・内関）に圧痛がありましたのでこれと、肺経の拇指球に圧痛がありましたので、これに刺針しました。ヒビキが少しおさまったところで肩を動かしてもらうと、これまた肩の内側の痛みがなくなっています。今度は、首の後ろに痛みが移動しています。　この治療効果を持続させるため、また、コリの解消、神経の抑制のために、右手Ｈ１Ｈ２Ｈ３Ｈ４Ｈ５Ｈ６の井穴刺絡をします。

クローン病 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年10月19日(金)19時33分7秒

こんばんは、初級者さん。クローン病、過敏性腸症候群･潰瘍性大腸炎、など、お考えの通り、副交感神経の異常興奮状態と考え、Ｈ５Ｆ５が良いと思います。ただし、お薬を使っている期間や薬の強さによっては、交感神経の興奮も同時に起こっているので、交感神経抑制の井穴刺絡も必要なのかもしれません。　詳しくは、ビデオライブラリーの増田先生の発表をご覧下さい。４回くらい前だったと思います。潰瘍性大腸炎の発表があります。　ご提案、誠に有難うございます。勿論、今までにも、いろんな方がお答えいただいています。違う分野から、違った視点でのお答えがあって、私もとても参考になります。私の症例報告にも、ご質問などいただけたらおもしろいと思います。　まだまだ、可能性が多い井穴刺絡療法です。みんなで新たな発見を楽しみましょう。　私が、今、楽しんでいる題は、「足の中指の井穴刺絡の治療効果」です。体性神経での治療効果は、なんだか見えてきた感じもします。１２月に発表できたらと思います。

クローン病の 投稿者：初級者 投稿日：2007年10月19日(金)18時14分9秒

こんにちは。初心者を名乗る方が複数来られているようなので、本日から初級者に格上げ改名します。浅見先生の祝賀会、良いですね。集まる皆さんにもお会いしたいのですが、行けそうもありません。良い会となる事を祈っています。・本題ですが、クローン病の治療症例・報告など、ありましたら教えて下さい。ステロイド剤を使用する事もあるようなので、これまたH５・F５が主になるのかとも予想しています。ただ本人と話をしたわけでもないので・・・。・別件ですが、私はいつも「〇〇について教えて下さい調」で稲枡先生がそれに対応して下さっているという状態です。常に、素気の無い質問に答えていただいているわけで、初級者を名乗って良いものなのか程度の者ですが、井穴刺絡の良さは常日頃感じさせられています。提案です。ここに来られている方が、つまり稲枡先生だけのの回答だけでなく、各質問等に答える事があっても良いのではと感じています（先陣回答は稲枡先生であったとしても）。広がり・修正・方向の定め等、得られるのではないかと思うのですが、いかがでしょう。・・・と言いつつ、私も公の場で、しかも端的に発言できるのかと言うと自信はありませんが・・・。

四十肩 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年10月19日(金)17時35分57秒

４０歳、女性。５回ほど治療に来られている患者さんです。運動をやったことなかったのが、ママさんバレーに誘われ、ボールを受けたとたん肩が痛くなりました。整形外科などの治療に行きましたが、なかなか改善しません。　私のところでも、井穴刺絡と皮内針で少し良くなっているのですが、満足できません。　今日は、視点を変えて治療することにしました。もう一度、患者さんの話をよーーーく聞くことにしました。ら、肩が痛くなったのは、「レシーブしたとき、手首に痛みが！その痛みが肩にビビッと走った｣　「えっ」、私は目が点になってしまいました。痛めたのは、肩ではなく、この場合、手首や手の甲・中手骨あたりの筋肉や筋膜、腱です。どうりで、肩を治療しても治らないはずです。リハビリに行っているところでも、今まで治療してもらったところでも、私も、肩ばかり治療していました。　手の甲、手首を触診すると、激痛の圧痛点が十箇所ほど見つかりました。井穴刺絡では、これらの痛みに対して鎮痛作用が働いていたのだと思います。が、あまりの傷め方に井穴刺絡の刺激だけでは改善が難しかったのだと思います。　経絡は、三焦経Ｈ５、心包経Ｈ２、小腸経Ｈ４、心経Ｈ３、肺経Ｈ１です。各圧痛点に、骨間に入るような感じで刺針しました。強いヒビキに、針が２,３ミリくらいしか入れられないところばかりです。しばらく置いて、響きが弱くなったところで再度少し入れる、それでもヒビキが強いところは無理をせずに、次回の治療としました。　前回の井穴刺絡で改善があった経絡がわかっているので、求める経絡やツボも探しやすいです。さて、治療効果は？今日は、この針しかやっていませんが、四方向の動きに対して、手を反対の肩に乗せる動きは９０％の改善、手を前方から上にあげる動きはやや改善、後ろにまわす動きは、上らないけど痛みはなくなる、開きも痛みはなくなりました。　また、何もしなくても、胸や肩に痛み・違和感があったのが、なくなっています。　運動したことない４０歳が、急にバレーボール、ストレッチもなく、手首や手を痛めつけたための肩の痛み？と思えます。

シビレ 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年10月19日(金)08時59分51秒

おはようございます。さうーでさん。症状の中で、痛み、シビレとなると、難しいのはシビレの治療です。シビレ具合の判定は、勿論、患者さんにしかわからないのですが、これが言葉で言い表しにくい、特に脳梗塞後などで運動・感覚麻痺もあると？　私も反省すること度々ですが、初回の症状の把握を確実にしないと、シビレが強くなったのか？シビレは変わらないか弱くなっているのがよりわかるようになったのか、可動域が広がったためにシビレや痛みなども出るようになったのか？脳梗塞後のシビレと血流障害（交感神経↑）のシビレや副交感神経↑のシビレが一つの患部に重なっているのか？？？　痛みの判定のほうが、わかりやすいかもしれません。痛みは、体を動かすことによって、痛みが増加することが判定となることがあるのですが、シビレはそれがあまりない、「もし、体をどちらかに動かすことによって、シビレ具合が変わる」、ようであれば、治療もうまくいくことが多いです。その動きによって、屈曲、伸展された経絡の井穴刺絡をすると良いですね。　脳梗塞後の後遺症としてのシビレ感は、末梢にある確率は低く、中枢の障害によるシビレであることが多いので、頭の刺絡や鍼治療が良いと思います。私の場合、頭部刺絡は、運動領域、感覚領域に対して行うことがほとんどですが、針の場合は、この部と、もう一つの方法は、山元先生の新頭皮針療法で、前頭部の髪の生え際の圧痛やノイロメーターでの反応を見ながら針をします。　・・・脳梗塞の前は、シビレはまったくなかったのですか？前にもあったのが、入院をきっかけにしてシビレがひどくなった？これも考えられますね。静脈瘤があると言うことは、血流障害をその周囲で起こっていますので、その静脈瘤やシビレのある経絡の井穴刺絡をすることになります。また、血流障害から来ているシビレであれば、しっかり温めると（充分な入浴後、または、患部の温湿布）によって、少しでも改善するようであれば、末梢性のものかもしれません。　ウーン、書き込みの内容だけでお答えすると、こんなことになってしまいます。　シビレの時期、以前にも少しくらいあったのか、シビレている経絡はどこか？どんな動きでシビレがひどくなるか（経絡テスト）などありましたらお知らせください。

以上は、新着順41番目から50番目までの記事です。

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