井穴刺絡研究会

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喘息では 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年10月 1日(月)15時13分16秒

こんにちは、せいうちさん。喘息が例に出てますので、井穴刺絡療法でのお話をさせていただきます。　喘息は、①子どもの頃の喘息。②気管支拡張剤やステロイドを使った喘息。③大人になってからの喘息。などありますがこれについて、 ①の喘息にはＨ５Ｆ５の井穴刺絡で改善されると思います。勿論、生活の改善が必要です。 ②の薬を使った喘息では、特に長く薬を使っている場合、副交感神経の抑制作用と言うより、交感神経を興奮させて無理にバランスをとろうとしていますので、ことによっては、副交感神経、交感神経、両神経ともに症状を出すことがあります。と言うことは、Ｈ５Ｆ５の井穴刺絡をするとともにＨ６Ｆ４もやらなければならない、実際には、Ｈ５Ｆ５の井穴刺絡をやってＨ３の井穴刺絡やＨ１の井穴刺絡をすることになります。もっと長期の場合には、それ以外にもいや肝臓や腎臓の交感神経が異常興奮してしまっている場合もありますので、それぞれの交感神経の抑制の治療もすることになります。 ③の大人になっての喘息の場合、「原因となっている副交感神経の興奮」をさせる誘因に、会社のストレス・人間関係や肩こり、眼精疲労などのストレスがあり、このストレスによって副交感神経が異常興奮して、結果的に、その方の感受性の高い気管支が狭くなる＝喘息の症状が出る、となります。

針治療 投稿者：せいうち 投稿日：2007年10月 1日(月)11時39分29秒

おはようございます。教えて頂きたいことがあります。最近、「ツボ注射」という本を購入しました。治療法は題名通りで、ツボにビタミン剤や局所麻酔剤などを注射するのです。これを見ていますと、井穴刺絡の治療とかなり異なる部分があります。例えば喘息発作に足の少陰腎経のツボで著効が得られると書いています。井穴刺絡ではＦ３になるでしょうか。井穴刺絡では喘息治療はＨ５Ｆ５になると思いますが・・・何が正しいのか分かりません。先生方は井穴刺絡だけで治療をされているのでしょうか？もしそれ以外に針治療をされるのであれば、どの治療法が良いのでしょうか？百家争名状態で何がよいのか分かりません（・・；）

脳梗塞後の反射の亢進 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年10月 1日(月)11時25分8秒

７５歳、女性。脳梗塞二回。二回とも左脳梗塞。右に運動障害と反射の亢進があります。ときどきですが、夜、右足の強い痙攣（痛みを伴いとてもつらい）があります。　２年目の通院ですが、その間二ヶ月前に一度、来院直後にこの痙攣が始まり、いろいろ治療してみたのですが、まったく痙攣が治まりませんでした。　別の患者さんでも、夜に軽い痙攣があり、頭皮針をすると痙攣が軽くなることがありました。頭は、胆経の針です。　脳梗塞のため椅子に座って（座位）治療しています。頭の針をして、井穴刺絡をするため、右足のＦ３（浮腫みのため）の井穴刺絡をしました。　次に、ふくらはぎや膝が硬いので、Ｆ２（肝経）の井穴刺絡をしました。が、５回くらいの頃から、強く反射がおこり「かかとを引く動作」が起こります。あまり強いので、Ｆ２の井穴刺絡を止めて、次のＦ１（脾経）の井穴刺絡をやってみましたところ、これはまったく反射が起こりません。　次に、Ｆ６（胃経）の井穴刺絡をしましたら、Ｆ２（肝経）の半分ほどの｢かかとを引く動作｣があります。そのほかの井穴はどうかとＦ４Ｆ５を押さえてみましたが、まったく反応はありません。　前述の、他の患者さんでは、胆経の井穴刺絡をすると親指が反ります。今考えると、頭皮針も胆経の針だったので、それが良くて夜の脚の痙攣が少なくなったのか？とも考えられます。　脳梗塞後の反射の亢進は、井穴刺絡をすると時々あります。患者さんは知らないですが、脳梗塞経験者なのです。ところが、それが、井穴（足の指）によって違いがある？と言うのは、今まで読んだ本にはありませんでしたし、聞いたこともありませんでした。　もしかすると、脳梗塞後の痙攣は、反射の亢進がある井穴の経絡に対する治療によって抑制されるのかもしれない？！と思います。これからも考えながら治療してみたいと思います。　もし、皆さんのところで、脳梗塞後のご家族、または、患者さんがいらっしゃいましたら、ご確認いただいて、掲示板に書き込みをお願いいたします。

手術の癒着 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年10月 1日(月)09時48分6秒

おはようございます、ゆきさん。筋腫などの婦人科の手術はどのくらいのペースで増えているのですかね？そのときは必要な手術ですが、後のメンテナンスがうまくいかなければ、つらい思いをするのは患者さんです。　このメッセージを出すのは、病院では難しいのでしょうね、皆さんのような、患者さん・経験者が声を大にして呼びかけるしかないと思います。それには、皆さんが手術痕をチェックして、皮内針などの鍼治療やってみてください。そして、良くなった経験者になってください。応援しています。

｢２１世紀の医学｣247ページの訂正 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年10月 1日(月)09時06分51秒

おはようございます。新米鍼灸師さん。おたずねの「眼精疲労の患者さんを勉強中ですが、247頁の右上から8行目、左右H1叉はF1F6・・・は左右H6でいいですか？」は、その通りＨ６で良いとおもいます。　ただし、（1）の井上さん３５才は、風邪の治療に来て、歯の治療が先に終わっていますが、風邪の治療の掲載がありません。これは、次の行が抜けてしまっているのではないかと思います。　次の行を推測すると「風邪の症状は、Ｈ６の井穴刺絡で・・・｣とあれば、問題ないのではないのでは？と思います。

治療は、患者さんと治療家の共同作業 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年10月 1日(月)08時54分51秒

こんばんは、新米鍼灸師さん。難しい問題ですね、簡単な鼻水だったら、それだけの治療をしていると止まるのでしょうが、薬に頼りっぱなしではうまくいかないでしょうね。　生活の改善無しに、薬で何とかしようというのは、患者さんにとっても、治療家にとっても良いことはありません。ところが、症状が軽い頃に、薬で改善したことがあると、何か特別なツボをチョンとすると良くなるとか、すばらしい治療器具や健康食品があってそれを見付けると何とかなりはしないか?を探す旅に出てしまいます。そんなものは、私が知りうる限りありません。もし、その症状が引っ込んでしまうようなものがあれば、悪い副作用があるもので、とても危険です。　患者さんの生活改善の努力と、治療家の励まし、適切なアドバイスによって、副交感神経の異常興奮は抑えられるのだと思います。

Re:手術の癒着トラブル 投稿者：ゆき投稿日：2007年10月 1日(月)00時45分57秒

７月の横浜では、お世話になりました。私は、一患者ですが、子宮筋腫・内膜症の自助グループ（子宮筋腫　たんぽぽ　で検索してみてください）に入っているので、手術の癒着トラブル・予防の話を、おしゃべり会や通信で広めて行きたいと思っています。手術経験者がたくさんいるので、切実な問題です。また、よろしくお願いします。

鼻水投稿者：新米鍼灸師 投稿日：2007年 9月30日(日)11時57分45秒

いつもお世話になります。以前9月8日にアドバイス頂きました鼻水の患者さんですが、なかなか効果が出てきません。H5F5の刺絡と迎香、印堂、攅竹などに置針、灸を週1回。家庭でH5にお灸をして約4週間です。合谷のパルスも加えていますが・・・本人に頼んである生活の改善が進んでいません。早起き、運動、発汗が全然できていない状態です。以前薬は手放せない状態です。こんな患者さんに対し先生はどんな手を使っていらっしゃるのかお教え下さい。　眼精疲労の患者さんを勉強中ですが、247頁の右上から8行目、左右H1叉はF1F6・・・は左右H6でいいですか？以前に訂正がありました？アドバイスよろしくお願いします。

手術の癒着のトラブル・古傷 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年 9月29日(土)17時28分45秒

年間、何人のお腹の傷痕を見るでしょう？ほとんどが女性。手術の傷痕の圧痛、手術やケガの癒着（押さえると痛みがある）これらが私たちの体に痛みをつくり、動きを悪くして、内臓の疾患のもとを作っている可能性もあります。　とにかく、体調不良があったら、まず最初に、以前に手術したところを押さえてみる！痛みや違和感があれば、そこを通る井穴刺絡をする、局所には皮内針などの鎮痛作用のある治療をする、可動域が広がる（動きも楽になる）ので、その部分のストレッチをする。柔軟性を保っておけば、良い状態を維持できます。　昨日の帝王切開の患者さんともお話したのですが、「脚の痛みとお腹の手術」の関連があるとは、誰が気づくでしょう？もし、知ったとして、誰がその話を広めてくれるでしょう？それは、これを知った女性と治療家しかいないのです。必要な手術でも、その手術の癒着のトラブルが発生するのは、平均２０年後以降です。　直後から体調が悪くなることもありますが、ほとんどの場合で、体型が変化する中高年になってからです。　どんなにもんでも治療しても治らない肩こり、腰痛！変形性○○と言われた膝、原因不明のお腹の症状・・・　どこかに手術痕はありませんか？押さえてみたことありますか？今すぐ、手術痕とその周辺１０ｃｍくらいを押さえてください。できれば、立って、壁に背をつけて。　虫垂炎・盲腸手術、帝王切開、子宮筋腫や卵巣の手術、胃の手術、腰痛の手術、胆石、それに腹腔鏡の傷痕も・・・傷痕だけではダメです、必ず、その周囲１０ｃｍくらいはみてください。傷痕には痛みはないのに、周囲に癒着の痛みがあることも多いです。　この話は、どれくらいの年月で一般に広がるでしょうかね？？？

足底の痛み 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年 9月28日(金)16時58分31秒

６０歳、男性。両足、足底の痛みがあり、それがひどくなると、両足首まで痛みます。前回は、素直に患部の井穴刺絡（Ｆ１Ｆ２Ｆ３Ｆ４）と内側・土踏まず側から足底のコリに対して鍼をしました。まったく改善はありません。　今日は、左の痛みが強く、この痛みが外反母趾の患者さんとよく似ていることを考えて、脾経Ｆ１経絡上の圧痛に皮内針をやってみました、が、改善はありません。足首の痛みも皮内針をやってみましたが、改善はありません。　頭皮針で足の治療のコメカミあたりの圧痛に鍼をしましたが、改善はありません。百会の前後に反応があるので、頭部刺絡をしましたが、改善はありません。　両足に痛みがある、足首に痛みがあるので、関節のアレルギー（リウマチ様の）を考えてＨ５Ｆ５をやってみましたが、改善がありません。　この痛みは、今年の初めからのもので、それ以前に何か原因となることはなかったか？散々たずねましたが、思い当たるようなことはありません。しかも、両足・・・　過去の古傷や何らかの二次的な痛みにしろ、だいたい、片足のことが多いですね・・・運動不足とはいわないけれども、結果的に、筋力が落ちてしまった、これだと両足ですね、片足だけ筋力が落ちることは珍しいですから。　私には治せない、患者さんの努力、足底筋群の強化かな？？？ふーっ。

以上は、新着順41番目から50番目までの記事です。

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