井穴刺絡研究会

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五十肩 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年 8月 5日(日)20時17分12秒

こんばんは、せいうちさん。五十肩には、いくつかのパターンがあるようです。過去の古傷の再燃や打撲がきっかけになったもの、使いすぎストレッチなでのメンテナンス不足のＴＰなど、その中で、肩の関節のアレルギー様の五十肩というのもあります。　私も何例かありますが、何をやってもだめだった五十肩が副交感の抑制で改善したり、アレルギーの治療で来ていた患者さんが、鼻水や朝起きの改善は無いものの、肩の調子が良くなったこともあります。　どれも効果が薄いようでしたら、いっそのこと、Ｈ５Ｆ５の井穴刺絡と、交感神経を働かせる生活の改善を試してみたらどうでしょう？　針の治療で皮内針を脇の下「大包」にすると良い、また、そこに強い圧痛があることが多いですね。横腹を押してみてください、特に女性に圧痛があります。乳房マッサージの先生に聞くと、おっぱいを最後にちゃんとお掃除しないまま離乳させてしまうと、ここに圧痛が出来る（溜まったおっぱい）、これで偏頭痛や肩こり、高血圧などの症状が出るといわれます。私の場合、この圧痛に皮内針をします。

50肩 投稿者：せいうち 投稿日：2007年 8月 5日(日)00時25分21秒

こんばんは。せいうちです。現在本物の50肩の女性の治療で難儀しています。 49歳女性。４－５ヶ月前より右肩の痛みが出現。よくわからないが整形外科で頚椎の牽引？を受けていた。治らないことを主治医に伝えたら「神経内科（精神科？）へ行け」といわれたそうです。可動域は挙上80度、外転・内外旋とも障害されています。夜間痛が強く何回か目が覚めるそうです。経絡にそって井穴刺絡しましたが、まったく反応しません。また、棘下筋や肩甲下筋に何箇所もTP注射したり、いろいろやってみましたがまったく改善しません。経験から言えば6ヶ月ほどすれば自然に痛みもひいて可動域も徐々に改善するのは予想されます。それまで我慢してもらうのもひとつの手かも知れませんが・・・・ 50肩の治療でH5F5が効くと聞きましたので実行し始めました。この方は「うつ病（投薬あり）」もあります。またいわゆるアレルギー症状が数個ありました。この女性のように「肩関節の拘縮があり、夜間痛が強い」症例の対処法を教えてください。従来の整形外科では無力です。

まずは、なんでも自律神経で 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年 8月 4日(土)21時06分53秒

こんばんは、工藤さん。なんでも最初はしょうがないと言いますか、自転車だって乗れるまでは大変なんですが、いったん乗れれば、後はスイースイーッてなもんです。後から考えると、その時期が、最も充実して楽しい時期だったりしますよね。　さて、神経には、自律神経と体性神経、体性神経では、経絡の走行を知る（経絡図を壁に貼っておけばＯＫ）ですが、自律神経の場合、交感神経と副交感神経に分けて考えるのを癖にするしかないと思います。　私の場合、治療中に食事の話が出ることが多く、これがどちらの神経を興奮させるか？また、お天気・気圧など生活環境全般、どれが交感神経を興奮させ、どれが副交感神経を興奮させるのか？（口に出さないほうが良いと思います）を考えるのです。｢これでもかっ！｣とまで考えると、だいたい落ち着くと思います。　しかし、そんなこと考えなくても、治療効果はバッチリです。　工藤さんもマジックが使えるようになりましたね！

再現性 投稿者：工藤投稿日：2007年 8月 4日(土)14時26分41秒

稲桝先生こんにちは。今日は東北地方に台風が到着しました。すでに弱くなってましたので被害も少なくなによりです。確かに再現性に関しましては恐ろしいほど高いと思います。技術的にもそんなに難しいことではないと思いますが・・・問題は私の頭の中での理解と整理です。まず交感　副交感に分けるのですがなかなかいろいろな症状に振り回されるとゆうか、まだ自分の判断に自信がもてないのとあとはやはり自分で行う症例数が圧倒的に少なすぎる事です。こつこつとやって生きたいと思っています。でもおかげさまで、少しずつですが着実に井穴刺絡目的の患者さんが増えてきました。以前であれば（私では残念ですが無理です）と断っていた疾患の方だらけです。また類は友を呼ぶではないのでしょうが、重病のかたは重病の方を連れてくる傾向があるようで・・寝ずに勉強する日が続きそうです。本日初診の患者さんですが 50歳男性主訴は頚部痛。ねちがいから発症。当院で5番目の受診受付から予備問診表が上がってきまして、当院の患者さんからの紹介。主訴は頚部痛なんですが全身に乾癬、左中指は乾癬性関節症。また月に一度は胃痙攣でのた打ち回るとの事。取あえずH5F5で残り3割ほどまで改善。とりきれない痛みをH4でほぼ消失。おまけに乾癬のかゆみも引いている。その後もう一回H5F5。はじめいらっしゃったときは不信感の塊のような眼でいらっしゃったのですが帰るときにはニコニコで、受付でも微笑みながら帰られたとの事でした。全く恐ろしいほどの効果です。

反応のいい方 投稿者：たま投稿日：2007年 8月 4日(土)13時37分31秒

５２歳、女性。左肩こりと右膝の重さ、右示指の近位指節関節の屈曲時痛で来院。肩こりは目の周辺と後頚部の鍼で改善。右膝は中学の頃体育で痛めて水がたまり２日おきに水を抜くという治療を受けた経験あり。それ以来調子が悪くなると右膝がしっかりと伸びなくなる。階段の登り降りがつらく、右膝が腫れぼったい。これは、右F4F5であっさりと膝が伸びて踏台を登り降りさせても違和感が無くなってしまいました。右示指の屈曲時痛ですが、よくみると、示指の中手指節関節あたりに傷があります。傷痕の圧痛点に皮内鍼をするとあっさり痛みが消えました。なんか、稲桝先生のDVDの講義どおりにあまり考えずにやったのですがなんか拍子が抜けるくらいに反応のいい方でした。傷痕の治療ではじめて面白い経験をさせて頂きました。その後の坐骨神経痛の方は、反応が悪くて苦労しましたけど、面白いです。

(無題) 投稿者：たま投稿日：2007年 8月 4日(土)13時07分16秒

背中のホテリの患者さん。よく話を聞いてみると背中のホテリは夜寝る前だけではなく、昼間でも仰向けになると起こり始めるらしく、それだったら、副交感の亢進による症状ではないと思い、肩こりの治療を優先的にしました。頚を右側屈、左回旋をすると左に突っ張り感が強いというので、これを指標にして選経しました。左H5 で不可、左H4で改善しました。それから、左上腕を屈曲させると背中に重さを感じるというので、左H3を刺絡すると改善しました。結果は、「右の背中のホテリはずいぶん気にならなくなった。ただ、左の背中の肩胛骨の間に手の平をあてたぐらいの広さがホテリと重い感じが残る。」ということでした。ひきつづき、この方針でやってみたいと思っています。

再現性 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年 8月 4日(土)00時00分36秒

工藤さん、こんばんは。井穴刺絡療法は、とても再現性の高い治療法で、間違えようの無いツボの場所、３０箇所ほどのツボから、正しくツボを選択し、出血量を適量に･･･そうすると、浅見先生と、まったく同じ治療効果を出すことが出来ます。　井穴刺絡療法は、まず、神経との関係を理解すること、技術の熟練はあまり関係ありません。理解さえしていれば、あなたも私も同じです。

なかなか 投稿者：工藤投稿日：2007年 8月 3日(金)20時13分37秒

稲桝先生いつもお世話になります。今の私のレベルでは浅見先生や稲桝先生に恥ずかしくてとてもじゃないですがまだまだ無理です・・残念ですが・・まだまだ実績を積み上げてからと思っています。いよいよこっちのほうにも台風が来るようなんでフェーン現象のせいかとても暑いです。では失礼します。

,首のコリと脱毛箇所 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年 8月 3日(金)13時00分56秒

４５歳男性。首の付け根の骨の左（大椎左）に痛みがあります。左Ｈ４Ｈ５Ｈ６Ｆ４Ｆ５の井穴刺絡をするとずいぶん楽になったようですが、まだ痛みがあります。皮内針をすると、またまた良くなったのですが、やっぱり首に痛みがあります。　髪を短く切っていたので（ほとんど坊主）頭の傷痕（毛の無い所）の圧痛を調べてみましたら、百会のすぐ横に圧痛を感じる所がありました。　これに皮内針（弱刺激）をすると、だんだん良くなっていく感じがする、と言われました。次に、５番針（太い針・強刺激）すると元に戻って痛くなったそうです。また、この５番針を抜いて、しばらくすると、首が楽になったと言われました。

痛風投稿者：ぎんなん治療院 投稿日：2007年 8月 3日(金)11時54分9秒

九州は、台風が通り過ぎ、今は曇ってますが、風もやんできました。これから接近のところにお住まいの皆さん、用心してください。　さて、そんな中、痛風の患者さんが来院されました。右足が腫れ、痛みは、足の親指と人差し指の付け根から足の項にあり、熱を持っています。右Ｆ１Ｆ２の井穴刺絡をするも、痛みのほうが強くて鎮痛しません。　バンキーで患部の皮膚刺絡を４箇所しましたら、足は少し楽になりました。激痛の痛風ではありませんが、治療したからすぐに改善するほどの軽いものではない、中程度の痛風だと思います。「糖尿病は治すのが難しいが、痛風は良くなりやすい｣これは、その症状に｢痛み｣があるからだと思います。痛ければ、これを何とかしたいと、問題がある食事を改善し、野菜をたっぷり食べるようになります。もし、痛風で痛みがなくなれば、うまく良くならないでしょう。痛みと言うのは、重要です。必要だからあるので、激痛は困りますが、痛みがなくなると｢悔い改める｣（食い改める）ことはしないでしょう。

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