井穴刺絡研究会

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ニアミス 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 9月 8日(金)21時13分48秒

井穴さん、私がぐずぐず書き込んでいた時に、エンターキーを押されたようですね。まったく、そのとおりですね。ゆいま～るさん、同じような書き込みを同時刻にやってしまいました。　ちなみに、井穴さんの書き込みを私は見ていませんでした。

体性神経その３です 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 9月 8日(金)21時11分2秒

今日最後の患者さんは、肩コリです。３０歳女性。左耳・突発性難聴、耳鳴り。左の肩、首が異常にコッています。風池（後頭部で、首の筋肉が頭蓋骨にくっついている部分）は、左の首の筋肉は、親指くらいに太くなって張っています。右は異状ありません。　さて、左膀胱経Ｆ４と胆経Ｆ５、三焦経Ｈ５の井穴刺絡をすると首の痛みは軽減しました。しかし、首の筋肉の張りは解消されていません。そこで、鍼をすると、少し筋肉がほぐれ、首の感じもよくなり、首をまわすなどの動きも楽になりました。でも、まだ、左の首は、私がさわるとコリがあります。　という例もありました。

体性神経 投稿者：井穴投稿日： 9月 8日(金)20時53分41秒

お久しぶりです。日中は陽が照るとまだまだ蒸し暑いですが、朝夕は随分と過ごし易くなってきました。体調の方も「チョイ能力」のある友人の助けなどもあり、随分と回復いたしました。やはり、こころの持ち方は大切だなと改めて思い知らされました。体性神経の治療についての話が出ていますが、刺絡をして頚の動きなどが改善されます。しかし、実際に頚部や肩上部に触れてみると、硬いままのことがあります。そのような場合、私としても「本当に楽になったのだろうか？」と疑ってしまいます。この様な場合の「楽になる」というのは、所謂張りつめていた神経の緊張が取れることで「楽になった」と感じるのではないでしょうか。（勿論筋肉も少しは緩んでいるのでしょうけど）特に長い間筋肉が縮こまっているような場合は。「神経の緊張が取れる→筋肉が緩む」のプロセスに少し時間がかかる場合もあるのではないでしょうか。私はこの様な場合は最後の仕上げとして座位で頚部の運動をしてもらいながら軽く手技で緩めたり、鍼をチョコチョコと打ったりしています。それでもダメならキネシオテープなどを使うこともあります。

取穴について 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 9月 8日(金)20時17分56秒

鍼灸初心者さん、こんばんは。子育てだけでも大変なのに、お勉強がんばってください。やはり実践が一番、経験がものを言いますね。特に、子どもの治療では、子育てをやってはじめてわかることもたくさんあります。　さて、｢２１世紀の医学｣の井穴の選定法は、浅見先生独特な、臨床から来るものです。やったものにはわかる、机上の空論で治るだろうと本に書いてある事を、理想論をやっていてはわからないことですね。　しかし、実際にやれば、初心者であろうが、患者さんが自分自身にやろうが｢なるほど！｣と納得できる事ばかりです。　高血圧でＨ６Ｆ４（高位中枢の全身的な交感神経の抑制）の効果で高血圧を治療するというのは、教科書的な、実践がともなわない｢お話｣です。例えば、高齢者で心臓に弱りがある場合、血圧を何とか下げようとしても、心の症状は取れません。カンフル剤的に、心臓にカツを入れると心臓の調子は良くなります。そのためのＦ５（交感神経を少しばかり刺激する）なのです。　また、その患者さんの高血圧が肩コリから来ている場合、Ｈ６Ｆ４で肩コリをとり、Ｆ５でも肩コリをとっている（体性神経的に）も考えられます。　いかがでしょう。

徒労感が・・・ 投稿者：ゆいま～る 投稿日： 9月 8日(金)20時11分55秒

稲舛先生、こんばんは。やはり先生のお書きになっているように井穴刺絡によって筋硬結の緩和が図られるようですね。そのお話を聞くにつけ私の治療は効率が悪いなと改めて思います。全身に大汗かいてシャツがビショビショになるくらい揉んでも筋硬結はなかなか取れず、やっと取れたと思ったのも束の間、「先生、昨日、刈払機で草を刈ったらまた尻の痛うなりました」と来ますから私のやってる仕事は徒労という漢字二文字がピッタリです。(^^; しかし真面目な話、こんな治療ではダメですね。当院はスタッフを雇わず私一人で治療全部を行っていますので、毎日治療終了後はＫ１参戦の元横綱曙、或いは最終ラウンドの亀田興毅選手のようにヘロヘロになって「こんなやり方、あと何年できるだろ～」とうなだれています。(T_T) やっぱり柔道整復師免許ではなくて鍼灸師免許を取るべきでした！！保険適用に目が眩んで大失敗しました。(^^; 稲舛先生の御言葉を励みに「井穴刺絡学」として整骨院治療に応用を試みていますがやはり刺絡以外の治療では効果にも限界があるような気がします。ただ、井穴刺絡療法を学ぶことによって神経という切り口から疾患を説明できるようになったことはムンテラ能力を飛躍的に向上させる上で多大な影響を与えてくれたとは思っています。しかしその上の壁を突き破るのは難しいですね。本当に私は患者の主訴よりも自分自身の徒労感の方に押し潰されそうです。

取穴について 投稿者：鍼灸初心者 投稿日： 9月 8日(金)16時43分4秒

こんにちは。先日質問にお返事いただいてから実践して理解していくものだなと思いそのために、もう一度「２１世紀の医学」を読み直してみているのですがいまひとつ「なぜその穴を選ぶのか」ということがわかりにくい部分があります。たとえば高血圧症のところで交感神経抑制のＨ６、Ｆ４と副交感神経抑制のＦ５が同時に選ばれていることなどです。その辺のところを解説してあるような書物はありますでしょうか？勉強会などにでれればよいのですが現在１０ヶ月の子供を子育て中でそのあいまに本などを読んでいるような状況ですのでなかなかその余裕がありません。参考になるものがあればお教えいただければありがたいです。よろしくお願いします。

体性神経の治療の続き 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 9月 8日(金)14時04分50秒

ゆいま～るさん、こんにちは、ちょうど話題になっているにピッタリの患者さんが来院されましたので、ご報告します。　腰痛で、前屈が困難です。腰から脚の外側にかけて（膀胱経Ｆ４胆経Ｆ５）にかけて、筋肉が張った感じがあります。痛みは腰ですが、さわっても、パンとした感じで、何より患者さんが、腰痛が起こった四日前から、この腰から脚にかけての張った感じが取れないといいます。　井穴刺絡はＦ４Ｆ５です。治療直後、患者さんは、ポンポンジャンプして、｢あっ張った感じが取れた｣といわれます。触っても筋肉が柔らかくなっています。特にふくらはぎの張った感じで背中までパンとしたのが取れたそうです。

体性神経の治療 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 9月 8日(金)08時34分7秒

おはようございます、ゆいま～るさん。井穴刺絡療法による体性神経に対する治療効果ですが、痛みの軽減、または、消失、可動域の広がりには、おたずねの・・・私もまだ疑問点が多数あるのですが・・・二つのパターンがあると思います。あると思うというより、患者さんが治療効果をそう述べられるということです。　浅見先生の井穴刺絡学でいえば、まず、井穴になされた刺絡によって、その経絡上の痛みが軽減、または、消失します。このときに、筋肉も柔らかくなって突っ張った感じがなくなっている場合は多く見られます。ただし、治療効果があった中に、明らかに筋肉の固さがまだある（コリやトリガー、表面的な緊張など）場合も認められますので、ゆいま～るさんが指摘された両方のパターンがあるようです。　ただし、この筋肉や腱の緊張は、こちらが｢張り｣を教えない限り、患者さんは認識していない事が多いですね。簡単なのは、胃腸障害を治療中の「腹筋の緊張」（後屈が出来ない・腰痛などの時も）は、みぞおちの圧痛をチェックしている時に｢腹筋がパンパンに固いですね｣と患者さんにいったときに、、、まだ、患者さんは納得していない事もあります。が、治療後、腹筋の緊張が瞬時になくなったときに、患者さんはお腹を押さえて｢あー柔らかくなっている｣と認識されます。　逆に、腰痛で深いところに芯があるような場合では、腰痛は軽減するものの、芯の硬いのがやわらかくなっていない事も多いです。こんな時は、井穴刺絡後に芯（トリガー？）めがけて鍼をします。このほうが緊張が取れやすいですね、患者さんが痛がっているのに、いくら鍼をやっても、なかなか改善しない、私の腕では、鍼だけで改善しにくいですね。　もちろん、靴や運動の指導もしますが、痛みがあるままでは可動域が広がりません。患部に問題がなければ、必要のない痛みだけは、井穴刺絡や皮内針で軽減させて運動（操体法など）やってもらっています。　私自身の腰痛の場合も、井穴刺絡や井穴にお灸をして｢アー効いた｣というときは、腰にぬるま湯をかけたような温かさ、痛みがなくなり、腰がスーッと曲がるようになりました。もちろん、腰の張った感じもなくなりました。

刺絡による治り方について 投稿者：ゆいま～る 投稿日： 9月 7日(木)22時40分59秒

稲舛先生、こんばんは＆御無沙汰しております。早速ですが、またいくつか質問させて下さい。質問は題名に関する事なのですが、当院で散見される具体的な事例を挙げてお伺いさせて頂きます。 ①病院で「坐骨神経痛」、「梨状筋症候群」などと診断される、平たく言えば尻が痛くて足を伸ばして寝られない、長く歩けないというような患者。このような患者の臀部はほぼ例外なくカチカチに固まっており、私（柔道整復師）はこの筋硬結を解く事を目的とした治療を行い、実際に筋が緩んで来るにしたがって患者の苦痛も軽減されて来ます。 ②病院で「変形性膝関節症」と診断される、平たく言えば膝に水が溜まって階段の昇り降りが痛い、痛くて正座ができないというような患者。このような患者の多くは太腿の前部（大腿四頭筋）に萎縮が見られ、この萎縮により膝のお皿（膝蓋骨）がロックされており、お皿の下（膝蓋腱）にも萎縮が出現しています。私（柔道整復師）はテーピングで水腫の引くのを待ってからお皿を上下左右に動かす他動運動を行い、同時に太腿の前の筋肉を強化するトレーニングを実施しています。また①②ともに歩行と靴選びに関する指導を行っています。ここで質問なのですが、①②ともに井穴刺絡療法を行い、直後に主訴が軽減、消失した場合、臀部の筋は硬いままで、或いは太腿の筋萎縮及び筋力低下は残ったままで症状の消失が見られるのでしょうか？私は自分が行っている整骨院での治療しか知りませんので、お尻の筋肉のカチカチが残ったままで痛みが消えるなんてことが果たしてあるのだろうか、或いは太腿の筋萎縮、筋力低下が改善されないままで膝の痛みが消えるなんてことが果たしてあるのだろうか、と毎日頭を悩ませています。稲舛先生の公開されておられる臨床例のうち自律神経に関するものは非常に良く理解できるのですが、体性神経に関するもののいくつかは私のような浅学臨床家には羨望を通り越して大いなる嫉妬を覚えるくらいです。(^o^) 当院の膝痛患者は日常生活が滅茶苦茶ですから水前寺清子さんの３６５歩のマーチよろしく１日１歩、３日で３歩、３歩進んで５歩下がるです。(T_T) この点（体性神経疾患）につきまして井穴刺絡療法はどの程度万能なのか御教授願えましたら幸甚です。何卒、宜しくお願い致します。

ご回答すみませんでした。 投稿者：オメガ３ 投稿日： 9月 7日(木)17時13分12秒

ネット環境変更中とのことで、状況存じあげず先走ってしまい、またお薬の件も直接井刺と関係のないことをうかがってしまい失礼しました。どんな質問にもいつも明快にお答えになられているのでついうっかりしてしまいました。実際に薬から解放された方もいらっしゃるのですね。元気づけられるお話です。私も様子を見ながら徐々にでも減らせればと思っています。開脚のほうはご紹介いただいた井刺を早速今晩からでも試してみたいと思います。また、何か変化があればご報告させていただきます。体の柔軟性は心の柔軟性にも通じる部分があるようにも思いますが、小さいうちからお嬢様にもそのような体を動かす機会を提供されているのはすばらしいですね。また、ご意見をお伺いする時もあるかもしれませんが、もし、質問内容にいきすぎがありましたら今回のようにお伝えいただければ助かります。井穴刺絡のますますの発展を蔭ながらお祈り申し上げます。

以上は、新着順21番目から30番目までの記事です。

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