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鍼灸師、走る！ 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 9月 1日(金)17時14分14秒

久しぶりにジョギングしました｡秋雨前線も南下して、涼しい風が吹いているので走ってみたのですが、なんの、熱い熱い！しかし、そろそろ運動しなければ、アレルギーの季節もやってきます｡

アトピー、走る！ 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 9月 1日(金)08時29分25秒

先週の金曜日に初診だった、２４歳の女性。一週間ぶり二回目の治療です｡子どもの頃にアトピーがあり、少し薬を塗ったこともあったのですが、中学で柔道をやって高校までは皮膚の状態は良好だった…のが…大学に入り、お化粧をしたり、運動不足になったためアトピーが出てきました｡また、薬を塗ったのですが｢これではいけない！｣と思って止めました。社会人になってストレスが増え、食事も乱れ、顔、胸、首、肘などに湿疹が出ています｡　先週の治療で、食事の指導（甘いもの、油脂食品を止める）、運動･走るを始める、井穴刺絡は一週間Ｈ５Ｆ５をやることをおすすめしました｡　運動は、翌日から１時間～１時間３０分、走り始めました。最初５日間は、とてもつらかったようですが、今は、筋肉がもどって来たようで少しは楽に走れるようになったようです｡しかし、汗が出だす頃から痒みがひどくなり、帰り着くとシャワーで流すと落ち着く、井穴刺絡Ｈ５Ｆ５で痒みが軽減されるを続けています｡昼間の運動で、夜は熟睡できるようになってあまりかいていないようです｡昔と違って、息切れするときや、おなかが痛くなることもあります｡　昨日の治療二回目での肌の状態は、胸の赤みが減っている、肘の黒ずんだ色が薄くなり、他の皮膚との境目が薄くなっている、何より、前回の治療中は、ポリポリかきっぱなしだったのが、昨日はまったくかかない、手が行かない｡家族も｢良くなったね｣と言われるそうです｡　今日の治療は、薬を塗ったり、社会のストレスで交感神経も興奮している部分があると思いますので、これを治療することにします｡浅見先生の前回の発表でも、「薬を塗ったアトピー性皮膚炎の患者さんには、邪道だけど交感神経も抑制するんだ｣と、あるように、まずは、彼女が訴える、肩こり、腰痛から治療をはじめました｡首の振り向きは両側（Ｈ６）、斜め下を向くのも両側（Ｈ４）、上を向くと首の後ろ（Ｆ４）が痛みます｡腰も前屈（Ｆ４）で指が床につきません｡　これらを全部井穴刺絡して、首をまわしてもらうとずいぶん楽になりました｡仕上げに、百会を頭部刺絡すると、もー、油をさした車輪のようにクルクルクルクルまわります｡　さて、次は、ジョギングの途中で息切れをするというので、深呼吸を５回してもらって、その感じを覚えてもらい、Ｈ３を井穴刺絡します｡息の入り方が良好になります｡また、ジョギング中の腹痛もありますので、みぞおちを押すと、痛みがありますので、肝臓の井穴刺絡右Ｆ２Ｆ６を井穴刺絡します…みぞおちの痛みが少し楽になります｡次に、胃腸の左Ｆ１Ｆ６を井穴刺絡するとほとんど痛みがありません｡　そこで、座ってもらい、首や顔の皮膚の感覚を確かめてもらうと・・・ ●Ｈ５Ｆ５の井穴刺絡をすると、痒いんだけど、何か皮膚の上に一枚かぶっているような感じ（サランラップがかぶっている？）で、痒くない｡ ●今の状態（交感神経も抑制した）では、まったく痒くない｡さわるとかさぶたがあるのがわかる。痒みがないところの皮膚の感覚とまったく同じ、だそうです｡　ジョギング、食事は今まで通りつづけてもらうことにして、井穴刺絡は、今日やったＨ６Ｈ３Ｈ４Ｆ１Ｆ２Ｆ６Ｆ４をやってもらって、痒みが出たときは、Ｈ５Ｆ５のいずれか１ヶ所を井穴刺絡して、痒みがなくなったらそれで止め、痒みがおさまらないときは、次の１本を井穴刺絡することにしました｡　さて、問題は、お兄ちゃんです｡がんばって走っているようですが、妹は学生の頃の柔道の体験があるので、スポーツに対して前向＆アトピーも良くなって好印象きなんですが、お兄ちゃんは、今が正念場！です｡

おじいちゃんの夏風邪、その後 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 8月31日(木)08時32分0秒

昨日は、一日、８３歳のおじいちゃんの風邪の治療と看病でした｡足腰弱ったものの、まだまだ元気だと思っていたのですが、病気になると、いっきに老いた？(すでに８３歳ですが)感じがしました｡介護の大変さを少しだけ体験しました｡これでは、おじいちゃんもおばあちゃんも、しっかり健康でいて、行くときはコロリといってもらわないと…私もそうなるように頑張りましょう｡どこか？滋賀だったか、関西方面の市長さんが、親の介護のために辞職したようなことを聞いたことがありますが、うーん、これには、親も子も健康でなければなりませんね｡　さて、昨日の朝だいぶん熱が下がって一安心してたのですが、なんと、お昼過ぎからまた熱が出てきまして３９度を越しました｡おじいちゃんは、アレルギー･副交感神経の興奮が強く、クシャミは１０連発、ここ５年くらい手の甲に湿疹が出ています｡半年くらい前から手の甲の湿疹はおさまっていたのですが、２週間ほど前から少しずつ出てきてました｡これは、変だな！？と用心していたところの夏風邪です、息子は失敗しました｡　今朝は、３６度に戻ってきて、おしっこも自分ですたすた歩いていきます｡高熱が出たので、交感神経が強く働いて自律神経のバランスも取れたのではないかと思います｡風邪薬は使っていません｡みかんは嫌いなので、りんご１００％ジュースに、アミノ酸エキスを入れ、天然塩を少々入れて飲ませています｡お酢が飲めれば、解熱には効果があるのですが、アレルギーがあるおじいちゃんはお酢が苦手です｡　まだ、今朝は、少しぼんやりしていますが、明日まで用心して、お昼くらいまでにお粥と梅干が食べられれば良いかなと思います｡　井穴刺絡は、交感神経抑制のＨ１Ｈ３Ｈ６Ｆ１Ｆ２Ｆ３Ｆ４Ｆ６を治療しました｡

何度も確認 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 8月30日(水)16時57分14秒

５５歳、女性｡胃痛、便秘、腰痛、肩首のこり、虫垂炎手術痕、左の眉に怪我の痕があります｡ ①首を左右に横倒してもらうと左に倒したときに右の首の横に痛みがあります。②左に横振り向くと左の首に痛みがあります｡③上を向くと、首の後ろに痛みがあります｡④前屈で腰から足の後ろに痛みと突っ張り感があります｡⑤体を左横に倒すと右の首に痛みが出ます｡　さて、この経絡テストを再度行うと、②と③の痛みや運動制限はなくなりました｡これは、何回も首を動かしたので筋肉がほぐれたのか？運動不足での不具合だったのです｡これを治療しても悪くはありませんが、治療で治ったというのとは違うと思います｡　したがって治療は、①の治療に右Ｈ５Ｆ５、④の治療に左右Ｆ４、⑤の治療に右Ｆ５です｡　また、この患者さんの便秘･胃の治療にみぞおちを押えてもらうのですが、井穴刺絡をするたびに痛みの場所と痛みの深さ、鈍痛かツンと来る痛みか？などかわります｡今回は、胃腸の交感神経の異常興奮の抑制（便秘の治療）のため左Ｆ１Ｆ６を井穴刺絡しました｡みぞおちの圧痛は半分以上改善しました｡もっとあちらこちら押えてもらうと、今まであった痛みの少し下にツンとする痛みがあります。しっかり確認してもらい、右Ｆ２Ｆ６の井穴刺絡をしました｡９０％痛みはなくなりました｡これに、百会を頭部刺絡をします｡　ですが、百会の頭部刺絡の治療効果は、首の痛みや運動制限を改善する効果がありますので、首を左右にクルクル回してもらいます｡動きを覚えてもらっておいて、百会の刺絡をします｡結果、首はクルクル、胃の圧痛もなくなりました｡　虫垂炎手術痕に対する圧痛の治療では、腰の後ろが軽くなり座っていても感じなくなって、眉の傷痕の圧痛に対する皮内針をすると、眼精疲労が改善しました｡ちょうど、眼精疲労のツボに当っていたものと思われます｡と、言うことは、この傷の圧痛が始まって以来、この患者さんは、眼精疲労に悩まされていたのではないかと思われます｡この患者さんは、前回の治療の翌日、朝起きたときに体が重たかった･･･前日の治療によって副交感神経が相反作用で若干興奮した･･･ので、今日はこれで終わることにしました｡　次回の治療は、心臓、肺、眼精疲労の治療をします｡

おじいちゃんの夏風邪 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 8月30日(水)08時52分44秒

昨日のお昼、食欲がなくって、まったく元気がありません｡我が家のおじいちゃん８３歳です｡それから午後３時過ぎに熱が高くなって３９度くらいまで出ていたようです｡仕事が終わって、夕方、井穴刺絡Ｈ６Ｆ４を中心に、食欲もなかったので左Ｆ１Ｆ６、おしっこが出るのでＦ３、心臓も疲れているようでＨ３、咳は出ていないのでＨ１はしませんでした｡　３０分して熱を計ると０．５度くらい下がっていました｡１時間くらいして、再度、前記の井穴刺絡をして寝ました｡　今朝は、手足の熱っぽさはなくなっていましたが、まだ、熱は３７．５度あります｡脱水状態になって、血液が濃くなり脳梗塞となるのが心配なので水分の補給を十分にやっています｡昨日、一番熱が高いときは、なかなか水をとりたがらないのでちょっと心配しましたが、今日は自分で起きて、トイレにも行っています｡　先ほど、交感神経抑制の井穴刺絡（Ｈ５Ｆ５以外）をやりました。原因は？クーラーをつけっぱなしで寝てたのかな？

腰痛投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 8月29日(火)17時13分52秒

６０歳、男性、自動車整備業｡前屈で洗面する角度から８０度まで痛みがあり、９０度まで曲げると痛みがなくなります｡また、椅子から立ち上がるときに痛みがあります｡側屈では、どちらに曲げても右腰が痛みます｡　左右のF４F５の井穴刺絡をしました｡側屈は軽くなりましたが、前屈が改善ありません｡百会を刺絡すると、前屈、椅子からの立ち上がりともに軽くなりました｡まだ痛みがあります｡そこで、百会の１cm後ろを頭部刺絡しました…またまた良くなりました｡次に、百会の１cm前を頭部刺絡しました…ほとんど痛みがなくなりました｡

テニス肘 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 8月29日(火)17時10分18秒

５７歳、男性、３０歳からテニス｡右の肘を曲げると、肘の小指側に痛みがあります｡伸ばしても、ねじっても同じところに痛みがあります｡それとともに、若干親指側にも突っ張り感もあります｡また、左の腰にも痛みがあります｡　小指側ですから、H３の井穴刺絡をしました｡ぐっとねじると、肩の後ろにも突っ張った感じがありH４・小腸経も井穴刺絡しました｡どちらも、刺絡後は痛みもなくなり楽になりました｡仕上げに、皮内針をして終了です｡次回は、バンキー治療をしっかりやるつもりです｡テニス肘には、患部にバンキーをするのもなかなか効果をあげます｡　しかし、このままテニスをしばらく休めば、もっと良くなるのでしょうけど…

喘息投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 8月28日(月)18時25分57秒

女性、５０歳、看護士｡３０歳の頃から喘息がでる。今日も今朝、気管支拡張剤。井穴刺絡の前に薬を使うと、井穴刺絡で治るところは、薬が作用してしまうので、その部分での改善がみられない事が多いようです｡　案の定、Ｈ５Ｆ５の井穴刺絡で呼吸の改善はありません｡Ｈ３をやっても改善はありません｡この患者さんは、甘いものが好きで、昨日も食べたというほど…毎日食べているようです｡食事の改善はご自分でやっていただくように指導して、それ以外の喘息の要素を考えると、心身に対するストレスです｡　大人の喘息は、心身のストレスからはじまることが多く、その場合｢肩こり｣になることがあります｡この患者さんは、「肩こりはない｣といわれますが、どこかで揉んでもらったら｢こってますね｣といわれたそうです｡それで、首を曲げてもらうと、左の肩が特にコリが強いようです｡　肩こりの圧痛点に皮内針をしましたら、コリが少し楽になって、それと同時に呼吸が楽になりました｡｢２１世紀の医学｣に出てくる｢大椎の６穴」に針をしましたが、こちらは、あまり改善がありませんでした｡　首を回してもらうと、まだこっているようなまわり方､スムーズではありません｡でも、本人は、少し楽になったといいます｡それで、次に、百会を頭部刺絡してみました。おっ、首のまわりが良いかな、続いて神庭（前髪の生え際から２ｃｍほど上）を頭部刺絡しましたら…なんとなんと、首がクルクルクルクルまわるようになりました｡まるで油をさしたようだと言われます｡　そうなんです、肩こりの人は、肩こりが改善しないと、自分が肩がこっていたということがわからないのです｡しかも、それと同時に、呼吸が楽に、深呼吸をしても、なんとも薬がしっかり効いているがごとく改善しています｡　残念ながら、明日も治療しないと、またもどってしまうと思いますが、このような東洋物理療法で改善することを体験されただけでも良かった、私がおすすめするような治療法も選択してみる価値があることをわかっていただけたと思います｡

そけい部の痛み 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 8月28日(月)13時55分53秒

下の患者さんの、奥さんですが、なんと、左脚がご主人と同じように開脚制限です｡Ｆ１Ｆ２Ｆ３をやると、少し良い｡Ｆ２を再度井穴刺絡すると、また、少し良い｡眉毛の中央やや上（Ｆ５胆経上）にキズがあります｡この圧痛点に皮内針をすると、開脚がもっと良くなりました｡　開脚は、Ｆ１Ｆ２Ｆ３と、Ｆ５の拮抗で行われていますので、良くなったのでしょう｡　この患者さんは、ステロイド皮膚症になっていますので、まず、Ｈ５Ｆ５をやって、後にＨ６Ｆ４中心に交感神経の抑制もする予定です｡１０年前にステロイド離脱をされていたのですが、アトピー治療で有名な四国の病院に行って、また、ステロイド軟膏治療をされたそうです｡せっかく離脱していたのに、まったくもったいない｡ステロイドを塗ったところだけが新陳代謝が落ち、活性酸素焼けして黒くなっています｡　副交感神経の抑制がめどがついたら、交感神経の抑制をして、食事を改善し、ビタミンＣやアミノ酸エキスで治療予定です｡…足湯もやっているのですが、最近は、暑くなったから止めているそうです｡副交感神経↑の人は、夏に一年間の汗をかくつもりで足湯をするようにすすめました｡

股関節･そけい部の痛み 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 8月28日(月)13時46分25秒

５５歳、男性、趣味空手｡股関節を開くストレッチをやっている途中で、ビキッ！とやってしまい、それから一ヶ月そけい部に痛みがあります｡開脚ができません｡右のそけい部に痛みがあります｡　仰向けに寝て、右足を立てて外に倒すと痛みが強くなります｡少しですが、膝の外側にも痛みがあります｡　右Ｆ１を井穴刺絡しました、あまり改善がありません｡右Ｆ２を井穴刺絡しました、とても楽に開脚できるようになりました｡右Ｆ３の井穴刺絡をしました、またまた楽になりました｡　そこで、膝の外側・胆経右Ｆ５を井穴刺絡しましたら、膝の痛みが無くなり、左足と変わらないくらい脚が開くようになりました｡　右肩の腱を傷めて手術してますので、肩の上、少し前方のキズ１０ｃｍの圧痛を調べましたら、真中に少し痛みがありますので、ここに皮内針をしましたら、肩の動きも楽になりました｡　深呼吸をするとみぞおちまで空気が入ります｡Ｈ３の井穴刺絡をしましたら、少し広く、深く入ってきました｡少しだけ心臓が疲れていたようです｡　この患者さんは、空手をやっていますが、運動が趣味で柔軟体操がとても好きです｡私より前屈は２０ｃｍ以上良いのですが、もっと楽に曲がるようにならないか！？と、趣味に付き合って、Ｆ４Ｆ３の井穴刺絡をしました｡「うーん、少し楽に曲がるようになった気がする｣この井穴刺絡は、趣味です｡

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