井穴刺絡研究会

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感謝投稿者：よもぎ 投稿日： 4月25日(火)00時18分23秒

先生の豊富な治療実績に基づいた貴重なご指導、ご意見をいつもありがとうございます。これからも慎重に真剣に取り組んで行きます、今後ともよろしくお願いします。

アトピー性皮膚炎 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 4月24日(月)08時31分59秒

よもぎさん、おはようございます。病院で治療を受けているということは、ステロイドを赤ちゃんの頃から使っているということでしょうか？それで、しかも芳しくないということは、そうとう薬での交感神経の興奮作用が行き詰ってしまっている、病院でこれからやる治療、もしくは、今やっている治療が、もっと強い薬を使う方向や免疫に直接作用させる薬を使っているのであれば、井穴刺絡で効くところをすべて効かせている（ちょっと表現があやふやですが）　これからの治療で、薬を減らす方向であれば、減らしながら（だんだん副交感が↑してきます）井穴刺絡で調整する・・・しかも、今まで薬で交感神経を↑してきたのでＨ６Ｆ４で交感神経も抑制する治療をする事になるのではないかと思います。とても時間がかかり、あれこれと症状が出る可能性が大きい治療経過をたどる事が予想されます。　１５歳は、治療のひとつの目安で、年齢的に、がんばればここ何年かでなんとかなる歳ですね。私たちの体は２０歳くらいで少し変わり、２４歳で随分と変わります。この変化は、新陳代謝や治癒力と同調していると思います。２０歳まであと５年です。　私の患者さんで、１６歳で治療に来て、本人、お母さん共々大変努力されて、今は２６歳、子ども二人にはめだったアレルギーはありません。ところが、この方のお姉さん本人にはアレルギーはなかったのですが、子どもに出ました。それも、今では良くなりましたが、妹さんの経験がとても役立ったのは確かです。　５年は、長いようですが、とても短い、あっという間です。　症状に対する見極めですが、薬を使って症状がおさえられているとわかりません。先日来られた喘息の患者さんも、朝、薬を使ってきて症状が軽くなっている（少し呼吸音がしますが）井穴刺絡Ｈ５Ｆ５をやっても、呼吸の改善は、それ以上ありませんでした。良くなる部分は良くなっている、それ以上は変化なし。　ところが、喘息の薬を長く使っているための心臓の症状（胸苦しさ）と胃の症状（胃の圧痛・胃炎）は、心臓Ｈ３、胃左Ｆ1Ｆ6で良くなりました。これに関する薬は使っていませんでした。

Ⅱの続きです 投稿者：よもぎ 投稿日： 4月23日(日)20時34分48秒

症状に対して、その刺絡療法が適応しているか否かの見きわめ時は一般的にはどのようなものでしょうか？　質問ばかりで申し訳ありません。

脳貧血Ⅱ 投稿者：よもぎ 投稿日： 4月23日(日)20時18分43秒

早速にお返事いただき、ありがとうございます。　言葉足らずで失礼しましたが、この女の子はＨ５，Ｆ５を刺絡する予定で手、足ともに温めていたのですが脳貧血のため今回はＨ５のみで終えました。彼女のお母さんによりますと、アトピーは赤ちゃんの頃から出ており病院にて治療も受けているが芳しくないとのことです。ホームページにある「副交感神経の原因と誘因」も説明済みです、もう少し刺絡療法で様子をみたいと思うのですが、いかがでしょうか？　ファインタッチは強く押し当てて使用していました調整します。

脳貧血 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 4月23日(日)19時05分27秒

こんばんは、よもぎさん。足と手と両方温めると、副交感神経が強く働いていたのではないかと思います。Ｈ５を井穴刺絡するのであれば、手だけ温めるので良いのではないでしょうか。もちろん、座位よりも寝ていたほうが脳貧血はおこしません。生理中であれば、副交感神経がまたまた強く働いているので二重に脳貧血を起こす条件がそろってしまったのですね。　痛みに弱い人がいます。副交感神経↑の人は痛みを大きく感じてしまうのです。男女差はないかもしれません、それより、自律神経の興奮状態によって痛みの感じ方は違います。逆に、交感神経↑の時は、骨折していてもあまり痛みを感じない事もあります。痛みの出にくい方法は、なるべく針先を出さないで刺す事です、温めるのがやっぱり出血しやすくします。もしかすると、ファインタッチを強く指に押し当ててませんか？刺す痛さと、押し付ける痛みの違和感が重なるととてもいやな痛みになります。　井穴刺絡療法はもちろん鼻炎やアトピーに効果がありますが、それ以前に、食事、毎日の生活を改善していなければ良くならないと思います。１５歳でしたら、毎日汗をかくくらいに運動させるほうが良いのでは？この年齢で、試験勉強で運動を止めさせたらアレルギーが出てしまった、おまけに、勉強が出来なくなったという例をたくさん聞きます。　ここのホームぺージの副交感神経の原因と誘因を参照してください。

脳貧血 投稿者：よもぎ 投稿日： 4月23日(日)18時47分33秒

　稲舛先生、いつもありがとうございます。　早速で恐縮なのですが今日、１５歳の女子に足湯と手を温めた後に座位で左右のＨ５刺絡（アレルギー性鼻炎とアトピー性皮膚炎の治療の為）を終えところ脳貧血をおこしました、ベッドで休み１０分程でもとに戻りましたが今日はこの時点で中止しました。前回の２回はこのような事は無かったのですが今回は月経中、足湯の時間も少し長くなった事が影響したのかと思うのですが今後はベッドで横になった状態で刺絡を行った方が良いのでしょうか？　そしてファインタッチを使用しているのですがとても痛がる上に鼻炎、アトピーの症状にあまり変化がみられず気にかかります。　痛みの出にくい方法などがありましたらご教授いただきたく、よろしくお願い申し上げます。

現状は 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 4月22日(土)09時55分56秒

鍼灸学生さん、お若いのでしたら、研究開発がんばってください。鍼灸師の先生がどのようなもので刺絡をしているか？実際不明です。刺絡学会としての提案というか、理想というというものは、これからだんだんと確立されてくるでしょうが、今のところ、注射針でやっている人もいるようです。注射針はとても痛い、治療後自分自身に刺さると感染の危険性が大きい（針むき出し、穴が開いているので血液などがたくさん）三稜針も様々で、メーカーが｢これが三両親ですよ｣というものが三稜針七日、医療器具としての企画があるのか私にはわかりませんが、三稜針にそのようなマークがついているのを見た事がありません。昨年から法律も変わったので今はついているのかもしれません。誰か詳しい人いたらお答えください。糖尿病の患者さんが、自分で血糖値を測るときに使う器具は、とても安全、使い捨てに出来ていますから、これを改良して三稜針ができればという願いはたくさんの方が持っていると思います。実際この種のもので刺絡やっている鍼灸師の先生もいます。　刺絡鍼法も三稜針もまだまだ｢これだ｣という定義のようなものも出来ていない、これからみんなで良い方向に持っていかなければならないのですね。　鍼灸学生さん、これからは、あなたの時代です、私も負けないようにがんばります。

回答ありがとうございます。 投稿者：鍼灸学生 投稿日： 4月21日(金)23時55分35秒

今は糖尿病患者の鍼は使わなくなったのでしょうか？あれ簡単でよかったんですけど…。本では30～40滴血液を出すとかいてありましたが、そうなると見た目出血のイメージが強くなってしまうような気もしますが…すべて刺絡しなくても治療はできると思いますが、前いっていた帯状ほうしんの治療にてきめんのものはやってみたいですね～。早くうまい研究が発表されて刺絡が確立できればと思います。

「井穴刺絡研究会・福岡｣のビデオ製作 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 4月20日(木)18時19分56秒

下に書いている福岡で私（稲舛）がやっている井穴刺絡研究会・福岡のビデオが出来ました。　内容は、私が毎日やっている治療をモデル（参加者）で再現して治療するという内容です。前に収録した｢自分で出来る井穴刺絡｣の後にくっつけようと思ったのですが、もう一度録りなおしをしなければならない部分があるのと、この研究会のビデオだけで１時間以上あるのでくっつけられなくなってしまったのです。　ご自分で井穴刺絡をしようとする方は、まずは、練習にここに収録されている｢肩こり、首こりの治療｣を治療者と患者さんを自分でやってみてください。ベテランの治療家の先生方にはとてもお恥ずかしいのですが、お若い方や何だか治療に行き詰っている方はどうぞ参考にしてみてください。難しい勉強は必要ありません。　もし、本で勉強をとお考えでしたら｢２１世紀の医学｣（浅見先生の所か、私の所におたずねください）と｢経絡テスト｣（一般書店にあります）の２冊お買い求めください。全部お読みになる必要はありません。｢２１世紀の医学｣は、最後のほうに虎の巻があります。まずは、その１０ページくらいを実際に患者さんにやってみてください。｢経絡テスト｣では、絵を参考に、その動きで導き出された経穴・経絡の井穴を刺絡してみてください。ほんとに良くなります。きっと、毎日の治療が楽しくなります。　ビデオのご注文は、ＦＡＸ０９２－２８１－１５７０まで、お名前、ご住所、電話番号、希望ビデオ（ＤＶＤまたはＶＨＳのいずれか）などお書きいただき送ってください。お値段はＤＶＤもＶＨＳもいままでと一緒です。

三稜針 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 4月20日(木)05時46分23秒

おはようございます、鍼灸学生さん。そうですね、鍼灸師は三稜針で刺絡を行うのを日本刺絡学会では｢鍼法」の一種だと定義づけています。刺絡学会の教科書（紫色の本）でもそういっていますが、これも決まった事ではありません。前回の研修会でも刺絡の事件の説明がありましたが、刺絡をする針についても、最初は石（へん石）だったのが、刀状のメスのようなものになったり、だんだんと槍のようなものになったのであって、これから将来どのような形状のものが三稜針となるかわかりません。　医療機器で血液がつくものですから、今の針が滅菌使い捨て（ディスポ）になったように、三両針も当然そのような使い捨てになる事が望ましいと思います。今のところ、三稜針を使う場合、個人専用にして、消毒滅菌後、小さな試験管に入れて名前を書いて保存という事でやっています。まだまだいろんなやり方があるとおもいますので、研究してみてください。　今、問題にされているのは、刺絡をしたときの｢出血量｣のようです。たくさん出るのは、どうも・・・皮膚刺絡をして、吸玉をかけて、どんどん血が出てくる、というのは、問題があるのではないかということです。このあたりは、日本刺絡学会が行っている研修会にこ参加ください。私も時間が許す限り出席しています。大阪と東京でやっています。

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