井穴刺絡研究会

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アドバイスありがとうございます 投稿者：シュウ 投稿日： 3月 6日(月)13時59分25秒

★妻の鮮血は、3日目にはなくなりました。前夜、楊枝の頭で人差し指を少し押しただけで、ギャーギャー騒いでいたので、先生のアドバイスに従い、今後はもっとマイルドなアプローチに変えようと思います。痔→百会、腸→Ｆ1Ｆ6なども勉強になりました。ありがとうございました。

糖尿病の井穴刺絡療法について 投稿者：アメリカボクシング速報 投稿日： 3月 6日(月)13時07分45秒

こんにちは。はじめて投稿させて頂きます。糖尿病の井穴刺絡療法における治療法について２つお尋ねさせてください。１．他のサイトで、糖尿病には左Ｆ１・Ｆ６・Ｆ３と右Ｆ２・Ｆ３となっていましたが、ぎんなん治療院様ではどのように治療を致しますか？そして治療頻度はどのようにお考えですか？個人的にな勝手な憶測では、１週間に一度の治療でよいのかなと思っています。２．糖尿病の治療をすると大体どのくらいで効果が数値として（血糖値やヘモグロビン）と出始めますか？アメリカで学生をしていまして、出来れば井穴刺絡療法を利用して博士論文のためにリサーチをしたいと考えています。リサーチ期間をどのくらい取れば良いのか全く分かりません。アドバイスをよろしくお願い致します。 Tulane University PhD Student

http://6025.teacup.com/inamasu/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.miketyson.jp%2F

副交感神経異常興奮 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 3月 6日(月)10時40分4秒

季節は真っ只中！ですね。昨日はあんなに天気が良かったのに、今日は前線上を低気圧が通って雨です｡それにつれて、副交感神経はますます興奮して、いろんなアレルギーの症状が出てきます｡　先日は、嘔吐、嘔気の相談の電話がありました｡おばあちゃんは、カツ丼を食べてゲロゲロ吐いているそうです、相談者はお腹の具合が悪くカツ丼食べるのを止めていたそうで、正解でした｡（カツの脂、コロモに付いた大量の酸化した油が副交感神経↑にします）Ｈ５Ｆ５の井穴刺絡をすると、嘔気、下痢がパッと止まったそうです｡　私も目が少し痒みが出ています｡これで引っ掻いてしまうと、キズが治るときの痒みといっしょにもっと痒くなります、ガマンして、Ｈ５Ｆ５の刺絡で回避します｡　今朝の患者さんは、めまい、嘔気があります｡娘さんに連れられて来られました｡一人では歩けない状態です｡Ｈ５Ｆ５の刺絡をするとめまいの揺れがゆっくりになったそうです｡二回目の手のＨ５をする頃には、ほとんどめまいは止まり、上を向いたときだけ、グラッとするようなので百会の刺絡をしました｡百会の刺絡中、腰掛けてもらうので、手足の薬指に千年灸をしました｡左足だけ熱く感じ、それ以外はぜんぜん熱くありません｡自宅でも千年灸をやってもらうことにして終了です｡　そんな治療をやっているときに、わが娘は、学校に行きたくないとぐずっています｡常から副交感神経↑の彼女は、低気圧･雨降りで完璧に異常興奮してしまって、気持ちに出てしまったようです｡こんなときは、出かける前グズグズして、何か行かないようになるチャンスを狙っています｡母親がぐずる娘に｢熱を計ってごらん｣と言った時、チャンス到来ですね｡いきなり学校行かないモードに切り替わり、テンションがピロピロピーッと下がるのが見えました｡　副交感神経には多様性がある、その人の感受性が高いところに反応して症状が出ると浅見先生は言われます｡まったく観察に値する出来事ばかりです｡　嘔吐や下痢をタダ止めただけではだめです｡悪いものを食べてなければ副交感神経↑なのですから･･･痒みがでたからといって薬を塗っても何も解決しません･･･めまいがしたのであれば、副作用もない、誰にでもすぐできる井穴刺絡です･･･子どもが学校に行きたくないのは、副交感神経↑がほとんどです｡見捨てたりしないで応援して、励まし、何とか学校に行かせる、行けば交感神経が働いて、いきなり元気なわが娘になるのですから、ほっとくと登校拒否、朝起きない、学校行かなくてもいいんだな、昼夜逆転に･･･親子でがんばってください｡

痔の治療 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 3月 6日(月)00時30分33秒

痔も井穴刺絡療法がとても良い効果を上げる事が多いのです。患者さんの中にも痔の方がいらっしゃいます、毎回、百会をリクエストされます。治療は、腸なのでＦ１Ｆ６と肛門周囲は膀胱経なのでＦ４、もちろん、交感神経の抑制の意味もあります。また、腎経Ｆ３も良い事があります。仕上げは、百会です。　百会以外は、千年灸はいかがでしょう？百会は押すしかありませんかね。 ■嫌がっているのを無理にするのは、絶対止めたほうが良いと思います・・・もう、やりました？返事が遅れてすみません。今東京から帰ってきたところです。

下血について 投稿者：シュウ 投稿日： 3月 4日(土)14時19分10秒

★尾籠な話で申し訳ありませんが、私の妻５４才が、昨日と今日、朝の大便時に、下血しました。今日の排便後の便器を見ると、汚水の部分が真っ赤で、びっくりしました。インターネットで調べた限りでは、肛門付近の出血の時に鮮血となり、痔が原因の場合が多いとありました。そこで、シラク的対処法として、交感神経↑と考え、Ｈ６Ｆ４を押してお灸するのが妥当かな、と考えております。（妻は胃腸クリニックへで診断をあおぐことも、私が針で血をだすこともいやがっていますので。）稲舛先生のアドバイスをいただければ幸いです。

帯状疱疹後神経痛 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 3月 3日(金)19時52分7秒

神経痛の中でも、最も手ごわい帯状疱疹後神経痛ですが、またまた、お近くの鍼灸師の先生から患者さんをご紹介いただきました。ありがとうございます。さて、４４歳、男性、帯状疱疹後神経痛が出て、まだ二ヶ月ほどです。帯状疱疹は、まー、こんなもんかというくらいで良くなったのですが、それから数日して神経痛が出て「あー、こんな事になるのか！」と悩まれているそうです。　症状は、左の顔面がビリビリした感じ、はれぼったい、触ると痛みがありますし、触らなくてもビリビリ感があります。何回も触ってもらい、今の痛みを覚えてもらいます。眼を大きく開いたり、口も開いたときの感じも覚えてもらいます。　左手足の薬指を除いたＨ1Ｈ2Ｈ3Ｈ4Ｈ6、Ｆ１Ｆ２Ｆ３Ｆ４Ｆ６の井穴刺絡をしました。治療をやっている途中から「あー、何だか先生、いい感じです」といわれ、終わった頃には、ずいぶん楽になったと言われました。これから1週間、自分で井穴刺絡をやってもらう事にしました。

井穴刺絡は神経、みずきさん 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 3月 2日(木)15時09分46秒

浅見鉄男先生の｢２１世紀の医学｣をご一読いただければと思います｡だいたいのことは、このホームページにも書いてますが、井穴刺絡学では、神経に対する抑制効果によって、症状を改善させるとしています。　神経は、体性神経と自律神経ですが、体性神経の治療では、経絡上の痛みやそれに関連する可動域制限を井穴の刺絡で改善させるとしています｡　自律神経では、交感神経、副交感神経、どちらの神経が異常興奮しているか、そして、その影響がどの臓器や組織に及んでいるかによって、どの井穴を刺絡するかを決めています｡　「２１世紀の医学」は、ほとんどが臨床例で、浅見先生の理論も鍼灸師が勉強してきた解剖学や生理学でだいたい理解できるものと思います｡とてもおもしろい本ですよ｡

内臓投稿者：みずき 投稿日： 3月 2日(木)11時44分51秒

先生、ご回答ありがとうございます。私は、陰陽交差取穴（井穴はたまに使います）をよく利用しているので、刺絡も効果があるのかなと思い、質問させて頂きました。井穴刺絡は陰陽調和の考え方ではなく、内臓と内臓をまとう経絡を重視した治療とでも言えるんでしょうか？今後は井穴刺絡も積極的に臨床に取り入れたいと思っています。浅見先生は９２歳ですかぁ・・・　負けていられないですね！がんばります！

左右について 投稿者：ぎんなん治療院 投稿日： 3月 1日(水)13時38分45秒

こんにちは、みずきさん。この患者さんの場合、右膝の痛みで抹消の問題でしたので右の完骨の針をしています。中枢性のものでしたら、左となる事もありますし、両方の事もあります。　肝臓の井穴刺絡では、臓器が右にあるから右の肝経Ｆ２であり、胃は若干左にあるので左Ｆ１を重視しています。が、逆をやってはいけないという事はないと思います。と、浅見先生はおっしゃいますが、臨床で実際やってみると、右Ｆ１でまったく反応がないのに、左Ｆ１を刺絡すると胃腸症状の改善が確認できる事がたくさんありますので、結局、臨床の結果といったほうが良いのではないか？と思います。ちなみに、心臓Ｈ３も左で効果を出す事が多いのですが、右のＨ３も良い事もあります。これは、肝臓や胃腸のようにはっきり左右差が出ません。浅見先生によれば、左のＨ３は心臓の前壁、右のＨ３は心臓の後壁の治療をするのだといわれます。これも、臨床によって得られたものではないかと思います。　陰陽交差的な取穴はしません。そのまま、痛みや可動域制限がある経絡の井穴を刺絡します。　巨刺ではありませんが、痛みの治療（体性神経・経絡上の症状の治療）では、例えば、「肩こり」で左右真横に首を曲げチェックした場合、左真横に曲げると右の首肩が痛むときに、右のＨ５Ｆ５の井穴刺絡で良くなったとします。患者さんは①「右肩が楽になった」という答えと②「左肩がつらくなった」という二つの答えをされる場合があります。②と答えられた場合には、左のＨ５Ｆ５の井穴刺絡をすると「あー、楽になった」と肩こりが良くなります。　これは、右肩が１０痛んでいて、左肩も５痛んでいたとします。右肩の１０の痛みを３くらいに治療すると、左肩のほうが５－３＝２痛いという事になってしまったのです。今度は、左肩を３まで治療すれば、両方のバランスが取れて「あー、楽になった」です。　また、頭部刺絡の場合には、左の症状では、右の頭に頭部刺絡をしますね。これは神経が交差しているからそうするのだと浅見先生は言われます。　しかし、そんな難しく考えないで、患者さんの事を考えれば、早く良くなるのが先決なのだから、反対側の井穴刺絡もやってみてはいかがでしょう？そして、その臨床のデーターが積み重ねられると、思っても見なかったような新事実が出てくるかもしれません。　私自身の経験からですが、アレルギーのジンマシンが出てしまったとき、毎日Ｈ５Ｆ５をやっていると、井穴がタコのように固くなってしまったのです。そこで、少しずつずらして、指の真ん中までずらしても・・・効きます。それで、反対側まで延長してみたのですがＨ５Ｆ５の効果が確認できます。と、いう事は、薬指は爪の生え際であれば、どこでも副交感神経を抑制する効果があるということだという事です。これを追試するために、患者さんに１００人ほどやってみたのですが、やっぱり効果があります。　まだまだ、新たな問題やら答えが出てくる可能性があります。アンテナさえしっかり感度を良くしていれば、これからも、もっと楽しくなるのが井穴刺絡療法だと思います。みずきさんも、疑問を持って、井穴刺絡など治療をやってみてください。浅見先生は、ほんの数年前にも「稲舛君、井穴刺絡の新しい効果を見つけたよ」と、眼をキラキラさせていらっしゃいました。確か、９０歳の頃だと思いますが・・・　　浅見鉄男先生　現在９２歳健在。

巨刺投稿者：みずき 投稿日： 3月 1日(水)10時02分36秒

先生こんにちは、いつも勉強させて頂いています。完骨周辺の鍼は右ですか？左ですか？巨刺法でいけば、右なら左、左なら右、上なら下、下なら上ということになるのですが、『21世紀の医学』を読んでいると、必ずしもそうなっていません。また、肝臓なら右Ｆ２、胃なら左Ｆ１Ｆ６のように取穴しておられます。これらは、そういった理論ではなく、あくまでも臨床での結果、有効と判断されてのことなんですね。右膀胱経に異常がある場合、陰陽交差取穴のように、左心経（Ｈ３）を刺絡したりすることもあるんでしょうか？

以上は、新着順31番目から40番目までの記事です。

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