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浅見先生はその昔友人とこれからすすむ自分たちの道について話されたそうです。友人は、これからは予防医学だといわれたそうですが、先生は、治療なんだから今治さなければ、それが治療・医学だと言われたそうです。 どちらも正解だと思います。が、予防は、あくまでも予防であって、治療にはなりません。予防がどこまでできるか?と言うと、???ですし、その道の専門家でも、自分が研究している病気でたくさん死んでいます。では、予防は無理かというと、医学・医療というより、養生だと思います。暴飲暴食、生活や仕事で無理をしない等・・・言い換えれば、毎日の生活で交感神経や副交感神経を異常に興奮させない・・・中庸の生活をしようということだと思います。陰、陽、バランスが取れている=中庸ですね。 未病という言葉がありますが、未病といっても、すでに、兆候が表れているわけであって、それを診れるか、その対応・治療ができるかではないかと思います。私も、予防医学だ!とやっていたのですが、私に縁があるときには、すでに病気の兆候がたくさん表れているので、これは、治療・医学なのですね。浅見先生の井穴刺絡学を学んでいると、そのちょっとした兆候を診る事が、ほんの少しずつでしょうが、わかるようになってきました。患者さんは、体が楽になるのでびっくりされますが、往々にして、自分自身のこと・・・私自身も・・・わからないものですね。 風邪は、交感神経の異常興奮したときの特有な症状の集まりで、インフルエンザも治療法ではその中に入っています。予防法は、一般的な養生法に準じるとして、その兆候が表れたら、H6F4と関連臓器組織の交感神経の抑制の井穴刺絡をされると良いと思います。また、交感神経の風邪⇒副交感神経の風邪、逆に、副交感神経の風邪⇒交感神経の風邪となることがありますので、そのときは、その異常興奮している神経の抑制の井穴刺絡をすることになります。
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