井穴刺絡療法についての質問や感想だけでなく何でもどんどん書き込んで下さい。

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寒くなると出て来る病気や症状がありますが、寒くなると出る脱腸もそのひとつだと思います｡今出ている脱腸は？？？ですが、やってみるとよいと思います｡できれば、来年の秋くらいから、お母さんの調子を見ながら養生されるとよいと思います｡
脱腸はお腹を通る経絡、腎経Ｆ３胃経Ｆ６肝経Ｆ２それに、交感神経の興奮を抑制するためにＦ５の井穴刺絡をされると良いのではと思います｡なかなか出っ放 しになっている脱腸を引っ込めるのは難しいと思いますが、出たり納まったりであれば、このような治療でよいと思います｡また、足湯をされると良いのではと 思います｡

こんにちわ。ご相談させて下さい。84歳の母親なのですが、寒くなると脱腸が出るのですが、これも井穴刺絡で治るでしょうか？高齢なので、手術とかは避けたいと思います。宜しくお願いします。

　Ｄｒこうようさん、専門のご意見、ありがとうございます｡これからも宜しくお願いいたします｡こうようさんが難しすぎて寝てしまうくらいですから、私は手をつけないほうが身のためのようです｡もちろん、そんな難しい話は、入口にも立てないと思います｡
　肝臓や胆嚢の自律神経が正常に働くように･･･井穴刺絡学が私にはピッタリのようです、が、これもけっこう難しいのです｡毎日難題｡でも、良いところ は、やってみて良くなっていけば良いのであって、その良い状態が続くと治るが見えてくるという浅見先生の単純明快な治療方針。｢２１世紀の医学｣をお持ち の皆さん、浅見先生の理論を読んでみてください、すべてが証明され、すべてを語っているわけではありませんが、４０年の臨床で得た理論（もちろん先生の頭 は優秀、某医大を首席で卒業されたくらいですから）です、きっと疑問に思っている部分の解説に役立つと思います｡

めるやさんへ
外科のＤｒこうようです。
ご主人さんの胆嚢ポリープについてですが、
１０ｍｍ以下でたくさんあるようなので、おそらく
コレステロールポリープと思われます。
エコー検査で、ブロッコリーの形に見えれば（業界用語で「桑実状」と表現します）
まずコレステロールポリープです。これなら大きくなっても治療の必要は
ないとされており、癌になることもありません。
しかしコレステロールポリープでないとすると、ＣＴなどの精密検査をすること
もあります。しかし胆嚢は小さい臓器であり、ましてや数ミリのポリープの
診断となると今の医学では診断に限界があります。
結局診断着かず手術で胆嚢を切除して病理検査で判断することも少なくありません。
癌の場合通常１個かせいぜい２個までで、ご主人のように３個以上あるようなら
心配ないかと思います。統計的にはコレステロールポリープでない場合１０ｍｍを
超すと癌の可能性がかなり高くなります。
コレステロールポリープが出来たのだから、コレステロールの摂りすぎが原因か
質問されることがありますが、何故ポリープができるのかは単純な理由ではないようです。分厚い化学の本があり学生時代読もうとしたことがありますが、読破する前に
寝てしましました。専門的すぎて理解もできません。そういうレベルです。
半年か１年に１回エコー検査を受けて様子をみられたらいいかと思います。

泣くではなく、「なく」です。

うおぉっ、これは、すごい。先生の観察力。患者さんを見られるのもそうですが、右Ｈ３が後壁だということは、私も、浅見先生もあまり言われない事なんですが、良く覚えていらっしゃいましたですね。これは参りした。
やはり、検査に出るという時期は、何か器質的変化が起こってから、その時期ではないかと思います。それ以前の、機能的変化で鑑別診断が出来るところが井穴刺絡のすばらしいところ、それを応用して治療にあたれるのもすばらしい！ですね。
しかも、８２歳、私の父親と同じ年齢で、心臓の検査や手術をすすめられても｢ウーン｣と躊躇するところです、が、井穴刺絡であれば、患者さんに負担もなくこれだけの改善があるのですから・・・！
Ｄｒこうようさんの時にもお話しましたが、日ごろの信頼関係が、始めての治療にも、患者さんは不安泣く受信されるのでしょう、また、信頼関係をつんでいる治療態度が、初めての患者さんの信頼を得る事が出来るのだと思います。
良かったですね、よっしーさん、８２歳の患者さん。

82歳女性の方です。夏ごろから左胸の前から後ろにかけての痛みがあり、一度、締め付けられるように痛くなったそうですが、病院でいろいろ検査したとこ ろ、異常なしといわれました。その後も症状続き、二週間前から痛みが強くなったとのことで再度検査しましたが異常なしで、肋骨じゃないかとのことで整形の 私を受診されました。症状からして肋骨じゃなさそうです。帯状疱疹でもなさそうです。やっぱり心臓じゃないかと思い、左H３をしたところ「先生、大分楽に なりました」とおっしゃいました。たしか後壁は右H３だったなと思い右H３したところ「先生、痛みとれました」とのことでした。やはり心臓からの症状だっ たようです。非常に感謝されて帰っていきました。”左右H３には早期発見の力がある”（２１世紀の医学より）また井穴刺絡の凄さをみてしまいました。

井穴刺絡の説明、どうもありがとうございます。
どうして患部ではなく指先に鍼をするのか、そして「出血」というキーワードをうまく入れて説明なさってますね。参考になります。
患者さんが医療関係者なら井穴刺絡学のことを説明しようかな、と思ってます。（今まで患者さんは一般の方ばかりでしたが）

この掲示板は雰囲気がよく、率直な意見交換が出来る場だと大変気に入っております。
先生、皆様、これからもよろしくお願いします。

おはようございます。めるやさん。ポリープができるということは、そこに神経の異常興奮状態があり、また、結果的に血流障害があるのだと思います｡
胆嚢の治療点は、右足の親指の人差し指側Ｆ２、人差し指Ｆ６です。これは、肝臓の治療点なんですが、肝臓と胆嚢はいっしょの治療点です。ちなみに｢右足｣ というのは、肝臓が右にあるので、左をやってはいけないかというと･･･やっても悪くはないと思いますが、右は必ずやってください｡ただし、胆石など胆嚢 の痛みがあるときは、右Ｆ５の刺絡をすると痛みが軽くなります｡

他にも予備軍があるということは、胃腸のことですかね？予防の意味でやるのであれば、左親指内側Ｆ１人差し指Ｆ６を井穴刺絡してみてください｡また、全身の交感神経の異常興奮状態を抑制するために両足Ｆ４も刺絡されると良いと思います｡

■治療前に･･･
胆嚢にポリープができるということは、右の脇腹や右の背中に違和感があるかもしれません｡治療前に、右側の肋骨の中に指を入れるように、肋骨のふちからお 腹を押してみてください｡もし違和感がなければ、みぞおちを何箇所か押してみてください｡肝臓や胆嚢の違和感がみぞおち（胃部）にあらわれることもありま す｡
違和感があれば、それを確認して、その後に井穴刺絡（右Ｆ２Ｆ６）してください｡
それが改善していれば、その違和感は肝臓や胆嚢に責任があったということです｡

Ｆ２Ｆ６などの番号は、ここのホームページに図や解説があります｡

うーん、日ごろの診療風景がうかがえますね｡先生の優しさにつつまれて、患者さんは、｢この先生がやってくれることだから大丈夫、しかも、中国４千年だから」と、何も疑問をもたず治療を受けられることでしょう｡
私に農業を教えてくれた先生（医師）は、「どんな良い治療法でも、疑いながら治療されたのでは治療効果はあがらないよ」といわれました｡
治療がうまく行くときは、治療者側の｢姿勢｣｢気｣｢オーラ｣｢波動｣･･･と、患者さんとがピッタリ来たときなのかなーと思います｡それに、ミソは、 ｢中国４千年ですね｣この、なんとなく、納得、質問のしようがない納得も必要なことかもしれません｡ここで井穴刺絡学を引っ張り出して、神経が･･･経絡 が･･･体性神経が･･･自律神経が･･･とやったら、疑問と不安が増えるばかりかもしれません｡

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