70才代の膵臓癌の女性、ずいぶんと痩せていらっしゃいます。
この冬はとても寒く、一日中暖房をつけてないと生活できなかった。
どれだけ洋服を着ても温かくない、足も靴下は何枚か重ね履きしていても冷たい。
膵臓癌なので、足の刺絡をしようと冷たさを確認するのですが、もう、冷たすぎて氷の様です。
これほど足が冷たい患者さんもめったにいないくらい冷たい。
試に左F1F6をせいけつ刺絡するのですが、まったく、まったく、刺した感触がありません。
癌の患者さんにせんねん灸をやってもらっても、どれだけやっても熱さを感じないと言われることがあります。
問題がある、治療しなければならない経絡の指は冷えているので、これを利用することもあります。
内科系の疾患で、全部の指にせんねん灸をやってもらって、何個で熱くなったかを手足の図に書いてもらいます。
赤羽先生の地熱感度測定法と治療を組み合わせたようなやり方です。
この冬はとても寒く、一日中暖房をつけてないと生活できなかった。
どれだけ洋服を着ても温かくない、足も靴下は何枚か重ね履きしていても冷たい。
膵臓癌なので、足の刺絡をしようと冷たさを確認するのですが、もう、冷たすぎて氷の様です。
これほど足が冷たい患者さんもめったにいないくらい冷たい。
試に左F1F6をせいけつ刺絡するのですが、まったく、まったく、刺した感触がありません。
癌の患者さんにせんねん灸をやってもらっても、どれだけやっても熱さを感じないと言われることがあります。
問題がある、治療しなければならない経絡の指は冷えているので、これを利用することもあります。
内科系の疾患で、全部の指にせんねん灸をやってもらって、何個で熱くなったかを手足の図に書いてもらいます。
赤羽先生の地熱感度測定法と治療を組み合わせたようなやり方です。
福岡だけなのか、私の周りで風邪を引いた人が増えています。
昨夜もライブ配信を終えて外に出ると、ピラティスのインストラクターの先生が「風邪をひいたみたい」と声が出ていません。
深呼吸で咳が出ます。
つばを飲み込むとのどの左側に痛みを感じています。
病院の検査では「普通風邪」です。
風邪の治療は高位中枢の交感神経を抑制する左右H6F4
のど、声が出ていませんので呼吸器系の治療に左右H1
つばを飲み込むと痛みがあるので、胃腸食道の治療に左F1F6
のどが正中線上にあることを考えて百会と百会の左横の頭部刺絡
しばらくしてラインで「つばを飲み込んでも痛くなくなった」と連絡。
今日は、少しは良くなっているかな?
昨夜もライブ配信を終えて外に出ると、ピラティスのインストラクターの先生が「風邪をひいたみたい」と声が出ていません。
深呼吸で咳が出ます。
つばを飲み込むとのどの左側に痛みを感じています。
病院の検査では「普通風邪」です。
風邪の治療は高位中枢の交感神経を抑制する左右H6F4
のど、声が出ていませんので呼吸器系の治療に左右H1
つばを飲み込むと痛みがあるので、胃腸食道の治療に左F1F6
のどが正中線上にあることを考えて百会と百会の左横の頭部刺絡
しばらくしてラインで「つばを飲み込んでも痛くなくなった」と連絡。
今日は、少しは良くなっているかな?
今夜のライブセミナー「圧痛点」
患者さんが治療に来られる理由で多いのが痛みの治療です。
痛みの治療では、必ず圧痛が存在しないか、確かめるために身体を押さえて痛む所を探します。
意外にも、患者さんが訴える「ここが痛い」と頃とは違うことも多いのです。
正確に圧痛点を探し、ミリ単位でパイオネックスを貼る!効くか効かないかの違いはこの正確さです。
午後8時からご視聴お待ちしております。
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患者さんが治療に来られる理由で多いのが痛みの治療です。
痛みの治療では、必ず圧痛が存在しないか、確かめるために身体を押さえて痛む所を探します。
意外にも、患者さんが訴える「ここが痛い」と頃とは違うことも多いのです。
正確に圧痛点を探し、ミリ単位でパイオネックスを貼る!効くか効かないかの違いはこの正確さです。
午後8時からご視聴お待ちしております。
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三か月前からお弁当屋さんのパート朝から昼まで立ち仕事、一か月やったところで右足に痛みが出ました。
痛みが出始めて一か月ほど、とーとー歩くのも大変!足を引きずってます。
椅子からの立ち上がりが難しい状態です。
座位で膝を上げる動きで痛みが出ます。
手術をされているので傷や癒着の痛みに円皮針を貼りましたが、変化ありません。
腰の痛みは無く、足の圧痛もありませんが、太ももの外側=胆経上には激痛の圧痛があります。
胆経なので右F5せいけつ刺絡をすると少し楽になっています。
脾経F1胃経F6などもやりましたが、やはり胆経です、もう一度シッカリ150回刺絡・出血させましたら痛みは半分くらいになっています。
慣れない立ち仕事で太ももの外側に強いコリと痛みを作っているので、これにテニスボールを当ててほぐすことにしました。
3分ほど激痛の筋肉にテニスボールをあてます(圧迫だけ、グリグリしない!)
一度座って、立ち上がって、悪くなっていないことを確認後またテニスボール圧をします。
なんどかやっていると右足に体重をかけることもできるようになって痛みもずいぶんとおさまっています。
患者さんも自宅で少しやってみたそうですが、テニスボールではあまりに痛いので止めて軟らかいボールでやっていたようです、しかも、当てるところが違う、お尻にあてていた。
「こんなに痛いことをやってもいいのかしら?」と、テニスボールは止めていた。
しかし、ぎんなん治療院にたくさんあるテニスボール、この方の御主人から大量にいただいたものなのです。
良いものでも使い方を知らないと、宝の持ち腐れと言うか…テニスボールの使い方がわかったと言って帰られました。
痛みが出始めて一か月ほど、とーとー歩くのも大変!足を引きずってます。
椅子からの立ち上がりが難しい状態です。
座位で膝を上げる動きで痛みが出ます。
手術をされているので傷や癒着の痛みに円皮針を貼りましたが、変化ありません。
腰の痛みは無く、足の圧痛もありませんが、太ももの外側=胆経上には激痛の圧痛があります。
胆経なので右F5せいけつ刺絡をすると少し楽になっています。
脾経F1胃経F6などもやりましたが、やはり胆経です、もう一度シッカリ150回刺絡・出血させましたら痛みは半分くらいになっています。
慣れない立ち仕事で太ももの外側に強いコリと痛みを作っているので、これにテニスボールを当ててほぐすことにしました。
3分ほど激痛の筋肉にテニスボールをあてます(圧迫だけ、グリグリしない!)
一度座って、立ち上がって、悪くなっていないことを確認後またテニスボール圧をします。
なんどかやっていると右足に体重をかけることもできるようになって痛みもずいぶんとおさまっています。
患者さんも自宅で少しやってみたそうですが、テニスボールではあまりに痛いので止めて軟らかいボールでやっていたようです、しかも、当てるところが違う、お尻にあてていた。
「こんなに痛いことをやってもいいのかしら?」と、テニスボールは止めていた。
しかし、ぎんなん治療院にたくさんあるテニスボール、この方の御主人から大量にいただいたものなのです。
良いものでも使い方を知らないと、宝の持ち腐れと言うか…テニスボールの使い方がわかったと言って帰られました。
繊維筋痛症をネットで調べても、いろんな痛みがバラバラに時々に出ている症状で、原因は不明とあります。
今回の患者さんも痛みがある、原因わからない、だったら繊維筋痛症となったのかもしれません。
行った病院が整形外科や整骨院だったので骨、筋肉系で調べたのではないかと思います。
その結果「異常なし」の診断、わからない病気や症状は“心療内科に紹介”がルートになっているようですね。
●筋肉系・骨…整形外科→動診での痛みの確認
●内臓・婦人科…内科婦人科→腹診での痛みの確認
問診では、問診票に喘息があったことでなにかしら副交感神経の興奮するような事、または、生まれつき遺伝で副交感神経優位な体質なのかもしれません。
就職後に太った90キロくらいになった(現在は80キロ)これも副交感。
副交感神経の興奮のバランスを取るように“熱い風呂が好き”、“音楽はハードロック”と交感神経を働かせることを好まれています。
動診をするとなるほど痛みはいろいろ出てきますが、ほぼすべてが“右側”にあります。
尾骨の打撲があるので、これは最後に百会で治療を考えながら、腹診です。
腹診をすると、右季肋部に肝臓の強い圧痛(酒)、右の腎臓の圧痛があります。
ここまでを考えると、整形外科と内科の診断と治療となります。
痛みの治療(経絡上の痛みを考えて井穴を選定してせいけつ刺絡)は後にして、患者さんの体により重大な内臓の治療で肝臓右F2、腎臓右F3せいけつ刺絡からやりました。
一息ついて、再度腹診すると左の上腹部③にひも状に痛む圧痛=腎臓尿管と考え左F3せいけつ刺絡です。
ここまで内臓の治療をやって最初にやった動診での痛みはほとんど解消、後屈での腰真中の痛みが残っています。
真ん中=正中線上なので百会(尾骨の痛み?)の頭部刺絡をすると鎮痛しました。
痛みの治療では、このように動診、腹診、圧痛点を取ることが重要だと思います。
■次回の5月24日25日「福岡の二日間の強化実習」では、動診、腹診をしっかりと学習、実習して、圧痛点も取る解説と実習を行います。
患者さんが来院するきっかけになるのは“痛みの解消”が多いと思います。
その原因を調べる動診や腹診、圧痛点の探し方は知れば治療の幅も広がり、今まで難儀していた患者さんも治療のヒントや答えが出てくると思います。
今回の患者さんも痛みがある、原因わからない、だったら繊維筋痛症となったのかもしれません。
行った病院が整形外科や整骨院だったので骨、筋肉系で調べたのではないかと思います。
その結果「異常なし」の診断、わからない病気や症状は“心療内科に紹介”がルートになっているようですね。
●筋肉系・骨…整形外科→動診での痛みの確認
●内臓・婦人科…内科婦人科→腹診での痛みの確認
問診では、問診票に喘息があったことでなにかしら副交感神経の興奮するような事、または、生まれつき遺伝で副交感神経優位な体質なのかもしれません。
就職後に太った90キロくらいになった(現在は80キロ)これも副交感。
副交感神経の興奮のバランスを取るように“熱い風呂が好き”、“音楽はハードロック”と交感神経を働かせることを好まれています。
動診をするとなるほど痛みはいろいろ出てきますが、ほぼすべてが“右側”にあります。
尾骨の打撲があるので、これは最後に百会で治療を考えながら、腹診です。
腹診をすると、右季肋部に肝臓の強い圧痛(酒)、右の腎臓の圧痛があります。
ここまでを考えると、整形外科と内科の診断と治療となります。
痛みの治療(経絡上の痛みを考えて井穴を選定してせいけつ刺絡)は後にして、患者さんの体により重大な内臓の治療で肝臓右F2、腎臓右F3せいけつ刺絡からやりました。
一息ついて、再度腹診すると左の上腹部③にひも状に痛む圧痛=腎臓尿管と考え左F3せいけつ刺絡です。
ここまで内臓の治療をやって最初にやった動診での痛みはほとんど解消、後屈での腰真中の痛みが残っています。
真ん中=正中線上なので百会(尾骨の痛み?)の頭部刺絡をすると鎮痛しました。
痛みの治療では、このように動診、腹診、圧痛点を取ることが重要だと思います。
■次回の5月24日25日「福岡の二日間の強化実習」では、動診、腹診をしっかりと学習、実習して、圧痛点も取る解説と実習を行います。
患者さんが来院するきっかけになるのは“痛みの解消”が多いと思います。
その原因を調べる動診や腹診、圧痛点の探し方は知れば治療の幅も広がり、今まで難儀していた患者さんも治療のヒントや答えが出てくると思います。
今朝、起きたら目のカユミを発症、花粉症です。
忙しく井穴刺絡ができない、しばらくそのまま過ごしてましたが、H5F5にパイオネックスゼロを貼りました。
10分ほどすると、目頭のカユミは取れました。
昼から、今度は眼が腫れぼったい。
H5F5井穴刺絡をすると楽になりました。
ついでに、眼の感受性が高い(光がまぶしい)ので、左右F2F6、コメカミ、玉枕の刺絡をすると落ち着いた感じになりました。
忙しく井穴刺絡ができない、しばらくそのまま過ごしてましたが、H5F5にパイオネックスゼロを貼りました。
10分ほどすると、目頭のカユミは取れました。
昼から、今度は眼が腫れぼったい。
H5F5井穴刺絡をすると楽になりました。
ついでに、眼の感受性が高い(光がまぶしい)ので、左右F2F6、コメカミ、玉枕の刺絡をすると落ち着いた感じになりました。
メリーさん、こんにちは。
私が書けるのは、解説書、テキスト程度、それも難しいのでなかなかです。
通信、お読みいただいてありがとうございます。
私が書けるのは、解説書、テキスト程度、それも難しいのでなかなかです。
通信、お読みいただいてありがとうございます。
稲舛先生、職員の皆さまこんにちは。
先月に引き続き今月も家庭治療通信が届きました。ありがとうございます。
〝内臓原因の腰痛・肩コリ〟のお話を興味深く読ませていただきました。
ところで先生はたくさんの文章をお書きになるのですね。〝井穴刺絡講習会参加前に観るべき動画集〟の中で、ペーパーベースの症例集をお出しになるご予定があることについてお話しされていますが、おそらく本を出版されるのだと思いますが、いつ頃書店に並びそうですか。とても楽しみにしているのです!
症例集のほかにも、「まんが井穴刺絡学 理論篇」があったらいいなぁと思っています。中学校の生物レベルとのことですが、21世紀の医学に書かれている内容は何とも難しいのです、、、
先生が本をお書きになって、国立国会図書館に本が保存されたら、先生の治療の記録がずーっと残りますね。
ご投稿されていらっしゃる方々の記事も、ほんとに貴重なので残ってほしいです。
先月に引き続き今月も家庭治療通信が届きました。ありがとうございます。
〝内臓原因の腰痛・肩コリ〟のお話を興味深く読ませていただきました。
ところで先生はたくさんの文章をお書きになるのですね。〝井穴刺絡講習会参加前に観るべき動画集〟の中で、ペーパーベースの症例集をお出しになるご予定があることについてお話しされていますが、おそらく本を出版されるのだと思いますが、いつ頃書店に並びそうですか。とても楽しみにしているのです!
症例集のほかにも、「まんが井穴刺絡学 理論篇」があったらいいなぁと思っています。中学校の生物レベルとのことですが、21世紀の医学に書かれている内容は何とも難しいのです、、、
先生が本をお書きになって、国立国会図書館に本が保存されたら、先生の治療の記録がずーっと残りますね。
ご投稿されていらっしゃる方々の記事も、ほんとに貴重なので残ってほしいです。